2014年05月10日
個人業者Ｓさま製 複製 日本陸軍 防蚊手袋
ぬわぁぁぁん！疲れたもぉぉぉぉん！！
やめたくなりますよ～仕事ぉ（土曜出勤
さてさてという訳で今回も引き続き日本軍複製品をご紹介したいと思います。
今回御紹介する品はこちら！
こちらは個人業者Ｓさま製 複製 日本陸軍 防蚊手袋 になります。
個人業者Ｓさまの複製品は当ブログでも度々御紹介させて頂きましたが
今回御紹介する品はＳさまが過去に販売されていた幻の品なのです・・・！
この度何と運良く入手する事が出来ました・・・！
防蚊手袋ですがその名の通り防蚊を目的とした物で他にも頭に被る防蚊面も御座いますね。
この品はその手袋を再現された希少な複製品になります！
複製防蚊手袋の生地のアップ画像。
生地はやはりＳさまらしく抜かり無く、織目の細かい茶褐色生地となっております。
実物のような質感で御座います。
それでは早速見ていきましょう。
まずは左手側の防蚊手袋になります。
一見してシンプルな手袋に見えますが細かく見てみると興味深い箇所がいくつか御座います。
まずは手を入れる挿入口の画像。
実物同様にフリーサイズの為か挿入口は広めに作られています。
手袋の表面には真ん中近くに縫い目が御座います。
これを裏面から見ると・・・
裏面から見た画像。
手袋の表から見える真ん中にある縫い目は
実は手の甲近くに当たる部分から生地が2枚生地になっているからです。
この為の縫い目だったのですね。
つまり手に当たる部分は2枚生地で厚くなっておりそれ以外の部分は1枚生地なのです。
耐久面から云っても妥当な構造と思います。
手袋の断面の画像。
画像のように断面の縫い目は内側（裏側）にあり露出することはありません。
またこの防蚊手袋のもう１つの特徴として
親指やその他4本の指が手袋から出せる構造となっております。
これはとっさの銃を構えたり発射する動作、その他の操作を考慮してのものなのでしょう。
とても実用的ですね・・・！
勿論、防蚊用なのでこの指を出す隙間は普段は閉じるようになっており
余程の事が無い限り虫は侵入出来ないと思います。
防蚊手袋を裏返しにした状態の画像。
作りが分かり易いと思います。
ちなみに防蚊手袋の左手側ではこのような紐のループが設けられています。
手袋を装着したら紐で固定などはしないのでしょうか・・・これは知りませんでした。
続いてはこちらは手袋の右手側。
基本的に左手側と同じ構造ですが多少ですが差異が見られます。
まず左手側ではループがありましたが
右手側ではこれへ通すと思われる長い紐が付けられています。
これは保管の為ではなく装着しても両手を紐で繋ぐ為なのでしょうか・・・？
う～ん・・・正規の装着法が気になりますね。
また右手側の挿入口近くの裏面には画像のように検定印が御座います。
昭和16年製で大支検定。
小さく表から見えない箇所でもこれを再現されているのはとても嬉しいですね！
ということで早速装着してみよう！
画像では適当に他社製の防暑襦袢を着ています・・・
下はただの半パンです（汗
装着！
正直、紐の処理（本来は繋げる物なのか）はまだ分かっていないのですが
画像のように七分袖の襦袢でも隙間なく装着出来ました！
無論、腕を曲げたりしたら隙間は出来やすいと思うのですが
手袋は結構な長さがありますので襦袢でも保護出来得ると思います。
実際に防蚊手袋と防蚊面を装着した当時の写真を。
う～ん・・・これでは少々手袋が見難いですね・・・もう少し鮮明な物を探したいと思います。
しかし・・・防蚊用には有効に見えますが蒸れやすそうであまり心地よく見えませんね（汗
さて以上で簡単ではありますが個人業者Ｓさま製 複製 日本陸軍 防蚊手袋の紹介になります。
この複製防蚊手袋ですが。。。数少ない複製品だと思います。
しかし残念ながら現在では製作販売はされておりません・・・（泣
と云いますのも実物の方が安価でしかも比較的容易に入手出来、需要が無かったそうであります・・・
複製品より実物の方が安いというのはよくある話ですが・・・少々寂しい限りです・・・
私のように複製品メインに収集＆使用している者からすれば本当に有難い品なのですが・・・（汗
特にリエナクトだけでなく通常のサバゲにおいても使用するのに最適な手袋だと思うのです。
気兼ねなく使い潰せますし・・・！
ですがやはり売れなければ意味がありませんね・・・製作販売される側からすればとても残念な結果だったと思います。
本当に勿体ない品だと思います。良い品なのに・・・！
さて今回は以上になります。
ではでは～
ノシ
