2015年10月26日
中田商店製 実物?複製? 中国軍小銃用布製負革(負紐)
皆さんおはこんばんちわ!
今回もその他装備品のコーナーを更新したいと思います。
今回ご紹介するのはこちら!
こちらは中田商店製 実物?複製? 中国軍小銃用布製負革(負紐) になります。
こちらはまず複製品なのか実物品なのか分からない品なのですが
中田商店さんでは日本軍装備品のカテで販売されているようですね。
ですがモデルは中国軍の物らしい・・・?のですがやはり詳細はよく分かりません。
布製負紐の全体画像。
この負紐(スリング)にもいくつか特徴がみられますね。
生地のズーム画像。
生地は堅牢な作りで軍用の実物生地と推測されます。
ですが中国軍の物を表すスタンプ(検印)の類はないようですね。
以前に御紹介した中国軍生地流用の布製負紐に近いと思います。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e616170.html
調整用金具の画像。
調整用金具は共産圏のスリングに多い角張った金具となっております。
やはりこのスリング(負紐)は中国軍の物を流用もしくは実物なのでしょうか。
こちらは負紐前部の画像。
こちらは三八式などの小銃でいうリアバンドのスリングベイルに装着する部分になります。
以前御紹介した複製の布製負紐はS型のような金具仕様の物でしたが
こちらは総革製のような鼓型のピン金具での固定でもありません。
珍しい事にこの部分だけ革生地が縫い付けられており、
4箇所に穴が設けられているのです。
つまりこの穴に紐を通す事で固定するようですね。
穴のズーム画像。
革生地は勿論の事、負紐本体の生地にも穴が設けられています。
革生地を被せていますので負紐の生地は極力損耗し難くなっています。
なんとも面白い構造ですね・・・!
なおこの負紐には遊革(ループ)が元から付属しないようです。
ですので自分で製作し装着してみました。
それでは装着・・・!といきたい所ですが・・・
スリングベイルへ固定するための紐が欠品しておりまして
仕方ないので色々合いそうな紐を探す事にしました・・・
実物ではどのような紐だったのでしょう?
長さも気になりますね・・・靴紐やタコ糸でも代用出来そうですね。
という事で三八式のモデルガンに装着してみましょう・・・!
装着した状態の画像。
要領は革製の物とさほど変わらない(むしろこちらの方が簡単?)ので
難しい事はありません。
負紐前部の画像。
紐は急場しのぎで適当な物で代用してみましたが・・・
やはりここで疑問が。
紐は蝶結びでいいんだろうか・・・w う~ん謎だぁ・・・
まぁ日本軍装備に使うには少々?な物ですが
面白い作りですしあまり見掛けない物なのでモデルガンにでも付けとこうと思います。
さて以上で中田商店製 実物?複製? 中国軍小銃用布製負革(負紐) の紹介になります。
色々謎な品ではありますが・・・中田商店さんでは1000円以下で販売されていた物らしく
価格から考えるとやはり実物なのでは・・・と思ってしまいますが・・・神の味噌汁ですね・・・
こいつをベースに改造するのもアリかもしれませんね。
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ