2011年08月27日

複製 日本陸軍 見習士官図嚢&実物図嚢(マップケース)

さてさて下士官装備で次に必要となるのは図嚢です。

下士官将校と同様に図嚢(マッププケース)を携行していた例が多いようです。
しかし将校(基本自費で購入)と異なり下士官の場合、旧軍の服務規定では図嚢の携行は任意といいますか、
義務付けられていなかった可能性があるようです。

とはいえ司令部付きなど義務付けられるケースも勿論あったようですが・・・・

あくまで私の浅はかな知識のレベルですので・・・w何とも言えません!w)

ということで、どうせなら疑わしきは揃えよう!!という標語のもとで購入致しました。





複製 下士官 見習士官用?図嚢
です。

中田製ではありませんが、元にしているのは中田の物の可能性がありますね。

オイルなどで仕上げている途中なので色が少々マバラです。

ちなみに




 

こちらが到着して間もない状態です。

オイルなどで仕上げることが前提ですね。
時間を掛けてじっくり仕上げていきたいと思います。



**8/28更新**

最新の
図嚢の状態。
大分色が暗くなって使い込んだ色になってきました~





 

陸軍のマークである

この下士官図嚢に限らず陸軍の図嚢には殆ど全てが縫われていますね。

 

続いては内装。

図嚢の中は革の上から緑の布が貼られています。
意外と使い勝手良さそうですね。

しかし実物はどうなのでしょうかね。

 

図嚢の中身。

1つの仕切りがあります。
他に特筆すべき点はないですね。

 

 



型崩れを抑えるためか、図嚢の裏側(負革側)は厚くてでかい革で出来ています。

実用性はかなり良いと思います。




 

裏側。

蓋の形が特徴的かつ重いので、蓋と本体を縫い付けている部分の縫い糸が切れないか心配ですね。

とはいえ使っているいうちに革も馴染んで柔らかくなって来ると思うので大した問題にはならないでしょう。

 

お次は負革

 

この下士官図嚢の負革は同社の南部拳銃嚢用の物と幅も厚さも殆ど同じですね。

実物はどうなんでしょうか・・・

まぁこの辺は替えが利きますから・・・


さてさて下士官図嚢の次は
実物図嚢をご紹介致します。

とはいっても俗に言う下士官用の物ではありません。



 

いずれも陸軍の物です。
の大型の2つが負革で吊るタイプ
の小型の物は腰の革帯に引っ掛けて吊るタイプです。

(いずれも負革とフックは状態が最悪なので外しています)

実物の図嚢各種は安値で売られていますが、状態が良い物は意外と珍しく、
私の所有している上記3つの図嚢は各部欠損、剥がれなどあり、
色が黒く変色し、さらにカビまで移り
オイルなど塗っても変化がありませんでした。

また少しの力で引っ張ってもバリバリと革が剥がれてしまい強度の面も・・・・・

もしゲームで使いなさるならよ覚悟が必要かもしれません・・・

 

今回ご紹介した複製図嚢との比較。

この複製図嚢は大きさ的には比較的小さく、コンパクトですね。

 

実物の大型図嚢には裏側にドットボタンのポケットがあります。
しかし下士官図嚢にはありませんね。

さて最後になりますが、
最初から最後まで謎が残っています・・・・

それは下士官図嚢という物がどんな物なのか?ということです。
将校図嚢という名前はよく聞きますが、
下士官図嚢に関しましてははっきりとした現物(実物)を見たことがございません。

今回ご紹介した下士官図嚢に関しましても中田で下士官用として販売されていたのを参考にして
購入したに過ぎません。

ネットで探してみましたら他にも下士官図嚢として革帯につる図嚢が売られていたりするのですが・・・

どのような型でバリエーションがあるのかが全くもって未知数でなりません。

そもそも本当に下士官図嚢というカテゴリー自体存在するのか疑問になってきました。

実際の従軍写真でも将校とあまり変わらない図嚢を携行する下士官が見られます。
(私の探し方が悪いだけかもしれませんねw)

**訂正&補足**
下士官用図嚢というカテゴリーは存在しないことが判明致しました。
中田製、海外製(実は中田流用!)下士官用と銘打っている物は
実は正確には見習官用として記載されているものです。
そして官給品とのことです。

将校任官すると拳銃、軍刀を含めて図嚢私費購入を強いられるため
官給品であるこの図嚢が小尉を含めた下級将校、そして下士官に支給されたそうです。

ですので官給品ではありますがカテゴリー的には将校用図嚢ということになります。


この貴重な情報もさる御仁よりご教授頂きました・・・!
本当にありがとうございました!!




以上、謎を残したまま複製 日本陸軍 下士官図嚢&実物図嚢(マップケース)でした~w





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この記事へのコメント
オイル仕上げも早くていいのですが、とりあえずひと月ほど天日に
晒して飴色になるのを待つのもいいですよ~。
Posted by まつり at 2011年08月27日 15:35
>>まつりさん

ほほぅ・・・!天日に放置ですか・・・!
それは、まだした事がありません。
自然な形で仕上がるんでしょうかね・・!

しかし天候など猫の襲来など色々心配もありますので
少々不安でありますね・・・
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年08月27日 21:41
うちのやつは綿の紐(兵用水筒より細い)で吊るタイプでした。綿か革かは、時代によるものと考えられます。本体は実物と中田製の違いは余りなく、良く出来ているとおもいますよ。
Posted by 弓張嶺 at 2011年08月28日 10:20
>>弓張嶺さん

綿紐の図嚢ですか・・・!

従軍写真でぐらいでしか拝見したことありませんが
個人的にかなりイレギュラーな物かと思いましたが
綿紐の物は相当数と支給されていた・・ということでしょかね。

これは下士官図嚢に限ってのみいえることがどうか気になりますね!

実物と似ていてる聞いて安心致しました!w
これで気兼ねなく装備出来ます!

この度も貴重なご知識をご教授頂き本当にありがとうございます!
ご指摘とご指南頂く度に私は進歩させて頂いております!!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年08月28日 10:50
自分が骨董市で手に入れた将校用図嚢の内張りは、写真の様な布張りでしたよ。
Posted by 山本中尉 at 2012年07月23日 21:46
>>山本中尉さん

当複製図嚢を実物と比較されている御仁がいらっしゃいまして
その内容確認しましたところ、やはり布張りでございました・・・!
(何色の生地だったかは失念致しましたが・・・)

さすがに私は図嚢にまでは手が回りませんが・・・
今も実物品は多く現存しており
図嚢は本当に様々な形状と仕様があって
どれも見ていて面白いですねぇ・・・!

趣があります・・・!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2012年07月23日 22:21
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