2013年02月23日

個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 九五式防毒面嚢(被甲嚢)

さてさて今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います。

今回ご紹介する品はこちら!





こちらは 個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 九五式防毒面嚢(被甲嚢) になります。

以前にツィッターでチョロっとご紹介したのですが・・・
個人業者Sさま期待の新製品で御座います・・・!

個人業者Sさまの品は何度も当ブログにてご紹介させて頂いたのですが
冬軍衣袴、夏軍衣袴、外套、憲兵マントなどを製作販売されておられる
数少ない、何より定評のある業者さまです!

今回ついに防毒面嚢(被甲嚢)も販売されるに至りました・・・!


九五式は字の如く、1935年(昭和10年)に制定されたものなのですが、
日支事変期から太平洋戦争期まで網羅出来ます・・・!


ちなみに今までご紹介しました防毒面嚢(被甲嚢)の記事は以下になります。

実物
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e197870.html (実物 九九式防毒面嚢 後期型
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e234606.html (実物 九九式防毒面嚢 スナップタイプ
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e208026.html (戦後民間用 防毒面嚢
複製品
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e303840.html (海外製 複製 九九式防毒面嚢
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e346060.html (個人業者Fさま製 複製 九一式防毒面嚢




ということで早速細部を簡単にご紹介していきたいと思います。

こちらは防毒面嚢生地のアップになります。

軍衣袴の品質に定評のあるSさまだけあって
生地はとても良いです・・・!さすが・・・!!

生地の色合い黄土色(カーキ)に近く
地の厚さも申し分ないです!これは実用にも最適ですね!



防毒面嚢(被甲嚢)正面の画像。

九五式防毒面嚢は私は初めて今回入手したのですが(実物複製品を含めて
所々に九九式、九一式には無い特徴が見られます。



それではまずは蓋部を見ていきたいと思います。





スナップボタンアップ

こちらの九五式では九一式同様に非貫通型のスナップになっています。
九九式では貫通式に変わります。

金具の塗装色黄緑色になっています。



防毒面嚢蓋を開けた状態。



蓋の形状左右非対称の作りになっております。

これは被甲(ガスマスク装面時被甲吸収缶を繋ぐホース片側から出る為です。

複製品とはいえ再現出来ているのはさすが・・・!
実際に被甲の装具類を入れるだけでなく、装面姿勢を試してみるのも面白いと思います!



蓋の左側面の画像。

右側とは異なり、隙間が出来るように形作られております




蓋を開けた状態防毒面嚢本体の画像。




防毒面嚢正面右下にある縫い付けられた氏名及び部隊名記入用の布

昭和11と書かれています。

こちらも中々良い生地です・・・!
しかし実際に名前などを書くのは・・・勿体無い気が致します・・・(汗



続いては防毒面嚢内部の画像。

基本的な構造九一式、九五式、九九式と変わらないのですが
細部には違いがやはりあります・・・!




属品入れ2つになります。
ボタン止めの蓋付きポケット
金属鳩目の打たれたポケット2つです。

このポケットの生地防毒面嚢本体とは別生地で綿生地になります。



また属品入れ横(左側)には業者さまのスタンプが打たれています。
内部の見えない部分とはいえ、このようなスタンプも見事再現されています。

手間がとても掛かっております・・・!



内部にはちゃんと仕切りが御座います。





続いては防毒面嚢内部右端の部分の画像。

私はここが最も驚いた箇所で御座います!
それ程特徴的な箇所かと思います。

右端には負紐用のループ縫い付けられているのです。
防毒面嚢の内部にあるとは意外でした・・・

つまり内部右側の負紐起点があるのです。

またこの部分(右側)の負紐毒面嚢本体縫い付け固定されてはおらず
取り外しが可能です。

中々個性的な作りです。。。。!

以前にご紹介した九一式、九九式とも全く異なる作りです!
しかし・・・面白いです・・!



こちらは防毒面嚢右側面の画像。



こちらは防毒面嚢側面の画像です。



右側面にある負紐の金具蓋留め用ボタン同様着色されています。
金具の形状型の形状です。



左側面には負紐にある突起の金具と接続する為のボタンホールが御座います。

このボタンホール九一式、九九式とあまり差異のない作りのようですね。



防毒面嚢底部の画像。

整った綺麗な形状です。



防毒面嚢後面の画像。



胴締め用の紐側面後面生地との間に挟まれる形で縫われています。



胴締め用の紐内部では画像のようになっています。

末端も綺麗そして丁寧に処理されております。



胴締め用の紐のアップ。

強度も申し分なく、長さも実際にに巻いても何ら問題ございません
末端処理も綺麗です・・・!



続いては負紐部の画像。

雑嚢用の負紐似た生地で、
緑に入ったカーキ色です。

幅も広く、生地の厚さも十分で脆いことはありません。





また負紐にある突起金具の画像。

この金具他の金具同様黄緑色に着色されています。
重厚で固定も確実です。



さて以上で簡単な細部の紹介になります。


続いて手持ちの複製防毒面嚢を並べてみたいと思います!





海外製 複製 九九式防毒面嚢
左下個人業者Fさま製 複製 九一式防毒面嚢
そして右下が今回ご紹介する個人業者Sさま製 複製 九五式防毒面嚢になります。

それぞれ業者さまが異なりますが
複製品九一式、九五式、九九式と揃える事が出来ました!

本当に良い恵まれた時代になりましたね・・・!







から海外製 複製 九九式防毒面嚢
真ん中個人業者Fさま製 複製 九一式防毒面嚢
そしてが今回ご紹介する個人業者Sさま製 複製 九五式防毒面嚢になります。

業者さまが異なりますので生地の色合い差異が御座いますが
いずれも生地、金具ともに素晴らしい出来です!

またそれぞれ仕様も異なり、その特徴を見事に再現されています。






右側面、そして左側面の画像。

海外製 複製 九九式防毒面嚢
真ん中が今回ご紹介する個人業者Sさま製 複製 九五式防毒面嚢
真ん中個人業者Fさま製 複製 九一式防毒面嚢になります。

右側面(金具部)には構造に差異が見られますが
左側面は殆ど同じ作りです。



続いては負紐部の画像。

海外製 複製 九九式防毒面嚢
真ん中が今回ご紹介する個人業者Sさま製 複製 九五式防毒面嚢
個人業者Fさま製 複製 九一式防毒面嚢になります。

ここにも若干の差異が見られます。
九九式以外実物は所持していませんので違いについては割愛させて頂きます。


さて以上で個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 九五式防毒面嚢(被甲嚢) の紹介になります。

主にサバゲでの使用は海外製を使用しているのですが
個人業者さまの品々は汚すのが勿体無くて・・・どうしても使うのを躊躇してしまうのですが
やはり装備してこそ意味があるのかもしれませんね・・・!

さて今回は以上になります!

ではでは~

ノシ






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この記事へのコメント
ガスマスクケースで祖父が命拾いした話があるので僕は特に思い入れのあるアイテムですね。
ですがサバゲでは昭和14年製の民間用を使用してますww
コイツに入れる肝心のマスクの入手が難しいですよね。
同じく民間用で代用してますが。
Posted by 三崎号1三崎号1 at 2013年02月24日 01:17
>>三崎号1さん

民間品でも軍用と酷似した物もありますし
全然問題ないと思いますよ!
私は肝心の被甲(ガスマスク)を携行することは殆どないのですが
実際に装着出来るように改造した戦後民間用のマスクを入れたりしています。
(レンズをメッシュに換装したりなど)

ですが被甲嚢は殆どエアガンのマガジンやローダーや無線機などを
入れたりしています・・・w
使い勝手がとても良いですのでw

複製品で九九式、九五式、九一式と製作販売されるようになりましたので
是非この機会におひとつ如何でしょうか・・・?
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年02月24日 19:33
なんとな〜く。
なんとなく生地が良い気がしますw

記事とは離れますがこうやって比較やレビューして頂けると本当に購入の時にありがたいです〜。
Posted by 皇 at 2013年02月25日 01:46
>>皇さん

生地はとても良いですよ~!!

お褒めに預かり恐縮です!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年02月27日 21:42
こちらの記事にも出没し~ます!

御存知とは思いますが被甲の「軍用」と「民間用」はかなりの違い
が在ると思います・・・

多分、アンチョビさんや三崎さんが云って居られる「民間用」は
「防空用防毒面隔離型一号」と思います。

私の「思考」ですが「軍用」「民間用」の違いは「一目」で判断が
出来ますよ!
まず、面体の丸型ガラス部分の窓枠がギザギサ状が「軍用」でしょうね?
あと「吹缶」の外観部ですが横線が多いのが「軍用」ですね!
勿論「缶」には赤文字で「軍事機密」の印が有りますよ。

当時は陸・海軍及び民家間用防毒面は「藤倉工業」で製作されて
居ましたから・・・(今日では独占禁止法に抵触しますね(笑)

防毒面で面白い話を一つ記載させて頂きます。
私の祖父が士官学校に在籍した時の話ですが、士官学校では
時折、防毒面を装着して演習を実施する様ですが、祖父は
装着しての演習は余りにも苦しいので丸型ガラス部に「マッチ棒」
を挿し込んで演習に参加した様です。(軍用はガラス部が外れます)
何時もの演習では無害の「発炎筒」を使用するのですが、その演習
では「催涙ガス」を使用した様です。

そしたら、モロ催涙ガスを浴びた祖父は涙が止まらなくて目を腫らして学校の軍医の所へ行った様です。

後で「区隊長」に発覚してその年の「夏休暇」は「没収」の目に合った様です。(バ~カ!の一言です)

最後に私が所持している陸軍の被甲の画像を記載させて頂きます。

http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1364255508.jpg
http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1364255514.jpg
http://pub.ne.jp/cosmic/image/user/1364260661.jpg
Posted by 参謀本部 at 2013年03月26日 01:19
>>参謀本部さん

この度も貴重なコレクションを披露して下さり本当に有難う御座います!

成程・・・画像の防毒面は仕様が若干異なりますね!
たまに軍用品として防毒面が売られているのを見かけますが
民間用なのかもしれませんね・・・(汗

しかし民間用も軍用も一括して藤倉工業が生産を担っていたとは
凄いですね・・・!今では考えられませんが
軍需品には欠かす事の出来なかった企業さまだったのですね!

祖父どののエピソード・・・何とも面白い御話ですね!(笑
何ともお茶目な御方ですね。
ですが演習とはいえ不測の事態に備えなくて・・・
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年03月26日 21:08
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