2016年08月13日

支那事変 記念寫真帖 朝鮮第二十三部隊

8月・・・暑い夏が今年もやって来ましたね。
そしてもうすぐ15日。私達にとって意味のある日が近づいてきました。

さて今回はかなり久し振り・・・数年ぶりに日本軍写真コーナーを更新したいと思います。
まずはいつも通り画像から!





こちらは支那事変 記念寫真帖 朝鮮第二十三部隊になります。

この写真帖は購入した物ではなく母方の実家で頂いた物で御座います。
祖父が所有していた物です。
以前に記載しました通り祖父歩兵第七九連隊に所属し支那事変に従軍致しました。

昭和十五年発行非売品で御座います。

この朝鮮第二十三部隊というのはその七九連隊の事のようです。
七九連隊の所在地は朝鮮にありました)

この写真帖は痛みは若干ある物の経年にも耐え
全体の状態は良好だと私は思います。

表紙を含め重厚に出来ているのが幸いしているようですね。

見返し部分の画像。

見返し部分山河を爆撃機が行くのを描かれております。

続いては連隊事変での戦歴(沿革)を紹介されております。

ですが防諜の為か詳しい日時や部隊名で書かれており
秘匿されております。

最初の写真の画像。

1枚目の写真は軍旗(連隊旗)となっております。



2枚目の画像。

2枚目連隊の各指揮写真となっております。



そして部隊出征から戦地、帰国まで写真が掲載されております。

キャプションは『軍装検査』
出征を前にした指揮官の写真のようですね。

フラッシュ焚いてしまい上手く写っておりません(汗


千人針を縫う女性たちの画像。

キャプションでは『誠を籠める』と書かれております。



列車を前に体操を興じる兵たちの写真。

長い輸送の為でしょうか。
上は白い襦袢姿なのが印象的ですね。



大陸での飯盒炊飯の写真。

暑い為か上半身は裸の兵士がちらほら。
飯盒の位置がどこにあるのか見ると面白いですね。



大陸での駐屯地の写真でしょうか。
キャプションは『○○守備隊』

門前に積み上げられた土嚢が物々しさを語ります。




一部は画像のように着色された写真も御座います。
天津萬國橋の写真です。



こちらも天津市内の写真。

珍しい装甲車が写っております。陸軍の物でしょうか?



こちらも同じく天津での写真。

兵士たちと共に国防婦人会の婦人達が写っております。
キャプションは『活躍中の国防婦人会』



速射砲と軽機の写真。

後ろには日章旗を持った兵士が立っております。



宣撫工作中の写真。

宣撫も戦地は必要不可欠な活動ですね。



事変発端の地となった盧溝橋の写真。



盧溝橋より良郷へ発進する部隊本部

軍旗を伴い行軍中の写真です。



こちらは敵便衣兵ではなく銃火器類から友軍である事が分かりますね。

祖父のアルバムでも便衣に変え敵状視察、斥候を行ったとされる写真がありましたね。
比較していないので分かりませんが人数が同じ5でもありますので
同一人物達の別写真なのかもしれません。



田各屯に於ける部隊本部

中心は部隊長たちでしょうか。



作戦を練る○○部隊長

防毒面もしっかり装備されており戦闘に臨む緊張感が伝わってきますね。



涼水を将兵に提供する支那民たちの写真

長い行軍、しかも酷暑が続くなかで水分補給は必要不可欠ですね。



キャプション『作戦を練る』

どのような作戦計画を練っているのでしょうか。



代用食(芋)に舌鼓を打つ佐伯隊長

不鮮明な為分かりませんがただのを焼いたり蒸かした物でしょうか?
隊長といえでも戦地では粗末な食事で済まさなくてはいけないと分かりますね。



万里の長城の近くを行軍している写真

画像ぼやけてますね・・・(汗



太原攻略戦中、敵弾下に輝く軍旗の写真。

軍旗は保護&露出を防ぐためか覆いが被らされております。



石門口付近での写真。

状況は分かりませんがよく見ると歩兵砲で砲撃準備されていますね。



元旦の祝杯の写真。

乾杯をしている瞬間でしょうか。



御賜された品々の写真。



慰問袋の分配の写真。

写真を撮られているせいか表情が皆硬いです。
片手に煙草を持っていたりと細部をみると面白いですね。



森本部隊長の宣撫の写真。

部隊長自ら宣撫活動を行っているようですね。
やはり通訳などを通してだとは思うのですが、
いかに現地民の民心安定に苦心しているかが分かるように思います。



戦の余暇。次期作戦準備の写真。

散髪や衣服の修繕などをしている様子です。



四一式山砲で砲撃中の写真。

防盾大型のタイプのようですね。



塩池を望む写真。

峻険な山々、断崖絶壁、狭く曲がりくねった道など危険な道を進みます。



砲を輸送中の写真。

こちらも山砲でしょうか。

 

敵状報告の写真。

季節柄の為か帽垂装着しております。
将校兵用水筒を装備しているようですね。



中川隊の活躍

奥には速射砲が見えます。
こちらも不鮮明になってしまいましたね・・・(汗



芮城占領の写真。

崩落した城壁に掛けられた梯子。激戦であった事が伺えますね。
頂上では将兵が万歳三唱しております。



香山寺警備の写真。

後方の特徴のある建物が香山寺でしょうか。

軍装防寒帽、防寒服、防寒脚絆極寒地の被服となっております。



高地攻撃中の第一線の写真。




重機関銃の猛射の写真。

頼りになる九二式重機関銃のよる支援の様子です。



山上の凱旋の写真。

敵を駆逐し山上を占領した直後の写真でしょうか。
皆万歳をして笑顔なのが印象的です。



渓流で休息する兵士達の写真。

飯盒に水を入れているようにも見えますね。
大休止した際の写真でしょうか。



鹵獲した重機関銃の写真。

水冷式重機関銃なのですが外国製でしょうか?



運動会の様子

祖父のアルバムでも同時期の写真があったと記憶しているのですが
陣中での運動会の写真だったのですね。

これはその際の余興なのでしょうか。



これも同じく運動会での写真。

何かしらの歌劇でしょうか。



森本部隊奮戦の戦跡、聞喜城死守の詩の写真。

こちらは以前、当ブログにて村上さまが教えて下さった
山西省の聞喜県城での包囲戦の際に壁に書かれた詩で御座います。

聞喜城死守 敵増シ 緑リハ茂リ 月未だ出デズ    
弾薬ツキルモ 援隊ヲハズ    
ナレド敵弾城壁ヲユルガス    
糧秣ニカエン 犬マダ多ケレバ    
粉骨砕身以って死守セン    
決意ハカタシ


と書かれております。写真とはいえこの現物を見れたのは本当に嬉しい限りですね。
逆境においても不屈の精神、衰える事の無い戦意。感嘆する他ありません・・・!



忠魂碑除幕式の様子



聞喜における合同慰霊祭の様子。

盛大に執り行われているのが分かります。
敵味方ともに犠牲が多かったこの戦闘・・・
また同時に敵味方両者とも力闘奮戦した事が伺えます。



陣中で正月を祝う為餅つきする兵士達の写真。

よく見るとつまい食いしてる方がいますね(笑
長髪の方もいらっしゃり面白いですね。



陣中での水汲みの写真。

井戸からの水汲みでしょうか。
こういった使役も日常なのでしょうね。



陣中での施療風景の写真。

宣撫工作だけでなくこうした施療も必要不可欠な活動ですね。



渓流で喉を潤す写真。

あまり水が流れているようには見えませんが・・・
炎天下行軍する将兵は必死です。



山砲砲撃中の写真。




前進する将兵の写真。

河川敷のようですがこのような足場の悪い場所も進まなくてはいけません。
場所を選ぶ事は出来ないのです。
よく見ると防暑帽を被っていますね。



記念寫真帖最後にはこのような歌の歌詞が記載されております。

兵(ツワモノ)を思へ 7番まである歌で御座います。



さて以上で支那事変 記念寫真帖 朝鮮第二十三部隊 の紹介になります。

この記念寫真帖には祖父が頂いた手紙が挟まれておりました。
達筆であまり判読出来ないのですが
同じ七九連隊所属の方とその後も交流があったのは確かで御座います。
(野菜を土産にしたりしたようですね)

今回ご紹介したのはごく一部で御座います。
不鮮明な写真も多く見難い物が多くなってしまい申し訳御座いません。

この記念寫真帖・・・これから大切にしていきたいと思います。

もうすぐ8月15日・・・今年も静かに迎えられたらと思います。

今回は以上になります。

ではでは~
ノシ





タグ :日本軍写真

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Posted by アンチョビことチビ at 15:54│Comments(0)旧日本軍画像・写真
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