2011年02月05日
大戦後 ユーゴスラビア人民軍画像①
さてさて今回は第二次大戦後のユーゴスラビア連邦のユーゴスラビア人民軍(JNA)の
画像を貼って紹介してきたいと思います。
初期のユーゴ人民軍をご紹介出来ればと思います。
こちらは夏場か海岸地帯のためでしょうか?
半パンですね。国産のスチールヘルメットを装備していますが、
銃は明らかに米国製M1トンプソンですね。
ユーゴ連邦ではSMG(短機関銃)も国産されますが、
第二次大戦中に連合国から供与された火器が相当数残っているので
それを以後も使用しています。
一見するとドイツ兵に似ていますね。
冬季における訓練中の兵士でしょうか。
銃はドイツのMG42のコピーであるM53軽機関銃かと思われます。
こちらも同じ冬季のおける兵士です。
背嚢を背負っていますね。
銃はモーゼル系列のボルトアクション小銃のM24かと思われます。
こちらも国産かと思われます。
ユーゴでは大戦後も長らくボルトアクション小銃が軍隊で現役だったようですね。
こちらは火炎放射器でしょうか。
形式とも不明です・・・
服装からいって季節は夏でしょうか。
こちらは米国製M1 155mm榴弾砲です。
大戦中、もしくは大戦後の一時期に相当数ユーゴへ供与されています。
ちなみに内戦中はサラエボ包囲など様々な紛争の場で両陣営ともに使用されることになります。
鉄条網を潜り抜ける人民軍兵士。
右の兵士はM53軽機を。その左の兵士はM56短機関銃を装備しています。
ということは50年代後半~60年代ということが分かりますね。
こちらはM56軽機で対空防御を行う兵士たちです。
やはり2人1組ですね。
水筒類の装具も古いですね。
防毒面(ガスマスク)を装備した兵士です。
銃はM24小銃のようです。
装着している服(つなぎ?)も変わっていますね。
これはビニール製のように見えますので対毒ガスや放射能を想定した装具のようにみえます。
ちなみにユーゴ人民軍は古くからガスマスクの常時装備が見られます。
決して途上の軍隊ではなかったといえるのではないでしょうか・・・?
こちらは空挺部隊のようです。
まだ初期なので武装はM24小銃ですね。
しかしスコップケースをベルトに装備しているように見えますが、
明らかに危ないというか降下の衝撃に耐えれるんでしょうか・・・?
こちらはユーゴ海軍でしょか。セーラーを着ていますね。
沿岸砲かと思われます。
こちらは年代が少し新しくなります。
といっても装備している火器はSKSコピーのM59小銃ですが。
迫撃砲を操作していますね。
こちらも迫撃砲を操作しています。
ガスマスクを装着しながらの訓練ですね。
こちらもM59小銃で武装しています。
こちらは無反動砲を操作していますね。
白色のスモックを着用しています。
最後に
こちらも一応ユーゴ兵士とのことですが・・・
明らかに中東かアフリカっぽいですね。
50~60年代のユーゴは中東などに軍事顧問として派遣されていたということでしょうか?
ソビエト連邦や中国は軍事顧問や武器を中東&アフリカなど大量に派遣&供与していたのですが・・・
社会主義の教義を広めるというより、外貨獲得のためと思ってもおかしくないと思います。
その画像はれっきとした国連の平和維持活動中のものですよ~
これぞまさにPKOの起源であるスエズ動乱であります。