2013年05月14日

実物 日本軍? 銃剣道用? 胴締め(体操帯) 

さてさて久し振りに日本軍実物装備をご紹介したいと思います。

と申しましても少々詳細不明の品なのですが・・・

先づ画像から!



こちらは 実物 日本軍? 銃剣道用? 体操帯(胴締め) になります。

この品は一見して布製略刀帯に見えますが違い、
体操バンド(体操帯)と呼ばれているベルトになります。

胴締めとも呼称されているようです。

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**更新**どうやら銃剣道用のベルトに近いようで
日本軍の物ではなく民間の古い銃剣道用のベルト可能性が高いようです


ちなみに赤線の有無ですが・・・銃剣道では有段者によって赤線の数が異なるようです。

またこの帯の当時の制式名運動帯というそうで御座います。

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この体操帯(運動帯)操着を着る際に装着する物らしいのですが
戦地においてもウエストベルトとして装着例が多く見られます。

一部では改造?して略刀帯として使用されるケースもあったそうです。

ただ本当に日本軍の物かは詳細不明です。。。
民間で使用されたものかもしれません。





体操帯(胴締め)の全体画像。

実物元の所有者が装着した為か大分汚れています。
しかし損傷もなく革生地にも劣化や硬化は見られません。



帯の布生地部分の画像。

厚手の布生地両端には赤線があります。



布生地の幅は大体約7.5Cmになります。

これは略刀帯殆ど変わらない幅ではないでしょうか。



バックル金具部分の画像。

購入後、革生地にはオイルを何度か塗付しております。

体操バンド2本の革紐で締めます。
私はこの部分が特徴的で格好良いと思います。

この2本締めの仕様は一部略刀帯にも見られるようですね。





金具部のアップとその裏分

帯の末端革生地縫い付け(覆う)われており
布生地の摩耗を防いでくれます。

また長さ調整用のバックル金ですが
このでは紐に穴を開けずに留める事が出来る仕様となっています。

このような金具があるとは・・・!存じませんでした。

ちなみに上下2つ金具とも同じ大きさの物です。





金具のズーム。

このバックル金具一部部品スライドし、
出来た隙間革紐を差し込みます。





こちらは反対側にある2本革バンド(革紐)部の画像。

金具同様に革紐上下2つとも同じ長さのようです。



前述したように帯の末端革生地で覆われて(縫い付け)います。




体操帯革紐縫い付け部の画像。

このには画像のように革生地縫い付けられています。

これはオリジナル(元から)の仕様なのでしょうか・・・?





縫い付け部
表と裏部の画像。

この革生地左側ピン打ち?で固定、
右側縫い付けで固定されています。

ピン打ち部の裏は青錆が大分浮いていますので
相当年季が入っています。



またこの部分の右端縫い付け固定されているのですが、
その縫い付け部には何故か縫い目の痕が存在します。

縫い糸で縫い付けられていたかもしれませんが・・・
何故外しているのでしょうか・・・?

そもそもこの革生地の用途が分かりません。



それでは次はこの帯を締めてみましょう。



バックル金具
一部をスライドさせて隙間を作り、
革紐を通します。



任意の長さ
革紐調節したら
バックル金具の後部に革紐を通します。



金具革紐を通し終わったら
最後に布地縫い付けられてループに通し処理すれば完成です。



至って簡単です。

革紐緩んだりする事はありません
金具による革紐の調整、固定は確実です。

 

                                     

最後に実際に装着してみた画像になります。

白色防暑襦袢九八式夏短袴を着用しています。

は大分腰の上まで上げて装着していますが
袴の腰紐のみで締めるよりも確実です。
体操帯よりも下にずれたりする事はまずありません
固定は確実です。

帯を締めてる部分は蒸れやすくなるとは思いますが
袴の裾の余り股下の余りを少なく出来る利点があると思います。

私は羅紗地の重量のある冬短袴にも最適だと思うのですが・・・
何せズボンが下に下がって来やすいのでw

ちなみに階級章とその台布左側に装着しているのは画像を反転させているからですので注意を。
(実は帯を装着する向きを間違えておりました・・・w)





最後に実際の着用例の写真をご紹介したいと思います。

いずれも事変期の大陸での画像になります。

この胴締め(体操帯)は勿論全ての兵士が装着しているわけではありませんが、
帯の柄など仕様は様々ですが稀に装着している兵士の画像を見掛けます。

やはり下士官や古参兵が好んで装着したのでしょうか。

ですが普段は軍衣を着ますので中々見掛ける事は少ないのですが
私はとても粋な思います。

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しかしこのベルト銃剣道用の物である可能性が高いのですが
銃剣術(銃剣道)は古くは日本軍の流れを含んでいますので
民間の物ではなく軍で使われた可能性も御座います。
(よく分からないというのが正直なところなのですが・・・)

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今回ご紹介した帯とは異なりますが
二本線(赤色かは不明)の物もたまに確認出来ます。

如何にも古参らしい風貌の方ですね!

しかし・・・帯の向きがあれですね・・・

さて以上で実物 日本軍? 胴締め(体操帯) の記事になります。

ではでは~

ノシ






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Posted by アンチョビことチビ at 07:03│Comments(8)・日本軍 実物 装備
この記事へのコメント
銃剣道するときにもこんなものを教官たちがつけてましたよ
Posted by 落下傘兵 at 2013年05月14日 07:27
>>落下傘兵さん

詳細教えて頂き誠に有難うございます!
調べてみましたが赤の二線で2本締めといい
剣道用のベルトに近いですね・・・!

日本軍の物ではなく古い銃剣道用ベルトなのかもしれませんね!
わざわざお知らせ下さり本当に有難う御座います!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年05月14日 07:37
ど~も!

私も旧軍関係は結構収集してますが、時折、見かけますよ~ネ!
このバンドは・・・

将校用略刀帯でも無いし???

以前にも陸軍将校(九八式大尉)装備品を一式購入した事が有りましたけど、略刀帯の
他に「総牛革製」のバンドが有りましたよ!

何でしょうかね???

しかし、アンチョビさんの尻は相変わらずエロい尻デン~ナ!!!(笑)
このエロ尻で何人の男を誘惑したのかな?(笑×5)
Posted by 参謀本部 at 2013年05月15日 23:17
参考までに♪
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/s/?@0_mall/transports/cabinet/kuzakura/g10.jpg
Posted by 元自俳優 at 2013年05月16日 21:57
>>参謀本部さん

今回ご紹介した運動帯ですが
略刀帯のように一部革生地が縫い付けられており
これは銃剣帯には見られない仕様ですので
ますます元が何なのか分かりません。
持ち主が手を加えたのでしょうか。

画像の自分のお尻ですが・・・
相変わらずデカくて驚いております(汗
ケツよりも背が高い方が良かったです・・・w
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年05月16日 22:55
>>元自俳優さま

はじめまして!元自俳優さま!
わざわざ画像のご紹介本当に有難う御座います!

画像の銃剣道帯は九櫻の物ですね!
今回ご紹介した物とは異なります
細部は現代風に手を加えられていますが
これは日本軍装備の代用に使えそうですね!
無地の物もありますし、なにより安価ですし・・・・!

しかし・・・改めて元は何だったのか気になります。
やはり日本軍の運動帯が銃剣道用に使われたのが発端でしょうか。
白色銃剣道衣袴も旧軍の運動衣袴に似ておりますし。
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年05月16日 23:02
赤線の意味については九櫻の製品画像で分かりますね。

体操バンドの使用意味は、幅広の帯で締めて腰を保護する為、
下腹に力を入れる為です。

>しかし・・・改めて元は何だったのか気になります。
やはり日本軍の運動帯が銃剣道用に使われたのが発端でしょうか。

運動帯は運動用として軍に限らず戦前も体操競技で使用されていました。
なので元は運動帯で、「軍が銃剣道用の運動帯を使用した」という事です。

>白色銃剣道衣袴も旧軍の運動衣袴に似ておりますし。

ほぼそのままで大きな変化は無いです。

以上、補足でした♪
Posted by 元自俳優 at 2013年05月18日 23:25
>>元自俳優さま

こんばんわ!元自俳優さま!
腰を保護して下腹に力を入れる為の物なのですね・・・!

軍に限らず当時としては一般的な物だったのですね。
私の予想とは全く逆でしたとは・・お恥ずかしい限りです(汗

しかしこれでますます運動帯に愛着が湧いてきました!
この度は御教授頂き本当に有難う御座います!

また1つ勉強させて頂きました・・・!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年05月20日 22:19
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