先祖は水呑み百姓。今も貧乏人！！

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皆さんおはこんばんちは。水呑み百姓です。
先週は諸事情によりブログ更新怠ってしまいました（汗
申し訳御座いません・・・・

さてさて今回も日本軍複製品を紹介をしていきたいと思います。

まずはいつも通り画像をば！



こちらは中田商店製 複製 日本陸軍 運動靴になります。

今回ご紹介するのは靴でも運動靴になります。
サバゲなどのイベントではまず使用する事はないだろう装備品ではありますが
この品は恐らく唯一の複製品と思います。

編上靴や長靴、地下足袋など数多くの足回り品を取り扱っておられる中田商店さんの製品で御座います。
残念な事に絶版品の多い中田さんではありますが本製品は現在も入手可能のようですね。



 

複製運動靴の前後全体画像。

日本軍の運動靴という物はあまり知らないのですが
運動靴だけでなく運動帽や運動衣袴、そして剣道帯と同じような作りの運動帯を
着用して運動（体操など）を行ったようですね。



運動靴の生地のズーム画像。

運動靴の生地は帆布製です。
中田製の装具類でもよく使用されてますね。



運動靴上面からの全体画像。

この運動靴は革生地と帆布生地で作られております。（靴底を除く）

現代のスニーカーと比べると見劣りするのは否めませんが
現代でも革生地そしてズック（平織り布）生地が用いられておりますので
材質、デザインは変化していても共通する部分もあり繋がっていると感じさせますね。





それでは細かく見ていきたいと思います。こちらが運動靴片側の両側面からの画像になります。

陸軍の総革製編上靴と比べると特徴のある作りをしているのがわかりますね。







運動靴の先端部の画像。

靴の先端は革生地で覆われておりかなり硬質に出来ております。
足の指を保護するのに最適ですね。



靴の側面部の画像。

運動靴ということもあり一見簡素に見えますが
周囲は革生地が縫い付けられており手間が掛っております。





この運動靴は鳩目に靴紐を通して行う装着法ではなく
２つの尾錠（バックル）でのみ行います。

日本軍の靴としては珍しい作りではないでしょうか。


   




バックル（尾錠）金具部の画像。

帯革には穴があり自分のサイズに合わせて調整します。
尾錠金具は特徴のある形状をしております。

実物の運動靴はどのような仕様だったのか大いに気になりますね。





運動靴の帯革部の画像。

装着し締める為の帯革は少しペラい感じがします。 
ある程度柔軟性と水分などが染み込み難い生地が必要な為でしょうか。

実物ではどのような物なのか知りたい所です。



運動靴の後面からの画像。

踵に当たる部分は靴の先端同様に硬質に出来ております。

保護の必要な個所はちゃんと革生地で覆われております。



靴の市革（ベロ）部の画像。

ベロも再現されております。簡素ですが丸穴が設けられております。





こちらは運動靴の上下面からの全体画像になります。




内部の画像。



内側にはサイズ表記のラベルが存在します。



内部の底は革生地が貼られております。




続いては靴底部の画像。



靴底は革製はなくゴム製の物が縫い付けられております。

実物は革製のようでこの点は少々残念ではありますが
実際に使用するのは滑り止め効果の高いゴム製も悪くないと思います。



 

靴底のヒール部の画像。

靴底はゴム製ですがヒールに高さがあり外観はさほど悪くないと私は思います。

帆布と革の組み合わせも相成ってカッコよく見えますね・・・・！



  



さて以上で簡単ではありますが中田商店製 複製 日本陸軍 運動靴の紹介になります。

この運動靴は中々面白い構造をしていますね！
実物品も是非一度見てみたいもので御座います。

この運動靴はやはり・・・サバゲなどでは使用する機会はまず無い事でしょう・・・
少々残念な材質の個所もありますが・・・日本軍関連の靴としては比較的安価です。
不人気な為か中田商店さんの品としては珍しく在庫もあります。

唯一の複製品だと思いますし私はもう少し脚光を浴びても良いアイテムだと思います。
これだけマニアックな品はそうそう製品化される事はないでしょう。
現在は入手可能でも売り切れれば再販される事は二度と無いかもしれません。

日本軍物関連に限った話ではありませんが・・・
いつまでも在庫があるとは限りません！
入手出来るチャンス（機会）がある時に買いましょう！

さて今回は以上になります。

ではでは～

ノシ