2011年12月06日
中田製 九九式背嚢 ロット差の比較?
さてさて今回は同じ製品でも差があるというをご紹介したいと思います。
この手の製品では至極当然の話やもしれませんが・・・
ということで早速画像をば
今回ご紹介するのはこちら。
中田製 九九式背嚢(蛸足背嚢)です。
いずれも同社の同製品です。
左は以前紹介した使い古した物です。
右は未使用の美品です。
同じ中田製、同じ背嚢ではありますが
ロットが違うようで細部に差があります。
もしかしたら同じロットの物である可能性もありますが・・・(それはそれで驚きですが)
実は両者入手してから比べてみると結構ショックでしたので
この機会に・・・と思い紹介させて頂きます。
ちなみに以前の記事は以下になります。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e194350.html (中田製 九九式背嚢)
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e217863.html (海外製 複製 九九式背嚢)
一番良いのは実物と比較なのですが
製造年によって仕様など細部が異なって来そうですので致しません。
それに蛸足の揃っている実物をサバゲで使ってると嫌悪されても困りますので・・・
ということで続きを!
左は以前紹介した使い古した物です。
右は未使用の美品です。
ちなみに左の使い古した物は確か07年以前のロットの物です。
右はそれ以降のロット(正確な年は不明)と推測されます。
両者並べてみましたが恐らくあまり違いはお分かりにならないと思います。
(なんせキチっと並べてないのでw)
こちらは使用歴の長い古い方の中田製九九式背嚢。
こちらがロットの新しい目?の同社の九九式背嚢。
う~ん・・・全く違いが分かりませんね・・・
それでは異なる部分を見ていきたいと思います。
まずは検定印。
上は以前紹介した使い古した物です。
下は未使用品です。
使い古した背嚢の複製のスタンプが薄れていますが
他は殆ど両者変わりません。
しかしその横側をみてみると・・・
背嚢の内蓋の紐の長さが異なるのです。
ちなみに右は以前紹介した使い古した物です。
左は未使用の美品です。
まぁ外からは見えない部分ではありますが・・・
しかしそれでも結構長さが違います。
つづいては背嚢の蓋の縁部分の縫い目の比較です。
上は以前紹介した使い古した物です。
下は未使用品です。
明らかに下の未使用品(新しいロット品)が粗雑な縫い目をしているのが
一目瞭然ですね・・・
真っすぐじゃないだけでなく縫い目が縁をほぼはみ出してる部分も・・・これはちょっと酷いッス・・・
続いては背嚢裏面(背側)の縫い付けの比較。
上は以前紹介した使い古した物です。
下は未使用品です。
もう既にお分かりになりますね・・・
明らかに下の未使用品が上の使い古した背嚢と比べて縫い付けが雑ということがお分かりになると思います。
人によっては気にならない程度では・・・?と思われる方もいらっしゃると思います。
でも私のような神経質な者とっては気になるんですねぇ・・・これが。
背嚢の肩当て部分の縫い付けの比較。
右は以前紹介した使い古した物です。
左は未使用の美品です。
縫い付け位置が全く異なりますね。。。。
何度か心配になって?きました・・・
続いては背嚢の蛸足位置の比較。
左は以前紹介した使い古した物です。
右は未使用の美品です。
ここもかなり違います。
というのも蛸足の位置が全く異なるのです。
たまげたなぁ・・・
う~ん・・・実物も若干の仕様の差、個体差はあったと思いますが・・・
統一規格の方が断然望ましいのでは・・・
ちなみに肝心の蛸足の長さも微妙に違ったりします。
上は未使用品です。
下は以前紹介した使い古した物です。
背嚢の背面ではここまで違いあります・・・
背嚢正面の下部の縫い付けの比較。
上は以前紹介した使い古した物です。
下は未使用品です。
画像では一見同じように見えますが、
実際はその差に驚きます。
下の未使用品は歪み過ぎです。
では背嚢全体の大きさはどうなのでしょうか・・・?
右は以前紹介した使い古した物です。
左は未使用の美品です。
キチッと並べてみましたが・・・
やはり若干サイズが異なるようですね。。。
どうやら左の未使用品の方が小さいようです。
さて・・・総論というか結論ですが・・・
明らかに未使用品の九九式背嚢の作りが
使い古した同社の物と比較して全ての点で悪いの明らかです。
ロットによって出来が変わってくるのは分かるのですが・・・ここまでとは何故でしょう?
以前から出来の差があると伺ったこともありますが・・・
ここからは私の推測になりますが
中国製造に切り替えたからでしょうか?
もしくは製造元を別工場に切り替えたから? かもしれません。
もしかしたら逆に私所有の使い古しの背嚢の方がロットが新しく、
未使用品の方がロットが古いという可能性もあります。
如何せん確証がありませんが・・・ただ言えることは・・・
ハズレとアタリが間違いなくある!ということですね。
いや、勿論両方とも使用に問題はありません!
以前紹介した海外製(中○製)の九九式背嚢と比較すれば全然マシです!
ですが・・・ここまで差があるのは少々残念というか驚きでもあります。
同じ縫い目でもこの差。
以上、中田製 九九式背嚢 ロット差の比較?でした~
この手の製品では至極当然の話やもしれませんが・・・
ということで早速画像をば
今回ご紹介するのはこちら。
中田製 九九式背嚢(蛸足背嚢)です。
いずれも同社の同製品です。
左は以前紹介した使い古した物です。
右は未使用の美品です。
同じ中田製、同じ背嚢ではありますが
ロットが違うようで細部に差があります。
もしかしたら同じロットの物である可能性もありますが・・・(それはそれで驚きですが)
実は両者入手してから比べてみると結構ショックでしたので
この機会に・・・と思い紹介させて頂きます。
ちなみに以前の記事は以下になります。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e194350.html (中田製 九九式背嚢)
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e217863.html (海外製 複製 九九式背嚢)
一番良いのは実物と比較なのですが
製造年によって仕様など細部が異なって来そうですので致しません。
それに蛸足の揃っている実物をサバゲで使ってると嫌悪されても困りますので・・・
ということで続きを!
左は以前紹介した使い古した物です。
右は未使用の美品です。
ちなみに左の使い古した物は確か07年以前のロットの物です。
右はそれ以降のロット(正確な年は不明)と推測されます。
両者並べてみましたが恐らくあまり違いはお分かりにならないと思います。
(なんせキチっと並べてないのでw)
こちらは使用歴の長い古い方の中田製九九式背嚢。
こちらがロットの新しい目?の同社の九九式背嚢。
う~ん・・・全く違いが分かりませんね・・・
それでは異なる部分を見ていきたいと思います。
まずは検定印。
上は以前紹介した使い古した物です。
下は未使用品です。
使い古した背嚢の複製のスタンプが薄れていますが
他は殆ど両者変わりません。
しかしその横側をみてみると・・・
背嚢の内蓋の紐の長さが異なるのです。
ちなみに右は以前紹介した使い古した物です。
左は未使用の美品です。
まぁ外からは見えない部分ではありますが・・・
しかしそれでも結構長さが違います。
つづいては背嚢の蓋の縁部分の縫い目の比較です。
上は以前紹介した使い古した物です。
下は未使用品です。
明らかに下の未使用品(新しいロット品)が粗雑な縫い目をしているのが
一目瞭然ですね・・・
真っすぐじゃないだけでなく縫い目が縁をほぼはみ出してる部分も・・・これはちょっと酷いッス・・・
続いては背嚢裏面(背側)の縫い付けの比較。
上は以前紹介した使い古した物です。
下は未使用品です。
もう既にお分かりになりますね・・・
明らかに下の未使用品が上の使い古した背嚢と比べて縫い付けが雑ということがお分かりになると思います。
人によっては気にならない程度では・・・?と思われる方もいらっしゃると思います。
でも私のような神経質な者とっては気になるんですねぇ・・・これが。
背嚢の肩当て部分の縫い付けの比較。
右は以前紹介した使い古した物です。
左は未使用の美品です。
縫い付け位置が全く異なりますね。。。。
何度か心配になって?きました・・・
続いては背嚢の蛸足位置の比較。
左は以前紹介した使い古した物です。
右は未使用の美品です。
ここもかなり違います。
というのも蛸足の位置が全く異なるのです。
たまげたなぁ・・・
う~ん・・・実物も若干の仕様の差、個体差はあったと思いますが・・・
統一規格の方が断然望ましいのでは・・・
ちなみに肝心の蛸足の長さも微妙に違ったりします。
上は未使用品です。
下は以前紹介した使い古した物です。
背嚢の背面ではここまで違いあります・・・
背嚢正面の下部の縫い付けの比較。
上は以前紹介した使い古した物です。
下は未使用品です。
画像では一見同じように見えますが、
実際はその差に驚きます。
下の未使用品は歪み過ぎです。
では背嚢全体の大きさはどうなのでしょうか・・・?
右は以前紹介した使い古した物です。
左は未使用の美品です。
キチッと並べてみましたが・・・
やはり若干サイズが異なるようですね。。。
どうやら左の未使用品の方が小さいようです。
さて・・・総論というか結論ですが・・・
明らかに未使用品の九九式背嚢の作りが
使い古した同社の物と比較して全ての点で悪いの明らかです。
ロットによって出来が変わってくるのは分かるのですが・・・ここまでとは何故でしょう?
以前から出来の差があると伺ったこともありますが・・・
ここからは私の推測になりますが
中国製造に切り替えたからでしょうか?
もしくは製造元を別工場に切り替えたから? かもしれません。
もしかしたら逆に私所有の使い古しの背嚢の方がロットが新しく、
未使用品の方がロットが古いという可能性もあります。
如何せん確証がありませんが・・・ただ言えることは・・・
ハズレとアタリが間違いなくある!ということですね。
いや、勿論両方とも使用に問題はありません!
以前紹介した海外製(中○製)の九九式背嚢と比較すれば全然マシです!
ですが・・・ここまで差があるのは少々残念というか驚きでもあります。
同じ縫い目でもこの差。
以上、中田製 九九式背嚢 ロット差の比較?でした~
Posted by アンチョビことチビ at 19:48│Comments(4)
│・日本軍 複製レプリカ 装備
この記事へのコメント
>>YASさん
ああ・・・やはりそうでしたか!w
仕入れる略帽数が関係して来ているのやもしれませんね。
生地の色も指定して注文出来ませんので・・・
その辺も含めて少々不便というか残念でなりません。
ああ・・・やはりそうでしたか!w
仕入れる略帽数が関係して来ているのやもしれませんね。
生地の色も指定して注文出来ませんので・・・
その辺も含めて少々不便というか残念でなりません。
Posted by アンチョビことチビ at 2011年12月12日 20:03
ここまで差が出るものなのですね〜
ロットの話といえば前回お話した略帽の顎紐調節部の件ですが、どうやら金具版と革版が混同されているようで、カタログ上は金具版ですが注文すると革版が来ることがあるみたいです
ホント管理がどうなってるんやら……
ロットの話といえば前回お話した略帽の顎紐調節部の件ですが、どうやら金具版と革版が混同されているようで、カタログ上は金具版ですが注文すると革版が来ることがあるみたいです
ホント管理がどうなってるんやら……
Posted by YAS at 2011年12月09日 19:39
>>人見広助さま
こちらこそはじめまして!人見広助さま!
私のような稚拙な若輩者のブログを見て頂けてるなんて光栄です!
おっしゃる通りで現物を直に見て購入した方が確実です!
しかし私も人見さまと同様、通販に頼るしかございません・・・・
おかげで今まで散々痛い目を合わされて来ました(苦笑)
これも勉強とは思いながらも資金の無駄使いに他なりません・・・
こちらこそはじめまして!人見広助さま!
私のような稚拙な若輩者のブログを見て頂けてるなんて光栄です!
おっしゃる通りで現物を直に見て購入した方が確実です!
しかし私も人見さまと同様、通販に頼るしかございません・・・・
おかげで今まで散々痛い目を合わされて来ました(苦笑)
これも勉強とは思いながらも資金の無駄使いに他なりません・・・
Posted by アンチョビことチビ at 2011年12月08日 21:58
はじめまして。初コメです。以前から読ませていただいてました。
ロットにより細かい部分に違いがあるのですね。とても参考になりました。中田商店で現物を確認して購入するのが確実ですね。私は地方人なので通販しか利用できませんけど・・・。
ロットにより細かい部分に違いがあるのですね。とても参考になりました。中田商店で現物を確認して購入するのが確実ですね。私は地方人なので通販しか利用できませんけど・・・。
Posted by 人見広助 at 2011年12月08日 12:53
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