2011年08月10日

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較

いやぁ暑いですねぇ・・・
それに最近のテレビ番組つまらないですねぇ・・・

そんな訳で?今回も旧軍装備の複製品を紹介したいと思います。
久しぶりに2商品を比較して紹介させて頂きます。

まずはこれです。

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較 

拳銃革帯拳銃弾薬盒です。

旧軍装備においては拳銃を携行するにあたって拳銃嚢(ホルスター)と並んで必須品といえるものかと思います。

画像の拳銃革帯と拳銃用弾薬盒の2つはいずれも複製品です。
今回はこの2つを比較してみたいと思います。


複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較 

まずこちらは海外製拳銃帯革と拳銃弾薬盒のセットです。

特徴としては革帯(ベルト)幅が細く、全体的に小型なことです。
また革の状態は海外製のためか革帯全体に乾燥のせいと思われる軽いひび?がありました。

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較 

こちらは某オクで入手した海外製か国産か不明拳銃帯革と拳銃弾薬盒です。

特徴としては革帯の幅が広く、↑の海外製よりも大型で全体的に革が分厚く出来ています
商品到着時は肌色のような色でしたが、オイルを一度塗るだけで雰囲気のある茶色に変化しました。

この拳銃帯革と拳銃弾薬盒セットが何処製なのか本当に気になります・・・

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較 

ベルトバックル部分の比較。

海外製
詳細不明品

まず革帯の幅大きく異なりますね。
それにバックルを覆う革の形状上の海外製丸尾を帯びて円に近い形状ですが、
の詳細不明品四角刑に近い形状ですね。

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較 

繋げてみるとこのようになります。

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較

 今度は拳銃弾用薬盒を比較してみます。

海外製
詳細不明品

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較 

弾薬盒の裏側の比較。

まずの両者見比べてお分かりになるように、まずサイズ(横幅)が違いますね。
下の詳細不明品の方が大型なのがお分かりになると思います。

蓋の形状長さもそれぞれ異なります。
また何よりそれぞれ付属の革帯の幅に合わせて弾薬盒裏面のループの大きさも違います。
(つまり上の海外製小さく下の詳細不明品大きく出来ています。)

ちなみに上の海外製は何度オイルを塗っても色が変化しませんでした。
逆に下の詳細不明品は一度塗るだけ素晴らしい茶に変化しました。

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較 

両者蓋を開けた状態。

海外製詳細不明品

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較 

海外製を蓋の開けた状態。

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較 

詳細不明品の蓋を開けた状態。

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較 

ちなみにこの詳細不明品の蓋の内側にはこのような刻印?のような物が打たれています。

漢字・・・でしょうか・・・・?

このような物を打つのは国産ぐらいしか思い付かないのですが(実物との区別のため)
如何せん最近は中華製が多数派なので何とも言えませんね・・・

頭脳は大人、見た目は子供の探偵さんでも呼ばなくては・・・・

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較


弾薬盒を装着した状態の革帯裏の画像。

こちらは海外製です。

糸の縫い方がですね・・・

 複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較

今度は詳細不明品の裏側。

こちらは縫い目が比較的綺麗ですね。

しかし・・・

この詳細不明品の弾薬盒・・・


複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較

 
残念なことに余った革帯を通すことが無理っぽいのである・・・・

恐らくオイルを何度も塗り込んで染み亘らせつつ、ループ部分の革生地を伸ばすようにすれば問題解決すると思われます。

さてここで海外製詳細不明品(国産?)の大まかな長さを記載したいと思います。

・拳銃革帯の幅の長さ
  海外製約1,5㎝ 詳細不明品約2,2㎝

・拳銃弾薬盒の大きさ
  海外製約5,7㎝ 9,9㎝ 
  詳細不明品約5,5㎝ 約10,1㎝

なんと弾薬盒の縦の長さは海外製の方が少しだけ長いようでした。

さて実際の着装写真ではどうなのでしょうか?
以前紹介した祖父の従軍写真より抜粋してみました。

複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較 

こちらは曹長着用拳銃革帯
太平洋戦争開戦前の大陸での写真です。

帯刀している革帯は兵用の物ではなく、俗に下士官用と呼称されている革製刀帯でしょうか。
(図嚢と思しき物の装着法が珍しいですね)

拳銃用革帯ですがかなり幅の小さい物なのがお分かりになると思います。


複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較 

こちらは祖父の写真です。
以前にも紹介したように祖父は1度目の召集の大陸での従軍では下士官にはなっていませんでしたので
この写真では1等兵上等兵のはずです。

拳銃を携行している理由については以前の記事を参照あれ。

話は戻りますが、こちらの拳銃革帯もかなり幅が小さいものであることがお分かりになると思います。
ちなみに祖父の着用しているもう1つの革帯兵用の物ですので大きさの比較対象にはもってこいかと思います。

一概には言えませんが、私個人としては海外製幅の短い革帯は良いのではないかな・・・?と思っています。
勿論拳銃革帯は年代などによって仕様等は異なるのかもしれません。

ですので一概にどっちが良いとは私如きが断定できません・・・
皆さんも従軍写真などと見比べてみることをお勧め致します。

以上、複製 拳銃帯革と拳銃弾薬盒 比較でした~




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Posted by アンチョビことチビ at 19:47│Comments(2)・日本軍 複製レプリカ 装備
この記事へのコメント
>>やまさん

う~ん・・・本当に明日発売なのでしょうかと心配ですw・・・
私は8月発売予定とショップより伺い
早速予約のしたのですがメーカーのマルシンからも事前告知ありませんね・・・w
サプライズならともかく全く音沙汰もないというのは・・・w
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年08月10日 21:07
明日のマルシン6ミリガスブロ14年式拳銃発売に合わせたかの様な話になりましたね(・∀・)ノ
Posted by やまさん at 2011年08月10日 20:31
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