先祖は水呑み百姓。今も貧乏人！！

もう夏本番ですね・・・梅雨はあっというまに明けてしまって久しいですが・・・
ようやく夏季休暇（雀の涙ほど）を取らして頂きました・・・なので今日は仕事お休みです（どうでもいいねｗ）

そういえば最近全然サバゲ行ってないなぁ・・・
暑くてしんどいけど行きたくなる衝動に駆られます・・・

セミが鳴く声を聞くと何故か哀愁深くなるといいますか・・・感慨深くなります。



さて今回も旧軍複製品をご紹介したいと思います。

今回ご紹介するのはこちら！



篠原工房製　陸軍　兵下士官用　四五式軍帽です。

篠原工房さまは、もはや旧軍複製品の中でも精密精巧さに定評なのはご周知の通りかと思います。

今回、いつもお世話になっている御方よりこの逸品をお譲り頂くことになりました。
この場を借りて御礼申し明けます。本当に有難う御座いました！






篠原工房製　四五式軍帽の前後部の画像。

生地はやはり・・・実物生地でございます！
黄土色の生地は本当に貴重ですね・・・感激です。


（しかしダンボールに載せて撮影が・・・勿体無いというか不相応ですね・・・）





上面からの画像。

虫食いもなく本当に綺麗な状態です。



内装の画像。

さすが・・・篠原さま・・・！
検定印も余すことなく再現なされております・・・！



星章の画像。




顎紐と顎紐留め金具の画像。




通気孔の金属鳩目の画像。




ツバ部の画像。

う～ん・・！どれを取って見ても秀逸です。
材質から外観まで実物にしか見えません。

これが１つ１つ丁寧に手作業で製作されているのですから
本当に驚きです・・・！


そして私がなにより驚愕したのは・・・・




軍帽の頂点部の作りです。

妙にペチャンコな印象ですね・・・
また軍帽全体はとても柔らかく出来てます。

これは実際に触ってみないと分からないと思われますが、
本体は凄く柔らかく容易に肩を崩せます。

ご教授頂いて受け売りの知識で恐縮なのですが・・・
これは軍帽の芯を麻芯を使用しているからでございます。

勿論これが当時の実物の作法と同様で、
これによって平坦といいますか、ペチャンコのような特徴的なシルエットを作り出すようです。

この麻芯を使用した軍帽は篠原工房さまぐらいだそうです・・・
（ちなみに他社は型崩れ防止の為プラスチック芯が多いそうです）

プラスチック芯の方がシワやたわみもなく、ピッチリしているのですが・・・
成程・・・当時の軍帽の着装写真を拝見すると、その形状に納得出来ます。

しかしながら画像の物とは異なり、頂点部が妙に高い物（ペチャンコでない）も見受けれますので
年代による仕様差はあるのではないでしょうか・・・？






検定印部のアップ。

内装の内張り生地も素晴らしいです。

検定印は大正15年（1926年）、さらに表記され
サイズは最も大きい一号となっております。

四五式と篠原という文字も書かれています。


ちなみにサイズは全く問題なく被れます！




汗止め用の革の画像。

略帽（戦闘帽）のように茶革仕様となっています。

また一部にサイズを意味する『1』の文字が打たれています。

このように細かい箇所が再現されていると・・本当に嬉しいです・・・！




軍帽のツバの裏側。

汗止め部も含めてオイルを塗付しております。






さて簡単な紹介を致しましたが、
今度は手持ちの兵下士官用軍帽を並べてみました！

とはいっても以前に記載しました通り、身勝手な批評に繋がる記載は致しません！
あくまで画像のみですので、その辺はご了承ください・・・


ということで画像ば



右が中田製兵下士官用軍帽。
真ん中は個人業者Ｓさま製兵下士官用軍帽。
左が今回ご紹介する篠原工房さま製兵下士官用軍帽です。

それぞれ特徴があり、仕様もそれぞれ異なります。

ですが生地はいずれも実物生地が使用されています。






軍帽を上部、下部より撮った画像。

右が中田製兵下士官用軍帽。
真ん中は個人業者Ｓさま製兵下士官用軍帽。
左が今回ご紹介する篠原工房さま製兵下士官用軍帽です。

ツバの大きさも微妙に違い、内装も大きく異なっています。

また何より実際に被ってみても違いがございます！








軍帽正面からの画像。

上が中田製兵下士官用軍帽。
真ん中は個人業者Ｓさま製兵下士官用軍帽。
下が今回ご紹介する篠原工房さま製兵下士官用軍帽です。

車と同じで軍帽の顔もそれぞれ異なって見えます。

それぞれお好みがあると思いますし、価格や材質といった要素が全く異なりますので
同等の基準で図れません。

一概にどれが良いとは言えません・・・！

しかしどれが被り易い！や見栄えが良い！などはございますが・・・（汗








軍帽の通気孔（金属鳩目）と顎紐留め部の画像。

上が中田製兵下士官用軍帽。
真ん中は個人業者Ｓさま製兵下士官用軍帽。
下が今回ご紹介する篠原工房さま製兵下士官用軍帽です。

顎紐の仕様にも違いがございます。
金具も同様でございます。



さて以上で篠原工房製　精密複製　陸軍兵下士官用四五式軍帽の紹介になります。

篠原工房製はさすがです・・・本当に脱帽するほどの納得の出来栄えでございます。

各社軍帽、それぞれ特徴がございますが・・・いずれも希少品なのが残念でなりません・・・
私にとっても最も好きな帽子ですので、私ももっと欲しいぐらいです・・・

魅力的で人気のある一品と思うのですが・・・それ故でしょうかね・・・


ということで今回は以上になります！

でわでわ～