2014年09月27日
中田商店製 複製 日本軍 明治期 黒色拳銃用吊り紐(ランヤード)
さてさて今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのはこちら!
こちらは中田商店製 複製 日本軍 明治期 黒色拳銃用吊り紐(ランヤード) になります。
複製拳銃用吊り紐(ランヤード)は当ブログで過去に何度か御紹介させ頂きましたが
初期の物(明治期)の吊り紐は黒色だったという話を伺い、二十六年式拳銃用に早速購入してみました。
中田商店製の古い物らしいのですが・・・黒色の物も販売されていたのですね・・・
ちなみに以前に御紹介した複製拳銃用吊り紐の記事は以下になります。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e524413.html (ハートフォード製 複製 日本軍 拳銃用吊り紐)
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e532926.html (中田商店製 複製 日本軍 拳銃用吊り紐)
拳銃用吊り紐(ランヤード)の全体画像。
フラッシュを炊いて撮影していますので少々青み掛かって見えますね。
紐のズーム画像。
紐は現行型の中田製拳銃吊り紐と同様に金剛打ち仕様のようですね。
こちらは吊り紐の片側部の画像。
銃に装着する部分に当たります。
革生地で紐2本を覆おっている部分の画像。
やはりこの部分は縫い付け固定されております。
革生地は黒色に着色されており縫い糸は黒色の物が用いられているようですね。
こちらはランヤードのもう片側部(肩へ斜め掛け)の画像。
革の位置調整をすることで長さを調整致します。
革生地の着色は少々剥がれておりますが紐2本とも革で覆われており問題御座いません。
HWS製二十六年式拳銃(モデルガン)に拳銃用吊り紐を装着してみた画像。
紐は少々太く感じますが問題無く装着可能です!
さて続いては現行型の中田製拳銃用吊り紐(ランヤード)と見比べてみたいと思います。
上が以前にご紹介した中田製。
下が今回ご紹介する同じく中田製の黒色の物です。
まず人目で長さがかなり異なるのが分かりますね・・・
また紐自体は同じ金剛打ち仕様のようなのですが
紐の太さが若干異なり今回ご紹介する黒色の物の方が少々太くなっております。
また全長が大分違うのですが・・・
紐の片側の銃へ装着する部分の長さにも差異が御座います。
手持ちの複製拳銃用吊り紐(ランヤード)を並べた画像。
一番上はHWS製。
その下の2つ(白黒2つ)は中田商店製。
そして一番下は海外製になります。
最後に恒例の着装画像を・・・!
中田製の明治三八年制夏軍衣袴に
個人業者Sさま製の四五式軍帽(旧型)という組み合わせです。
(手持ちの古い時代の被服はこれぐらいしかありません・・・)
拳銃吊り紐は小物ですが・・・その色が変わるだけで
軍装の印象も若干変わるように思えます。
ですので意外と重要な小物だと私は思います。
さて以上で中田商店製 複製 日本軍 明治期 黒色拳銃用吊り紐(ランヤード) の紹介になります。
ではでは~
ノシ