2012年06月17日

ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ

さてさて今回も引き続きユーゴ関連装備をご紹介したいと思います。

今回ご紹介するのはこちら!

ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ

ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ

ユーゴスラビア
 ツァスタバM70用マガジンポーチ です。

ユーゴスラビア人民軍のみならず紛争期セルビア、クロアチア、ボスニアなど各勢力。
そして今だ一部現用セルビア軍でも使用されている装備で
まさに重要な基本装備の1つといえます。

話は脱線致しますが。。。
このマガジンポーチは決して豪華な代物ではないのですが、
日本国内に流通するのはで、数年前ユーゴ/セルビア軍装備をした際には
中々入手出来ず、他国のAKポーチ代用するという辛酸を嘗めておりました・・・・

マガジンポーチはまさに基本装備。なくてはならない装備なのです・・・!

しかし今や海外では複数の業者が放出し、量も多く出回り、比較的容易かつ安価で入手できるようになりました・・・!

今回ご紹介するマガジンポーチ2つですが、簡単に比較しながらご紹介したいと思います。



ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ

ツァスタバM70用マガジンポーチ本体の画像。

ポーチは状態が良好美品の物です。生地の色緑が強く
私見ですが恐らく90年代以降の比較的年代の新しい時期に生産された物のようです。


ポーチは状態はあまり良くなく生地の色グレーに近い色合いです。
こちらは紛争前の人民軍時代に製造されたもののようです。80年代以前の可能性があります



ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ

蓋を空けた状態。

生地の色違いはありますが、両者構造に違いは殆どありません

ポーチの蓋留め革生地突起金具による簡単なものです。

を開けるとポーチ本体の正面には縫い付けられた2つのポケットがあります。
恐らく銃用クリーニングキットなど小物類を収納するのでしょうか。




ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ

ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ

蓋を開けた内部の画像。

グレー色古いポーチ
緑色年代の新しいポーチ

蓋の内貼りは革製に見えてビニール貼りのようです。

縫い糸の違いがあれど、両者とも差異は見受けれません

ちなみにマガジン合計4本収納可能です。




ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ

ポーチの裏側の画像。

このポーチベルト(革帯)へ通すためのループ1つだけとなっております。

このループ細く、ピン打ちされています。

重量のあるマガジン(弾倉)を収納するのに、この1点のみの細いループは何故なのでしょうか・・・?

強度的にも肩への負荷も和らげるのには十分で、なおかつベルトへ通した際ポーチの移動容易にするためでしょうか?

推測の域でしかありませんが・・・使用に差し支えないのは確かです。


ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ

ポーチの側面の画像。

このポーチ側面にはポケット類の類はございません

2つのマガジンポーチもあまり違いはございません


ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ

続いてはショルダーストラップの画像。

グレー色古いポーチ
緑色年代の新しいポーチ

ショルダーストラップポーチ本体縫い付け固定されています。

ストラップも構造は両者全く同じです。

ストラップの長さ調節に伴う余ったストラップの末端革生地ループに通します。



ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ

金具と末端の画像。

グレー色古いポーチ
緑色年代の新しいポーチ

革生地末端部の金具に若干の仕様差がありますが
大して変わりません。


最後にこの手の装備品に多い点を・・・


それは・・・



ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ


ユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチ

文字といった落書きです。

部隊名や番号なら落書きといえるか分かりませんが。。。
ヘルメットポーチ類などには結構高確率で落書きされているものが見受けれます
(果ては銃の銃床にも名前打ったりするのですからw)

これもこれで味があって良いと思います!
元の持ち主はどういう方だったのか・・・と想像してしまいますね!


さて以上でユーゴスラビア ツァスタバM70用マガジンポーチになります。

それでは今日はこの辺で~

ノシ








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Posted by アンチョビことチビ at 13:17│Comments(5)旧ユーゴスラビア/セルビア軍装備
この記事へのコメント
>>素通り人さん

やめてくれよぉ・・・(絶望)
ライダー!助けて!!やだ!小生やだ!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2012年06月21日 20:16
 
おしおきだべぇ~

 膝の上にM67弾薬箱を3段重ねでお仕置きですね~
Posted by 素通り人 at 2012年06月20日 23:33
>>natさん

う~ん・・・w経年原因と1つではないでしょうか・・・?
如何せん年季の入った放出品も多いですしね・・・
ベストな状態で保管されている物は中々どうして少ないやもしれません。
実物放出品故の宿命かもしれません・・・

>>素通り人

ファッ!?
すいません!今回はさすがにどういうヲチなのか分かりませんでした・・・
センセンシャル!許してください!何でもしますから!!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2012年06月18日 23:23
おっっっっ 本物ですね。
 ユーゴ お得意のお名前書き。
 なぜか ユーゴ セルビア 多いですね
  しかし、素材が薄いのでよく 戦場で保つということができるのか?
不思議です。使い古してくるとショルダーストラップの金具が錆びてきたり丸まってきたりしてきますね。それでだけ コンディションがいいと後方支援か 配給して 停戦の可能性 装備変換の可能性がありますね
Posted by 素通り人 at 2012年06月18日 21:25
これならベルトがなくても単独で使えますね。
しかし、共産圏のビニールは溶けそうで少し怖いですね。
実際、東ドイツのビニールの製品が溶けてしまいました。
Posted by nat at 2012年06月17日 20:48
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