2011年01月29日

侍装備⑬毛利家紋入二枚胴

さて侍装備紹介もそろそろ失速気味になってきました!w
とはいえ熱意さえあれば、これからもずっと出来るだけ更新していきたいと思います!w

さて今回は模造品の鎧(二枚胴)をご紹介致します。
正規の現代甲冑なのか怪しいですが全体の作りは雰囲気十分です。
今までは茶色の胴などを用意していたのですが、
やはり定番の黒色の甲冑も欲しくなり1~2年前にのみを購入致しました。
お値段は安く、3マソもしなかったはずです。

侍装備⑬毛利家紋入二枚胴 

かの戦国時代において中国地方を勢力下に置き、九州にまで進出した西国最大の戦国大名
毛利家の家紋入りでございます。

革貼りされており、その上は模様の入った布が貼られています。
肩上にはを通すために紐穴が省略されていますが、足軽といった下級兵士には十分のクオリティです。

とはいえ完璧というわけではありません。
着用した際に必要な前面と後面を結ぶ引合緒(紐)がなく、
胴自体のサイズも私が着用の出来るギリギリのサイズでした。

侍装備⑬毛利家紋入二枚胴 

こちらは後面の画像。
草摺(垂れ)に通されている紐も色とともに丁寧に使い分けられており、
良い出来栄えです。

当世具足の特徴的な背面の形は本来は自軍の旗を備え付けるために考慮された形なのですが、
旗を立てて固定するための合当理、待受など部品が付いていない胴もあるようですね。

これは実物と違いあくまで模造品ですので、背面に旗を立てるための改造を施すのも面白いと思います。
まぁドリルで穴開けなどをするのはさすがに勿体ないですが・・・

侍装備⑬毛利家紋入二枚胴 

こちらがを開いた状態です。
内装は布張りなどもされておらずシンプルです。
中を見るとあまり丁寧な作りともいえませんね!w

この甲冑ですが革張りの個所は傷が付きやすいのですが、
それは靴墨で修正が可能です!

また特徴的な毛利の家紋が入っているということは
間違いなく毛利軍の武士になりますね!w

気に入らなければ、あとからどうとでも消せますし、
逆に家紋のみを派手な色で着色して目立たせるのも面白いと思います!

もしお手元に模造品などの胴がありましたら、ご自身で好きな武将の家紋を入れたり、
旗立てを付けたりするのも個性的で面白いと思いますよ!

こうした侍装備でも自分で弄る楽しみを見つけるのも悪くないと思います!!
今回の紹介は以上になります。
話は少々脱線致しますが、今月27日のコンバットマガジン戦国の自衛隊というイベントが
ご紹介されていました!
すっごく皆さんカコイイ!!!w
戦国自衛隊のシュチェーションがまたなんとも言えない!!
私も参加したかったぁぁぁ!!!!!w
甲冑装備の方があんなに一同に集結して
ゲーム出来るなんて・・!!
このようなイベントが開催されている関東は
本当にすごい!!!
そして感動しました!!!!!!

皆さんも是非今月のコンバットマガジンを観て下さい!
お勧めします!!
羨ましい限りです・・・・!




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Posted by アンチョビことチビ at 13:13│Comments(6)武士・侍・幕末・戦国装備
この記事へのコメント
>>参謀本部さん

ああ・・・昭和に入ってからのお品でしたか・・・
さすがに本物でしたら博物館モノですよね・・・(汗
失礼致しました。

江戸前期の陣笠で御座いますか!
鉄砲足軽のモノとはいえ金箔が貼られていますので
鉄製といい贅沢な作りですね・・・!

御貸し具足で御座いましたか・・・!
う~ん・・・どれも個性的に見ていて飽きません・・・!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年01月26日 15:48
証拠にも無く、ヒンシュクを覚悟でまた投稿します。
(笑&ゴメンなさい)

画像の「武田信玄公:兜名は「諏訪法相兜」の兜は昭和初期の製作品です。

これが物本なら、東京で4LDKのマンションが買えます。(笑)
この兜の実物は「前立て」が「鬼面」です。
シコロの白毛も画像の毛より長いです。

二枚目の陣笠ですが、これは豊前小倉(九州福岡県)の小笠原十五万石の鉄砲足軽の陣笠です。
鉄製です。(時代は江戸前期)
小笠原家の家紋「三階菱」が金箔で有ります。

お次の兜は加賀百万石前田家の「御貸し具足兜」です。
兵隊さんの位で云えば・・・小隊長位(曹長か少尉)でしょうか?
時代は江戸中期頃と思いますよ!
兜の前立てが前田家の特徴で在る「猪目前立」です。

では、また、興味が在るカテゴリ-に「乱入」します!
Posted by 参謀本部 at 2013年01月24日 02:52
>>参謀本部さま

かような古い記事まで見て頂き本当に有難う御座います!
そして画像まで掲載して頂き誠に恐縮で御座います。

・・・・・この武田の兜は・・・実物でしょうか・・・!?
これが実物のようでしたら。。。もう言葉が御座いません・・・・!!
2枚目の陣笠・・・このような造りの物があるのですね!
鉄製でしょうか・・・本当に面白い構造ですね!

兜の方も吹返と眉さしの仕上がりが個性的ですね・・・
はじめて拝見致します・・・これは江戸期のものでしょうか。


防弾チョッキで御座いますが・・・・
う~んw確かに魅力的なチョッキで御座いますね!(笑
甲冑も多く所有されているとは・・・もう凄すぎて・・・
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年01月22日 23:32
こんどは「甲冑編」ですか?
良いですね!!!
理由は?「カッチュイ~!」(時期的に寒いので・・・)

日本の甲冑は種類が多いですね!
武士の位に依っても形・出来も異なりますから
(まぁ、武士に取って甲冑は「死に装束」ですから・・・)

処で、アンチョビ先生!
下の画像の様な新型ヘルメットは如何でしょうか?

http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1358789825.jpg
http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1358790323.jpg
http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1358793392.jpg
http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1358793413.jpg
http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1358803332.jpg
http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1358803362.jpg

また、下の様な「防弾チョッキ」は如何でしょうか?

http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1358794984.jpg

では、また来ます。
Posted by またまた参謀本部 at 2013年01月22日 14:36
>>へたれ独兵さん

ええ!本当に目からウロコが出るような記事でした・・・!
そういえばへたれ独兵さんも結構本誌に載っていましたよね!

皆さん本当に楽しそうで・・・羨ましい!!!!!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年01月29日 19:58
いい記事でしたよね>コンバットマガジン
私も画像を提供した甲斐が有ったってもんです。
Posted by へたれ独兵 at 2011年01月29日 19:52
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