2017年04月29日

実物? 日本陸軍 尉官襟章

皆さんおはこんばんちは!やっと週末で一息つく水呑み百姓です。

ゴールデンウィーク(GW)という事で今日から連休の方もいらっしゃるかと思います。
素直に羨ましいです!(嫉妬)

さてさて今回は日本軍実物装備品をご紹介したいと思います。

という事で早速画像をば。



こちらは実物? 日本陸軍 尉官襟章になります。

私は陸軍の下士官兵装備しか収集していないのですが・・・
最近になって運良く画像の尉官の階級章を入手する事が出来ました。

面識は無いのですが父の友人の方が譲って下さった物で
その方の御父上が所有されていた物です。
御父上は既にお亡くなりになられているのですが・・・
本品はその方が戦中実際に使用されていた物らしいとの事であります。
(確か終戦時22歳ぐらいだったと伺っております)

貴重な遺品をお譲り下さいました友人さま、本当に有難う御座います!
大切にさせて頂きます・・・!





まずは少尉用襟章の画像になります。

画像の2セットはいずれも少尉用の物になりますが
裏地を見ても差異があるのが分かりますね。

将校用の階級章は今回初めての入手になります。



こちらは裏地布貼り型襟章の画像になります。

サイズと星章位置から昭和十三年制定襟章になります。


 

襟章ズーム画像。

生地の状態はとても良いと思います。 

尉官用上下端金ブレードがあり華やかさがありますね。
さすが将校用。優美さも備わっております。



星章銀色真鍮製のようですね。

同時代伍長以上下士官用襟章に付く星章と同様の物でしょうか。



裏地部の画像。

裏地布貼り型平織り布貼られております。
縫い付けではなく接着のようですね。

実際に装着されていたのでしょう。
縫い糸の痕が見受けれます。

しかしそれ以外は摩耗が見られず曲がり癖などが無く襟章本体の硬さ保たれております。



こちらは裏地紙貼り型襟章の画像です。

この襟章生地の破れなども見られ使用感が御座います。



同じ紙貼り型なのですが微妙に左右に違いが御座います。



星章の位置異なるのですが襟章中央にある金色識別線の太さ微妙に異なります

何故でしょう・・・? 100%実物という確証はないのですが・・・
この識別線にも規格があると思いますので片側のみ補修されたからでしょうか。

この襟章が実際に左右合わせて使用されたかどうか分かりませんが気になる所ですね。



 

裏地部の画像。

変わった生地貼り付けられておりますね。こちらも接着されております。

中央金色識別線太い方襟章後から星章が付け加えられたようですね。
やはり補修されたもしくは元々別の襟章だったのでしょうか。



最後に台座付き中尉用階級章の画像になります。

台座付き
のが嬉しい限りです。

こちらは一見すると昭和十八年制定の物に見えますが
サイズ十三年制のままです。





横と縦の長さの画像。

アバウトな測り方になってますね(汗
しかし長さから分かるように十三年制の物となっております。





星章端に寄せた作りになっておりますが
これは後から星章1つ増設したからのようですね。

恐らく改正後18年以降少尉から中尉進級されたので
手持ちの少尉の十三年制の階級章星章1つ追加されたのでしょう。
(戦後になって手を加えられた可能性もありますが・・・)
   
しかし襟章台座から外すことなく台座の上から星章加えるのは面白いですね。
よく見ると追加された星章元の星章とでは大きさが異なるのが分かります。



台座上部には釦へ掛ける為と思われる切り込みも御座います。



安全ピン部の画像。

安全ピン当時物でしょうか。
まだしっかりと機能しております。



さて以上で実物 日本陸軍 尉官襟章の紹介になります。

今回、運良く尉官用階級章が入手出来ました。
入手してみると・・・やっぱり譲って下さった友人さまの御父上がどのような軍歴だったのか興味が湧いてきました。
前述した通りこの階級章の持ち主は既に他界されておりますが・・・是非当時の事をお聞きしたかったですね・・・
お亡くなりになったから入手する事が出来ましたが少々複雑です・・・

この階級章は大切に保管していきたいと思います・・・!

さて今回は以上になります。

ではでは~

ノシ






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Posted by アンチョビことチビ at 13:50│Comments(8)・日本軍 実物 装備
この記事へのコメント
ど~も!

今日からゴールデンウィークになった参謀本部で~す!

画像の階級章は全て実物ですね。

年代と言うか時代的には昭和16~17年頃と思われます。
ん?見分けるポイントはアンチョビさんがプログ内で話ている様に裏側の布
を糸か貼っているかと言う事と表面の赤綬部分の面の粗さですね。

何故か昭和16年を境に陸軍将校の階級章で出来が変わります。

そしてプログ内に有る画像の様に後から加星は良く有りますよ。

戦地で昇進した時ですね。
(当時、外地に階行社は勿論有りませんので・・・満州には関東軍下に階行社の出張所が有りましたが・・・)
その為、戦地に出征する将校は階級章の星を何個か持って行ったと聞いています。

因みに今件の階級章は全て「民間業者製」ですね。
両端の縄目モール部分が黒ズンで居ないので!

モール部が黒ズンで居たら階行社製です。
そうでなかったら民間業者製ですよ。

さ~~
ここで問題で~す!

なぜ、上記の様な変色が起きるのでしょうか?
ヒントは金属の劣化(錆)に伴う事ですかね・・・
Posted by 参謀本部 at 2017年04月29日 18:37
>>参謀本部さん

こんばんわ!参謀本部さん!
実物という評価を頂き安心致しました!
星を後から付け加える事はよくあったのですね。
しかし・・・民間業者製とまでお分かるになるとは!
さすがで御座います。本当に助かります!

金モールの変色ですか・・・?
モールは金属を含んでいて手に触れたりして
酸化するから変色するのでしょうか・・・?
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2017年04月30日 18:52
ど~も!

当方の質問内容が解りずらかったかなぁ?

当時、陸軍将校の装備品には前回云った通り「階行社製」「民間業者:高島屋・村田屋等・・・」が大礼服・軍帽・被服・階級章を扱っています。

階級章(肩章・襟章)は「階行社製」は「銀台モール」を使用している為に時代の経年変化で黒ずんでくるのです。

それに対して民間製は「金・銅混合のモール」を使用している為、時代の経年変化でも「金色」になるんです。

つまり金属で「金」が錆たら(金は部質的には錆ずらいですが表面的に錆ます)色的には「赤身」になります。

「銀」が錆たら「黒色」になるので・・・
当時の実物階級章はモール部の色と裏側の仕様でどこ製か時代を特定出来ます。

まぁ「見た目」の問題ですが!
当時陸軍でも「鈍行将校」は進級が遅いので黒ずんだ階級章を付けていると「あぁ~鈍行将校が来た!」
と噂された様ですね。

それに対して「民間業者製」はそんなに変色しないので古くなっても区別不可能と云う訳です。

余談ですが、画像だけで本物か複製品かの判断も可能です!
(これはリクエストが有れば書き込みします・・・このプログが「複製品を趣旨」にしているので・・・)

尚、中央の金色識別線の太さに微妙な差違が有りますがこれは「民間業者製」に起因するのでお気になさらずに・・・

画像に有る中尉階級章(防暑衣・作業衣)ですが、後に「三式用襟章」の星章
ですね。

では、また!
Posted by 参謀本部 at 2017年05月01日 00:37
>>参謀本部さん

こんにちは!参謀本部さん!

階行社製と民間業者製では材質が全く異なるのですね・・・
民間業者製は経年してもあまり変化しないとは意外で御座います。
当時の将校にはどちらが好まれたか気になますね・・・!

台座付きの階級章の星章は三式の物でしたか・・・!
いつも教わってばかりで恐縮で御座います。
詳細がわかり本当に助かりました・・・!本当に有難う御座います!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2017年05月06日 16:46
ど~~も!

時折このプログを拝見して気が付くんですけど、各国の国旗の欄ですか?
異常なカウントの数字にビックリしますね~!!!
(中には見たくない国旗も有るけど・・・)

流石!ワールド・ビックのアンチョビプログですねー
ん?ビックは股間だけでは無かったんですね(久々のエロネタ!)

閑話休題・・・・

「当時の将校にはどちらが好まれたか気になますね・・・!」と云う事ですが
当時陸軍・海軍将校・士官にはやはり官製(階行社・水交社)よりも民間業者製が好まれていました。

官製は「吊物」と蔑まれていましたし・・・
当時、軍では「貧乏少尉・やり繰り中尉・やっとこ大尉」と云う陰口が有りました。
下級将校でも実家が資産家とか宮家・華族の場合はまず官製品は購入しませんでした。

後、佐・将官や中央省勤務者は殆ど民間業者製を好んで居ます。

それも平和時に置いてですけどね。

今は何故か将校実物でも「官製品」が実物マニアの中では好まれていますけど・・・

余談ですが今日の自衛隊や警察・海自保でもある程度階級に成ったら「自費」で制服類を購入して着用して居ます(まぁ旧軍の関連でしょうか?)

いつも当方の書き込みは「ツマラネー」と思われるので(汗)
また、当時の軍装品問題に関する問題を出しましょうか?

海軍関係は「不得意」と云うプログ管理者に敬意を表して陸軍問題で~す!

(1)陸軍ではご存知の通り昭和18年に被服改正(三式)が行われましたが
そののちまでも何故か将校の中では昭和13年式に袖線を付けた制服
を着用していたのは何故か?

(2)上記でも使いましたが、将校被服・階級章・装備品に置いて「・・・式」と
云う使い分けの言葉はいつ頃から使用したか?

(3)「在郷将校軍人」と良く某オークションで見ますけど、当時その様な服は
有ったのか?

以上の3問で~す!
万が一外れたらペナルティーとしてプログ管理者に「六尺褌」を装着した画像を掲載して頂きま~す!
(こっちの方が楽しみだなぁ(笑)
Posted by 参謀本部 at 2017年05月11日 21:54
>>参謀本部さん

おはようございます!参謀本部さん!

ブログ左の国旗類ですがフラグカウンターという物で
海外からのアクセスを国別で解析出来ます。
数年前に一度間違ってリセットしておりますが・・・
何処の国からが一番多いのか分かりますのでお勧めです。

当時の陸海の将校は民間業者製が好まれていたのですね。
しかも階級が上ほどその傾向があるとは・・・
成程。民間製の方が良い品ならそちらを選ぶのは当然かもしれませんね。

今回も私に問題を出して下さるのですね!恐縮です!
まず①ですが・・・後迄という事は18年改正後もという事でしょうか?
俗に云う三式は簡略化や質の低下が挙げられますが
13年式の物に襟章を変更、袖章を加えるだけで良かったという事でしょうか。

②~式という使い分けは戦後になってから使用されたと思います。
九八式や三式という言葉は当時使われてなかったのではないでしょうか。

③在郷軍人将校ですか・・・!?こちらも当時そのような呼称と被服は
無かったと思います。

今回は自信がありますので褌姿は晒さすに済みそうですね!(笑
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2017年05月14日 10:06
う~ん~~

毎回プログを見ると関心するのは良くネタが有る事ですよー
(そんなにオナネタが有るのかなぁ?)


閑話休題

問題が簡単過ぎたかなぁ?

今回問題は当たり!でしょうねー(チクショウ!!)
折角、若いイケメンの数人を集めてプログ管理者の毛深い六尺褌姿の画像を見せて笑ってやろうと思ったのに!!!!

では問題の解説を・・・・

(1)はアンチョビさんの云う通りです。
態々、生地質の悪い制服を新調するより襟章・袖章を付ける方が安上がりでした。
また三式生地で造る時は昭和16年から許された「開襟式制服」を製作する将校が多かった事も有ります。

(2)もアンチョビさんの云う通りです。
あくまで「~式」と云うのは「官給品」のみの言葉です。
都市伝説では戦後のマニアが「通り名」で呼んだのが始まりとの事です。
因みに当時の将校さんは「詰襟軍衣」「折襟軍衣」「改正折襟軍衣」と呼んでいた様ですね。

(3)も・・・・残念ですがアンチョビさんの云う通りです。
現役将校が予備役になれば大抵は「在郷軍人会」に入りますので態々制服は新調しません。
但し下士官・兵の方々が在郷軍人会に入れば昭和初期頃までは在郷軍人服を新調していました。

また出直して難題を考えて来ま~す!

今度出す問題に外れたらアンチョビさんの毛深い六尺褌姿と六尺褌無の画像を掲載して頂きます!(笑)
Posted by 参謀本部 at 2017年05月17日 20:38
>>参謀本部さん

こんばんわ!参謀本部さん。
おおっ!全問正解でしたか!?いやはや嬉しい限りです!

成程、開襟式の制服を作る将校も多かった事情もあるのですね。

官品の物を除いた軍刀にしましても○○式という呼称が使われますが
やはり使い易いという事もあるのだと思います。

③の関しましては在郷軍人関係は全く知らないのですが・・・
まさか当たるとは(汗
下士官兵は在郷軍人服を新調していた時期もあるのですね・・・!

とても興味深く勉強になる出題をして頂き恐縮です!
本当に有難う御座いました・・・!
Posted by アンチョビことチビアンチョビことチビ at 2017年05月21日 17:13
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