2015年11月14日
個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 兵下士官用略帽 中期型
皆さんおはこんばんちわ!
さてさて今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います。
という事で画像をば。
こちらは 個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 兵下士官用略帽 中期型 になります。
各軍衣袴や襦袢、略帽に定評のあるSさまの新製品になります。
Sさまの略帽(戦闘帽)の御紹介は実に3年ぶりでしょうか・・・!
初期型、後期型と紹介させて頂きましたが今回は中期型になります。
昭和16年頃の太平洋戦争(大東亜戦争)開始頃の軍装に最適です・・・!
という事で早速みていきたいと思います!
中期型略帽の全体画像。
3年前の初期型、中期型と比べクオリティが向上しており
羅紗生地だけでなく他の部分にも変更が見られます。
生地のズーム画像。
まず注目すべきはその羅紗生地です。
中期型ですので初期型のような黄色分の強い茶褐色(カーキ)生地ではなく
茶と緑色分の強くなった生地となっております。
一般的に呼ばれている国防色とも異なりまさに初期型からの過渡期に相応しい色合いです。
これは九八式軍衣袴にとても合う色合いだと思います。
また外套や軍衣袴を使用した実物生地とは異なりSさまが開発された生地で
手触りも滑らかで今までにない生地で御座います・・・!
上面、下面からの画像。
一見して何も変哲もない作りですが細部をよく見ると
旧型とは違う箇所が御座います。
略帽の両側面からの画像。
勿論、片側3つの通気孔、帽垂用ループなどは再現されており
手抜かりは御座いません。
正面の星章の画像。
星章の寸法は実物に基づいた物となっております。
後部の調整紐部の画像。
やはりそつのない作りで紐の通しも問題御座いません。
調整紐は後期型の物と変更はありませんがこちらも実物を
忠実に再現した品で御座います。
顎紐部の画像。
顎紐は数年前の初期型の物とは異なり
より緑分の強い顎紐となっております。
また顎紐用のバックル(尾錠)にも変更が見られ
より径の細い物に変更されております。
さらに塗装法も改良されているようですね・・・!
旧型の物と比べると艶が異なります!
留めピン(耳章)はやはり実物から忠実に再現された物です。
帽垂用ループの画像。
この部分も旧型の物と比べると変更されており
糸は勿論の事、処理法も画像のように-―-の方式へ見直されております。
手間が掛かっておりますね・・・
略帽のツバ部の画像。
この部分に変更はないようですが生地の繋ぎ目がより下側(後方)になり
ツバの芯の強さがより強調されているようです。
こちらは正面上部の3枚生地の繋ぎ目の画像。
この部分は分かり難いのですが繋ぎ目3点までの距離が長く
つまり高さのある作りになったように思います。
これは・・・シルエットもどう変わるか楽しみですね・・・!
続いては略帽内装部の画像。
裏地は特徴のある織目の麻布です。
こちらは検定印部の画像。
サイズは大号。
昭和15年製。
大支検定の検定印で御座います。
そしてその反対側には氏名記入欄が御座います。
ちなみにSさまは現代人サイズに合わせて1~5号サイズまで
取り扱っておられます。(実物は小中大の3サイズまで)
ですので頭のサイズにお悩みの方も安心して御購入出来ると思います!
汗革部の画像。
内装ではこの汗革部にも変更が見られ
この部分は革質が大変更されております。
より良質の革生地となっております。
汗革の裏側にはこのよう検印も。
こちらは実物にはない物ですがサイズを見分ける為の物のようですね。
しかしこれでSさまの略帽の新型か旧型かを判断出来ると思います。
さて続いては以前に御紹介したSさま製の初期型と後期型と並べてみたいと思います。
左奥が初期型(旧型)。
真ん中が今回ご紹介する中期型(新型)。
そして手前右が後期型(旧型)になります。
上が初期型(旧型)。
真ん中が今回ご紹介する中期型(新型)。
そして下が後期型(旧型)になります。
生地の違いがお分かりになると思います。
他にも細部は異なるのですが。。。それは購入されてからの
お楽しみだと思います・・・!(苦笑
違いが実感出来る事でしょう!
最後に実際にかぶってみた画像。
髪が長いのは。。。御察し下さい(汗
ていうか私ここ数年でかなり肥えましたね。。。トホホ
さて以上で個人業者Sさま製 複製 日本陸軍 兵下士官用略帽 中期型の紹介になります。
Sさまの新製品の略帽ですが旧型の物より格段に忠実にさらに品質も良くなっております。
新型は初期型、中期型、後期型の3種類発売されておりますので
される軍装の設定に合わせてチョイス出来ます。
御好みに合わせてお買い求めされると良いでしょう。
う~ん・・・初期型も欲しくなりますね・・・これは・・・
ああ・・資金が・・・(涙
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ