2011年01月21日

侍装備⑩ 蓑と編笠

さぁさぁ今回も全く需要の無い装備をご紹介!
ですが少しでも興味を持って頂いてこの装備にチャレンジして頂ければ・・・!と思います。

今回ご紹介するのは甲冑装備での武具などは無く、
雨具である編笠です。

まずはいつも通り画像を
 


こちらがです。まんが日本昔話や昔の農民を描いた映画やドラマではよく装着されていますね。
藁を編んで作られた雨具です。

戦国時代以前から農民だけでなく大衆用の雨具として利用されてきました。
近代に入ってもそれは変わらず、文明開化以降の明治、果ては昭和時代においても着用されてきました。

ちなみに武士社会においても下級武士にも有効な雨具として着用されました。
幕末期に撮影された蓑を着た武士の写真は有名です)
徒歩で移動する徒士組など主君と共に徒歩で移動する武士にとっては両手を自由に使える雨具であったのは言うまでもありません。
そしてこれは勿論農民にも言えますね。今でいう合羽みたいなものだったのだと思います。

つまりあるゆる身分の人達が着用していたといっても過言ではありません。

話は飛びますが日中戦争期の大陸の兵士や太平洋戦争下の南方でも兵士に着用されています。

こんな風にイラストになるくらいですからねw
あくまで雨具なんですが・・・wギリースーツのように偽装には有効なものだと思われていたみたいです。


 

さてこのの着用法ですが、ハの字になって紐にリュックを背負う感覚で肩に通すだけです。
シンプルですがズレる心配はございません。
 

次に紐で前を結んで固定します。本当に簡単です。
ちなみにこの・・・・中古で購入したのですが・・・
藁が古いせいか、すっごいゴミになりますつまり藁がわらわらと散布されるのです(笑)

今ではもレプリカというかお土産品のような形で売っているのですが・・・・
実用性は・・・・いかにw

ですがサバゲでの着用はギリースーツの如く有効な装備になると思います。
なので色合いからいって有効な待ち伏せポイントの場所取りには苦労すると思いますが・・・w

しかしこの武士だけでなく農民、猟師といった服装にも合いそうですね!w
そこで・・・・

武士以外の装備で使ってみました・・・!

その名も明治か大正かの猟師

こんな感じです。

 

画像は友人のブログより転載ですw
何故銃が九九式小銃なのかは突っ込まないで下さい!!w

ちなみに軍より民間への払い下げの銃(村田式)などは着剣装置を除去しなければいけないはずなのですが・・w
あえてノータッチでw

さてさて最後に編み笠を紹介します。

こちらは三条通りの骨董屋で買った編笠です。
形が気に入ったので購入しましたw
これは武士だけでなく農民姿や猟師にもいけるかも?と思い、
ちなみに内装は無かったので自作しています。
 

かなり適当ですw
 

ちなみにこの編み笠。相当古いせいか・・・
手で押しただけで割れ目が入ります。
素材は竹の皮なのでしょうがないのですが・・・・w

そこで

裏表にボンドといった接着剤を塗りまくって、
無理やり膜を張って強度を持たせています!!

すっごいやっつけ!!w

以上蓑と編笠でした~





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この記事へのコメント
何と申しましょうか、とても良くお似合いです>写真

それにしても、蓑は矢張り散らかりますか…
私も足軽装備用に土産物店の蓑笠セットを通販しようと思ったのですが、
保管場所等で悩んでしまって手が出ませんでした。
どこかに散らからない蓑笠が有ればいいのになぁと思っております。
Posted by へたれ独兵 at 2011年01月21日 20:00
>>へたれ独兵さん

お褒め頂いて本当にありがとうございます!w

蓑ですが私の物はかなり年季の入ったものなので
散らばるのは仕方ないのかもしれません・・・w

ですが製造の日も浅く新品未使用の物でしたら多少はマシになるやもしれません・・・
保管はでっかいポリ袋に詰めて押し入れに保管しています。

散らばらない蓑ですか!
ビニール紐や麻紐で作れないでしょうかねぇ・・・
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年01月21日 20:05
鉄道省の黎明期、外国人技師が保線工をみてあざ笑いました。最先端科学技術の従事者が蓑などという東洋の旧式雨具を身につけてるなんて、と。
当時は不平等条約改正のために脱亜入欧をかかげ、日本は必死に先進国アピールをしていた時代。鹿鳴館で舞踏会を開いたりしたあの時代です。
鉄道省はさっそく洋式の最新雨具、ゴム引きレインコートを導入しました。
ゴム引きというのは溶かしたゴムを布に染みこませたものです。
ところが作業がはかどらない。今まで2時間に1回の休憩で済んでいたところ、保線工たちはたった30分で暑さに参ってしまったのです。
参るというのは今の困るという意味ではなく、ぶっ倒れちゃったという意味です。一酸化炭素で参ってしまうといった用法の参るです。
さて、そこで蓑の着用に戻したところ、きわめて涼しいという利点が再発見されたのです。
蓑の着用は、レインコートが進化して軽く強靭なPVCになり、背中に大きなメッシュ通気口ができるまで続きました。
Posted by beany at 2015年07月12日 10:52
>>beanyさま

何と!このようなエピソードがあったとは!
一見して防水性も無い時代遅れのように見えますが
蓑は日本のような暑く湿度の高い風土では
最適の品だったのですね・・・!改めて分かりました。。。!

とても勉強になる御話を教えて頂きまして本当に有難う御座います!
蓑の方、これからも大切にしていきたいと思います・・・!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2015年08月01日 08:41
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