2011年02月05日

日本軍 中田製三十年式弾薬盒

さてさて今回は緊急事態としてご紹介致します。

以前に日本軍中田製九九式弾薬盒をご紹介致しました。
その際、九九式弾薬盒は三十年式弾薬盒よりサイズはでかい!と記載致しましたね!

実はそうでもなかった!?という疑惑が急浮上しました・・・w
(何かの文献で観ただけの知識なので何とも言えませんが・・・)

後日、手元ある九九式弾薬盒(7,7mm九九式小銃用)三十年式弾薬盒(6,5mm三八式各小銃用)
比較してみました。
ちなみに両者とも中田製です。

まず画像を

 

こちらが中田製三十年式弾薬盒です。
比較的使用頻度は少ないものです。

それでは本題の三十年式と九九式の比較をしたいと思います。  



こちらは前盒です。
三十年式弾薬盒、が九九式弾薬盒です。

6,5mm弾を使う三十年式弾薬盒の特徴はまず前盒の蓋バンドを通すループが1つということです。
逆に7,7mm弾を使う九九式弾薬盒バンドを通すループが2つあります。

簡単な見分け方はこうですね。
また革の裁断、など構造も妙に違うことが分かると思います。

しかし・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・


何故三十年式の方がでかい・・・・・ww

今更だけど気付きました・・・w
小口径の6,5mmのはずなのに・・・・


 

もう厚さまで全然違いますね。
さすがにここまで来ると中田商店の個体差とまでは言えせんね。

ちなみに九九式弾薬盒の方が使用も年季も重ねているのですが・・・
何度もオイルなどでメンテしていますので革が縮んだ・・・とも考えれますが・・・

 

後盒は両方同じサイズだった!!!!

こういうものなのだろうか・・・?

 

やはり後盒はほぼ同じサイズですね・・・
口径や弾薬のサイズはさほど関係ないのでしょうかね・・・・
中田さんでも誰でもいいから教えて下さい・・・・w
もう何を信用していいのか分からなくなってきましたでござるにん


 

今度は銃剣差しです。
三十年式弾薬盒セットに付属していたもの。
九九年式弾薬盒セットに付属していた剣差しです。

両者とも作りが全く異なりますね。
まず三十年式の方はリベットが打たれています。さらに円い穴もあることが分かると思います。

また剣差しを見ても作りがかなり違うことがお分かりなるでしょう。
革生地を何処で二重に裁断しているかなど違いがあります。
さらにサイズ自体も妙に違うのがわかると思います。

これに関しましては銃剣差しの実物は年代によって様々なバリエーションがあるのです。
他にもT字型の銃剣差しなど中田商店でも付属する銃剣差しは色々バリエーションがあるようですね。
ですので決して間違っている!というわけではありません。

そう考えると弾薬盒の前盒のサイズの違いも中田商店の間違いではなく
実物もそうだった・・・・!と考えるべきなのでしょうか?

実際に実物を目を通す機会はまずありませんし、
実物の三十年式、九九式の両者を比較する機会なんてまずございません。
果たして実物の大きさはいかに・・・・!?

とはいえまずは両者の違いを把握しとくことが大切でしょう!w

以上!中田製三十年式弾薬盒でした~w





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この記事へのコメント
はじめまして。まつざきというものです。 私も旧軍装備を集めており、記事を大変興味深く拝見させていただきました。

さて、弾薬盒なのですが、この2タイプは、38式小銃用と99式小銃用とよく言われますが、私がいろいろ調べたところ、単に前期型と後期型(99式弾薬盒と呼ばれるモデルのほうが、蓋が型押しになっていたりと、簡易な作りになっています)のようです。

大きさが変わらないのは、同じ規格であっても6.5mm弾・7.7mm弾共に、問題なく収納出来たからのようです。

ですから、99式と呼ばれる弾薬盒と38式小銃を組み合わせて装備することも、その逆に30年式弾薬盒と99式小銃を組み合わせることのいずれも可能なわけです。

長文失礼いたしました。
Posted by まつざき at 2011年05月07日 11:47
>>まつざきさん

はじめましてまつざきさん!
この度はとても貴重かつ重要な知識をご教授頂き本当にありがとうございます!

なるほど・・・決して九九式専用ということでは無いのですね・・!
いつも手にとって見比べてもサイズに差異が無いのはそのような理由だったのですか・・・

知らなかった自分がお恥ずかしい限りではありますが、
詳細を知れて大変嬉しく思います!
兼用出来るのなら使い勝手も良いですね!!

私が如き若輩者にわざわざ教えて頂いて本当にありがとうございます!
また1つ勉強になりました!
これからも浅はかで稚拙な記事を書いて、もしかしましたら不快に思われることもあると思いますが・・・これからも知識を蓄えて行きたい所存でありますので何卒宜しくお願い致します!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年05月07日 12:00
 このテーマは私も疑問に思い、色々と調べたところ、弾薬盒の形状の違いが、前期・後期の違いだというのはほぼ間違いないのですが、文献などの一次資料が示せず申し訳ないです(38式小銃を持ち、後期型弾薬盒をつけた兵の写真なら何枚かデジタル画像を持っていたのですが、以前HDDがクラッシュした時に消えてしまったのです・・・)。 

 私の方が恐らく若輩者です(大学1年生ですので)。 むしろ、私の方が記事を見てなるほどと思うことが多かったです。

 また遊びに来させていただきます。
Posted by まつざき at 2011年05月07日 21:56
>>まつざきさん

先日から弾薬盒を意識して本などを見回してみると、
おっしゃられるように、やはりありましたね!

三八式歩兵銃に九九式弾薬盒を装備している写真が南方の写真で見受けれました。

見ている本が偏っているせいか、心なしか海軍陸戦隊に多いように感じますw
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年05月08日 12:18
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