2012年01月23日

海外製 複製 日本軍 背負い袋 実物比較

さてさて今回も複製品をご紹介致します。(最近こればっかですねw)

今回は久しぶりに実物との比較も兼ねて商品をご紹介したいと思います。

まずはいつも通りの画像から



こちらが今回ご紹介する海外製複製 日本軍 背負い袋です。

海外製なのですが、こちらは中華からではなく一応USAより購入しました。
(まぁこのショップの複製品メイドインチャイナ製も多いんですが・・・)

前もって記載させて頂きますが正直あまり安い買い物ではないです。
単価も正直?ですし関税やら掛かって少々勉強致しました。(USAより購入は久しぶり?はじめて?かも)

まぁ中華製が逆に日本に近く、安価という事もありますね。


ちなみに以前に紹介した実物 背負い袋の記事はこちらです。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e193942.html




背負い袋特徴である

筒状の形状
真ん中の胴締め用紐
両端の物入れ先端口を締める紐

はちゃんと再現されています。

おお!良い感じ!!というのが第一印象。
これは少々期待できるかもしれません!






複製 背負い袋正面と後面の画像。

各紐品質もよく生地も雰囲気があり頑丈そうですので実用に向いていると思います。

背負い袋の着用方ですが真ん中の胴紐背負い袋本体に縫い付けられている側
背側にして胴紐をきつく絞ってから胴に回して結んでいます。
背負い袋左肩から右脇に掛けています。
そして身体の正面背負い袋の両端を結びます。

まぁ一概にこうであるとは言えません・・・正直w




背負い袋両端部分。

裏面には白地の生地が見えています。
勿論実物も同様の仕様です。

両端が細くなっているのは肩から脇に掛けて両端同士を結ぶためです




裏面白地部分。

この部分はどうしても背負い袋を着用する際に結ぶので
しわくちゃになり、またどうしても汚れてしまう部分です。

(まぁ他の部分も紐で締めたりとシワだらけになるのですが)

この部分は特に問題もなく、実用的に大丈夫かと思います。



先端部分の断面。

このように単純かつシンプルなものです。



ちなみに背負い袋の中を覗くと・・・



ちゃんと検定印があります!
昭和16年製です。

おお!素晴らしい!!ここまで再現されているとは!

これは中々高評価できる部分かと思います。

ちなみにこの検定印のさらに奥にはメーカーのスタンプが打たれています。





しかし気になる箇所がいくつかあります・・・・

まず紐部の位置材質です。

次に・・・・



背負い袋仕切りのための縫い目

以前に実物背負い袋をご紹介した記事に記載致しました通り、
背負い袋の内部繋がっていません。つまり中は貫通しておりません

そのための縫い位置です。
これも極めて重要です。



この複製背負い袋ではこの位置になります。(画像でドライバーが指している位置




さてそういうことで久しぶりではありますが
実物との比較をしていきたいと思います!

本当に久しぶりですねwまぁ色々この数ヶ月間ありましたのでw






背負い袋実物複製品を並べた画像。

実物
複製品背負い袋です。

一見して殆ど変わらなく見えますが、
細部はやはり異なっています






まずは背負い袋両端の比較。

実物
複製品背負い袋です。

背負い袋横の長さですが、
複製品の方が実物より短いようです

これは正直意外でした・・・
何故ならてっきり現代人サイズに合わせて長く作られていると思い込んでいたからです。






今度は背負い袋両端の裏地の見える部分から比較。

実物
複製品背負い袋です。

やはり複製品短いようですね・・・
しかもこころなしか端部分の長さ(結ぶ部分)長さ非対称のような気がします。






背負い袋の生地実物と比較してみてもとてもマッチしています。





お次は背負い袋本体太さの比較。

実物
複製品背負い袋です。

太さですがこちらは複製品の方が大きく出来ております






続いては背負い袋両端部分(結び部分)の比較。

実物
複製品背負い袋です。

こちらも圧倒的に複製品が大きいことがお分かりになると思います。

とはいえ結ぶ(括る)部分ですので大して目立たない部分ではありますね。



さてお次は背負い袋検定印比較したいのですが・・・

私の所有実物背負い袋がもう1つあったことに気付いたので(今更w)
それと合わせて比較していきたいと思います。




私所有の実物背負い袋①検定印のある部分

検定印の位置複製品とは逆方向です。




その実物背負い袋①検定印のアップ。

色は紫・・・のスタンプでしょうか。
年号など詳細部分消えてしまって確認できませんが・・・

何とも不思議な実物です。



こちらは複製品検定印のある部分の画像

背負い袋の紐の位置から上の実物①とは逆方向なのがお分かりになると思います。

う~ん・・・製造業者年代によってがあるのかな・・・・??

ちなみに複製品の検定印は既に最初の方でご紹介しましたので割愛させて頂きます。




お次は私所有の実物背負い袋②の画像。

こちらは複製品と同様の位置検定印が打たれています



実物背負い袋②検定印のアップ。

なんと製品と同じ仕様の検定印ではありませんか!?

多少の違いはあれど行田納のスタンプまで再現がされております。
う~ん実物を再現したのは明白ですね。

とはいえスタンプ自体の位置蓋締め用の紐が縫い付けられている位置の近なので
複製品と全く同じというわけではございません。

スタンプ位置に差がありますがこの検定印を再現されているのは十分評価に値すると思います。




さてお次はの比較をしていきたいと思います。

まずは実物①複製品の比較。

実物①の紐
複製品背負い袋の紐です。

こちらは胴締め用長紐になります。

実物①はなんと背負い袋と同様の綿製?もしくはカンパス地?紐状にした物になっています。
業者による仕様末期に伴う仕様変更でしょうか・・・?

ちなみに複製品軍袴の腰紐、もしくは鉄帽のチンストラップと似た材質です。

しかし実物①紐の仕様が何とも気になりますね・・・

ちなみに実物②胴締め用長紐欠損(後付けしたようなので)しているので割愛いたします。






お次は背負い袋端の蓋閉め用紐の比較。

実物①の紐
複製品背負い袋の紐です。

こちらも実物①背負い袋と同様の綿製?もしくはカンパス地?の紐です。
ちなみに複製品軍袴の腰紐、もしくは鉄帽のチンストラップと似た材質の紐です。

縫い位置微妙に違い実物①は大分下に縫い付けられています






続いては実物②複製品背負い袋端の蓋閉め用紐の比較。

実物②の紐
複製品背負い袋の紐です。

こちらは昭和19年製実物②になります。

先ほどご紹介した実物①と違い、こちらの実物②複製品と近いものになります。
しかし幅や品質も異なります。フス糸で編んだものでしょうか。
縫い目の数複製品と比べると少ないですね。

さすが末期に近く、また経年のせいもあって強度が期待できそうにありません。

また複製と比較してもこちらも縫い位置など仕様が全く異なるのがお分かりになると思います。

紐の色実物②緑色の物
複製茶の物です。

ちなみに・・・・



先に比較した実物①と同様に
この実物②複製品太さを比較してみましたが

やはり複製品の方が太く出来ています

実物②
複製品背負い袋です。


しかしながら同じ実物といえでも実物①と比べて実物②太く出来ているようで
複製品との差は若干レベルです。

これも中々高評価な部分かと思います。





続いては背負い袋の先端結び部分の比較。

今度は3種類とも並べてみました。

複製品と最も近い出来実物②。
真ん中実物①。(縫い目がほつれていますね
複製品です。

実物②は実際に使用されていたので少々汚れております。

いずれも縫い目などは似たり寄ったりですが・・・
決定的に違うのは複製品圧倒的に幅が広く出来ていることです。

これはどうなのでしょうね・・・実用性を考えると幅広の方が良いのでしょうか。





次は先端の断面(横)の比較。

から複製品
真ん中実物①
が複製品に近い出来の実物②

あまり変わらないように見えますね。

心なしか複製品白地が分厚くみえます





次は背負い袋の端物入れ口の生地継ぎ目部分の比較。

複製品と最も近い出来実物②。
真ん中実物①。
複製品です。

微妙に複製品裁断とそれに伴う形状(カーブ)が実物と違いますね。

複製品綺麗なカーブの形状になっていますが、
実物の2つ生地の継ぎ目部分段差になっており、いびつな形のカーブになっております。




続いては背負い袋の内部の敷居のための縫い目基準にしての長さの比較。

複製品と最も近い出来実物②。
真ん中実物①。
複製品です。

う~ん・・・複製品短いようですね。

もうちょい先端部分の横幅を短く、そして全長を長目にすれば完璧なのですが・・・・


そしてお次は実物複製品決定的に違う箇所をご紹介します・・・!

それは・・・




複製品
には実物にはない生地の継ぎ目があるということです。

から複製品
真ん中が複製品に近い出来の実物②
実物

画像のドライバーの指す方向をご覧下さい。

複製品にはここに生地の継ぎ目があるのです。

う~ん・・・少々残念・・・実物にも同様の継ぎ目のある型があれば良いのですが・・・
あくまで私見ですが生地の節約のための処置でしょうか・・・

ちょっと目立つ部分なだけに残念極まりないですね・・・





問題の継ぎ目のアップ。

から複製品
真ん中が複製品に近い出来の実物②
実物

背負い袋の敷居のための縫い目のすぐにこの継ぎ目があるのですが・・・

う~む・・・



さて複製品と実物背負い袋比較は以上になります。

総論というか個人的な評価ですが・・・

この海外製背負い袋意外と出来は良いです
まぁ元からそんな複雑な出来の装備でもないのでw)

検定印はある、実用に向いているので中々使い勝手ございます。

しかし・・・・最後に紹介したように・・・

若干の大きさの違いと、何より生地の継ぎ目が問題かと思います。
それ以外は結構よさげなのですが・・・・その分、不満というか不安です・・・



さて最後に。。。





有名な背負い袋着用例の画像。

右の軍刀を肩より下げている下士官(もしくは将校)は
背負い袋片方の端を肩にではなく胴に締めて
逆に胴締め用の長紐肩から斜めに掛けていますね。

軍刀を肩に掛けているためでしょうか?これはこれで大変見ていて面白く参考になる着用方法かと思います。

ちなみに背負い袋を装備している将兵の姿は実はあんまり見掛けないと思うのは私だけでしょうか・・・?

一見、背負い袋と思しき物は実は携帯天幕だったのいうのが正直な感想です。
これは天幕の特徴である金属鳩目紐の違いで見分けがつくと思います。

そう考えますと、また装備着用のバリエーションが増えて楽しめると思います!


以上、海外製 複製  日本軍 背負い袋 実物比較でした~

実はこんな安直で稚拙な記事でも凄く疲れるんだジョニーw









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この記事へのコメント
過去の記事に失礼します(汗)
軍刀を背負ってる軍人の写真ですが、どうやって軍刀を背負うか分かりますか?背負い袋と関係有るのでしょうか?
Posted by オオワシ at 2013年07月25日 21:51
>>オオワシさん

う~ん・・・画像の方はどのように軍刀を背負っているかですね。

これはあくまで私個人の推測(アテにしないで下さいw)ですが
佩鐶に紐を通し、さらに鞘にもその紐を巻いてるように思えます。

背負い袋の紐類は使用していないかもしれません。
画像からの勝手な推測ですので・・・なんとも・・・(汗
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年07月25日 22:32
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