2014年09月30日

個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 兵下士官用巻脚絆(初期カーキ地)

皆さんおはこんばんちわ!もう9月も終わりで明日から10月突入ですね・・・

過ごし易い日々が続いてくれると良いのですが。


さて今回は久し振りにあの業者さまの新製品をご紹介したいと思います!

まずはいつも通り画像から!

こちらは個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 兵下士官用巻脚絆(初期カーキ地)になります。

当ブログでは業者Sさまの製品を何度も御紹介させて頂いて来ましたが

この度、巻脚絆(ゲートル)製作販売される事になりました・・・!

冬軍衣袴、夏軍衣袴など数多くの日本軍被服類、装備類を手掛けておられますが

巻脚絆の製品化には驚いたと同時にとても嬉しい限りです・・・!

クオリティに定評のあるSさまの品だけにこれは大いに期待出来ます・・・!

付属するのは勿論1セットです。(両足ずつ)

それでは見ていきたいと思います・・・!

Sさま製巻脚絆を広げた画像。

幅の広さ、そして締め紐の長さなど十分海外製のように短過ぎる事はありません

色合いよく質感良い印象で御座います・・・!

巻脚絆生地のズーム画像。

生地昭五式や四五式冬軍衣などで見られる帯赤茶褐色(カーキ)の色合いです。

ですが生地そのものは軍衣や外套用羅紗地ではなく仕様書通りに製作されております。

中田商店製をはじめとした複製巻脚絆に慣れている方には意外に思われるかもしれませんが

このSさま製巻脚絆の生地は比較的薄めに製作されております。

ですがこれは実物は勿論の事、仕様書を基に開発された物で

むしろこの薄さ忠実と云えるかもしれません。

また単に薄いだけでは御座いません。その分縮絨はしっかり行われており

目の細かい詰まった質感を再現されておられます・・・!


巻脚絆にある特徴的なかがり縫いが施されています。

小さいながらしっかりと縫い付けられております。

巻脚絆真ん中部分の画像。

生地もさることながら端のかがり縫い手抜かりなく美しく感じますね。

高級感さえ漂います。


巻脚絆締め紐縫い付け部の画像。



さらにズームした画像。

は綺麗な3角形の形状をしておりかがり縫いは勿論の事

締め紐縫い付けしっかりと丁寧に施されております。

実用には最適と云えると思います・・・!

勿論、検定印も再現されております。

サイズ小号昭和5年本廠検定となっております。

海外製の複製品以外で巻脚絆検印があるのを私ははじめて見ました・・・!

サイズは小号ですが将来的に大きなサイズの物も製作して頂けると嬉しいのですが・・・

(私は小号で十分なのですが)

続いては締め紐の画像。

この締め紐素晴らしい出来で御座います・・・!

長さは勿論十分戦闘巻き余裕で出来る長さで御座います!(私の身長で)

締め紐茶褐色綿織紐なのですが画像をご覧になって分かるように

3段織りの紐となっております。

これは実物巻脚絆に見られる仕様でこれを複製品で再現されるのはかなり難しかった事と思います。

実際、製作するにあたってこのまで辿り着くのにかなり苦労されたそうで御座います・・・!

締め紐という小さな部分ではありますがこれを再現されているのにはSさま強い意気込みを感じますね・・・

締め紐末端の処理丁寧です。

この部分は巻く際何度も手に付く部分ですので粗雑では解れたりしてしまいます。

この部分の処理も重要なのです・・・!


という事で早速巻いてみました・・・!

袴下だけでなく靴下履いていない状態ですが・・・(汗

数か月ぶりの巻脚絆ですので細かい所は御了承下さいw

生地薄めなので力を入れて丹念に巻けば綺麗に巻けると思います。

また何より幅の長さ忠実しっかりした生地ですので巻き易いと思います。

中田製など他の複製巻脚絆質感異なりますがすぐに慣れると思います!

こちらは戦闘巻きの画像。

先述しましたように締め紐長く余裕がありますので

戦闘巻きも難なく出来ます。

(ただ肝心の私の装着画像がなっていませんが・・・w)

さて続いては恒例の他製品と並べてみたいと思います。

左上中田商店製濃緑色巻脚絆

右上は同じく中田商店製カーキ地巻脚絆

左下海外製巻脚絆

そして右下が今回ご紹介する個人業者Sさま製巻脚絆になります。

いずれも使い古した物ですが羅紗地製で重宝してきた品です。

中田商店製濃緑色巻脚絆

上から二番目は同じく中田商店製カーキ地巻脚絆

下から2番目海外製巻脚絆

そしてが今回ご紹介する個人業者Sさま製巻脚絆になります。

生地の色合いは勿論違いますが・・・

生地自体はSさま製が突出して異なるのがお分かりになると思います。

目の細かいしなやかな生地のためと云えるでしょう。秀でておられます!

また実は幅の広さもそれぞれ異なるのですが・・・

同じ中田製でもロット差で仕様差異があるようなので今回は割愛させて頂きます。


続いてはかがり縫い部の画像。

中田商店製濃緑色巻脚絆

上から二番目は同じく中田商店製カーキ地巻脚絆

下から2番目海外製巻脚絆

そしてが今回ご紹介する個人業者Sさま製巻脚絆になります。

いくつかは画像が不鮮明ですね・・・(汗

しかしかがり縫いの幅にも差異があるのが分かると思います。

巻脚絆の締め紐縫い付け部の画像。

中田商店製濃緑色巻脚絆

上から二番目は同じく中田商店製カーキ地巻脚絆

下から2番目海外製巻脚絆

そしてが今回ご紹介する個人業者Sさま製巻脚絆になります。


締め紐縫い付け部の画像。

中田商店製濃緑色巻脚絆

上から二番目は同じく中田商店製カーキ地巻脚絆

下から2番目海外製巻脚絆

そしてが今回ご紹介する個人業者Sさま製巻脚絆になります。

う~ん・・・一枚を除いてボヤけまくりですね・・・(汗



締め紐縫い付け部裏面の画像。

中田商店製濃緑色巻脚絆

上から二番目は同じく中田商店製カーキ地巻脚絆

下から2番目海外製巻脚絆

そしてが今回ご紹介する個人業者Sさま製巻脚絆になります。

検定印有無などがお分かりになると思います。

続いては締め紐の画像。

中田商店製濃緑色巻脚絆

上から二番目は同じく中田商店製カーキ地巻脚絆

下から2番目海外製巻脚絆

そしてが今回ご紹介する個人業者Sさま製巻脚絆になります。


画像では分かり難いのですが中田商店製新旧のロットによって締め紐仕様が異なります

一番上(中田製)の物は市販品の綾織紐ですが

上から2番目(同じく中田製)の物は実物に忠実な3段織りの茶褐色綿織紐となっております。

残念な事に新しいロットになって綾織紐に変更されたようですね・・・

これは推測(完全な受け売りですw)ですが

旧ロット締め紐実物もしくは警察予備隊の物を使用した可能性があるかもしれません。

ちなみに海外製は薄くあまり強度の無さそうな綾織紐ですが

今回ご紹介するSさま巻脚絆の締め紐実物に忠実な3段織りの茶褐色綿織紐見事再現されておられます!

勿論、実物などからの流用では御座いません。これは大いに評価出来ると思います・・・!凄いですね・・・!


巻脚絆本体広げた画像。

中田商店製カーキ地巻脚絆

下から2番目海外製巻脚絆

そしてが今回ご紹介する個人業者Sさま製巻脚絆になります。

長さは十分で幅があり巻き易いと思います。

最後に締め紐広げた画像。

中田商店製カーキ地巻脚絆

下から2番目海外製巻脚絆

そしてが今回ご紹介する個人業者Sさま製巻脚絆になります。

この締め紐長さも極めて重要

一番短いのは海外製戦闘巻きをするには厳しい長さであります。

中田製海外製と比べまだ長く戦闘巻きも出来ますが

特筆すべきはSさま製の長さです。

戦闘巻きをする事を考慮して長さは十分確保されており

難なく戦闘巻き出来ます・・・!これは本当に有難い限りです・・・!


さて以上で個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 兵下士官用巻脚絆(初期カーキ地) の紹介になります。

複製巻脚絆(ゲートル)中田商店製、海外製のいずれかしか今まで選択肢がありませんでしたが

ここでSさま製が登場して驚きを隠せません・・・。

中田商店製はやはり品切れが多カーキ色の物は中々手に入り難いです。

海外製も悪くはないのですが・・・ロットによっては画像のような締め紐だったりと

海外製故に品質は安定しません・・・

しかしSさま製高品質かつ実用性を両立した今までにない複製品です。

勿論、実物や資料を基に製作されていますので忠実さ兼ね備えています

今までの複製巻脚絆に比べ多少お値段は掛かるかもしれませんが・・・購入されて損は無いと思います!


さて今回は以上になります。

ではでは~

ノシ







同じカテゴリー(・日本軍 複製レプリカ 装備)の記事画像
中田商店製 複製 日本陸軍 運動靴
海外製 複製 日本陸軍 防寒作業袴
中田商店製 複製 日本陸軍 戦車用手袋
海外製 複製 日本陸軍 昭和十三年制定 兵下士官用 冬襦袢
国内業者さま製 複製 日本陸軍 官給軍刀用 革製刀緒
個人さま製作? 日本陸軍 複製 試製略帽甲(庇無し略帽)
同じカテゴリー(・日本軍 複製レプリカ 装備)の記事
 中田商店製 複製 日本陸軍 運動靴 (2017-06-17 11:37)
 海外製 複製 日本陸軍 防寒作業袴 (2017-05-27 19:42)
 中田商店製 複製 日本陸軍 戦車用手袋 (2017-05-20 19:24)
 海外製 複製 日本陸軍 昭和十三年制定 兵下士官用 冬襦袢 (2017-05-05 11:16)
 国内業者さま製 複製 日本陸軍 官給軍刀用 革製刀緒 (2017-04-22 19:23)
 個人さま製作? 日本陸軍 複製 試製略帽甲(庇無し略帽) (2017-04-08 20:59)
この記事へのコメント
こんばんは。

このブログを見て、私も欲しくなり、本日入手しました。
流石はS様クオリティー!生地の素晴らしさに加え、細部迄しっかりした縫製ですね。同時入手しました雑嚢共々、大事にしたいです。
今後もS様から目が離せませんね。
Posted by 剃刀参謀 at 2014年10月06日 18:47
御無沙汰していま~す!

アンチョビさん尻はデカ尻なのに随分と脚は細いんですね(笑)!

今回は「複製の巻脚絆」ですか????
この様な品まで複製品が出てくる時代に驚きです!(当方では今までに実物しか見た事が無いんで・・・)

此処からは当方の「私見」です。

まず、巻脚絆の検印ですがプログに掲載されている「大」「小」号の寸法の印
は「実物巻脚絆」には押して居なかったたと思います。

また、プログの巻脚絆の画像を見ますと全て「民間用巻脚絆」の形ですね!
「軍用巻脚絆」は先端(巻き始め部分)が丸型から始まりますよ!
(但し士官用:自前品では「角型」のも稀に有ります)

序に「私見」をもう一つ・・・
巻脚絆(軍用:官給品)ですが、時代によって生地質にもそれなりの「変化」が有りますね・・・

明治末期・・・羅紗地に混毛でやや赤みを帯びたカ-キ-色
大正~昭和初期・・・羅紗地混毛で完全なカ-キ-色
昭和13年以降~昭和16年頃まで・・・混毛地で色が緑褐色
昭和16年~終戦頃まで・・・南方戦線を意識してか「綿製の巻脚絆」も製造された様です。
(勿論、製造工程の省略化も有るでしょう)因みに生地の色は灰色の強い緑褐色

上記の事項は当方が今までに見てきた実物軍用で官給品の巻脚絆です
参考に生らないと思いますが・・・
では、また!
Posted by 参謀本部 at 2014年10月11日 11:21
>>剃刀参謀さん

こんばんわ!剃刀参謀さん!
この度も御返事遅くなってしまい申し訳御座いません(汗

おおっ・・・!御購入なされたのですね・・・!
おめでとうございます!
中々の逸品で素晴らしい出来ですね!
私もSさまの新製品に目が離せません・・・!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2014年10月17日 20:03
>>参謀本部さん

御無沙汰しております!参謀本部さん!

何と、検印に寸法印は無いのですね・・・!
ですが・・・複製品ですのでやはり現代人に合わせた各サイズを
用意して区別する為に押印されているのではないでしょうか。。。

時代別の巻脚絆の生地の仕様を御教授下さり有難う御座います!
私は実物巻脚絆は殆ど存じませんので是非これから集めてみて
自分なりに考察してみたいと思います!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2014年10月17日 20:09
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。