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Posted by ミリタリーブログ at

2017年01月14日

日本陸軍 実物 水嚢(折り畳み式布バケツ)

皆さんおはこんばんちは!とても冷えますねぇ・・・

さてさて今回は今年最初となる日本軍実物装備品をご紹介したいと思います。

という事でいつも通り画像から。



こちらは日本陸軍 実物 水嚢(折り畳み式布バケツ) になります。

かなり久し振りの実物装備品の紹介ですね・・・!
こちらは昨年の京都でのサバゲイベントでZ部隊さまより購入させて頂いた品で御座います。
(この場を借りて改めて御礼申し上げます。有難う御座いました!)



実物水嚢上面の画像。

水嚢・・・布バケツですが何故このような物を?と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
軍隊では水の確保は極めて重要でそれが戦地ともなると重大な問題です。
水分補給、飯盒炊飯と挙げたらキリがありませんね。

この水嚢は部隊でどれぐらいの単位で所持していたのかは存じませんが・・・
欠かす事の出来ない物だったと私は思います。
持っていて損はありません・・・!ですのでZ部隊さまから購入したのであります!(笑



水嚢本体生地
ズーム画像。

帆布生地製となっており生地は黄みのある褐色の色合いになっております。

古い物ですので経年による汚れや解れは随所にありますが
破損などは一切御座いません





水嚢はこのような饅頭の皮?(スイマセン良い表現が思い付きませんw)ような状態で折り畳まれております。





水嚢の上下部を離していく事で開いていき・・・



このように展開致します。

シンプルながら確実に開閉出来ます。
難しい操作は一切御座いません!



水嚢の容量はどのくらいでしょう・・・?

4~5リットルは余裕で入りそうですね。





水嚢の縁部の画像。

水嚢の縁丸型の形状をしております。
かなり太めで堅牢な材質の物が内蔵されており簡単には変形しません。

この内蔵されているのは金属の物でしょうか?詳細が気になる所ですね。



水嚢下部(底部)の画像。

ちなみにこの丸型の縁上部と下部が同様の形状をしております。

この形状のおかげで折り畳みし易く尚且つバケツとしての機能も果たしているのです。



水嚢下部(底部)の全体画像。

底部十字縫い付けられております。



またバケツとしての機能の為か
この底部十字の紐縁側縫い付けられております。



どうやら水嚢には底部検印の類があるようなのですが
この品は汚れや経年の為薄れており判別出来ませ





水嚢両側面の画像。

底部はこのように上部へ繋がっております。



水嚢側面上部には通す為のループ縫い付けられております。

このループ生地水嚢本体とは異なる生地のようですね。



水嚢の紐部の画像。

水嚢の紐底部だけでなく上部内側からのも存在します。



上部側水嚢内部縁の下に縫い付けられております。

やはり2つあるのは水を入れた際の負荷分散といった意味合いがあるのでしょうか。
しかし手提げ紐2つあるので装具類への縛着もし易そうで便利だと思います。



紐部のズーム画像。

は特徴のある二段織り生地となっております。




最後に実際の水嚢の使用例の写真を。

こちらはノモンハン事件期の物で有名な写真ですね。
どこの兵科の兵士は分かりませんが官給長靴を履いており
馬に水を飲ませている写真です。

水嚢はよく見ると今回紹介した物とは底部紐の仕様異なりますね。
水嚢にもバリエーションがあるという事だと思います。
そうなると比較的古い時期の物は希少価値がある事になりますね・・・!



水嚢に水を入れる兵士の画像。

季節に関わりなく水嚢が使用されております。
            


こちらは馬の鞍縛着された水嚢と思しき物の画像。

モノクロかつ不鮮明な写真も多いので畳んだ防蚊覆面混同してしまう場合もありますが
水嚢太い縁と紐など構造を知っていれば判別出来ると思います。


さて以上で日本陸軍 実物 水嚢(折り畳み式布バケツ)の紹介になります。

Z部隊さまのおかげで中々購入に踏み切れなかった水嚢を入手する事が出来ました!
本当に有難う御座います・・・!

さてこの水嚢。どのように活用しようか・・活用する機会があるのか分かりませんが・・・(汗
軍隊には必要不可欠な品で御座います。
使う機会が巡ってきそうなイベントに参加出来るように努力したいと思います・・・!

さて今回は以上になります。

ではでは~
ノシ

  

Posted by アンチョビことチビ at 19:09Comments(0)・日本軍 実物 装備