2014年01月25日
でくの房さま製 複製 日本軍 軽機関銃用弾倉嚢(甲型)
皆さんおはこんばんちわ!
今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います!
今回ご紹介するのは待望のこちら・・・!
こちらはでくの房さま製 複製 日本軍 軽機関銃用弾倉嚢 甲型で御座います。
旧軍小銃用負革など多彩な革製品を製作販売されておられるでくの房さま・・・
昨年末より注文していた物が届きました・・・!
新製品は軽機用弾倉嚢・・・!
これはとても需要のあるアイテムです!
今や複製の軽機用弾倉嚢は絶版品ですのでこのでくの房さまの製品は
その状況を覆す画期的かつ有難い製品だと云えます!
待望のでくの房さまの新製品を御紹介したいと思います。
ちなみに以前にご紹介した他社さま製の軽機用弾倉嚢は以下になります。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e279961.html (兵舎製 複製 九六式/九九式用 軽機用弾倉嚢)
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e306579.html (中田商店製 複製 軽機関銃用弾倉嚢)
でくの房さま製軽機用弾倉嚢本体の画像。
革生地もさることながら各所は丁寧かつ良質な生地と仕上がりで御座います。
帆布生地のアップ画像。
用いられている帆布生地は色合いも申し分なく摩耗も汚れも御座いません。(新品なので当然なのですが・・・)
でくの房さまこだわりの実物生地!?で御座います!
これは・・・ポイントが高い・・・!!これだけでも凄いです・・・!
軽機用弾倉嚢裏面の画像。
左側面の画像。
右側面の画像。
このでくの房さま製の軽機用弾倉嚢は勿論!実物の構造を再現されています!
皆さん御存知かと思いますが軽機用弾倉嚢にはいくつもの特徴が御座います。
両側面上部にある負紐を固定するためのD型金具の画像。
複製品とはいえ軽機用の三十連弾倉を2本収納しますので重量は相当な物になります。
負紐を掛けるためのD型金具も堅牢な物でなくてはいけません。
でくの房さまの弾倉嚢の金具は堅牢で大型な物になっており、なおかつ黒色の物となっています。
それだけではなく革や帆布の縫い付けは丁寧そのものです。
縫い付け糸は太くしっかりとしており縫い穴は均等で美しい程です。
右側面の手提げ紐部の画像。
負紐も同様に綾織り布製で上質な物で御座います。
それもそのはず・・・織りと染色は国産なのです・・・!
続いては上部の画像。
下部(底部)の画像。
実物の軽機用弾倉嚢同様にふんだんに革生地が使われています。
勿論縫い付けもしっかりしております!
軽機用弾倉嚢の蓋を開いた状態の画像。
蓋は実物同様、上下2つのスナップボタンで開閉致します。
勿論、でくの房さまの品は問題なくスムーズに開閉出来ます!
の蓋を開いた状態の軽機用弾倉嚢本体の画像。
美しい帆布生地が目に付きます。
形状もよく分かり特徴的なラインが見事再現されているのが分かります。
蓋の裏側には画像のような印が御座います。
でくの房さまのマークでしょうか。
また蓋と本体の隙間には異物侵入防止用?の補強(水掻き)が御座います。
これも実物同様の仕様で勿論再現されています・・・!
生地は黄土色の綿生地?のようで隙間を完全に防御出来ます。
また蓋を開いた状態では画像のように綺麗に展開され
縫い付けは丁寧そのものです。
さてお次は最後には軽機用弾倉嚢の負紐の紹介になります。
本体の手提げ紐同様に綾織り布製で素晴らしい出来です。
ただ・・・唯一残念なのは金具は軽機弾倉嚢用の特徴的な三角形型の茄子環では御座いません。
言うなれば廉価版でしょうか。
あの茄子環を再現するのは・・・中々難しいと思います。(予算面など色んな壁がある事でしょう・・・)
ですが・・・もしかしたら・・・!
あの茄子環を忠実に再現した完全版の負紐が製作されるかもしれません・・・・!
まだ未知数ではありますが・・・期待したいと思います!!
続いては長さを調整するための日の字型金具の画像。
この金具も大型で堅牢な物となっています。
でくの房さまの軽機用弾倉嚢ですが・・・素晴らしいの一言に尽きると思います。
ただ・・・唯一の欠点は負紐だけなのですが
この負紐だけ見ても軽機の負紐(スリング)に代用出来るほど堅牢な物です。
ですので決して悪い物ではなくむしろ様々な使い道があると思います。
何より軽機用弾倉嚢と負紐はそれぞれ別々に購入することも可能です!
(これはやはり・・・完全版茄子環仕様の負紐が販売する可能性が高いからかもしれません!)
また価格も決して高価過ぎるという事はなく私はむしろお買い得と思います!
これは間違いなくお勧めです・・・!
さて最後に過去に当ブログで紹介しました複製軽機用弾倉嚢と並べてみました。
右は兵舎製(秋元製?)の複製品。
真ん中は中田商店製。
左が今回ご紹介するでくの房さま製の複製品です。
いずれも同じ外観なのですが・・・それぞれ特徴があるのは皆さん周知の通りかと思います。
弾倉嚢本体の前面、後面の画像。
右は兵舎製(秋元製?)の複製品。
真ん中は中田商店製。
左が今回ご紹介するでくの房さま製の複製品です。
革質も微妙に違い、縫い糸に関しても違います。
布生地の画像。
下右は兵舎製(秋元製?)の複製品。
下左は中田商店製。
そして上が今回ご紹介するでくの房さま製の複製品です。
蓋を開いた状態の画像。
右は兵舎製(秋元製?)の複製品。
真ん中は中田商店製。
左が今回ご紹介するでくの房さま製の複製品です。
実はこの部分にも違いがあり、
私の手持ちの中田商店製のスナップボタンの雄面の裏側には
革生地が当てられており縫い付けされています。
ですのでスナップボタンの雄面の周囲には中田製のみ縫い目があるのが分かります。
これは中田製のみが忠実という事ではなく
実物の軽機用弾倉嚢にも幾つか種類があり参考にした実物の仕様差と云えると思います。
蓋部の画像。
上が今回ご紹介するでくの房さま製の複製品です。
真ん中は中田商店製。
下は兵舎製(秋元製?)の複製品。
続いては左右両側面の画像。
右は兵舎製(秋元製?)の複製品。
真ん中は中田商店製。
左が今回ご紹介するでくの房さま製の複製品です。
ここにも結構素材などに差異がありますね。
D型金具は中田製、でくの房さまは大型な物になっています。
しかし中田製は金具に塗装が施されておりません。
また金具装着のための革生地の位置にも若干の差異がありますね。
また手提げ紐の材質にも大きな違いが御座います。
右は兵舎製(秋元製?)の複製品。
真ん中は中田商店製。
左が今回ご紹介するでくの房さま製の複製品です。
でくの房さま製、中田製は綾織り布製ですが
兵舎製の品は綿生地と思しき生地を重ねて出来ております。
お次はまた蓋と本体の隙間の補強布の画像。
上が今回ご紹介するでくの房さま製の複製品です。
真ん中は中田商店製。
下は兵舎製(秋元製?)の複製品。
いずれも生地や色合いに差異が御座いますが
3つとも機能に問題御座いません。
底面の画像。
上が今回ご紹介するでくの房さま製の複製品です。
真ん中は中田商店製。
下は兵舎製(秋元製?)の複製品。
革質の違いが分かると思います。
最後に負い紐の画像。
上が今回ご紹介するでくの房さま製の複製品です。
真ん中は中田商店製。
下は兵舎製(秋元製?)の複製品。
ここも差異が御座います。
本体の手提げ紐同様、色合いなどが異なります。
茄子環など金具の画像。
さて以上ででくの房さま製 複製 日本軍 軽機用弾倉嚢 の紹介になります。
中田製など軽機用弾倉嚢が絶版となった今、
このでくの房さまの品は日本軍装備を収集される方々には歓迎されると思います。
私自身、九六式/九九式軽機関銃は持ち合わせていませんが(過去にアドベンのは持っておりましたが・・・)
それでもこの軽機用弾倉嚢は需要があると思います。
サバゲなどでは重宝される事間違いなしでしょう!
また軽機をお持ちの方はこの弾倉嚢を複数所持して分配して軽機帆を編成してみるのも面白いと思います。
本当に夢の広まるアイテムです・・・!
う~ん・・・やっぱり九六式か九九式軽機関銃が欲しくなりますね・・・
ZBでこの装具類を装備するのはやはり可笑しいような気がします。
とはいえ今回はここまで!
ではでは~
ノシ
こんばんわ!エイジアンさん!
お久し振りで御座います!
おおっ!エイジアンさんもご購入されたのですね!
私もこのでくの房さまの弾倉嚢の生地の良さには驚きました・・・!
私は九九式/九六式軽機は所有しておりませんが
これは勿体なくて使えませんね(苦笑
それぐらい私も気に入りました・・・!
このボタンが輸入に頼っていたのかは存じませんが
この種のボタンは軽機用弾倉嚢以外にも
防毒面嚢といった装具にも仕様されております。
(九一式、九五式、九九式など)
ただ九九式の末期の物は留め具が変わりますが・・・
やはり金具は国産されていると思いますよ~
日本軍の弾倉嚢などを見ていると、この弾倉嚢のように、
留め具がアメリカ式のリフトザドットを使用していることがあると
思うのですが、リフトザドットは初期はアメリカから輸入していたとしても
後には国産化されたのでしょうか?
かなり特殊な例ですね。
ですがサバゲ等では需要あると思います。