2011年12月13日

兵舎製 複製 九六式/九九式用 軽機用弾倉嚢

さてさて今回もいつも通り複製品をご紹介していきたいと思います。

今回は恐らく私のブログではこのメーカーさまの商品のご紹介は初めてかと思います。

ではいつも通り画像をば



こちらは兵舎製 複製 九六式/九九式用 軽機用弾倉嚢です。

兵舎さま旧軍の実物装備だけでなく自衛隊装備も販売されているショップさまですが
こちらの軽機弾倉嚢は兵舎さまが製作販売された品です。

複製軽機弾倉嚢中田商店さんが販売されていましたが・・・果たして
期待が高まります・・・・!




 
兵舎製軽機弾倉嚢の裏面。

見た感じとしては実物どおり革がふんだんに使用されており、かなり良い雰囲気を出しているように見えますね。


では簡単に細部?を見ていきたいと思います。


 

まず素材ですが兵舎製の物は実物同様の幌布製のようです

そしても実物同様のつのドットボタン(スナップボタンによる固定です。



さらにこちらも実物同様蓋と本体の隙間には異物侵入防止用?の補強縫われています

意外と良く出来ていますね・・・!






軽機弾倉嚢右、左側面の画像。

革生地の色が少々明るいですが、これはオイルを塗るごとに変わっていくことでしょう。

しかし側面の作り若干実物と違うように感じるのですが・・・?

確か実物は側面下部にもう1枚の革生地が縫われていたような・・・・

いや、実物にもバリエーションがあると思いますので一概にこの複製品が違うとは断定できませんね!





軽機弾倉嚢左側面部には運搬用?の綿製取っ手縫い付けられています

これも実物通りの作りかと思います。






しかしこの取っ手の生地が薄く少々チープな気もしますが・・・この箇所も実物同様なのでしょうか・・・?

 

軽機弾倉嚢底部

こちらもちゃんと革生地縫い付けられています




 続いては弾倉嚢内部の画像。

仕切りのような物はないです。



  


弾倉嚢表部分の革生地の縫い付けのアップ。

あまり上手くない縫い付けの部分もありますが、全体的にはまだマシかと思います。


 

さて、ここからは当製品の問題(欠点)箇所をご紹介します。

まずは弾倉嚢の蓋ドットボタン(スナップボタン)です。

ある意味で特徴的で目立つ部分なのですが・・・(まぁ遠目には分からないんですが)

ボタンの形状はまだ良いとして、
この複製品のボタンには市販品の物を明らかに流用したという証拠
LIFT THE DOTという刻印が打たれているのです

ああ・・・せっかくの旧軍の複製品が・・・少々現実に戻された感じです・・・
恐らく製作に当たって実物同様サイズのドットボタンがこれしか入手(流用)出来なかったのだと思います。

う~む・・・実に惜しすぎる・・・・


続いては・・・



軽機弾倉嚢には必ず付属する負紐(ストラップ)です。

これも少々残念な箇所であります。



まず負紐の素材が普通の被服のような薄い綿素材であることです。さらに両端が縫われています。
末期仕様ならあながち実際に存在するやもしれませんが・・・


 

続いては負紐の金具(フック部分形状です。


こちらも恐らくは市販品の金具の物を流用して製作されたのでしょう。

実物ではこの負紐のフックは特徴的で独特な三角形の形状をしているのですが、
そこまで再現されておりません。(ちなみに中田製は再現されております。)

ここも残念で他なりません。

今回紹介した軽機弾倉嚢結構古い物のようなので、
少々作りの甘い部分はしょうがないのかもしれません。

しかしそれでも中田商店以外でこのような複製品を製作販売されたことは本当に素晴らしい実績だと私は思います。
高価でも全然構わないのでドンドン製作していって貰いたいものであります・・・・


さて以上で兵舎製 複製 九六式/九九式用 軽機用弾倉嚢の紹介になります。

最後に・・・・

実際の軽機弾倉嚢の着用画像を





 

実際では軽機の射手が軽機弾薬嚢を装備している写真は少ないのですが
軽機分隊の射手の携行弾薬数が60個とありますので、
ということはやはり射手も軽機弾倉嚢(2本入り)を常備していたと考えるべきかと。

ちなみに中田商店さんの新製品の騎兵用軽機弾倉嚢(4本入り)ですが
私は中々装備した写真などを見掛けたことがありません・・・

以上、兵舎製 複製 九六式/九九式用 軽機用弾倉嚢でした~





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この記事へのコメント
もしかして13,650円の「軽機関銃弾倉入(THE兵舎表記)」ですかね?

向こうにあるのはずっと中田の中古と思っていたので驚きです

中田が絶版再販なしの現状、軽機射手をするにはありがたいものですね

まだ在庫があれば一〇〇式機短の弾倉嚢として購入してみましょうかな
Posted by YAS at 2011年12月13日 23:08
兵舎さんは震災でもご無事だったようですね。
最近でも複製品を作られているのですね。
Posted by 人見広助 at 2011年12月13日 23:11
>>YASさん

いいえ。こちらはその隣の2万円以上する商品になります。
兵舎さまの商品には中田製だけでなく、ふきやの製品もありますよ~。

しかし電話かFAXのみでの注文のみですので少々不便です。
また一部商品には元値より大幅に高い価格が付けられている物もあります。(実はそれで失敗した物もあるのですがw)
中田製商品も取り扱っておられるのですが、殆ど在庫がないと私は思います。

そういえば百式短機の弾倉嚢は実際はどのようになっていたのでしょうかね・・・?その部分は意外と知られていないと思います。
日本ニュースの義烈空挺隊の映像を見て考察してみると面白いかもしれませんね!

>>人見広助さん

いやぁ私も兵舎さんはご無事か心配でしたが
どうやら無事営業されているようですね!
関西の遠くの地からではありますが、応援させて貰います!
ですので兵舎さんにはこれからも頑張って行って貰いたいと思います!

ちなみにこの軽機弾倉嚢ですが大分昔の商品のようです。
最近ではもしかすると逆に複製品は製作されていないのやもしれません・・・
あくまで私の推測ですが・・・(すいません)
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年12月14日 19:29
>>アンチョビことチビさん
あら、そうでしたか

THE兵舎は基本高額ですからねえ…

一〇〇式の弾倉嚢は1941年にこの軽機弾倉嚢と制定され、弾倉嚢1個につきマガジン4本、定数は弾倉嚢2個の8本です

しかし雑嚢で代用されるケースが多かったそうですね

その場合の配分(雑嚢が新たに支給されるなど)は資料を見たことがないので不明です

義烈空挺隊は帯革などに直接差し込む形式が多かったそうです
Posted by YAS at 2011年12月14日 21:15
>>YASさん

百式短機は軽機用弾薬嚢に弾倉を収納していたのですね・・・!
興味深かったので少々ネットで検索してみましたが
ちゃんとした規定があったのには驚きました。

そうなりますと百式短機装備の軍装も幅が広がるといいますか
色んなパターンが楽しめそうですね!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2011年12月18日 19:04
秋元商会が作った物の様ですね。Dリングに特徴があります。
Posted by エイジアン at 2012年01月17日 01:32
>>エイジアンさん

はじめまして!エイジアンさん!
秋元商会・・・確か元は帽子屋さまでしたか・・・?
記憶が定かではございませんが初めて伺いました!

このような複製品を製作なされているとなると
他の製品も気になりますね・・・!

貴重な情報をご教示頂き本当にありがとうございます!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2012年01月18日 20:34
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