2014年06月07日
中田商店製 複製 日本陸軍 九〇式鉄帽(鉄兜)
さてさて今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのはこちら!
こちらは中田商店製 複製 日本陸軍 九〇式鉄帽(鉄兜) になります。
当ブログでは2度ほど九〇式(九十式)鉄帽を紹介させて頂きましたが
中田商店製の複製鉄帽に関しましてはまだ御紹介していませんでした。
確か複製品は数年前に所有していたはずなのですが恐らく(多分)金欠で処分したのだと思います(汗
という事で今回買い直す事にしました・・・!
ちなみに以前に御紹介した九〇式鉄帽関連記事は以下になります。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e190058.html (中田商店製 実物改造 九〇式鉄帽)
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e220996.html (海外製 複製 九〇式鉄帽)
中田製複製九〇式鉄帽の前後画像。
本品はレプリカですので同社の実物ベースとは異なり塗装はしっかりしております。
外見は九〇式の特徴をほぼ再現出来ているのではないでしょうか?
この複製品で嬉しいのは鉄帽用の偽装網も付属していた事ですね!
このセットでこの価格は中田さんならではかもしれません。
(ただ触った当初は以前に御紹介した海外製九〇式と混同してしまいました・・・)
鉄帽の色合いはカーキ色?といった感じでしょうか。
ただ光に当てるとベージュ色に見えなくもありません。
側面からの画像。
各部には内装(ライナー)固定用のピンがあり、この辺も勿論再現されております。
複製鉄帽の上下からの画像。
こちらは付属の偽装網の画像。
以前に御紹介した海外製の複製品では偽装網の色合いは少々残念仕様でしたが・・・
中田商店製は色合いが妙に薄すぎて変な色になる事は御座いません。
(鉄帽に装着した画像を載せるべきなのですが面倒だったので割愛させて頂きます)
それでは各部簡単に見ていきたいと思います。
まずは正面の星章から。
星章の位置が少し上気味かな・・・?と勝手に思っていたのですが
実物でも若干上寄りの位置のようですね。
星章の裏面はこのようになっております。
側面にある顎紐&ライナー留めピン部の画像。
ピンはしっかり固定されており急に緩んだりはしないでしょう。
実物ベースの物と違い上から塗装されて埋もれてしまうような事は御座いません。
後ろ寄り側面にあるライナー固定用の大型ピンの画像。
そしてこちらは後部にある顎紐&ライナー固定用ピン部の画像。
ライナーや顎紐の位置に合わせてピンの仕様が異なるのも見事再現されております。
続いては鉄帽の頭頂部の画像。
実物通り、4箇所の通気孔が設けられております。
また何より九〇式の特徴の頂点部が少し盛り上がっている(角ばっている?)のも
見事再現されております。
裏側内装部の画像。
ライナーの革質は悪くはなく実用に耐えれるでしょう。
ですが中田製を表す印などは無いようですね。
続いては顎紐部の画像。
この複製鉄帽では顎紐の片側はピンに固定されております。
この方が顎紐の調節はし易いですね。
ただ昔の中田製では違ったような気がします。
顎紐の画像。
幅2cmの物で薄い緑色です。
続いてはライナーの裏側にあるクッションの画像。
3つのこの革生地は頭が当たる部分ですので裏側には画像のようにクッションが備わっています。
クッションは革生地裏側にあるポケットに収納され紐で固定されています。
クッションは座布団のような物ですね。
クッションの中には綿が入れられています。
これで頭の衝撃を和らげていたのですね・・・!
ライナー一式だけでなくクッションも取り外しが出来、交換出来ますので
中々面白く尚且つ優れた構造だと思います。
さて続いてはいつもの複製品同士を並べた画像になります。
左は3年ほど前に御紹介した海外製複製九〇式鉄帽になります。
右が今回ご紹介する中田商店製複製九〇式鉄帽です。
海外製は購入して以降、殆どこいつをサバゲなどで使用しておりました。
ですが殆ど鉄帽覆いを装着しての使用だったので表面に傷は意外と少ないです。
私は人目だけ見て同じ製品かな??と思ってしまいましたが
よく見ると両者とも差異があるのが分かると思います。
上からみた画像。
左は3年ほど前に御紹介した海外製複製九〇式鉄帽。
右が今回ご紹介する中田商店製複製九〇式鉄帽です。
色合いも異なりますが大きさも微妙に異なるようですね。
正面の星章の位置も微妙に違います。
とはいえ海外製に関しましては3年前の物ですので
現ロットの物は進化しているかもしれません。
通気孔の間隔は少しだけ(本当に少し)異なります。
ピン部の微妙な差異が御座います。
上は3年ほど前に御紹介した海外製複製九〇式鉄帽になります。
下が今回ご紹介する中田商店製複製九〇式鉄帽です。
ピンの位置が微妙に異なりますがピンの頭も若干ながら異なります。
しかしあまり気にならない程度かもしれませんね。
続いては鉄帽頭頂部の画像。
上は3年ほど前に御紹介した海外製複製九〇式鉄帽になります。
下が今回ご紹介する中田商店製複製九〇式鉄帽です。
画像では分かり難いのですが両者とも頭頂部の盛り上がり(突起?)も再現されております。
ちなみに海外製のライナーですが以前に御紹介したサクラヘルメットに流用しましたので
画像がこれぐらいしか残っておりません。(汗
*画像は千切れた状態です。*
結構使い込んでいたので革生地が千切れたりしていましたので丁度流用には最適でした。
やはりライナーも消耗品ですね・・・
紐や生地に差異が御座いますが
中田製同様にクッションを入れるポケット、固定用の紐が備わっております。
またポケット部には画像のように捺印が再現されております。
やはりいつも通り昭和18年製になりますが・・・それでもこれがあるのには驚きですね。
また何よりライナーの革部にサイズ表記である『大』が打たれているのにも驚きです。
上の捺印と同様に中田製には見られない物ですが・・・今更ながら意外とよく出来ているのに驚きです。
続いては顎紐の画像。
上は3年ほど前に御紹介した海外製複製九〇式鉄帽になります。
下が今回ご紹介する中田商店製複製九〇式鉄帽です。
最後に手持ちの九〇式3つ並べた画像。
左は3年ほど前に御紹介した海外製複製九〇式鉄帽になります。
真ん中も以前に御紹介した中田商店製実物?再塗装の九〇式鉄帽です。
右が今回ご紹介する中田商店製複製九〇式鉄帽です。
上に置いてみた状態。
左は3年ほど前に御紹介した海外製複製九〇式鉄帽になります。
真ん中も以前に御紹介した中田商店製実物?再塗装の九〇式鉄帽です。
右が今回ご紹介する中田商店製複製九〇式鉄帽です。
いずれも微妙な差異が御座いますね。
しかし・・・いい加減実物ベースの物は塗装と錆を落として再塗装しなくては・・・(汗
一向に手付かずです・・
さて以上で中田商店製 複製 日本陸軍 九〇式鉄帽(鉄兜) の紹介になります。
ヘルメットも色々溜まって来ましたがサバゲ用やあくまで保管用と使い分けるつもりです。
鉄帽覆いを付けない単体のみの使用はどちらにしようか悩みますね・・・
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ