2014年10月18日
実物 日本陸軍 官給 軍用ナイフ 初期型
さてさて皆さんおはこんばんちわ!
今回は久し振り(かなり)に日本軍実物コーナーを更新したいと思います。
今回ご紹介するのはこちら!
こちらは実物 日本陸軍 官給 軍用ナイフ 初期型になります。
以前に官給の折り畳み式ナイフをご紹介させて頂きましたが
今回ご紹介する品はそれ以前のモデルになります。
大正期から昭和期にかけて使用されたものだそうです。
ちなみに以前にご紹介した官給折り畳み式ナイフの記事は以下になります。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e400070.html
ナイフなどを展開した画像。
サイズは意外と大型で堅牢な印象です。
塗装は施されていないようです。
ナイフの刃身部の画像。
残念ながら刃こぼれが御座いますがそれ以外に破損などはないようです。
刃渡りは約6,2cmほど。
展開する場合、一度柄に対して90度の位置で刀身は止まります。
ナイフとして機能は十分過ぎるほどですね。。。!
ナイフの軸は画像のようにリベット打ち?されており尚且つ真鍮製と思われる紐通しが装着されています。
続いては穴開け(キリ?)部の画像。
この工具もナイフのように折り畳まれております。
展開した画像。
少々曲がっておりますが・・・状態はよいと思います。
柄上部の大体真ん中あたりの位置にあります。
そしてこの工具の軸もリベットで固定されております。
こちらは缶切り部の画像。
まだまだ使えそうな状態ですね。
缶切り部を上から見た画像。
このように断面は3層構造になっております。
缶詰めなどを開けれるかどうか試してみたいものですが
ここは使わずこのままにしておきたいと思います。
柄の刻印部の画像。
セロレと読むのでしょうか・・・?
何を意味するのか現時点では分かりません。
刻印はこの柄のものだけのようですね。
続いては以前にご紹介した官給ナイフと並べてみました。
上が以前にご紹介した官給折り畳みナイフ。
下が今回ご紹介する初期型官給ナイフです。
大分、大きさが異なりますね。
刃を広げた状態の画像。
上が以前にご紹介した官給折り畳みナイフ。
下が今回ご紹介する初期型官給ナイフです。
やはり刃渡りも下の物の方が長いですね。。。!
上の物は薄くシンプルですがその分製造に掛かるコスト&過程は少なそうに感じます。
大量生産にはうってつけの品ではないでしょうか?
その点下のナイフは手間を掛けて製作されている印象を受けます。
さて以上で実物 日本陸軍 官給 軍用ナイフ 初期型 の紹介になります。
日本軍装備に欠かす事の出来ない小物・・・と云える品ですが
今回ご紹介したナイフは状態も比較的良いので使う事はないかもしれません。
新旧ナイフを入手する事が出来ましたが・・・勿論日常で携帯したりはしません。。。!
マメに手入れして錆が増えないように大切にしていきたいと思います。
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
いえいえ・・・!こちらこそ書き込み有難う御座います!
恐らく打印は「ヒロセ」で間違いないと思います。
まだまだ勉強不足ですが・・・少しでもお役に立てましたら幸いで御座います。
これからも宜しくお願い致します!
毎度素敵な当時のお品物をアップされていていろいろと勉強になってます。
はじめまして!通りすがりさん!
御返事大変遅くなってしまい本当に申し訳御座いません(汗
御指摘の刻印ですが確かにヒロセと読めますね・・・!
ですが実物を所有しておりますが肝心の『ヒ』の文字の部分が
傷の為不明瞭で断定出来ません・・・
ですが恐らく『ヒロセ』で間違いないと思います!
御指摘下さり本当に有難う御座います!とても助かりました・・・!
推測で申し訳ないのですが刻印は(ヒロセ)ではないでしょうか?