2014年06月21日

個人業者Sさま製 日本陸軍 複製 兵下士官用防暑襦袢(新型)

さて今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います。

今回ご紹介する品も今からが旬!な品になります。

それではいつも通り画像から!


こちらは個人業者Sさま製 日本陸軍 複製 兵下士官用防暑襦袢(新型) になります。

私はSさま被服を幾つも所有しているのですが

この度、新作となる新型防暑襦袢が販売される事になりました・・・!

旧作と比べ生地や細部の仕様が変わりさらに改良を加えれた逸品となります。

ちなみに以前に御紹介したSさま製旧作 防暑襦袢の記事は以下になります。

http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e349953.html (個人業者Sさま製 複製 兵下士官用防暑襦袢)


旧作発売から2年程経過しましたが・・・新型はどのように変わったのでしょうか・・・!


平置き状態のSさま製新型防暑襦袢の画像。

一見して何の変哲もない防暑襦袢に見えますね・・・(それはそれで当然なのですが)

しかしながらその細部Sさまらしく資料を参考にし改良を重ねて来られて完成した逸品なのです。

繊密な計画な下に完成した襦袢・・・見ていきたいと思います!

まずは生地のズーム画像。

Sさまの品々は生地への拘りが多く見られるのが特徴ですが

本品でもその拘りが見て取れます。

色合いは元より生地をよく見てみますと一般に見られるような綾織生地ではなく

木綿製独特な織目薄綾織木綿生地となっております。

Sさまの説明通り綿クズも出ており、手触り肌触りは独特です・・・!

裸で羽織るとチクチクしますが・・・この質感の品中々御座いません

やはりこの品も実際に手に取ってみないと分からないと思います・・・!

こちらは正面上部の画像。


襟部は勿論別生地第一釦も問題無く開閉する事が出来ます。


襟部生地のズーム画像。

襟生地素晴らしい質感Sさまの夏軍衣と同様の茶褐雲斎生地が使用されています。


後面生地の繋ぎ目が御座います。

襟部の裁断縫い目丁寧で綺麗な形状を保っています。

襟の縫い目は画像のように襟を立てる事で完全に見えますが

襟で隠れている縫い目丹念に綺麗に縫われています。

こちらは上部の背面からの画像。

縫い目丁寧襦袢特有の膨らみ?もしっかり再現されております。

続いては胸ポケット部の画像になります。

胸ポケットは勿論実物通りの貼り付け型ポケットの蓋長方形の形状です。

よく見ると蓋の形状向きが決まっております。

こちらはの画像。

この樹脂製のようで4つ穴型となっています。

続いては脇下の通気孔の画像。

Sさまの襦袢にも勿論、通気孔は再現されております。(もはや当然ですね!)

ですがただ簡単に作られているような品では御座いません・・・!

ボタンホールから裏の補強布(紐)まで丁寧に縫い付けられ仕上げられております

裏の補強もちゃんと実物の規定に沿って開発された物が用いられております。

小さい箇所ではありますがしっかりと丁寧に作られております・・・!


通気孔の釦の画像。

通気孔の釦は胸ポケットや他の部位の物とは異なり小型の4つ穴式の物となっております。

ちなみに各釦のサイズ属品仕様書に沿った物でそれぞれ異なります

サイズについてはここで記載する事は出来ませんが・・・是非購入して確認されて見て下さい!


続いては袖部の画像。

七分袖の長さで私にもピッタリのサイズでした!

勿論、袖後部繋ぎ目の縫い目といった処理丁寧そのものです。

袖口の画像。

袖口の縫い目も同様に綺麗です・・・!

袖口は折り返して縫われておりますが、その返しの長さも均等で歪んではおりません・・・!

続いては内装の画像。

検定印部の画像。

Sさまではもはや検定印があるのは当然ですね・・・!

ちなみにサイズ小号
昭和17年製本廠検定となっています。
一箇所のみ印のインク?の色青く異なっておりますが

これは贋作として流通するのを防止する為の処置なのでしょうか。

ともあれSさまの品は小さなサイズ(小号)も取り扱っていますので本当に助かります・・・!


最後に襦袢の丈部の画像。

袴の中にいれるので間違いなく露出する事は無い部分なのですが

やはりSさまはこの丈部丹念にそして何より均等に仕上げられています。



さて続いては同じく個人業者Sさま製旧型の防暑襦袢と並べてみたいと思います。

は2年前に御紹介したSさま製防暑襦袢(旧型)です。

は今回ご紹介する同じくSさま製防暑襦袢(新型)になります。

毎回思うのですが・・・新旧の比較はナンセンスだと思うのですが・・・(汗

同じくSさま製ですので基本的な構造は殆ど同じです。

ですが生地の仕様、釦、縫い処理などに違いがあります。

が2年前に御紹介したSさま製防暑襦袢(旧型)です。

が今回ご紹介する同じくSさま製防暑襦袢(新型)になります。

まずは生地のズーム画像。

が2年前に御紹介したSさま製防暑襦袢(旧型)です。

が今回ご紹介する同じくSさま製防暑襦袢(新型)になります。

新旧ともに同じ生地に見えますが

新型繊維から織りあげられた仕様書通りの物となっております。

旧型では生地の違いもあるのですが織目は間隔のある粗めの物でしたが新型ではその間隔は狭く目が細かくになっております)

2年前旧型を購入した当初はその生地に驚いたのを覚えていますが

今回この新型を購入してさらに生地の素晴らしさに驚きました・・・!

続いてはの画像。

は2年前に御紹介したSさま製防暑襦袢(旧型)です。

は今回ご紹介する同じくSさま製防暑襦袢(新型)になります。

にも改良が見られ2つ穴式のシンプルな物から4つ穴式の物へ変更されております。

続いては脇下の通気孔の画像。

通気孔にも大幅な改良が見られます。

は2年前に御紹介したSさま製防暑襦袢(旧型)です。

は今回ご紹介する同じくSさま製防暑襦袢(新型)になります。

この部分のはやはり異なり旧型では通気孔でも共通の物でしたが

新型では異なるサイズと形状の物に変更されております。

またそれだけではなく通気孔の切れ込み両端の処理にも差異が見られます。

は2年前に御紹介したSさま製防暑襦袢(旧型)です。

は今回ご紹介する同じくSさま製防暑襦袢(新型)になります。

旧型では端は目状の縫い目の処理をされていますが

新型では三角形状の処理に変更されております。

他にも通気孔裏面にも違いが御座います。

は2年前に御紹介したSさま製防暑襦袢(旧型)です。

は今回ご紹介する同じくSさま製防暑襦袢(新型)になります。

画像では少々分かり難いのですが・・・

旧型では通気孔の裏面の補強は襦袢と同様の生地が縫い付けられているのですが

新型では規定通りに再現された織紐が縫い付けられています。

続いては胸ポケット部の画像。

は2年前に御紹介したSさま製防暑襦袢(旧型)です。

は今回ご紹介する同じくSさま製防暑襦袢(新型)になります。

釦や大きさに差異が御座いますが構造殆ど変わらないようですね。

旧型は材質のせいかシワが出来易いですね・・・(汗 これはこれで味がありますが・・・


こちらは袖部の画像。

は2年前に御紹介したSさま製防暑襦袢(旧型)です。

は今回ご紹介する同じくSさま製防暑襦袢(新型)になります。

新旧ともに勿論七分袖の長さで生地の違いが御座いますが

こちらも構造は殆ど同じ作りですね。

襟部の画像。

は2年前に御紹介したSさま製防暑襦袢(旧型)です。

は今回ご紹介する同じくSさま製防暑襦袢(新型)になります。

襟後部には繋ぎ目もありこちらも新旧とも基本構造は変わっていないようですね。

最後に検定印部の画像。

は2年前に御紹介したSさま製防暑襦袢(旧型)です。

は今回ご紹介する同じくSさま製防暑襦袢(新型)になります。

いずれもサイズ小号、昭和17年製となっていますが、

検定印部にも改良が見られますね・・・!

旧型では大阪支廠(大支)検定になっておりますが

新型では本廠検定に変更されております。

検定印部にも変更が加えられているのには驚きです。。。!

普通でしたら共通の物で済ませる所だと思うのですが・・・この拘りには脱帽せずにはいられません!

さすがで御座います・・・・!Sさまだからこそ・・・出来たのかもしれません・・・!


 

最後に私の着用画像を。

略帽は同じくSさま製後期型略帽をチョイスしてみました。

(画像では脇下の通気孔開いた状態です・・・)

中の人の体型(顔もですが・・)がだらしないのですが少しでも参考になりましたら幸いです。

弾薬盒や雑嚢、水筒、偽装網も装備すればさらに見違える事は間違いないと思います。

ちなみに襦袢は一度のみ洗濯してみました。


さて以上で個人業者Sさま製 日本陸軍 複製 兵下士官用防暑襦袢(新型) の紹介になります。

防暑襦袢今からの時期にはうってつけの被服です!

このSさま製新型防暑襦袢は少々御値段が高く感じられるかもしれませんが・・・

細部は旧作よりも格段に向上しそれだけの価値は必ず御座います・・・!

多くの資料に基づき新規に開発された部位も多く実物に忠実で御座います。

襦袢は1着だけでは足りませんので夏衣の下に!酷暑の南方装備に!も最適で需要のある服です!

是非お勧め致します・・・!


さて今回は以上になります。

ではでは~

ノシ




 






同じカテゴリー(・日本軍 複製レプリカ 装備)の記事画像
国内業者さま製 複製 日本軍 兵下士官用 銃剣属品帯革
中田商店製 複製 日本軍 十字鍬(鶴嘴) ②
個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 兵下士官用 四五式夏衣袴
個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 昭和十二年制定雑嚢
個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 九六式防寒帽 鼻覆い付 (新型短毛仕様)
個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 昭和七年制定雑嚢
同じカテゴリー(・日本軍 複製レプリカ 装備)の記事
 国内業者さま製 複製 日本軍 兵下士官用 銃剣属品帯革 (2017-03-11 18:58)
 中田商店製 複製 日本軍 十字鍬(鶴嘴) ② (2017-02-11 17:03)
 個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 兵下士官用 四五式夏衣袴 (2017-01-21 21:24)
 個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 昭和十二年制定雑嚢 (2017-01-03 00:35)
 個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 九六式防寒帽 鼻覆い付 (新型短毛仕様) (2016-12-30 19:24)
 個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 昭和七年制定雑嚢 (2016-12-21 23:26)
この記事へのコメント
おぉ。新型を購入されたのですね。
この襦袢は襟が別生地なんですね。
旧型を所有してますが、これもいいですね。羨ましい。
S様ご出品中の一点物複製チェコ式軍帽もぐらっときますね。
Posted by 剃刀参謀 at 2014年06月21日 18:12
>>剃刀参謀さん

こんばんわ!剃刀参謀さん!
いつも当ブログをご覧下さり本当に有難う御座います!

襟の生地ですが少々分かり難い表現でした・・・(汗
当然ながら表襟は襦袢本体の生地とは別の生地という意味で御座います(汗
旧型も同様に茶褐雲斎生地のはずで御座います・・・!

私も当初購入しようか悩みましたが商品説明文の多くの改良点に
興味を持ち購入させて頂きました!

国防色の将校用軍帽のですね・・・!
私は将校装備についてはてんで分からないのですが・・・
とても素晴らしい形で拘れた品ですね・・・!
Sさまの品には再販されていない物も多いですので
機会を逃すと入手が当分先になる可能性があると思います。

私もグラッと来る品々が多くて・・・もうどうしようか迷っております・・・
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2014年06月21日 19:43
お久しぶりです。
S様製防暑襦袢購入されたんですね!!
私は半袖の防暑襦袢しか無いので、サバゲ着用は被弾等色々きついから、これは是非手に入れなければ…。
いつも詳細なレポート、ありがとうございます。
Posted by 歩22 at 2014年06月23日 01:20
こんにちわ。アンチョビことチビさん。

曹長刀・・・岐阜の「岐」で
トーリすがりでコメントしたものですが、
今回とうとう私めも軍刀を個人輸入してしまいました。

http://edwalker01.wordpress.com/
Posted by edwalker at 2014年06月23日 14:09
>>歩22さん

お久し振りで御座います!歩22さん!
そして御返事遅くなり大変申し訳御座いません(汗

このSさま製防暑襦袢はかなり進化しましたので是非お勧めです!
ですが襦袢としては少々高いかもしれませんね・・・
ですがその出来はまさに一級品だと私は思いますよ~!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2014年06月28日 09:36
>>edwalkerさん

こんにちわ!edwalkerさん!
軍刀の記事では大変お世話になりました・・・!
そしてこの度は御返事遅くなってしまい申し訳御座いません(汗

何とっ・・・!軍刀を輸入されたのですね・・・!凄いです・・・!!
ブログの方、拝見致しました・・・!
軍刀は故国に帰った来たのは・・・本当に素晴らしい限りですね・・・!
軍刀の落札、海外からの送料も合わせると
さぞ資金が掛かられた事でしょう・・・そこへ審査もあるのですから・・・

ですがそれだけの価値は本当にあると思います。
この刀の軌跡・・・それを考えてみるだけでも物語がありますね・・・
是非大切にされて下さい・・・!そして何よりおめでとうございます!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2014年06月28日 09:51
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。