2017年02月11日
中田商店製 複製 日本軍 十字鍬(鶴嘴) ②
皆さんおはこんばんちは!いやぁ寒い日が続きますねぇ・・・
しかも雪が降り続いたりとお住みの地域は大丈夫でしょうか?
私の住んでいる地域はめったに積もる事はないのが幸いです。
さてさて今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います。
2017年初のあのショップさまの品を紹介したいと思います。
まずはいつも通り画像をば。
こちらは中田商店製 複製 日本軍 十字鍬(鶴嘴)になります。
今年初の中田商店さんの製品の紹介になります!
こちらは最近入手した品で中古品になります。
既にお気付きになれた方もいらっしゃるかもしれませんが
十字鍬は以前に当ブログで紹介させて頂きました。
ちなみに以下が該当記事になります。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e392181.html (中田商店製 複製 日本軍 十字鍬嚢 )*処分済み*
しかし数年前紹介した品は十字鍬は柄は無くまた十字鍬本体は中田製ではない品でした。
同社の小円匙とは違い中古品でもあまり出回らない品で貴重な品でもあったのですが
欠品あったので2~3年前に処分しました・・・ですがこの度ようやく揃った品を入手する事が出来ました。
それでは細かく見ていきたいと思います。こちらは十字鍬(ツルハシ)の画像になります。
ようやく柄ありの物を手に掴む事が出来ました!
第一印象は思ったより小さい?と感じましたね。
小円匙に慣れているせいでしょうか?細い鶴嘴はやはり新鮮に感じますね。
続いては十字鍬本体部の画像になります。
色合いは鉄帽のようなくすみのある茶色といった感じでしょうか。
鶴嘴本体を上面、下面から見た画像。
当然ながら中央は柄を挿入する穴が御座います。
尖った先端部の画像。
こちらは後部の画像。
裏側の独特なライン(形状)もしっかり再現されております。
以前所有していた現代品とは異なります。
現代の市販品と比べると見劣りするかもしれませんが
さすが中田商店さんです・・・!販売して下さった事を大いに感謝したいと思います!
中心の穴周辺の画像。
刻印の類は無いようですね。
ちなみに鶴嘴の長さは大体約36cmほどです。
実物とそう変わらない大きさになっております。
続いては柄の画像になります。
柄は当然ながら木製になります。
こちらも破損などは無く状態は良いと思います。
到着後、若干手入れしております。
木部の画像。
柄の上下面の画像。
柄は楕円形をしており十字鍬本体を通し固定させる為に
柄の下側は小さく細くなり上側は大きく太く出来ております。(当たり前ですねw)
それでは早速柄に十字鍬本体を挿入してみたいと思います。
まぁ柄の上下と鶴嘴の上下さえ間違えなければ良いだけで御座います。
十字鍬本体の穴に柄を挿入します。
柄を通したら上まで移動させて完成です。
ね?簡単でしょう?
十字鍬本体の穴の径は下部と上部では大きさが異なっており
柄も上にいくほど大きくなっておりますので
十字鍬を付けた状態はそう簡単に抜ける事がありません。
うん!素晴らしい!
夢にまで見た揃った鶴嘴です。感激です・・・!
ちなみに柄の長さは大体約52.5㎝ぐらいとなっております。
さてさて続いては十字鍬嚢(鶴嘴入れ)になります。
こちらは数年前に紹介した物と差異は殆ど御座いません。
しかし久し振りの再会になりました・・・
十字鍬嚢の生地のアップ。
やはり帆布生地製で御座います。
汚れは御座いますが実用に問題御座いません。
バックル(施錠)部の画像。
やはり蓋は一点留めで御座います。
革生地に痛みがありますが・・・致命的な物ではありません。
蓋の根元部の画像。
蓋は2点縫いされております。
十字鍬嚢正面部は帆布生地の繋ぎ目があります。
繋ぎ目が前に出ているのは珍しいですね。
やはり鶴嘴本体を内部に収納するのに繋ぎ目が内部にあると干渉し邪魔だからでしょうか。
十字鍬嚢の裏側中央には縛着紐用の革製ループが御座います。
背嚢や背負い袋などへ縛着するめの紐を通す為のループのようですね。
ちなみに十字鍬嚢(鶴嘴入れ)は毛皮(旧型)や昭五式、代用、九九式背嚢のいずれでも
背嚢上部に横向きで縛着するようですね。
十字鍬嚢の下部(先端部)の画像。
下部は十字鍬(鶴嘴)の先端が当たって損傷しないように
革生地を縫い付けて補強されています。
こちらは十字鍬嚢内部の画像になります。
暗いしボヤけて奥写ってませんね・・・(汗
こちらは蓋の裏側にある印の画像。
中田商店製を示す独特のマークではありませんね・・・
私が以前に所有していた物には印すら無かったのですが・・・
ロット差でしょうか。
最後に十字鍬本体を収納して終わりたいと思います。
まぁ問題なく収納出来るのですが・・・(笑
この通り・・・!問題御座いません!
蓋も問題なく閉めれます。ただ十字鍬の向きはこれで良かったどうか(汗
さて以上で中田商店製 複製 日本軍 十字鍬(鶴嘴) ② の紹介になります。
一度は手放しましたが・・・また購入し揃える事が出来ました!
今度は売らずに手元に置いときたいと思います。
しかし・・・絶版となった中田商店製でまだまだ欲しい物がありますね。
鉈や斧、鉄條鋏も是非入手したいですね・・・
長い戦いになりそうですが・・・こちらも気長に探したいと思います。
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ