先祖は水呑み百姓。今も貧乏人！！

さてさて今回も日本軍複製品をご紹介していきたいと思います。

今回ご紹介する品はこちら・・・！



こちらは　ふきや商店製　日本陸軍　複製　兵下士官用四五式軍帽　（制帽）　になります。

東京浅草にある老舗ふきや商店の複製品になります。

昨年に京都のさる御仁よりお譲り頂きました。（本当に有難う御座いました！）

10年以上前の（20年以上だったけかな・・・）の古い品では御座いますが
私はとても気に入りました・・・！

ふきやさんの品は確か・・今回が初めての購入ではないでしょうか？


ちなみに過去にご紹介した軍帽の記事は以下になります。

http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e215437.html　（個人業者Ｓさま製）

http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e288447.html　（中田商店製）

http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e348408.html　（篠原工房製）






ふきや商店製軍帽の前後の画像。

古い物ですが全体の状態は良好です。
虫食いによる穴なども御座いません。

シルエットも良く、作りも丁寧な印象です。



軍帽の生地のアップ。

美しいカーキ生地。これは間違いなく実物生地ですね！

今やこのような生地も希少ですね・・・



軍帽正面の星章の画像。

ちょいズレてますが、後で修正します・・ｗ



このふきや商店製軍帽の顎紐は残念ながら革製ではなくビニール製です。

しかし厚手のもので、某交通機関などの制帽の顎紐と酷似していますね。

厚手なので実際に顎に掛けるのにも良いとは思いますが・・・材質が硬そうなので使うと痛そうですね（汗




軍帽側面の顎紐留め金具の画像。

こちらの顎紐留め金具は大型ですね。



通気孔の金属鳩目の画像。

軍帽の特徴はちゃんと再現されております。




ツバ部の画像。

兵下士官用のツバの特徴が再現されております。

断面をよく見ると革生地が２層になっているのが分かります。






ふきや商店製軍帽の上と下からの画像。

内装の汗止め部は革製です。



ふきや商店製の軍帽の内装部。

経年のせいか大分薄くなっていますが検定印が再現されています。

５９号（１~６号表記じゃないところが面白いですね）
昭和14年製
本廠検定　　となっています。

またこの部分には型崩れ防止？の為か紙が仕組まれています。



ツバの裏側。

ちょっとオイルを塗って手入れしています。



軍帽の側面。

顎紐は少々残念ではありますが、これは交換すれば済みます。
生地も良質でとても良いものと私は思います。

以上で簡単な紹介になるのですが・・・

今回も他社製と並べて見たいと思います。









左端は篠原工房製兵下士官用軍帽。
左から2番目は個人業者Ｓさま製兵下士官用軍帽。
右から2番目は中田商店製兵下士官用軍帽。
そして右端が今回ご紹介するふきや商店製兵下士官用軍帽になります。


いずれも実物生地を使用しておりますが・・・微妙に色合いが異なっております。

そして細部の仕様も異なっており、星章、顎紐、内装、形状などと差異が見られます。




正面からの拡大画像。

こちらは篠原工房製兵下士官用軍帽。



こちらは個人業者Ｓさま製兵下士官用軍帽。



こちらは中田商店製兵下士官用軍帽。



そしてこちらは今回ご紹介するふきや商店製兵下士官用軍帽になります。



続いては側面を向いた軍帽の画像。

左は篠原工房製兵下士官用軍帽。
右は個人業者Ｓさま製兵下士官用軍帽になります。



左は中田商店製兵下士官用軍帽。
そして右は今回ご紹介するふきや商店製兵下士官用軍帽になります。




拡大画像。

こちらは篠原工房製兵下士官用軍帽。



こちらは個人業者Ｓさま製兵下士官用軍帽。



こちらは中田商店製兵下士官用軍帽。



そしてこちらは今回ご紹介するふきや商店製兵下士官用軍帽になります。



次は軍帽裏面の内装部のアップになります。

左は篠原工房製兵下士官用軍帽。
右は個人業者Ｓさま製兵下士官用軍帽になります。



左は中田商店製兵下士官用軍帽。
そして右は今回ご紹介するふきや商店製兵下士官用軍帽になります。



続いては軍帽後面のアップになります。

左は篠原工房製兵下士官用軍帽。
右は個人業者Ｓさま製兵下士官用軍帽になります。



左は中田商店製兵下士官用軍帽。
そして右は今回ご紹介するふきや商店製兵下士官用軍帽になります。




さすがに４つとなると1枚にまとめれる良い画像が撮れませんね・・・（汗

上段左は篠原工房製兵下士官用軍帽。
上段右は個人業者Ｓさま製兵下士官用軍帽。
下段左は中田商店製兵下士官用軍帽。
そして下段右が今回ご紹介するふきや商店製兵下士官用軍帽になります。

（置いている位置に悪意は御座いませんのであしからず・・・ご理解下さい）

ツバの形状もいずれも異なるのがお分かり頂けるかと思います。




一番上は篠原工房製兵下士官用軍帽。
上から2番目は個人業者Ｓさま製兵下士官用軍帽。
下から2番目は中田商店製兵下士官用軍帽。
そして一番下が今回ご紹介するふきや商店製兵下士官用軍帽になります。




さて以上で簡単なふきや商店製　日本陸軍　複製　兵下士官用四五式軍帽（制帽）　の紹介と
並べての比較になります。


比較と申してましてモデルにした年代の差異、価格などを考慮する必要が御座いますので
やはり「野暮」かもしれません。

しかしいずれも共通するのは・・・どの複製品もとても良い品ということで御座います。
価格により差はあれど、いずれも実物生地を使用し
軍帽の特徴を見事なまでに再現されております。

もし画像だけ何処製かお分かりになられたら・・・凄いです！
（ですが以前の記事でも簡単に見分けれた御仁がいらっしゃいますので・・・さすがで御座います！）

これから大切に保管していきたいと思います・・・！

さてさて今回は以上になります。


でわでわ～


ノシ