2013年05月27日

実物 日本陸軍? 防塵眼鏡(布製) 

さてさて今回も日本軍実物品をご紹介したいと思います。
(とはいえまたまた微妙な物なのですが・・・・)

ということでまずはいつも通り画像から!





こちらは 実物 日本陸軍? 防塵眼鏡(布製) になります。

レンズ部構造が特徴的ですね。

防塵眼鏡は主に乗車利用者だけでなく乗馬本分者にも使用されたようです。

砂塵の舞う大陸では目を保護する為には必需品だったことでしょう。
上記の乗車・乗馬本分者だけでなく様々な将兵が使った事と思います。

私は昨年から輜重兵装備をしようと考えてましたが
乗馬本分者ならこの防塵眼鏡も必要ではないかなと思い参考に購入致しました。
(実物なので野外などで装着する事は恐らくないと思います)



生地のアップ画像。

旧軍の防塵眼鏡の多くは革製の物が殆どのようなのですが
この防塵眼鏡布製となっています。帆布製でしょうか。

布製防塵眼鏡もあるのは確かなのですが・・・
同じ防塵用の用途と考えてよいのか確証が掴めません。

また布製ということは革製からの代用品とも考えれますが
どのような経緯で変貌したのかも分かりません。

(そもそも日本軍の物かさえ怪しくなってしまいます)




防塵眼鏡片側の画像。

それでは特徴の部分を見ていきたいと思います。






レンズ部の画像。

レンズガラス製となっています。

またこの種の防塵眼鏡の特徴として片目側レンズ部折り畳み式になっており
小さな蝶番になっています。

一見して蝶番が邪魔で視界が悪いように見えますが
意外とそうでもありません。実用には差し支えないと思います。

面白くもちゃんと考慮された設計ですね!





またこの防塵眼鏡レンズ上下通気口が設けれています。

蝶番に続いて通気口の存在は革製の物でも同様のようですね。

通気口は片側に上2箇所下2箇所の合計4箇所存在します。

通気口金属鳩目朱色の塗装がされています。



内部から見た通気口(金属鳩目)の画像。

防塵眼鏡ですので通気口があると意味が無いのでは?と考えてしまいますが
ゴーグルですのでやはり通気性を確保しないと曇ってしまうのは必然です。

金属鳩目
とはいえ製造には手間が掛かりますし
とても配慮されていると私は思います。



続いては紐部の画像になります。





装着用の紐はゴム製平紐です。

紐の両端には金具があり長さを調整出来ます



防塵眼鏡への縫い付け部の画像。

よく見るとレンズ用ガワ挟まれており、縫い付けだけでなくしっかり固定されています



さて続いてはこの防塵眼鏡折り畳んでみましょう。

本来はコンパクトに折り畳み専用の嚢へ収納します。



両側のレンズ蝶番を使用して折り畳みます



次は真ん中起点して折り畳みます

その際内側に入れておくとさらにコンパクトになるでしょう。



完成!

ねっ? とっても簡単でしょ!

本当に小さく納まります!
このサイズだとまず嵩張りません!

とても優れた構造です。





ただ残念なことに・・・この防塵眼鏡ですが
現代用の眼鏡を掛けた上からは装着が出来ません

と云いますのも眼鏡のフレームとレンズの幅が広過ぎで
防塵眼鏡干渉(当たって)しまいます。

(当時主流だった丸型眼鏡なら大丈夫なのでしょうか・・・)

これも気になる点ですね・・・!






最後に実際の装着例の写真を。

上下の写真はいずれも大陸での写真になります。

特にの写真は有名で九四式軽装甲車の乗員の皆さんが食事をされている写真です。
奥側右の御二方はレンズの形状から防塵眼鏡と思しき物を装着しています。

しかし右手前の方は丸型の眼鏡(戦車眼鏡?)違う物を装着しておらます。
乗員の他にも整備員なども作業員も随伴すると思いますので
奥右防塵眼鏡の方は九四式乗員ではない可能性がありますね。

(とはいえあくまで軽装甲車ですので戦車ではないのですが・・・)

この辺を見ても色々推測出来て面白いですね!



さて以上で実物 日本陸軍? 防塵眼鏡(布製) の紹介になります。

この防塵眼鏡などは全く無く日本軍の物かは分からず民間の物の可能性も十分御座いますが
それでも軍用の物にとても近い作りかと思います。

しかし・・・やはり布製の物ではなく革製の物が欲しいですね!

まだまだ私には分からない部分官給品だったのか否かなど)ありますが
とりあえず今回は以上になります。


ではでは~

ノシ






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Posted by アンチョビことチビ at 06:58│Comments(6)・日本軍 実物 装備
この記事へのコメント
当時の体験記を見る限り、作戦や行軍の開始前等に支給されるモノだったそうです。顔に噴き出す汗に黄砂がくっついて「うぐいす餅」のようになり、眼鏡を外すとその部分だけ黄砂のついていない猿同然の顔になり、皆大笑いしたとか。
Posted by 403 at 2013年05月27日 14:01
>>403さん

こんばんわ!403さん!
面白いエピソードですね!(笑)

日焼けした顔としなかったゴーグル跡みたいなものですね!

カラスマスク同様に将兵を守る必需品だったと云えますね!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年05月27日 20:05
防塵眼鏡と言えば、フラッシュ時代の大作「アームズラリー」を思い出しますね。

http://iyasakado.com/steel/arms/

この人の作品はなかなか面白い世界観をしています。最新作では百式機関短銃が使われたり・・・

もしご存じないのでしたら、ニコニコなどに上がってますのでぜひ・・・(ステマ)
Posted by Dr.尿力 at 2013年05月28日 02:02
防塵眼鏡格好いいですね( *・ω・)ノ
半楕円みたいな革ケースに入ってるのを何度か見たことがあります。むしろ今回の布地の方がよく見かけるのは自分らの周囲だけでしょうか?Σ(゜Д゜)
2輪や自動車部隊みたいで良いですね(о´∀`о)
コメ汚し失礼しました
Posted by 先詰め式万歳先詰め式万歳 at 2013年05月28日 18:57
>>Dr.尿力さん

面白そうな作品ですね!
フラッシュ作品とはいえクオリティ高いですね。
キャラの作画も中々・・・!

確かに防塵眼鏡らしきものを装着していますね!
世界観も兵器も私好みですw
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年05月30日 20:11
>>先詰め式万歳さん

布製と革製ですが・・・両者の違いは年式のよる仕様なのかどうか
気になりますね!

憲兵装備、騎兵輜重兵装備にも使えると思います!
結構使い回しの利く装備ではないでしょうか。
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年05月30日 20:13
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