2013年07月16日

海外製 複製 日本陸軍 三十二年式軍刀(三十二式)

さてさて久し振りの更新をしたいと思います。
(最近めっきりで本当に申し訳御座いません・・・)

今回はツイッターmixiでも少しだけご紹介した品を・・・。
まずはいつも通り画像から!



こちらは海外製 複製 日本陸軍 三十二年式軍刀(三十二式)になります。

ちなみに以前にご紹介した32年式軍刀の記事は以下になります。

http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e372253.html (実物 三十二年式  甲型
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e278806.html (贋作? 三十二年式 乙型こちらは処分済みです

今回ご紹介します三十二年式ですが
私は以前より着装に最適な複製品を探しておりました。

と云いますのも私の手持ちの物は刀身切断されており、錆落とし、再塗装を施しましたが
状態はさほど良く御座いません

当ブログでいつもお世話になっております剃刀参謀さんより
某ショップにて複製品が発売されますよ!との情報を提供して頂き
この度購入(厳密に云えば予約して)致しました。

剃刀参謀さん、素晴らしい情報本当に有難う御座います!
この場を借りて御礼申し上げます・・・!
本当に有難う御座いました!
念願の複製品を手に入れる事が出来ました・・・!





刀身を抜いた状態複製三十二年式

実物、贋作と所持しておりましたが・・・
手に取ったみた第一印象結構重い・・・!
そして刀身長い・・・! です。(小並感)

今まで刀身が切断された物しか無かったので
これは新感覚・・・感動ですね・・・!

また何より鞘の光沢美しい・・・!
これは実物ではまず見られないです。(経年の為、錆や変色のある物が多いので





複製三十二式柄部のアップ。

駐爪(ストッパー)、指貫も再現されております。
勿論問題無く可動致します。

海外製ですが三十二年式の特徴を再現されています。



軍刀尻部分解用のネジ頭が大き目のマイナスネジの物になっています。

実物と差異があるとは思いますがこれのおかげで分解、組み立て容易になっています。

また護拳後部には刀緒通し用の穴もあります。

ちなみに指貫黒色で一見ゴム製に見えますが革製で御座います。



護拳の表部には実物では刻印があるのですが
こちらは複製品ですので再現されておりません

(ちなみに画像の軍刀に一部手を加えています。)



刀身根元付近にある製造番号(シリアルナンバー)も再現されておりません。

とはいえ刻印などがありますと単価が上がりますので、これは一長一短ではないでしょうか?
(私としては勿論ある方が良いのですが・・・)



軍刀切っ先部分。

刀身真鍮製との事です。
無論刃は付いていませんが、中々雰囲気が御座いません。

日本刀の拵えの刀身に見慣れていると新鮮に感じます。



刀身の幅の画像。

結構厚みが御座います。





続いてはのご紹介。

ここで皆さん画像を見てお分かりの通り、
の一部分の色異なるのが分かると思います。

佩鐶口金部分金色なのですが(真鍮製なのでしょうか
この部分は少々残念ですね・・・





口金部分
のアップ。

固定用のネジ頭の突き出たマイナスネジです。

隙間が少々気になりますね・・・(汗

ちなみに口金を分解してみようとしましたが
ネジ穴舐めそうでしたので放置しています・・・





続いては鞘の先端石突部の画像。

実物ではこの部分に製造番号打印されますが
この複製品では御座いません



真ん中部の画像。

一部金具の色が残念でしたが・・・
この銀色の光沢がまた素晴らしいです。



さてここでこの複製三十二年式柄部分解してみました。



柄部を分解した画像。

刀身の茎部にはがあります。
やはり海外製ですので見えない部分にはどうしてもがありますね。
また細部の出来も精巧とは云い難いです。


しかし柄の尻部のネジ駐爪固定用の目釘ネジを外すと簡単に分解可能です!



分解した状態護拳

刀身の茎部尻部ネジに装着するのですが
その穴の径が大きいので強度的に不安に見えます。


さてさて続いては・・・・

手持ちの物三十二年式軍刀の甲型と並べて見てみたいと思います。






が今回ご紹介する海外製 複製 三十二年式軍刀
が昨年にご紹介した実物 三十二年式軍刀 甲型です。

(上でも記載しました通り以前に所持していました贋作の三十二年式の方は処分しました。)

実物と並べてみましたが、やはり差異があるのがお分かりになると思います。





まず全長異なります

そこで鞘のみの長さ計測してみました。


海外製 複製 三十二年式軍刀では鞘の全長約82cm
実物 三十二年式軍刀 甲型では約86cmになります。

つまり実物の方が鞘(刀身もでしょうか)4cm長いということになります。

ちなみに海外製複製品の肝心の刀身長約77.5cmになります。
軍刀全体の全長は約95cmです)

この長さから海外製複製品乙型に当てはまるのではないでしょうか。






続いては柄部の比較。

う~ん・・・画像が少々ぼやけていますね。





再度、柄部ズームした画像。

が今回ご紹介する海外製 複製 三十二年式軍刀
が昨年にご紹介した実物 三十二年式軍刀 甲型です。

柄部には大分両者異なる点が御座いますね。

護拳大きさ、さらには木柄部形状と大きさ
駐柄形状目釘部仕様など。

しかし護拳の大きさ異なるのは海外製複製品乙型だとすれば納得出来ますね。
全長の違いもそれを示してるとも思えます。



続いては柄部尻部の比較。

が今回ご紹介する海外製 複製 三十二年式軍刀
が昨年にご紹介した実物 三十二年式軍刀 甲型です。

海外製ではマイネスネジの大型ネジですが
実物では蟹目のナットです。

また護拳刀緒を通すための穴位置にも差異がありますが
これは甲型、乙型とそれぞれ異なる事を考えると
当然の仕様の違いかもしれません。

(とはいえ乙型の実物は未所持なので何とも云えません・・・)





続いては護拳表部の画像。

護拳表部ですがこちらにも若干の仕様の違いが御座います。
刻印有無、また革製の切羽有無もあります。



また駐爪部にも若干の違いが御座います。





続いては指貫部の比較。

が今回ご紹介する海外製 複製 三十二年式軍刀
が昨年にご紹介した実物 三十二年式軍刀 甲型です。

この部分にも微妙に異なります。





海外製では簡素な金具指貫止めですが
実物では固定式?のピンとなっています。





お次はの比較。

が今回ご紹介する海外製 複製 三十二年式軍刀
が昨年にご紹介した実物 三十二年式軍刀 甲型です。

こちらにも差異が御座いますね。





口金の画像。

が今回ご紹介する海外製 複製 三十二年式軍刀
が昨年にご紹介した実物 三十二年式軍刀 甲型です。



お次は佩環の比較。

が今回ご紹介する海外製 複製 三十二年式軍刀
が昨年にご紹介した実物 三十二年式軍刀 甲型です。

海外製の方は少々細身に見えます。
O状のリング海外製の方は溶接されておりません





続きましては石突部の画像。

が今回ご紹介する海外製 複製 三十二年式軍刀
が昨年にご紹介した実物 三十二年式軍刀 甲型です。


海外製には溶接痕が目立ちますが形状はよく再現されていると思います。
また上記で記載したように製造番号は御座いません。



さて以上で簡単な比較になります。




続きましては恒例の・・・・実物と複製品の双方に挿入可能か否かを見てみたいと思います。



まずは実物軍刀本体  海外製複製

果たして・・・!



挿入開始・・・・!



こちらは収納可能です!

と云いますのも複製品駐爪駐爪受け大型のようで
対して小型実物の駐爪は容易に収納出来ます

これは嬉しい結果です!
鞘の使い回しが可能です!



お次は海外製複製軍刀本体  実物

こちらは少々心配です・・・
実物とはいえ凹みもあり、刀身は切断されて相当年数経っております

どうなのでしょうか・・・



ゆっくり刀身を挿入していきます・・・



一応、最後まで刀身は収められましたが・・・・



完全な収納無理のようです。
複製品駐爪実物駐爪受け最後まで挿入出来ません

これは複製品駐爪大型な為と思われます。
この状態では複製品と実物双方に傷が付いてしまいます


さてさて以上で実物、複製品を交えての挿入可能か否かの紹介になります。


この海外製複製品三十二年式軍刀ですが
海外製の為、精巧とは云えません。

個々の部品の組み合わせも歪んでいたり、妙に出っ張っていたりします。
しかし恐らく現在国内で入手可能な唯一三十二年式軍刀複製品になると思います。
(過去に発売されていた品は同じく海外製ではないかと思います。)

実物では刀身切断されており、着装に使うのは少々惜しまれます。
やはり複製品の方が気兼ねなく使用出来るのは間違いないです。

ですが三十二年式洋式刀(サベール)の拵えなので
九五式と比べると不人気かもしれませんね。
(供給された量が多い為もあるとは思いますが)

現に私の所有する実物の甲型は状態が悪かったとはいえ
この複製品とあまり変わらない価格で入手致しました・・・

日露戦役から太平洋戦争期まで使用出来る軍刀なので
とても需要があると思うのですが・・・



余談ですがこの海外製複製品三十二年式軍刀
革製切羽を追加してみました。

また長かった指貫短く切り、調整しました。

刀緒も装着すると格段に雰囲気が良くなりますね



三十二年式減って増えてとプラスマイナス0になりましたが
以前の贋作より格段に良い品です。

勿論、不満点もありますがそれでも買って良かった!と私は思います。


さて以上で海外製 複製 日本陸軍 三十二年式軍刀(三十二式) になります。

ではでは~

ノシ





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この記事へのコメント
おはようございます。
お役に立てて良かったです。私も手に取った時、ズッシリ感が凄く、鞘の形等一目で気に入りました。予約購入時に相談に乗って戴いた、個人業者S様に感謝致します。私も予約購入して良かったと思います。

いつものように比較して戴くと、若干の相違はありますが、良く出来ている事が分かり、ますます気に入りました。しかし革製切羽の追加や指貫の調整等迄されるとは、流石ですね。

アンチョビ様のブログは比較画像による詳細な分析が『真骨頂』!!やはり軍装品蒐集の目安になります。最近お忙しい様ですが、これからも楽しみにしております。
Posted by 剃刀参謀 at 2013年07月17日 04:19
>>剃刀参謀さん

こんばんわ!剃刀参謀さん!
この三十二年式、これから大切に使っていきたいと思います!
本当に教えて頂き有難う御座いました!

複製品ですが柄の木部を整形すれば格段に良い物になると思います。
木ですので削ったりと加工は容易ですし・・・!

切羽や指貫の調整、追加ですが・・・やはり自分が使いますので
(ただの着装にですが・・・)
自分に合うように調整するのが一番かと思います。
何より複製品ですのでその辺は気兼ねなく出来ます。

いつもお褒め下さり本当に恐縮です・・・(汗
私はまだまだで御座いますが・・・皆さんから見られている!
という意識をしっかり持ってこれからも更新していきたいと思います!

この度は本当に有難う御座いました!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2013年07月17日 22:08
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