2014年05月28日
海外製 複製 日本軍 小円匙 前期型
さてさて皆さんおはこんばんちわ!
今回も引き続き日本軍複製品をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは前回に引き続き海外製となります・・!
ということでいつも通り画像から!
こちらは海外製 複製 日本軍 小円匙 前期型 になります。
過去に当ブログでは小円匙を何度か御紹介致しましたが
セットの物はいずれも中田商店でした。
しかし中田以外の海外製で小円匙を販売しているショップがあるのを知り早速購入してみました。
果たして・・・その出来は・・・!
ちなみに過去の御紹介した小円匙関連の記事は以下になります。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e192372.html (中田商店製 複製 小円匙 前期型)
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e235531.html (中田商店製 複製 小円匙 後期型)
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e372260.html (海外製 複製 後期型 小円匙用カバー)
前期型小円匙セットの画像。
このショップでは他にも九八式(布製の後期型)やカバー単体のみでも販売されていたりと
中々豊富なラインナップです。
御紹介する小円匙はカバー(覆い)と柄、麻紐まで付いているセットとなっております。
麻紐まで付いているのはちょっと嬉しいですね。
まずは小円匙のカバー(覆い)の画像。
革部にはオイルを塗っています。ですのでそのせいで帆布生地が一部汚れています(苦笑
帆布生地のアップ画像。
生地の色合いはカーキ色というよりも肌色に近い色合いかもしれませんね。
とはいえ私は実物の新品時の生地の色合いは存じませんし自然に汚れていくと良い具合に変化してくと思います。
カバー(覆い)の円匙固定用革バンド部の画像。
バックル、革バンドはともに堅牢な物で十分実用に耐えれると思います。
固定用革バンド部の長さは十分ですが
やはりオイルを塗って柔らかくした方が良いと思います。
こちらは革製ループ部の画像。
上は背嚢といった縛着用紐を通す為の物で
下は円匙の柄を挿す為の物です。
こちらの革生地の厚さも十分です。
全体的に革質は良いと思います。
そして覆いの左右両端は革生地がちゃんと縫い付けられております。
端の内部を見るとちゃんと中まで革生地が縫い付けられています。
革生地はふんだんに使われており中々好感が持てます。
内部全体の画像。
このカバー(覆い)には画像のように捺印が再現されており、ショップさんもアピールされています。
恥ずかしながら私自身、実物の印はどのような物なのかは存じません(汗
ですが海外製にしては大分凝っている方ではないでしょうか?
続いてはカバー(覆い)の先端部の画像。
縫い付けは酷いという程ではないのですが・・・良い方でもないように思えます(汗
縫い糸に関しましても少々?な所が・・・
さて続いては小円匙を見ていきたいと思います。
こちらは円匙本体の画像。
勿論、重量もあり実際に円匙として使用しても差し支えないと思います(多分
円匙本体のズーム画像。
画像ではフラッシュを炊いていますので黄緑色に見えますが
実際は緑の強い色合いになっております。
素人考えながら如何にも○国製っぽいと思っていましたが
実際、実物を所有していないので色合いにつきましても何とも云えませんね(汗
まぁ気に入らなければ再塗装すれば済む話ですね。
木柄を通す筒部の画像。
この筒部は溶接痕がくっきりと残っています。
少々頼りなく見えますが実際に木柄を挿し円匙として使っても大丈夫だと思います。
横にはちゃんと紐通し用の穴も存在しいます。
筒部の裏側には画像のように刻印が御座います。
う~ん「S」という文字なのですが・・・実物ではどうだったのでしょう。
続いては木柄の画像。
大きさも太さも良く、勿論円匙本体にも挿す事が出来ます。
後部はちゃんと円形状になっており、紐を通す穴も設けられています。
中々出来ていますね。
ですが木柄の材質自体はあまり良くないようです。
あくまで私の個体ですが少々「ス」が多いようで
何より既に剥がれている箇所もチラホラ。
一度ヤスリがけなどして仕上げれば無問題なのですが・・
ちなみに木柄にもん「S」という印が・・・。
円匙本体に続き柄にも共通の刻印があります。
続いては麻紐の画像。
麻紐まで付いているのは珍しいですね。
ただ意外と細くすぐ千切れてしまいそうですね・・・
付属の麻紐は幅が約0.8cmほどの物のようですね。
柄と円匙本体を装着した画像。
う~んやっぱり本体の色がグリーングリーンしているような気が・・・(汗
形状などは良いのですねが・・・
さて続いては同じく円匙を販売されている数少ない業者である中田商店製と並べてみたいと思います。
右が以前に御紹介した中田商店製の小円匙。(4年ほど前に購入した物)
左が今回ご紹介する海外製の小円匙です。
ここで御注意頂きたいのは中田製でもロット差によって
生地の色合いなど細部に差があると思われます。
まずは覆い(カバー)の画像。
右が以前に御紹介した中田商店製の小円匙。(4年ほど前に購入した物)
左が今回ご紹介する海外製の小円匙です。
中田製は何度か使用し生地の色合いが暗くなって来ていますね。
海外製も年を重ねると同様に色合いが変化していくと思います。
バンドとバックル部の画像。
下が以前に御紹介した中田商店製の小円匙。(4年ほど前に購入した物)
上が今回ご紹介する海外製の小円匙です。
バックル金具に差異が御座いますがバンドの厚さもあり、いずれも実用に耐えれると思います。
覆い(カバー)内部の画像。
下が以前に御紹介した中田商店製の小円匙。(4年ほど前に購入した物)
上が今回ご紹介する海外製の小円匙です。
いずれも内部左右端には革生地が縫い付けられています。
ですが縫い糸の処理などを見るとやはり差が御座いますね。
覆い(カバー)内部にある印部の画像。
下が以前に御紹介した中田商店製の小円匙。(4年ほど前に購入した物)
上が今回ご紹介する海外製の小円匙です。
中田製では中田を示すマークのみあります。
カバーの先端付近の画像。
続いては円匙本体の画像。
右が以前に御紹介した中田商店製の小円匙。(4年ほど前に購入した物)
左が今回ご紹介する海外製の小円匙です。
両者殆ど同じ作りに見えますがやはり細部には差異が御座います。
微妙に穴の位置が異なり
筒部の長さ、刻印の有無など若干異なるようですね。
とはいえ両者とも作りの特徴はほぼ酷似しており、よく出来ていると思います。
最後に柄の画像。
下が以前に御紹介した中田商店製の小円匙。(4年ほど前に購入した物)
上が今回ご紹介する海外製の小円匙です。
中田製に関しては手を加えているので御注意を。。
印の有無、穴の位置など若干の差異が御座いますが
両者とも形状、長さともにとても良く出来ている印象です。
ただ木質が柔らかく、海外製に至っては状態も良い方ではないと思います。
ですがこれも個体差かもしれませんので一慨には云えませんね。
さて以上で海外製 複製 日本軍 小円匙 前期型 になります。
サバゲやリエナクトイベントも参加する予定が全く無いのに複製円匙関連が増えてしまいました。
(もしかしたら幾つかは処分するかも・・・)
今回ご紹介した海外製小円匙ですが後期型(九八式)も販売されており
注目しているショップです。中々ランナップも魅力です。
肝心の出来ですが決して悪い物では御座いません。
しかし現在国内では中田製がまだ流通しておりますし
価格といった要素も含めて中田製で十分だと思います。
ですが・・・中々侮れませんね・・・!
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ