2011年03月10日

日本軍 三十年式銃剣

さて今回は日本軍装備には欠かすことのできない装備である銃剣をご紹介致します。

日本軍を代表する銃剣。「三十年式銃剣」です。
別名ゴボウ剣なんかとも言われていますね。本当に長い(息も長い)代物です。

 

画像の銃剣の鞘には銃剣鞘覆いを装着させています。こちらは自作です。
要らない生地を使って製作しました。

実物の銃剣鞘覆い(カバー)襟布なんかを改造して作ったりしたそうです。
実際の写真でも多く見受けれる例であります。



太平洋戦争初期のフィリピン作戦における休息を取る兵士。
少々分かりにくいですが、色が浮いているのが分かると思います。
銃剣の鞘に覆いを付けています。

少し銃剣鞘覆いがボロボロになっていますね。

 

鞘から銃剣を抜いた状態。
勿論刀身日本国内の銃刀法に合わせて合法のように切断されています

 

ちなみにこの銃剣の鞘ですが・・・
鞘が長く、刀身が切断れているので、鞘の殆どは空洞状態なので・・・

ゲームで装備しているうちに折れてしまいました!!

・・・・・


それだけでなく、実は・・・・

折れた部分が外れて無くしてしまいました・・・・・

なので画像の銃剣の鞘半分以上はアルミ板などで自作(継ぎ足し)しているのです!
銃剣鞘覆いはその継ぎ足し部分を隠す意味もあるのですw

皆さんも気を付けて下さい!!
特に軍衣の剣吊りに銃剣差しを装着すると、さらに確率が高くなると思います!(固定されるだけに)



 

 

さてお次は肝心の銃剣本体を。

握りの木部部分はさすがに痛みが激しいですが、
そのほかの部分は原形をとどめています。


 

 

また着剣装置も可動致します。

ですが残念なことに、この銃剣九九式短小銃、三八式歩兵銃には装着できません・・・・
というのも、この銃剣別規格になっているからです。

中国帰りの銃剣接収した中国軍(国民党軍か八路軍かは不明)が自軍の銃に合わすために改造したと、
伺ったのですが・・・果たして事実はどうなのでしょうか・・・?

もしやすると大陸で日本の銃剣を模倣して製作されたコピー品かもしれません。
もしくは国内の教練用銃剣という可能性もあるかもしれません。
または戦後自衛隊が使用したものかも・・・・!?

どちらにせよ謎が深まるばかりです。
真実はいずこへ・・・



この凸の物はこの銃剣の鞘に最初から付いていた鞘留めです。
日本軍の銃剣差しの革ループには通らず、また固定が甘いのか、
すぐに鞘から外れてしまいました。

日本軍規格では無い事は確かですね。

 

そしてもう一つ謎の部分が、刀身の刻印です。
一見、東京小倉工廠製の刻印に見えますが、違います



 

正規の小倉工廠の刻印はこれですが、
この銃剣の刻印は・・・

 
このようになっています。(イラストは少々ずれていますw)

う~ん・・・どこの工廠製なんだ・・・w
やはり教練用銃剣ということで民間メーカーが製作したものである可能性もあるのでしょうか・・?

それとも中国の工廠のマークでしょうか・・・・ただの模造品である可能性もありますね。


謎が謎を呼ぶ、銃剣。
もはや三〇年式銃剣なのかさえ怪しくなってますが、一応紹介はこれまで!!w
でわでわ~w





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Posted by アンチョビことチビ at 20:04│Comments(11)・日本軍 実物 装備
この記事へのコメント
丁度パドックでこの三十年式銃剣入荷・発売してますよ。
Posted by やまさん at 2011年03月11日 01:01
>>やまさん

WINDLASS製の三十年式銃剣ですね!
刀身も申し分ないですが・・・価格が・・・w
う~んw実に厳しい!!w
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年03月11日 19:58
こんばんは!

新しくブログ始めた若輩者ですが宜しくお願いします!

前から気になってました!時々コメントさせて頂いても宜しいでしょうか?
Posted by 弓張嶺 at 2011年03月11日 20:31
>>弓張嶺さん

初めまして!弓張嶺さん!
私の方こそまだまだ知識浅はかな若輩者であります!
私の方から色々教えて頂くこともあると思いますが・・・
こちらこそ宜しくお願い致します!

つまらないブログではありますが・・・・w
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年03月11日 21:33
私も二十代前半ですから。お互い知識を高めて行ければいいですね!

自分は非着用派なので、先日の被甲嚢について「実用は勿体ない」みたいな記事を読んで好感を持ちました。
(レプリカを買うと手を加えすぎて結局ゴミにする人なので極力買いません)

ちなみにこの銃剣は見た感じ中華っぽいですね。
樋の彫りが甘いのと握りの螺子が違っているように感じます。
Posted by 弓張嶺 at 2011年03月11日 22:01
>>弓張嶺さん

おおwお若い!!w
同じ趣味の方と出会えて本当に嬉しく思います!
そして恐縮です・・!w

この銃剣は一応実物?ということで入手したのですが、
中国側が三十年式に手を加えたということではなく、
中国で製造された類似の銃剣もしくは模造品ということになるのでしょうか・・・?

ご教授本当にありがとうございます!!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年03月11日 22:17
>2011年03月11日 22:17
>アンチョビことチビさん

わたしは中国製造の偽物と見ました。あくまで見た感じですが。

剣差しの革を通す部分もペラペラですし、握りの螺子は実物は楕円形です。(私の物は実物も教練用も楕円形)

それから鯉口にバネは入っていますか?

確かどこかのサイト偽物銃剣と軍刀の詳細画像を載せてたはずです。直鍔タイプでしたが本品とそっくりでしたよ!
Posted by 弓張嶺 at 2011年03月11日 22:38
>>弓張嶺さん

こいつの鯉口にバネのようなものは無いですね。
柄の螺子は完全に丸円です。

実物に楕円以外の物は無かったのでしょうかね・・・?
年代や製作所によってかなりのバリエーションがあるので
如何とも区別が出来ません・・w

確か軍刀さまのHPですよね!!
偽物銃剣についての記載が見当たりませんが、
やはりこの銃剣は中華製でFAなのかもしれませんね・・

しかし相当年季があると思われる品なのですが・・・
本当に謎ですw
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年03月11日 23:07
>2011年03月11日 23:07
>アンチョビことチビさん

偽物軍刀で検索したら偶然見つけました。

教練用は確かに沢山ありますから判別は難しいですね!
Posted by 弓張嶺 at 2011年03月11日 23:16
こんばんわ!
「太平洋戦争初期のフィリピン作戦における休息を取る兵士」の写真は弾薬盒の前面の縫い目が2本ありますね。
このブログで紹介されている非中田製の複製弾薬盒と同じタイプですね。
Posted by 名無し四等陸士 at 2011年08月31日 19:28
>>名無し四等陸士さん

こんばんわ!名無し四等陸士さん!!
よくぞお気づきになられましてね!
私も最近ようやく気付いたばかりであります!!

勿論それ以前の日中戦争中の一コマにも同縫い目の弾薬盒が確認できますよ!
ということは、やはり中田の縫い目1つの弾薬盒は極初期の可能性が出てきたのではないでしょうか・・・?
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年08月31日 20:25
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