2011年02月27日

侍装備⑮ 着物編

さ~てwかな~り久しぶりに侍装備をご紹介致します。
といっても、ある程度の装備は既に紹介致しましたので、
今回は番外編?として他の着物類をご紹介致します。

甲冑姿の場合、武士は直垂など、袖を絞った物を着ますが、
太平の世の江戸時代一般的な侍の服装などは皆さんどうご想像しますか?

私はやはりドラマや映画の時代劇の中でよく見るに着物に刀を差す姿がまず浮かびます。

まずはそれに近い服装を揃えてみました。
サバゲには殆ど関係ないですね!wでもこれからご紹介する服のいくつかを着てゲームをしたことがあります!w



 

こちらは紫色と珍しい色の馬乗り袴。色が珍しかったので買いましたw
以前にもご紹介したと思いますが、袴には一般的に以下のような種類がございます。

馬乗り袴(男袴)
・・・最も一般的な袴。現在でも成人式など礼装として着用されていますね。
              その名の通り乗馬した際に乗りやすくように袴のマチを特に高く裾開きされています。
行灯袴(女袴・・・外見は馬乗り袴と酷似していますが、ズボンのように仕切りのない袴。要はスカート状のような袴。
           明治、大正期など女学生といった女性が着用していた袴です。
野袴・・・一般的に武士が旅行の際に着用されたと言われる袴。ズボンの形に近く、両股の仕切りがはっきりしていて動きやすい袴。
       本来(当初)は馬乗り袴の裾の淵に汚れない&生地が摩耗しないよう当て布をした袴だったと言われています。     
       現在では作務衣の袴としても着用されています。

この他にも様々な形の袴がございます。

ちなみに私は甲冑装備に合わせて野袴を着用することが多いのですが、
昔は馬乗り袴、行灯袴の2種類を着用してゲームに参加したことがございますw

察しの良い方ならお分かりになると思いますが、斜面や草木の生い茂る中を走り回るにはこの2つの袴は
不適応です。誰でも分かりますねw

斜面を駆け上がるだけで袴の裾を足で踏んでしまい、ビリッ!と破れてしまうことは当たり前です!w
また裾口が広いため脛などに怪我が起こりやすいです。

ですがかの戊辰戦争における会津藩の悲劇として有名な白虎隊
映画やドラマ、絵巻においても彼らの一部の隊員は通常の馬乗り袴を着用しているのを見掛けますね。
史実における服装の考証などはよく知りませんが、
この袴で山中を渡り歩くのはさぞ苦労したことでしょう。

満足な装備も無い一部の旧幕府側の藩士たちも同様だったと思います。

たまに映画などで動きやすくするように馬乗り袴の裾の端を持ち上げて腰紐の内側つまり袴の内側に入れる描写などありますね。
背面の腰板近くに裾を入れたり、横面だったりと様々ですが・・・
私の試しに何度かしてみましたが、激しい動きをすると内側に入れた袴の裾がすぐに出てしまい、あまり意味がありませんでした。

結論から言いますとサバゲでは裾を絞った野袴でないとゲームにすらなりません!!
インドア等斜面の無い砂利地などではまだ有効かもしれませんが・・・

さてお次は着物を

 

こちらは長襦です。この上に通常の着物を重ね着します。



長襦袢の特徴は何より薄手であることと、襟元に別パーツで襟部分が縫い付けられています。(画像では黒い襟部分

襦袢は基本的に下着と分類されるようです。
襦袢にも種類があり、長襦袢、半襦袢、肌襦袢などあります。

画像のような襦袢の下に肌襦袢を着るのが一般的ですが、肌襦袢の代わりにサラシを巻くこともあります。
さてここで問題なのは長襦袢が果たして武士の衣類として相応しいか否かなのです。

長襦袢のルーツ遊女が着ていたものが流行したからと言われています。
町人ならまだしも武士がそのような物を果たして真似するでしょうか・・・・?

ということでもし武士の服装をされるなら長襦袢ではなく半襦袢を着ましょう!!


私は画像の長襦袢は柄の悪い浪人にピッタリな襦袢で結構気にいってますけどね!!w

お次は


 

こちら!普通の男物の着物ですw
古い木綿製で、二束三文のものです。昭和期のものでしょう。

 

かなりシワだらけです・・・・
古い着物は独特の匂いがしますね。嫌いじゃないです。

このような着物は襦袢の上に着て帯を締めてから袴を穿きます

続いては


 

 

こちらは厚めの生地の着物。こちらはでしょうか。
蒼め着物は武士のイメージにぴったりと思い購入しました。

茶の野袴と合わせて着るとそれらしくなりますね!

さて最後に和服(着物)は袖下が邪魔になるのですが、
よく映画などで斬り込み前などに紐を×字に括りつけて袖を邪魔にならないようにしますね。
もしゲームで着物を着る機会あるのでしたら、紐さえあれば着物の袖は邪魔にならずに済みます!
それに外見も雰囲気があって結構良いですよ!

以上、簡単な着物紹介でした~w





タグ :侍装備

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この記事へのコメント
やっぱり袴はかっこいいですねぇ。
私は、作務衣の上に鎧を着て足軽やってますが、足元がイマイチ……
私もアンチョビさんを見習って装備を拡充しなければ。
Posted by へたどく at 2011年02月27日 17:36
>>へたどくさん

こんばんわへたどくさん!
作務衣でも全然問題ないと思いますよ~!
ですが生地の薄さや見た目がどうしても心配・・・と思われるのでしたら
野袴のご購入をお勧めします!

上着に関しては作務衣の物で全然良いと思います!
こちらも生地の薄さなどが心配のようでしたら
以前の記事でご紹介した半被(はっぴ)なんかもお勧めです!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年02月27日 18:36
ご教示有難う御座います。>>アンチョビさん
特に下半身に不満ありなので、野袴を探してみました。
ヤフオクなんかだと、結構安く出ているみたいですね。

ttp://page22.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l62600300

本格的なのも良いんですが、洗濯を考えるとこういう廉価版の方が良いのでしょうかね。
色々探してみたく思います。
Posted by へたどく at 2011年02月28日 22:34
>>へたどくさん

ヤフオクの物拝見いたしました!
私の野袴とそう変わりませんね!wこれでも十分すぎると思いますよ!
それにゲームでの使用も考えますとポリエステル素材の物の方が洗濯もお手軽なのでとても良い品だと思います!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年03月01日 00:07
ど~も!「スパム」と化した参謀本部です。

アンチョビ先生!
下の画像で「サバゲ」は如何でしょうか?

http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1358792628.jpg
http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1358792637.jpg
http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1358792176.jpg
http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1358792183.jpg

如何でしょうか?(暴笑)

参考の為に補足説明を記載します。
「三つ葉葵」の裃は夏用で「徳川幕府第八代将軍:吉宗」から
南部二十万石(岩手県:盛岡市)の藩主が拝領した物です。
(お断りしますが、悪魔で「伝」ですから!)
ん?何故?裃なのに下が無いって?
このスケスケ生地では「褌」がスケて丸見え
ですからね!(笑)
もう一つ裃は毛利三十九万石の藩主の裃です。(冬用)
ん?「毛利家」の家紋が違うって?
画像の家紋は毛利家の「表紋」で「抱き沢潟(だきおもだか)」
で「一文字に三つ星」は毛利元就が作った「裏紋」です。

これは私考ですが、当時(江戸時代)裃は武士・町人が着用
しましたが、裃の生地の模様が「小菱模様」・「小鮫模様:鮫肌見たいなブツブツ模様」
の二種類が有りました。
「小菱模様」は大名藩主用と思います。(間違っていたらゴメン!)

これで「サバゲ」は無理ですね!
「蜂の巣」にされそう・・・
Posted by 参謀本部 at 2013年01月22日 12:56
>>参謀本部さま

何と!?裃では御座いませんか!!??

裃にも夏用、冬用があったのですね・・・(汗
全く存じませんでした・・・!

生地の模様にも種類があったとは・・・感服致しました・・・!
吉宗公から南部藩主が賜った裃とは。。。。
いや、本当に目から鱗の品で御座います。

本当に当時品なのでしたら・・・これはもう・・・
自分の一族の宝物に相違ないでしょう・・・!
本当に凄いです・・・あの暴れん坊将軍が・・・(ドラマの知識で申し訳御座いません)

歴史の立会い人のようで・・・本当に感動致します・・・!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年01月22日 23:18
私共の拙い画像を見てくださり、そして感激までして貰いとても
恐縮です。

江戸時代に将軍・各藩主の代替りには一々「臣下の礼の儀式」を
していましたから、その折に「暴れん坊将軍:(注)松平 健では有りません」
から拝領したのでしょうか?

南部家は昭和5年に「売立」をしていますから、その折に民間に
流れたのかも知れませんね?

家紋ですが「三つ葉葵紋」の場合は将軍家・尾張・紀伊が同じ家紋
で水戸は多少異なる家紋です。
(違いは家紋の丸の線の太さの違いです。)
他にも三つ葉葵紋を使用した大名家も有りますが、丸では無く四角
だったり葵の内部の線の多い、少ないの違いが有る様です。
Posted by 参謀本部 at 2013年01月24日 01:28
>>参謀本部さん

南部家は昭和に入ってからそのようになっていたのですね・・・
これも時代の流れですね・・・

葵御門でも細部は異なるのですか・・・!
全く存じませんでした!素人の私には恥ずかしながら同じ見えてしまいました。
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年01月26日 15:38
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