2011年01月10日

旧ユーゴスラビア連邦軍 兵用革サスペンダー

私が以前に収集していた装備をご紹介致します。
旧ユーゴスラビア連邦軍の装備です。

まず皆さん旧ユーゴスラビアという国にピンと来ないと思います。
詳しい歴史についてはWikiでも参照されることをお勧めいたします。

漫画迷彩君コンビニDMZの舞台でも有名ですね。
つか漫画の中はいつまで内戦続いてるんだ!w

ユーゴの歴史は複雑かつ凄惨に満ちていると言えるでしょう。
そういう歴史だからこそ惹かれる部分もあり、それを知ることが
勉強となり教訓になるのです。
旧ユーゴスラビア連邦セルビア、クロアチア、スロベニア、
ボスニアヘルツェゴニア、マケドニア、モンテネグロ
の6つの国家で成り立っていました。

詳しい歴史についての説明は割愛させて頂きますが、
第二次大戦後、ユーゴスラビアは社会主義化し連邦国家として建国されます。
建国の父と称えられ終身大統領となるチトーがカリスマ性を発揮します。

当初は社会主義ということもあり親ソ的な姿勢を取っていたユーゴですが
かのスターリンユーゴへの内政干渉や嫌がらせが頻発するにつれて
ユーゴソビエト影響下の共産圏からの脱却を宣言し以後
独自の共産主義社会を樹立していくことになります。

ですのでユーゴスラビア連邦は中立的立場を固持し、
社会主義国家でありながらワルシャワ条約機構にも加入していませんでした。

ユーゴ人民軍。銃も装備も国産。
基本的にソ連のをベースにした物が多いが、ユーゴ独自に改良されていく。

しかしチトーの死後は各民族間で民族主義が台頭し、
スロベニアが連邦からの脱却と独立を宣言したのを機に民族間で長く凄惨な内戦に突入します。

NATOや国連まで介入し、各民族間で組織的なジェノサイドまで起こり
結果ユーゴ連邦は解体されるに至るのですが、それは別の話としましょう。

お堅い話はさて置いといて装備に移ります。
これが兵用革サスペンダーです。
 

本当に機能も外観もシンプルです。サイズ調節は8段階くらいなのですが、
ベルトへの装着はベルトをサスペンダーのループに通すだけです

生産性は良いと思いますが、重装備をすることは視野に入れてなかったのでしょうか。
逆にいうと相当チープです。

装備した兵士たちはこのような姿です。
 

ちなみにこの革サスペンダーは長らく内戦中まで使われています。
元はユーゴ連邦の統一装備でしたので
敵対する民族間でも装備する結果になります。

 

内戦中の連邦軍正規兵。





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この記事へのコメント
初めまして!!私は大学で旧ユーゴの研究をしてるのですが、とても興味深い国ですよね。
そのうち内戦中のクロアチア装備をやってみたいと思っていますが、間違いなく米軍と間違われそうです(笑)
Posted by すけ at 2011年01月10日 04:20
>>すけさん

おおぅ!数少ないユーゴ探究者さまがおらっしゃるとわ!!w

クロアチア軍は基本ウッドランド装備ですもんねぇw
まず普通の方は米軍と区別付かないことでしょうw
銃はG3かAKならなおさら混乱することでしょうw

ですがクロアチアもセルビアもある意味お国柄が分かるので
とても良いと思います!!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年01月10日 14:06
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