2011年09月17日
複製 中田製 兵用夏襦袢&冬襦袢
さて以前、中田製の兵用冬襦袢をご紹介致しましたが
あれから数点入手しましたので改めてご紹介したいと思います。
中田製 複製 兵用夏襦袢と同じく中田製の 複製 兵用冬襦袢です。
以前ご紹介した冬襦袢とは別の物です。
左が夏襦袢。
右が冬襦袢です。
要は軍衣の下に着るシャツ(襦袢)です。
下に着る物ではありますが、従軍写真などではよく軍衣を脱いで襦袢姿の兵士たちを見受けれます。
サバゲなど野外の着用では、冬場の寒い時期に着用して重ね着するもよし!
夏場においては単体で着用するもよし!
夢がとても広がる被服といえますね。
ちなみに私は羅紗地の冬衣の下に着るのが楽しみでなりません・・・。
さてそんなことで次の画像を
少々(かなり)しわくちゃでありますが、中田製 兵用夏襦袢の画像です。
保管状態がかなりカオスなもので・・・・もはや押し入れが収納率150%ぐらいと言った感じです
冬襦袢と何処が違うがお分かりになるでしょうか?
襟部は冬襦袢と変わらないボタン1つ留めの立襟(ヘンリーネック)ですね。
胸ポケットは長方形型の蓋の物。
こちらも冬襦袢と差異はないですね。
この夏襦袢が冬襦袢と比較して分かりやすい外観の違いはココです。
丈の形状です。
以前ご紹介した冬襦袢では・・・
このように左右両脇下に切りこみがあり、丈の形状が丸まっています。
しかし、今回ご紹介する夏襦袢にはそのような切り込みもありません。
ただの何も無い平面の丈です。
この形状の差はやはり着用する時期が関係するんでしょうね。
夏襦袢は通気性や動き易さを考慮して。
冬襦袢は逆に保温性を考慮して。
恐らく(たぶん?)そういうことではないでしょうか。
ちなみに夏襦袢には脇下の通気孔はございません。
続いては検定印。
最初の画像をご覧になればお分かりの通り、
検定印は襦袢の前面下にあります。
表記は昭和16年製の中号(Mサイズ)です。
中田のマークも打たれています。
夏襦袢の背面。
夏襦袢の袖先。
以前紹介した冬襦袢と同じで1点のみ留めるボタン式です。
襦袢だけあって先に行くほど細くなる絞った作りになっています。
ちなみに・・・・
以前紹介した冬襦袢と色は同じでありますが、
冬襦袢は裏ネル仕様(起毛)で分厚くなっています。
画像の上が以前紹介した中田製 冬襦袢。
下が同社の夏襦袢。
あまり変わらないように見えますが微妙に違います。
手触りも厚さに関しては全く違います。
さて・・・・お次は・・・
白地の中田製 兵用冬襦袢も購入してみました。
昭五式に合わせたかったので、白冬襦袢も・・・・!と思い入手しました。
襟部のアップ。
白地なので着る度に襟裏は汚れるでしょうね・・・・w
胸ポケットのアップ。
何も変わりません。
しかしボタンは全て白色の物になっています。
ちなにみ冬襦袢の脇下の横丈の切りこみ部分はこのようになっています。
検定印のアップ。
夏襦袢と同じ昭和16年製の中号(Mサイズ)です。
しかし夏襦袢と比較すると刻印の位置が違いますね。
白冬襦袢の背面。
夏襦袢と殆ど変わらない(同じ?)ですね。
白地冬襦袢の袖先。
こちらもボタンは調節の出来ない1点留め。
さて兵用夏襦袢と冬襦袢の紹介は以上になります。
最後に
中田製兵用夏襦袢と冬襦袢を3つ集めた画像。
色が同じの2つは、手前左は夏襦袢。右は冬襦袢。
冬襦袢の方が丈が長いですね。
ちなみに冬襦袢のサイズは1つ小さいのです・・・!
つまり夏襦袢と冬襦袢とでは丈は間違いなく冬襦袢の方が長くなるということになりますね。
全て中田製ではりますが、以前紹介した冬襦袢には検定印がありませんでした。
今年になって購入した物(夏襦袢と冬襦袢)には検定印が打たれているのですが、
つまり中田製襦袢でもロット(時期)によって仕様が異なってくるということでしょうか。
以上、複製 中田製 兵用夏襦袢&冬襦袢でした~
あれから数点入手しましたので改めてご紹介したいと思います。
中田製 複製 兵用夏襦袢と同じく中田製の 複製 兵用冬襦袢です。
以前ご紹介した冬襦袢とは別の物です。
左が夏襦袢。
右が冬襦袢です。
要は軍衣の下に着るシャツ(襦袢)です。
下に着る物ではありますが、従軍写真などではよく軍衣を脱いで襦袢姿の兵士たちを見受けれます。
サバゲなど野外の着用では、冬場の寒い時期に着用して重ね着するもよし!
夏場においては単体で着用するもよし!
夢がとても広がる被服といえますね。
ちなみに私は羅紗地の冬衣の下に着るのが楽しみでなりません・・・。
さてそんなことで次の画像を
少々(かなり)しわくちゃでありますが、中田製 兵用夏襦袢の画像です。
保管状態がかなりカオスなもので・・・・もはや押し入れが収納率150%ぐらいと言った感じです
冬襦袢と何処が違うがお分かりになるでしょうか?
襟部は冬襦袢と変わらないボタン1つ留めの立襟(ヘンリーネック)ですね。
胸ポケットは長方形型の蓋の物。
こちらも冬襦袢と差異はないですね。
この夏襦袢が冬襦袢と比較して分かりやすい外観の違いはココです。
丈の形状です。
以前ご紹介した冬襦袢では・・・
このように左右両脇下に切りこみがあり、丈の形状が丸まっています。
しかし、今回ご紹介する夏襦袢にはそのような切り込みもありません。
ただの何も無い平面の丈です。
この形状の差はやはり着用する時期が関係するんでしょうね。
夏襦袢は通気性や動き易さを考慮して。
冬襦袢は逆に保温性を考慮して。
恐らく(たぶん?)そういうことではないでしょうか。
ちなみに夏襦袢には脇下の通気孔はございません。
続いては検定印。
最初の画像をご覧になればお分かりの通り、
検定印は襦袢の前面下にあります。
表記は昭和16年製の中号(Mサイズ)です。
中田のマークも打たれています。
夏襦袢の背面。
夏襦袢の袖先。
以前紹介した冬襦袢と同じで1点のみ留めるボタン式です。
襦袢だけあって先に行くほど細くなる絞った作りになっています。
ちなみに・・・・
以前紹介した冬襦袢と色は同じでありますが、
冬襦袢は裏ネル仕様(起毛)で分厚くなっています。
画像の上が以前紹介した中田製 冬襦袢。
下が同社の夏襦袢。
あまり変わらないように見えますが微妙に違います。
手触りも厚さに関しては全く違います。
さて・・・・お次は・・・
白地の中田製 兵用冬襦袢も購入してみました。
昭五式に合わせたかったので、白冬襦袢も・・・・!と思い入手しました。
襟部のアップ。
白地なので着る度に襟裏は汚れるでしょうね・・・・w
胸ポケットのアップ。
何も変わりません。
しかしボタンは全て白色の物になっています。
ちなにみ冬襦袢の脇下の横丈の切りこみ部分はこのようになっています。
検定印のアップ。
夏襦袢と同じ昭和16年製の中号(Mサイズ)です。
しかし夏襦袢と比較すると刻印の位置が違いますね。
白冬襦袢の背面。
夏襦袢と殆ど変わらない(同じ?)ですね。
白地冬襦袢の袖先。
こちらもボタンは調節の出来ない1点留め。
さて兵用夏襦袢と冬襦袢の紹介は以上になります。
最後に
中田製兵用夏襦袢と冬襦袢を3つ集めた画像。
色が同じの2つは、手前左は夏襦袢。右は冬襦袢。
冬襦袢の方が丈が長いですね。
ちなみに冬襦袢のサイズは1つ小さいのです・・・!
つまり夏襦袢と冬襦袢とでは丈は間違いなく冬襦袢の方が長くなるということになりますね。
全て中田製ではりますが、以前紹介した冬襦袢には検定印がありませんでした。
今年になって購入した物(夏襦袢と冬襦袢)には検定印が打たれているのですが、
つまり中田製襦袢でもロット(時期)によって仕様が異なってくるということでしょうか。
以上、複製 中田製 兵用夏襦袢&冬襦袢でした~
Posted by アンチョビことチビ at 17:05│Comments(2)
│・日本軍 複製レプリカ 装備
この記事へのコメント
>>Аникиевさん
わざわざ私のブログへお越し頂き本当にありがとうございます!
何と、国産化に移行したものがあるのですね・・・!?
知りませんでした・・・てっきり全て中国製とばかり思い込んでおりました。
店頭や通販では新旧のロット混在して販売されているとは・・・
入手した物の仕様が異なるのもうなずけれますね!
しかし中田製だけあって某中華製とは違い
安定安心の出来ですので一向に無問題ですね!
しかし・・・携帯天幕残念です・・・
2~3か月前に東独製?のペグとポールを付けて販売予定と聞いたのですが・・・
もはや永遠に入手出来ないのでしょうか・・・無念であります。
わざわざ私のブログへお越し頂き本当にありがとうございます!
何と、国産化に移行したものがあるのですね・・・!?
知りませんでした・・・てっきり全て中国製とばかり思い込んでおりました。
店頭や通販では新旧のロット混在して販売されているとは・・・
入手した物の仕様が異なるのもうなずけれますね!
しかし中田製だけあって某中華製とは違い
安定安心の出来ですので一向に無問題ですね!
しかし・・・携帯天幕残念です・・・
2~3か月前に東独製?のペグとポールを付けて販売予定と聞いたのですが・・・
もはや永遠に入手出来ないのでしょうか・・・無念であります。
Posted by アンチョビことチビ at 2011年09月19日 11:46
ここが開いてるからここに書いときます。
中田製品に関しては、ほぼ全部が中国製なので、ロットで製品のデキが変わります。冬襦袢・冬袴下は今ロットから国産にしたので、今現在価格が上がりました。
以前製作した残りとかが、店頭に出ることが有るので、通販で買う時は必ずロットにバラつきがあります。
店頭スタッフはマニアではないので「何年か前に作ったヤツ」
と言ってもわかんないでしょう。なのでそこら辺は「しゃーない」と諦めてください。
再販ではないのですが、アメリカの友人が明治服が欲しいと言うので、
社長に交渉して数セット持ってきてもらったので、現在店頭で販売してます。
携天に関しては無期販売中止になりました。
中田製品に関しては、ほぼ全部が中国製なので、ロットで製品のデキが変わります。冬襦袢・冬袴下は今ロットから国産にしたので、今現在価格が上がりました。
以前製作した残りとかが、店頭に出ることが有るので、通販で買う時は必ずロットにバラつきがあります。
店頭スタッフはマニアではないので「何年か前に作ったヤツ」
と言ってもわかんないでしょう。なのでそこら辺は「しゃーない」と諦めてください。
再販ではないのですが、アメリカの友人が明治服が欲しいと言うので、
社長に交渉して数セット持ってきてもらったので、現在店頭で販売してます。
携天に関しては無期販売中止になりました。
Posted by Аникиев at 2011年09月19日 06:40
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