2017年10月21日
個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 戦闘用試製帽乙型
皆さんおはこんばんちは。水呑み百姓です。
最近、雨の日が続きますね。。。休みの週末に限って雨とかホント勘弁してほしいです(泣
さて今回も続いて日本軍複製品を御紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは久しぶりにあの業者さまの品になります!
まずはいつも通り画像から。
こちらは個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 戦闘用試製帽乙型(試製略帽)になります。
Sさまが最近発売された戦闘帽で御座います。
Sさまといえばもう当ブログでもお馴染みの業者さまですね。
軍衣袴、襦袢など被服類だけでなく四五式軍帽、略帽、雑嚢など
時代に合わせて多彩な日本軍装備を販売されておられます。
今年に入って複製品の庇無し仕様の試製略帽甲型を入手したのですが
なんとSさまから乙型が製作販売される事になりました・・・!
この乙型は中田製ぐらいしか販売されていなかったようですが・・・
これは買うしかありませんね!ようやく入手する事が出来ました!
Sさま製戦闘用試製帽乙型の両側面からの画像。
一見するとよく見る略帽ですね。
しかしこの乙型は後に知られた略帽(戦闘帽)が形になった最初の型(元祖)といっても過言ではないと思います。
満州事変期には下士官兵だけでなく将校にも使用されていたようですね。
この時代の軍装をされる方はまだ少ないかと思いますが・・・
下士官兵と将校にも使えるというのは珍しくまた有り難いアイテムですね!
戦闘用試製帽乙型の正面からの画像。
何の変哲もない略帽にしか見えませんね。
しかし細部を見てみると後に略帽と比べ差異があるのが分かります。
まずは生地のズーム画像。
黄色味の強い羅紗生地で御座います。
やはり詰襟軍衣には合わせるのに最適な色合いです。
そして私が好きな色合いでもあります。
略帽のツバ(庇)部の画像。
後の略帽の仕様と比べると小振りなように見えますね。
芯が入ってるように硬めなツバ(庇)になっています。
ですがこれも乙型ならではの特徴だと思います。
手持ちの略帽と裏表見比べてみると面白いと思います。
正面の帽章部の画像。
帽章は防寒帽や鉄帽覆いに見られる円形台座に星が縫い付けられている仕様となっております。
甲型同様に乙型もこの仕様だったのでしょうね。
また違った印象を与えますね。
この乙型では顎紐は備わっていません。
後に加わる事になるのでしょう。
シンプルながらこれも大きな特徴で一目でわかります。
面白いですね・・・!あえて顎紐を加えてみるのも一興かもしれません。
また帽垂を装着する為の糸かがりも備わっていません。
作られて間もない事を感じさせますね。
後に顎紐、糸かがりを追加され完成形まで巡り付きます。
正面と後面上部の3枚生地の繋ぎ目の画像。
この部分の作りは乙型の段階で完成しているようですね。
側面からみた乙型前部の画像。
顎紐が無いとはいえ形状は日本軍ならではの物ですね。
上部の3枚生地の繋ぎ目の位置から頂部がまるで膨らんでいるような独特の形状は魅力があります。
側面の通気孔の画像。
乙型では通気孔は片面2つになっております。
続いては内装部の画像になります。
驚く事に内装部には内張り(裏地)がありません。
当初はこんなに簡素な物から始まったでしょうか。
裏地が無いので帽体は柔らかく形が崩れ易いですがその分とても被り易いですね。
ちなみに検定印はこれでもちゃんと存在します。
実物で分からない仕様も再現されております。
こちらは汗革部の画像。
厚みのある革生地ですぐに破けたりと破損する心配はありません。
十分使用に耐えると思います。
こちらは略帽の後部にある調整紐の画像。
薄いながら色合いも良く締める事でしっかり調整できます。
手持ちの複製甲型と並べてみた画像。
製造元不明の複製品ですがこちらも気に入っております。
生地の色合いも異なりますが・・・甲乙を集めれたのは嬉しいですね。
満州事変期における実際の装着例。
将校に混じって後ろに下士官兵も乙型と思われる戦闘帽を被っております。
さて以上で個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 戦闘用試製帽乙型の紹介になります。
久しぶりのSさま製の品を購入出来ました。
試製帽乙型を製品化されるとは本当に驚きました。
ただ既存の略帽を流用した訳ではなくちゃんと実物の特徴を出来るだけ再現されているのには感服致します。
嬉しい事にこの乙型は作りがシンプルなのもあって比較的お買い求めしし易いお値段になっております。
何よりサイズも豊富に取り扱っておられるのも魅力です・・・!
このまま使用するのも良いですし顎紐や帽垂用糸かがり、内貼りを追加するなど
改造ベースにも最適です。お勧め出来る品です。
同じSさま製の昭五式夏衣袴と一緒に是非!
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
最近、雨の日が続きますね。。。休みの週末に限って雨とかホント勘弁してほしいです(泣
さて今回も続いて日本軍複製品を御紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは久しぶりにあの業者さまの品になります!
まずはいつも通り画像から。
こちらは個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 戦闘用試製帽乙型(試製略帽)になります。
Sさまが最近発売された戦闘帽で御座います。
Sさまといえばもう当ブログでもお馴染みの業者さまですね。
軍衣袴、襦袢など被服類だけでなく四五式軍帽、略帽、雑嚢など
時代に合わせて多彩な日本軍装備を販売されておられます。
今年に入って複製品の庇無し仕様の試製略帽甲型を入手したのですが
なんとSさまから乙型が製作販売される事になりました・・・!
この乙型は中田製ぐらいしか販売されていなかったようですが・・・
これは買うしかありませんね!ようやく入手する事が出来ました!
Sさま製戦闘用試製帽乙型の両側面からの画像。
一見するとよく見る略帽ですね。
しかしこの乙型は後に知られた略帽(戦闘帽)が形になった最初の型(元祖)といっても過言ではないと思います。
満州事変期には下士官兵だけでなく将校にも使用されていたようですね。
この時代の軍装をされる方はまだ少ないかと思いますが・・・
下士官兵と将校にも使えるというのは珍しくまた有り難いアイテムですね!
戦闘用試製帽乙型の正面からの画像。
何の変哲もない略帽にしか見えませんね。
しかし細部を見てみると後に略帽と比べ差異があるのが分かります。
まずは生地のズーム画像。
黄色味の強い羅紗生地で御座います。
やはり詰襟軍衣には合わせるのに最適な色合いです。
そして私が好きな色合いでもあります。
略帽のツバ(庇)部の画像。
後の略帽の仕様と比べると小振りなように見えますね。
芯が入ってるように硬めなツバ(庇)になっています。
ですがこれも乙型ならではの特徴だと思います。
手持ちの略帽と裏表見比べてみると面白いと思います。
正面の帽章部の画像。
帽章は防寒帽や鉄帽覆いに見られる円形台座に星が縫い付けられている仕様となっております。
甲型同様に乙型もこの仕様だったのでしょうね。
また違った印象を与えますね。
この乙型では顎紐は備わっていません。
後に加わる事になるのでしょう。
シンプルながらこれも大きな特徴で一目でわかります。
面白いですね・・・!あえて顎紐を加えてみるのも一興かもしれません。
また帽垂を装着する為の糸かがりも備わっていません。
作られて間もない事を感じさせますね。
後に顎紐、糸かがりを追加され完成形まで巡り付きます。
正面と後面上部の3枚生地の繋ぎ目の画像。
この部分の作りは乙型の段階で完成しているようですね。
側面からみた乙型前部の画像。
顎紐が無いとはいえ形状は日本軍ならではの物ですね。
上部の3枚生地の繋ぎ目の位置から頂部がまるで膨らんでいるような独特の形状は魅力があります。
側面の通気孔の画像。
乙型では通気孔は片面2つになっております。
続いては内装部の画像になります。
驚く事に内装部には内張り(裏地)がありません。
当初はこんなに簡素な物から始まったでしょうか。
裏地が無いので帽体は柔らかく形が崩れ易いですがその分とても被り易いですね。
ちなみに検定印はこれでもちゃんと存在します。
実物で分からない仕様も再現されております。
こちらは汗革部の画像。
厚みのある革生地ですぐに破けたりと破損する心配はありません。
十分使用に耐えると思います。
こちらは略帽の後部にある調整紐の画像。
薄いながら色合いも良く締める事でしっかり調整できます。
手持ちの複製甲型と並べてみた画像。
製造元不明の複製品ですがこちらも気に入っております。
生地の色合いも異なりますが・・・甲乙を集めれたのは嬉しいですね。
満州事変期における実際の装着例。
将校に混じって後ろに下士官兵も乙型と思われる戦闘帽を被っております。
さて以上で個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 戦闘用試製帽乙型の紹介になります。
久しぶりのSさま製の品を購入出来ました。
試製帽乙型を製品化されるとは本当に驚きました。
ただ既存の略帽を流用した訳ではなくちゃんと実物の特徴を出来るだけ再現されているのには感服致します。
嬉しい事にこの乙型は作りがシンプルなのもあって比較的お買い求めしし易いお値段になっております。
何よりサイズも豊富に取り扱っておられるのも魅力です・・・!
このまま使用するのも良いですし顎紐や帽垂用糸かがり、内貼りを追加するなど
改造ベースにも最適です。お勧め出来る品です。
同じSさま製の昭五式夏衣袴と一緒に是非!
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ