2011年02月09日
日本軍 CAW製 八九式重擲弾筒
今回は日本軍装備で使える少し変わったトイガン?をばご紹介致します。
日本軍装備でゲームをするには小銃では如何せん火力不足がネックなのはご存知の通りかと。
ではここは趣向を変えて一時的ではありますが火力の高い火器を使えばいいじゃない!!
そこで・・・これです!!
クラフトアップル(CAW)製八九式重擲弾筒です!!
勿論軽機班と同じで特定の射手が使うので装具類も必要になりますが・・・
これはモスカートが使える!!んです!
そして場合によっては一発逆転一転攻勢の狼煙になりかねない!?(たぶんそんなことないですがw)
そんな理想(妄想)を膨らませながらご紹介致しますw
こちらがCAW製の八九式重擲弾筒になります。
真ん中の物は木製ダミー擲弾です。安全ピンも取り外しできる仕様です。
実物に準じたサイズですがCAW製の擲弾筒の中には入りませんw
CAWのはあくまでモスカート専用ですからね!w
ちなみに実物は欠陥の多い十一年式擲弾筒の後継として1932年(昭和7年)から採用されました。
そう考えると大分歴史の古い火器であることが分かりますね。
最大射程は600m以上で手榴弾の数倍の威力(とはいえ日本軍の手榴弾は諸外国のと比べて数段威力が低いのですが)
と有効かつ効果的な火力であったことは言うまでもありません。
米軍ではニーモーターなんて言われてばかみたいな逸話も多いですね!w
かの不死身と言われ素晴らしい戦果を残した舩坂弘氏も当初は擲弾筒の射手だったそうです。
(知らない方は詳しくはググってみましょう!w)
とまぁ色々逸話の多い八九式擲弾筒ですがトイガンの方を詳しく見てみましょうw
CAWのものの砲身はプラ製です。
(輸出仕様の物はアルミ製砲身ですが、こちらはモスカート撃てません)
砲身の赤いラインは後で塗ったものです。(照準用のもの)
擲弾筒のデフォの状態は白いラインでした。
実物の八九式擲弾筒も白いラインだけでなく赤いラインのものもあります。
手で持つ個所には専用の覆いが付属しています。
この覆いとても外れやすいですw
砲身はプラですが、擲弾筒を固定する脚は分厚い金属製です。
このおかげでこの擲弾筒、結構重量がありますw
脚の見えるマイナスネジを外すと脚が外れます。(ネジは2箇所あります。)
砲身以外の部品は殆どアルミでしょうか?
ちなみに白い紐が付いてるレバーのような突起物が発射する引き金です。
これを引鉄というみたいです。
この引鉄を下に下げると発射します。
次に右側の円柱形の物は距離の合わせて調節するダイヤルです。
しかしそれは実物での話でトイガンではモスカートを固定するダイヤルです。
砲身下の棒状には弾に合わせた距離が左右に刻まれている。
使用する砲弾によって使用する目盛が異なるのです。
詳しい詳細についてはCAW(クラフトアップル)のホームページの商品ページをご参照あれ。
さて次はモスカートの実射の仕方について紹介します。
(といってもこれもCAWの商品ページで分かるのですがw)
発射方法は2種類あります。
①モスカートを固定して引き金(引鉄)で発射する方法。
まず引鉄の下に収納されているクサビと呼ばれる部品を外します。
(外したらクサビは大事に保管しましょう!これが無いともう1つの発射方法が出来ません!)
次にモスカートを砲身の上から入れます。
(*入れる前にモスカート固定ダイヤルを開放位置にすることを忘れずに!)
モスカートを挿入したら固定ダイヤルを右に回してモスカートを固定します。
(*挿入する前に固定ダイヤルは左に回して開放位置にしておきましょう)
こちらが固定ダイヤルが開放位置の時の砲身内部です。
モスカートを固定する突起がありません。
こちらが固定ダイヤルを固定位置に回した時の砲身内部です。
モスカートを固定するための突起が出ていますね。
モスカートの溝を横から固定します。
ですので突起が出ている状態(固定位置の状態)で砲身にモスカートを入れると、
この突起にモスカートが当たってしまい破損の恐れがあるのです。
皆さんどうぞお気をつけ下さい!!
さてモスカートの固定が出来たら・・・
引鉄を下げて撃つのみ!!
この後、撃ったモスカートを砲身から取り出します。
その際、固定ダイヤルを開放位置に戻すことを忘れずに!!
これが1つの発射方法です。
いちいち固定ダイヤルを回したり戻したり操作するのが面倒ですが、
モスカートは固定されているので水平撃ちは勿論のこと砲身を下に向けても発射できる利点があります。
さてもう1つの発射方法もご紹介します。
②モスカートを固定せず、モスカート落下後すぐに発射される迫撃砲タイプの発射方法
まず最初に今度はクサビを引鉄の下に収納します。
引鉄を上に上げればクサビを収納する隙間が出てきます。(引鉄を上方向に上げるのは大変堅いですので注意)
つまりクサビを入れるとモスカートの尻を叩く突起が突き出るのです。
あとは砲身を上に向けて砲身にモスカートを入れるだけです。
勢いよく砲身内に落ちたモスカートがモスカートの尻を押す突起に接触し発射されるのです。
要は迫撃砲と同じ発射方法ですね。
発射後のモスカートの取り出しは擲弾筒を逆さに向ければモスカートが落ちて来ますので本当に簡単です。
以上がCAW製八九式重擲弾筒の2つの発射方法になります。
どの発射方法が良いかは皆さんのお好みかと思います。
ゲームでは弾を入れたまますぐに撃てる引鉄式の方が有利かもしれませんし、
しかし部品の破損の恐れの少ない迫撃砲式も良いかもしれません。
これは本当に好みですね。ですが操作手順はちゃんと覚えれておくことがなにより大切です!!w
ちなみにモスカートを使用しますので・・・・
自爆には注意してください(自爆)
あと話はそれますが
以前(4~5年前)オークションで自作と思われる塩ビ製擲弾筒がよく出品されていました。
形は日本軍の八九式重擲弾筒をベースにした物だったのですが・・・
複雑な構造でもなく、スプリングを引いてモスカートの尻を押すシンプルな構造でした。
しかも塩ビ製で軽量でしたので持っていても苦になりませんでした。
もし予算を掛けずに擲弾筒が使いたい方は自作してみるのもお勧めします。
外見も構造も大して複雑ではございません。
なんせ特徴的な形ですので、さほど精巧に製作しなくても雰囲気は十分です!
現に自作されている方が何人もいらっしゃいます。
是非お試し下さい!
以上、CAW製 八九式重擲弾筒でした~
日本軍装備でゲームをするには小銃では如何せん火力不足がネックなのはご存知の通りかと。
ではここは趣向を変えて一時的ではありますが火力の高い火器を使えばいいじゃない!!
そこで・・・これです!!
クラフトアップル(CAW)製八九式重擲弾筒です!!
勿論軽機班と同じで特定の射手が使うので装具類も必要になりますが・・・
これはモスカートが使える!!んです!
そして場合によっては一発逆転一転攻勢の狼煙になりかねない!?(たぶんそんなことないですがw)
そんな理想(妄想)を膨らませながらご紹介致しますw
こちらがCAW製の八九式重擲弾筒になります。
真ん中の物は木製ダミー擲弾です。安全ピンも取り外しできる仕様です。
実物に準じたサイズですがCAW製の擲弾筒の中には入りませんw
CAWのはあくまでモスカート専用ですからね!w
ちなみに実物は欠陥の多い十一年式擲弾筒の後継として1932年(昭和7年)から採用されました。
そう考えると大分歴史の古い火器であることが分かりますね。
最大射程は600m以上で手榴弾の数倍の威力(とはいえ日本軍の手榴弾は諸外国のと比べて数段威力が低いのですが)
と有効かつ効果的な火力であったことは言うまでもありません。
米軍ではニーモーターなんて言われてばかみたいな逸話も多いですね!w
かの不死身と言われ素晴らしい戦果を残した舩坂弘氏も当初は擲弾筒の射手だったそうです。
(知らない方は詳しくはググってみましょう!w)
とまぁ色々逸話の多い八九式擲弾筒ですがトイガンの方を詳しく見てみましょうw
CAWのものの砲身はプラ製です。
(輸出仕様の物はアルミ製砲身ですが、こちらはモスカート撃てません)
砲身の赤いラインは後で塗ったものです。(照準用のもの)
擲弾筒のデフォの状態は白いラインでした。
実物の八九式擲弾筒も白いラインだけでなく赤いラインのものもあります。
手で持つ個所には専用の覆いが付属しています。
この覆いとても外れやすいですw
砲身はプラですが、擲弾筒を固定する脚は分厚い金属製です。
このおかげでこの擲弾筒、結構重量がありますw
脚の見えるマイナスネジを外すと脚が外れます。(ネジは2箇所あります。)
砲身以外の部品は殆どアルミでしょうか?
ちなみに白い紐が付いてるレバーのような突起物が発射する引き金です。
これを引鉄というみたいです。
この引鉄を下に下げると発射します。
次に右側の円柱形の物は距離の合わせて調節するダイヤルです。
しかしそれは実物での話でトイガンではモスカートを固定するダイヤルです。
砲身下の棒状には弾に合わせた距離が左右に刻まれている。
使用する砲弾によって使用する目盛が異なるのです。
詳しい詳細についてはCAW(クラフトアップル)のホームページの商品ページをご参照あれ。
さて次はモスカートの実射の仕方について紹介します。
(といってもこれもCAWの商品ページで分かるのですがw)
発射方法は2種類あります。
①モスカートを固定して引き金(引鉄)で発射する方法。
まず引鉄の下に収納されているクサビと呼ばれる部品を外します。
(外したらクサビは大事に保管しましょう!これが無いともう1つの発射方法が出来ません!)
次にモスカートを砲身の上から入れます。
(*入れる前にモスカート固定ダイヤルを開放位置にすることを忘れずに!)
モスカートを挿入したら固定ダイヤルを右に回してモスカートを固定します。
(*挿入する前に固定ダイヤルは左に回して開放位置にしておきましょう)
こちらが固定ダイヤルが開放位置の時の砲身内部です。
モスカートを固定する突起がありません。
こちらが固定ダイヤルを固定位置に回した時の砲身内部です。
モスカートを固定するための突起が出ていますね。
モスカートの溝を横から固定します。
ですので突起が出ている状態(固定位置の状態)で砲身にモスカートを入れると、
この突起にモスカートが当たってしまい破損の恐れがあるのです。
皆さんどうぞお気をつけ下さい!!
さてモスカートの固定が出来たら・・・
引鉄を下げて撃つのみ!!
この後、撃ったモスカートを砲身から取り出します。
その際、固定ダイヤルを開放位置に戻すことを忘れずに!!
これが1つの発射方法です。
いちいち固定ダイヤルを回したり戻したり操作するのが面倒ですが、
モスカートは固定されているので水平撃ちは勿論のこと砲身を下に向けても発射できる利点があります。
さてもう1つの発射方法もご紹介します。
②モスカートを固定せず、モスカート落下後すぐに発射される迫撃砲タイプの発射方法
まず最初に今度はクサビを引鉄の下に収納します。
引鉄を上に上げればクサビを収納する隙間が出てきます。(引鉄を上方向に上げるのは大変堅いですので注意)
つまりクサビを入れるとモスカートの尻を叩く突起が突き出るのです。
あとは砲身を上に向けて砲身にモスカートを入れるだけです。
勢いよく砲身内に落ちたモスカートがモスカートの尻を押す突起に接触し発射されるのです。
要は迫撃砲と同じ発射方法ですね。
発射後のモスカートの取り出しは擲弾筒を逆さに向ければモスカートが落ちて来ますので本当に簡単です。
以上がCAW製八九式重擲弾筒の2つの発射方法になります。
どの発射方法が良いかは皆さんのお好みかと思います。
ゲームでは弾を入れたまますぐに撃てる引鉄式の方が有利かもしれませんし、
しかし部品の破損の恐れの少ない迫撃砲式も良いかもしれません。
これは本当に好みですね。ですが操作手順はちゃんと覚えれておくことがなにより大切です!!w
ちなみにモスカートを使用しますので・・・・
自爆には注意してください(自爆)
あと話はそれますが
以前(4~5年前)オークションで自作と思われる塩ビ製擲弾筒がよく出品されていました。
形は日本軍の八九式重擲弾筒をベースにした物だったのですが・・・
複雑な構造でもなく、スプリングを引いてモスカートの尻を押すシンプルな構造でした。
しかも塩ビ製で軽量でしたので持っていても苦になりませんでした。
もし予算を掛けずに擲弾筒が使いたい方は自作してみるのもお勧めします。
外見も構造も大して複雑ではございません。
なんせ特徴的な形ですので、さほど精巧に製作しなくても雰囲気は十分です!
現に自作されている方が何人もいらっしゃいます。
是非お試し下さい!
以上、CAW製 八九式重擲弾筒でした~
Posted by アンチョビことチビ at 20:40│Comments(10)
│トイガン
この記事へのコメント
>>中島大尉さん
いえ、このCAWの八九式は決して高過ぎるという事は御座いません。
日本軍の玩具銃類(トイガン)は小銃類や軽機類は大分高値ですが
当品は比較的お買い求めし易い値段だと思います。
いえ、このCAWの八九式は決して高過ぎるという事は御座いません。
日本軍の玩具銃類(トイガン)は小銃類や軽機類は大分高値ですが
当品は比較的お買い求めし易い値段だと思います。
Posted by アンチョビことチビ at 2014年01月05日 11:32
素晴らしいですね!
これ結構高いんですよねw
これ結構高いんですよねw
Posted by 中島大尉 at 2014年01月04日 22:51
>>まつりさん
こんばんわ!まつりさん!
おお!wすでに中学生の時点でそこまで自作を・・・!
素晴らしいですね!!
正直お金を掛けてCAWの物を買うのもいいですが
塩ビで自作の方が全然効率的ですね!
ゲームでの使用なら自作の方が断然良いのかもしれません!
こんばんわ!まつりさん!
おお!wすでに中学生の時点でそこまで自作を・・・!
素晴らしいですね!!
正直お金を掛けてCAWの物を買うのもいいですが
塩ビで自作の方が全然効率的ですね!
ゲームでの使用なら自作の方が断然良いのかもしれません!
Posted by アンチョビことチビ at 2011年02月10日 20:33
自分も中学のころ自作しましたw
塩ビと金具でやりましたが、遠目ならわかりませんよねw
プロップモス使った撮影美味しかったですb
塩ビと金具でやりましたが、遠目ならわかりませんよねw
プロップモス使った撮影美味しかったですb
Posted by まつり at 2011年02月10日 20:11
>>素通り人さん
こんばんわ!素通り人さん!
画像拝見しましたが、こちらのはかなり大型ですが
口径も大きくて堅牢そうですね・・・
しかも取っ手みたいなのは引金でしょうかね・・・?
実用的そうですね・・・!
とはいえ正確狙うのは難しそうですねぇ。
こんばんわ!素通り人さん!
画像拝見しましたが、こちらのはかなり大型ですが
口径も大きくて堅牢そうですね・・・
しかも取っ手みたいなのは引金でしょうかね・・・?
実用的そうですね・・・!
とはいえ正確狙うのは難しそうですねぇ。
Posted by アンチョビことチビ at 2011年02月10日 19:29
最近、米軍でも迫撃砲を擲弾筒型にして投入して反応を見ています。
今、話題の アフガニスタンで
三脚も入らないし、大量に弾薬を運搬できるというメリットと、少人数で作戦展開できるからでしょうね
http://saorbats.com.ar/foro/viewtopic.php?f=14&t=1385&sid=7a819702d11bb36390ea4328c3ae132a&start=615
今、話題の アフガニスタンで
三脚も入らないし、大量に弾薬を運搬できるというメリットと、少人数で作戦展開できるからでしょうね
http://saorbats.com.ar/foro/viewtopic.php?f=14&t=1385&sid=7a819702d11bb36390ea4328c3ae132a&start=615
Posted by 素通り人 at 2011年02月10日 15:21
>>すけさん
こんばんわ!すけさん!
実は私も擲弾筒が届いてすぐ膝の上に載せてみましたw
すごく・・・ピッタリです・・・・
ですが所詮は迫撃砲なので反動があるのは当然ですよね!
内心では「ア○公もマヌケじゃのぅ~」と思ってしまいました!w
こんばんわ!すけさん!
実は私も擲弾筒が届いてすぐ膝の上に載せてみましたw
すごく・・・ピッタリです・・・・
ですが所詮は迫撃砲なので反動があるのは当然ですよね!
内心では「ア○公もマヌケじゃのぅ~」と思ってしまいました!w
Posted by アンチョビことチビ at 2011年02月09日 22:39
あの底板の形は膝に乗せたくなりますよね…。ニークラッシャーという異名も聞いたことがあります(爆)
Posted by すけ at 2011年02月09日 22:32
>>やまさん
こんばんわ!やまさん!
私もこの擲弾筒は日本軍の中でも素晴らしい世界に誇れる兵器だと自負していますw
現代においても各国軍で似たような迫撃砲を装備&使用していますので、
日本軍の擲弾筒がいかに先進的であったか分かりますね!
同時期に英軍も似たようなものを採用していたような・・・
サバゲでの使用ですが濃い森林での使用の場合、
発射したBB弾が跳ね返って自爆したりや前方の仲間を巻き添えにしてしまったっりと困った一面もございます!ww
こんばんわ!やまさん!
私もこの擲弾筒は日本軍の中でも素晴らしい世界に誇れる兵器だと自負していますw
現代においても各国軍で似たような迫撃砲を装備&使用していますので、
日本軍の擲弾筒がいかに先進的であったか分かりますね!
同時期に英軍も似たようなものを採用していたような・・・
サバゲでの使用ですが濃い森林での使用の場合、
発射したBB弾が跳ね返って自爆したりや前方の仲間を巻き添えにしてしまったっりと困った一面もございます!ww
Posted by アンチョビことチビ at 2011年02月09日 21:49
旧日本軍最強兵器登場!
当時の米軍のガーランド装着・発射のグレネードに比べたら格段に有効な兵器であったワケで、将校でも肩に担いで運んだそうです。
ちなみにサバゲでも、バリケードやブッシュに隠れてる相手に対して有効だという報告が多数聞かれます。
当時の米軍のガーランド装着・発射のグレネードに比べたら格段に有効な兵器であったワケで、将校でも肩に担いで運んだそうです。
ちなみにサバゲでも、バリケードやブッシュに隠れてる相手に対して有効だという報告が多数聞かれます。
Posted by やまさん at 2011年02月09日 21:42
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