2011年11月12日
複製 海外製 日本陸軍 鉄帽覆い 前期型
さて今回もちょっとした比較を加えた海外製の製品を御紹介します。
ということで今回の商品はこちらです。
海外製複製 日本陸軍 鉄帽覆い 前期型になります。
以前に紹介した個人業者Sさま製、中田製とは違い、海外製になります。
さてその出来や如何に・・・?
やはり実物は年代によって生地の色も仕様も異なってくるのでしょうか・・・!?
ここはあくまで複製のみの比較ですので実物に関しての知識は皆無ですのであしからず。
その前に以前の関連記事と合わせてをご覧頂ければ幸いです。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e251193.html (複製 中田製 鉄帽覆い 後期型)
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e190863.html (精巧複製 旧日本陸軍 鉄帽覆い 前期型)
海外製鉄帽覆いの後面。
画像では生地の色が茶が強いように見えますが実際は言うほど茶は強くありません。
フラッシュを焚いて撮った関係でしょう。
鉄帽覆いの裏側を見てみましょう。
検定印が再現されておりますが・・・・
いつもの昭和18年製という刻印。
ちなみにこの海外製。他にも後期型もあるのですが
この調子だと後期型の検定印も昭和18年製でしょうね。
要は検定印はどれも18年で統一されているという適当仕様なのでしょう!
検定印の反対側には氏名記入欄?がちゃんと再現されています。
さて今度は実際に鉄帽に装着して他の鉄帽覆いと比較していと思います。
左が今回ご紹介する海外製鉄帽覆い。
右が以前に紹介した個人業者Sさま製精巧鉄帽覆い。
生地、星章、そして位置も全て異なるのがお分かりになると思います。
偽装網を装着した状態。
左が海外製鉄帽覆い。
右が個人業者Sさま製精巧鉄帽覆い。(偽装網は使い古した物ですので変色してます)
しかし偽装網を装着すると見栄えが増しますね!!
上から見た画像。
しかしこの海外製。心なしか中田製にクリソツですね・・・
以前に紹介した中田製後期型はどうなのでしょうか・・・?違いは?
こちらが中田製鉄帽覆い後期型。
同じく前期型(補強の無いタイプ)の方が比較対象には良いのですが。。。
手元に無いので後期型で比較します。
星章の位置、生地の色もこちらもまた異なるように見えますね。
それでは3種類を主だった箇所を見比べてみましょう、
まずは海外製鉄帽覆いのアップ。
生地の色を見てみましょう。
お次は中田製鉄帽覆い(後期型)
最後は個人業者Sさま製鉄帽覆い。
生地の色の違いがお分かりなったでしょうか。
個人的見解ですが
海外製鉄帽覆いは中田製に近いのですが、少しだけ色が濃いですね。
中田製鉄帽覆いは海外製を使い古し洗濯したらなるような感じの白に近い色かと思います。
個人業者さま製鉄帽覆いは圧倒的に茶が強く(それでも野外では白く見えますが)
生地も色も特徴があり、別格といった感じです。
生地に関しては個人業者さま製が良いと思います。
続いては星章の比較です。
こちらは海外製鉄帽覆いの星章のアップ。
星が小さく、円の台布の端の縫い付けまで届いていませんね・・・・
しかも星の形が汚い・・・
こちらは中田製鉄帽覆い。
遠目からは上の海外製と全く同じに見えますが、
その出来は違います。
星の形は少しだけ歪んでいる?程度で大きさもラインも綺麗です。
ちなみに海外製と中田製の台布を含んだ星章の大きさはほぼ同じです。
最後に個人業者Sさま製の星章のアップ。
☆自体の生地も異なり、裁断も異なります。
縫い付けは白糸でしょうか。。。?
台布の色もカーキ色に近い物になっています。
個人的見解ですが、
そういえば個人業者Sさま製の鉄帽覆いの検定印は12年製(1937年)です。
中田製後期型は昭和18年製という設定です。
この間6年あまりありますが、前期型と後期型の仕様変更だけでなく、
前期型でも生地や仕様が異なってくるのは至極当然かと感じます。
要は年代の違う実物鉄帽覆いを比較できれば良いのですが…
最後に鉄帽覆い頂点付近の比較。
こちらは海外製鉄帽覆いです。
生地を6層に順に縫い付けされてますね。
こちらは中田製鉄帽覆い。
縫糸に違いはあれど海外製と基本的には同じの生地の縫い付けです。
最後に個人業者Sさま製の頂点部分アップ。
よ~くご覧になれば頂点の縫い付け位置が違うのがお分かりになるでしょうか?
画像右の箇所です。
意外と分かりにくい場所ではありますが・・・・
ここにも違いがございます。
個人的見解ですが、
この頂点部分は中田製、海外製は同じですが
個人業者Sさま製のみ違います。
ですが。。。どちらが正しいのか分かりません!!
年代による仕様変更の差かもしれませんし・・・
ただ個人業者Sさま製のは実物から採寸、参考にされているのは間違いないです。
さて総論ですが・・
やっぱり個人業者Sさま製の鉄帽覆いをお勧めします。
生地の雰囲気からして違います。ゲームで使えば同じかもしれませんが
私はリエナクトなどビッグイベントの時はこの個人業者Sさま製の鉄帽覆いを装備します。
しかし勿論その分、値段は割高になっています。
中田製、海外製のおよそ倍に近い価格ではないでしょうか?
ちなみに海外製ですが値段相応の品です。
最後に鉄帽覆いについて一言。
鉄帽覆いを洗ったら縮んじゃって鉄帽に装着し難くなったでござる!
以上、複製 海外製 日本陸軍 鉄帽覆い 前期型でした~
ということで今回の商品はこちらです。
海外製複製 日本陸軍 鉄帽覆い 前期型になります。
以前に紹介した個人業者Sさま製、中田製とは違い、海外製になります。
さてその出来や如何に・・・?
やはり実物は年代によって生地の色も仕様も異なってくるのでしょうか・・・!?
ここはあくまで複製のみの比較ですので実物に関しての知識は皆無ですのであしからず。
その前に以前の関連記事と合わせてをご覧頂ければ幸いです。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e251193.html (複製 中田製 鉄帽覆い 後期型)
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e190863.html (精巧複製 旧日本陸軍 鉄帽覆い 前期型)
海外製鉄帽覆いの後面。
画像では生地の色が茶が強いように見えますが実際は言うほど茶は強くありません。
フラッシュを焚いて撮った関係でしょう。
鉄帽覆いの裏側を見てみましょう。
検定印が再現されておりますが・・・・
いつもの昭和18年製という刻印。
ちなみにこの海外製。他にも後期型もあるのですが
この調子だと後期型の検定印も昭和18年製でしょうね。
要は検定印はどれも18年で統一されているという適当仕様なのでしょう!
検定印の反対側には氏名記入欄?がちゃんと再現されています。
さて今度は実際に鉄帽に装着して他の鉄帽覆いと比較していと思います。
左が今回ご紹介する海外製鉄帽覆い。
右が以前に紹介した個人業者Sさま製精巧鉄帽覆い。
生地、星章、そして位置も全て異なるのがお分かりになると思います。
偽装網を装着した状態。
左が海外製鉄帽覆い。
右が個人業者Sさま製精巧鉄帽覆い。(偽装網は使い古した物ですので変色してます)
しかし偽装網を装着すると見栄えが増しますね!!
上から見た画像。
しかしこの海外製。心なしか中田製にクリソツですね・・・
以前に紹介した中田製後期型はどうなのでしょうか・・・?違いは?
こちらが中田製鉄帽覆い後期型。
同じく前期型(補強の無いタイプ)の方が比較対象には良いのですが。。。
手元に無いので後期型で比較します。
星章の位置、生地の色もこちらもまた異なるように見えますね。
それでは3種類を主だった箇所を見比べてみましょう、
まずは海外製鉄帽覆いのアップ。
生地の色を見てみましょう。
お次は中田製鉄帽覆い(後期型)
最後は個人業者Sさま製鉄帽覆い。
生地の色の違いがお分かりなったでしょうか。
個人的見解ですが
海外製鉄帽覆いは中田製に近いのですが、少しだけ色が濃いですね。
中田製鉄帽覆いは海外製を使い古し洗濯したらなるような感じの白に近い色かと思います。
個人業者さま製鉄帽覆いは圧倒的に茶が強く(それでも野外では白く見えますが)
生地も色も特徴があり、別格といった感じです。
生地に関しては個人業者さま製が良いと思います。
続いては星章の比較です。
こちらは海外製鉄帽覆いの星章のアップ。
星が小さく、円の台布の端の縫い付けまで届いていませんね・・・・
しかも星の形が汚い・・・
こちらは中田製鉄帽覆い。
遠目からは上の海外製と全く同じに見えますが、
その出来は違います。
星の形は少しだけ歪んでいる?程度で大きさもラインも綺麗です。
ちなみに海外製と中田製の台布を含んだ星章の大きさはほぼ同じです。
最後に個人業者Sさま製の星章のアップ。
☆自体の生地も異なり、裁断も異なります。
縫い付けは白糸でしょうか。。。?
台布の色もカーキ色に近い物になっています。
個人的見解ですが、
そういえば個人業者Sさま製の鉄帽覆いの検定印は12年製(1937年)です。
中田製後期型は昭和18年製という設定です。
この間6年あまりありますが、前期型と後期型の仕様変更だけでなく、
前期型でも生地や仕様が異なってくるのは至極当然かと感じます。
要は年代の違う実物鉄帽覆いを比較できれば良いのですが…
最後に鉄帽覆い頂点付近の比較。
こちらは海外製鉄帽覆いです。
生地を6層に順に縫い付けされてますね。
こちらは中田製鉄帽覆い。
縫糸に違いはあれど海外製と基本的には同じの生地の縫い付けです。
最後に個人業者Sさま製の頂点部分アップ。
よ~くご覧になれば頂点の縫い付け位置が違うのがお分かりになるでしょうか?
画像右の箇所です。
意外と分かりにくい場所ではありますが・・・・
ここにも違いがございます。
個人的見解ですが、
この頂点部分は中田製、海外製は同じですが
個人業者Sさま製のみ違います。
ですが。。。どちらが正しいのか分かりません!!
年代による仕様変更の差かもしれませんし・・・
ただ個人業者Sさま製のは実物から採寸、参考にされているのは間違いないです。
さて総論ですが・・
やっぱり個人業者Sさま製の鉄帽覆いをお勧めします。
生地の雰囲気からして違います。ゲームで使えば同じかもしれませんが
私はリエナクトなどビッグイベントの時はこの個人業者Sさま製の鉄帽覆いを装備します。
しかし勿論その分、値段は割高になっています。
中田製、海外製のおよそ倍に近い価格ではないでしょうか?
ちなみに海外製ですが値段相応の品です。
最後に鉄帽覆いについて一言。
鉄帽覆いを洗ったら縮んじゃって鉄帽に装着し難くなったでござる!
以上、複製 海外製 日本陸軍 鉄帽覆い 前期型でした~
Posted by アンチョビことチビ at 11:59│Comments(2)
│・日本軍 複製レプリカ 装備
この記事へのコメント
>>YASさん
この海外ショップの適当なのがモロ分かりですねw
検定印の年号の意味を理解していないのか、する気がないのか。
どちらにせよ手段を選んでいないのは確かです。
ああ・・・あの香ばしい中華業者さんですねw
複製夏軍衣袴の両脇に剣吊りがあったりと
中国軍ベースの旧軍アイテムが多いトンデモ業者さんです。
以前さる御仁から教えて頂きましたが本当にえげつないですね。
あの商品ライナップには笑わせて頂いていますw
やはり安定と安心の中田製がベスト・・・なんでしょうね。
この海外ショップの適当なのがモロ分かりですねw
検定印の年号の意味を理解していないのか、する気がないのか。
どちらにせよ手段を選んでいないのは確かです。
ああ・・・あの香ばしい中華業者さんですねw
複製夏軍衣袴の両脇に剣吊りがあったりと
中国軍ベースの旧軍アイテムが多いトンデモ業者さんです。
以前さる御仁から教えて頂きましたが本当にえげつないですね。
あの商品ライナップには笑わせて頂いていますw
やはり安定と安心の中田製がベスト・・・なんでしょうね。
Posted by アンチョビことチビ at 2011年11月12日 17:10
海外製前期型は中田製後期型から補給布を取っ払っただけの感じがしますね
検定印が同じなのはおそらく最初にコピーした中田製の検定印が18年製だったから定着したのでは、と思います
検定印の一部と勘違いしたのか、中田マークまで再現している複製品もありますし
検定印が同じなのはおそらく最初にコピーした中田製の検定印が18年製だったから定着したのでは、と思います
検定印の一部と勘違いしたのか、中田マークまで再現している複製品もありますし
Posted by YAS at 2011年11月12日 14:45
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