2017年12月02日
海外製 複製 日本陸軍 夏用戦車帽
皆さんおはこんばんちは。
さてさて今回も海外からの製品を御紹介したいと思います。
まずはいつも通り画像をば。
こちらは海外製 複製 日本陸軍 夏用戦車帽になります。
毛皮背嚢を出して驚かされた海外製ですが・・・
最近になり戦車帽が発売されました。
以前から噂で聞いていたのですが。。。ただただ驚きです。
私の知る限りでは初の複製品ではないでしょうか?
(もしかしたら先駆者さまがいらっしゃるかもしれませんね)
私は戦車兵装備はまだ集めだした程度なのですが
やはり戦車帽は欠かせませんね!戦車兵装備には必要不可欠な品です。
そういえば海軍さんも陸戦隊などで戦車を運用していたそうですが
戦車兵の戦車帽は陸軍の物と共通だったのでしょうかね・・・?
戦車帽の前後画像。
手にとってみると・・・意外に大きい?
複製品ですので実物と比べる事は出来ませんが意外に大きく感じます。
生地のズーム画像。
夏用ですので総革製ではなく表生地は布製になっております。
焦げ茶色に近い色合いです。
生地には所々チャコペン?のような痕が残っています。
それでは細部をみていきたいと思います。
こちらは帽章の画像になります。
五角形の台座に星が縫い付けられております。
織り出しではなく星は革製のようですね。
戦車帽には防暑帽のように周囲(耳の部分は除く)に巻くように布生地が縫い付けられています。
縁にある縫い目画像。
縁には画像のように縫い目が存在します。
内装を縫い合わせる為のもののようですね。
戦車帽の両側面からの画像。
戦車帽という事もあり耳のあたる部分は独特の作りをしております。
この部分が魅力なのかもしれませんね。
耳当て部の画像。
耳が当たる部分は帽本体がくり抜かれたような形になっております。
耳当て部上部は開かれています。
その下には鳩目と丸紐で開口部を調節する事が出来ます。
とても手が込んでいる作りです。
続いては戦車帽を装着する為のバンド部の画像になります。
上が革紐部。下がバックル部の画像になります。
革紐根元部の画像。
革紐は薄い生地を二枚重ねにして縫われた物になっています。
耳当て下のY型バンドは表は革製で裏側は布製になっております。
革紐根元の縫い付けが井型で面白いですね。
革紐側の反対にあるバックル部の画像。
バックルといっても丸環が2つなのですが。
しかしこの方法は現代の単車用ヘルメットとさほど変わりませんね。
革紐を通して見た画像。
装着と調整方法は至極簡単です。
まずは革紐を2つの丸環に通し折り返して内側の丸環に通して戻せばよいのです。
シンプルで固定が確実です。
続いては戦車帽上下からの画像になります。
戦車帽頭頂部の画像。
6枚の生地を繋ぎ合わせて作られているのが分かりますね。
頂点部にある通気口の画像。
通気口からは戦車帽の断面が見てとれます。
上下は革生地のようですが・・・その間は何でしょう?
分解する訳にもいきませんのでどのような生地が何層なのか分かりません。
こちらは内装部の画像。
内貼りは戦闘帽のように目の粗い布生地になっております。
戦車帽の裏側の前後部の画像。
裏側の前後部には画像のように黒色の汗止めが縫い付けられています。
この汗止めは革製ではなく合皮製(ビニール?)のようですね。
実物はどのなのか気になる所です。
こちらは耳当て部の裏側の画像。
裏側は革生地になっており鳩目の部分が隠れるように
展開する革生地が縫い付けられています。
表側からは分かりませんでしたが・・・このような作りになっていたとは。
非常に凝ったつくりをしていますね。
内装のサイズ調整部の画像。
鉄帽と同じように丸紐の長さでサイズを調整します。
ちなみにこの複製品はサイズ57~62適応になっています。
しかし・・・サイズが大分デカく感じます(汗
内装の検定印部の画像。
昭和18年製で本廠検定。
サイズは大号の検印となっております。
横の『小?』は何と書いているのでしょう?気になりますね。
サイズ表記もあり検印がちゃんと再現されているのは驚きです。
最近の海外製はよく出来ていると常々思います。
通気口を裏側から見た画像。
最後に手持ちの実物九〇式鉄帽の大号と並べてみました。
まずは前後からの画像になります。
上部と側面からの画像。
やはり戦車帽はサイズが気になりますね。
大号は此処まで大型なのでしょうか?
さて以上で海外製 複製 日本陸軍 夏用戦車帽の紹介になります。
サイズが気になる戦車帽ですがとてもよく再現されていると思います。
構造にしましても複製品とはいえ触って見てみないと分からなかった個所も多いです。
また何より容易に入手可能な戦車帽の複製品です。現状では唯一かもしれません。
恐らく個人もしくは業者さまが製作発注されたのかもしれませんが
簡単な事ではなかったと思います。とても複雑な構造をしております。
形になり私たちの手元に届くようになった事は本当に有り難い限りです。
戦車兵の装備ですが・・・戦車眼鏡も欲しくなりますね!
似た代用品でも探しましょうかね・・・
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
さてさて今回も海外からの製品を御紹介したいと思います。
まずはいつも通り画像をば。
こちらは海外製 複製 日本陸軍 夏用戦車帽になります。
毛皮背嚢を出して驚かされた海外製ですが・・・
最近になり戦車帽が発売されました。
以前から噂で聞いていたのですが。。。ただただ驚きです。
私の知る限りでは初の複製品ではないでしょうか?
(もしかしたら先駆者さまがいらっしゃるかもしれませんね)
私は戦車兵装備はまだ集めだした程度なのですが
やはり戦車帽は欠かせませんね!戦車兵装備には必要不可欠な品です。
そういえば海軍さんも陸戦隊などで戦車を運用していたそうですが
戦車兵の戦車帽は陸軍の物と共通だったのでしょうかね・・・?
戦車帽の前後画像。
手にとってみると・・・意外に大きい?
複製品ですので実物と比べる事は出来ませんが意外に大きく感じます。
生地のズーム画像。
夏用ですので総革製ではなく表生地は布製になっております。
焦げ茶色に近い色合いです。
生地には所々チャコペン?のような痕が残っています。
それでは細部をみていきたいと思います。
こちらは帽章の画像になります。
五角形の台座に星が縫い付けられております。
織り出しではなく星は革製のようですね。
戦車帽には防暑帽のように周囲(耳の部分は除く)に巻くように布生地が縫い付けられています。
縁にある縫い目画像。
縁には画像のように縫い目が存在します。
内装を縫い合わせる為のもののようですね。
戦車帽の両側面からの画像。
戦車帽という事もあり耳のあたる部分は独特の作りをしております。
この部分が魅力なのかもしれませんね。
耳当て部の画像。
耳が当たる部分は帽本体がくり抜かれたような形になっております。
耳当て部上部は開かれています。
その下には鳩目と丸紐で開口部を調節する事が出来ます。
とても手が込んでいる作りです。
続いては戦車帽を装着する為のバンド部の画像になります。
上が革紐部。下がバックル部の画像になります。
革紐根元部の画像。
革紐は薄い生地を二枚重ねにして縫われた物になっています。
耳当て下のY型バンドは表は革製で裏側は布製になっております。
革紐根元の縫い付けが井型で面白いですね。
革紐側の反対にあるバックル部の画像。
バックルといっても丸環が2つなのですが。
しかしこの方法は現代の単車用ヘルメットとさほど変わりませんね。
革紐を通して見た画像。
装着と調整方法は至極簡単です。
まずは革紐を2つの丸環に通し折り返して内側の丸環に通して戻せばよいのです。
シンプルで固定が確実です。
続いては戦車帽上下からの画像になります。
戦車帽頭頂部の画像。
6枚の生地を繋ぎ合わせて作られているのが分かりますね。
頂点部にある通気口の画像。
通気口からは戦車帽の断面が見てとれます。
上下は革生地のようですが・・・その間は何でしょう?
分解する訳にもいきませんのでどのような生地が何層なのか分かりません。
こちらは内装部の画像。
内貼りは戦闘帽のように目の粗い布生地になっております。
戦車帽の裏側の前後部の画像。
裏側の前後部には画像のように黒色の汗止めが縫い付けられています。
この汗止めは革製ではなく合皮製(ビニール?)のようですね。
実物はどのなのか気になる所です。
こちらは耳当て部の裏側の画像。
裏側は革生地になっており鳩目の部分が隠れるように
展開する革生地が縫い付けられています。
表側からは分かりませんでしたが・・・このような作りになっていたとは。
非常に凝ったつくりをしていますね。
内装のサイズ調整部の画像。
鉄帽と同じように丸紐の長さでサイズを調整します。
ちなみにこの複製品はサイズ57~62適応になっています。
しかし・・・サイズが大分デカく感じます(汗
内装の検定印部の画像。
昭和18年製で本廠検定。
サイズは大号の検印となっております。
横の『小?』は何と書いているのでしょう?気になりますね。
サイズ表記もあり検印がちゃんと再現されているのは驚きです。
最近の海外製はよく出来ていると常々思います。
通気口を裏側から見た画像。
最後に手持ちの実物九〇式鉄帽の大号と並べてみました。
まずは前後からの画像になります。
上部と側面からの画像。
やはり戦車帽はサイズが気になりますね。
大号は此処まで大型なのでしょうか?
さて以上で海外製 複製 日本陸軍 夏用戦車帽の紹介になります。
サイズが気になる戦車帽ですがとてもよく再現されていると思います。
構造にしましても複製品とはいえ触って見てみないと分からなかった個所も多いです。
また何より容易に入手可能な戦車帽の複製品です。現状では唯一かもしれません。
恐らく個人もしくは業者さまが製作発注されたのかもしれませんが
簡単な事ではなかったと思います。とても複雑な構造をしております。
形になり私たちの手元に届くようになった事は本当に有り難い限りです。
戦車兵の装備ですが・・・戦車眼鏡も欲しくなりますね!
似た代用品でも探しましょうかね・・・
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ