2015年03月13日
エス&グラフ製 日本軍 複製 ゴム引き圧搾布製(ラバーライズ製) 南部十四年式拳銃用拳銃嚢(ホルスター)
さてさて100万アクセス達成出来たので
早速不定期の更新となります。
今回ご紹介するのはこちら・・・!
こちらはエス&グラフ(S&GRAF)製 日本軍 複製 ゴム引き圧搾布製(ラバーライズ製) 南部十四年式拳銃用拳銃嚢になります。
恐らく私が日本軍装備でエス&グラフさんの商品を紹介するのははじめてではないでしょうか?
最近になってゴム引き圧搾布製(ラバーライズ製)の装備品が入荷されたそうで
早速拳銃嚢(ホルスター)の方を購入してみました。
複製品では初の商品ではないでしょうか・・・? 結構目玉な商品だと思います。
拳銃嚢の前後全体画像。
以前からエス&グラフさんの十四年式拳銃用拳銃嚢は実は気になっていたのです。(革製の方です)
と云いますのも双眼鏡嚢のように珍しい留め具仕様の拳銃嚢で複製品ではあまり見掛けない仕様です。
そこでこのラバーライズ仕様の拳銃嚢が・・・! これは是非購入するしかありませんね(笑
拳銃嚢本体の画像。
ご覧の通り、基本的な構造は皆さんご存知の革製拳銃嚢と何ら変わりません。
生地のズーム画像。
遠目から見ると革製のように見えるかもしれませんが
このように織目が見て取れます。そして独特のゴムの匂いも・・・!(少し臭い)
エスグラさんの革製の拳銃嚢同様にこのラバライズ拳銃嚢でも
蓋の留め具は双眼鏡嚢のような革とスプリングとを合わせた伸縮する仕様となっております。
実はこの仕様の拳銃嚢は私ははじめてです。
留め具の裏側はこのようになっています。
金具の固定はしっかりしています。
拳銃嚢の蓋の裏側の画像。
検印の類は御座いません。
ちなみに蓋の縁は革生地が縫い付けられています。
この革生地は縫い糸だけでなく接着剤も用いて固定されているようですね。
ちょっとはみ出して少し目立つかもしれませんね・・・(とはいえ全ての個体がそうとは云えません)
こちらは拳銃嚢本体部の画像。
予備弾薬入れを開いています。
予備弾薬入れと撃針入れ部の画像。
弾薬入れの蓋を通すループが若干歪んでいるような気がします・・・(汗
撃針入れの生地の形状は・・・ちょっと綺麗とは云い難いかな?
蓋は少々閉め難いかもしれませんがしっかり引っ張ればちゃんと閉める事が出来ます。
予備弾薬入れの内部の画像。
蓋留め用の金具の画像。
この拳銃嚢では金具類は殆ど黒色塗装されております。
三角形の縫い目は御存知の通り拳銃嚢内部にある抑え(銃身と予備弾倉を固定する仕切りのようなもの)用の
縫い目です。
実物でも見られる端の膨らみも再現されております。
拳銃嚢下部の先端部の画像。
生地の断面が見てとれますね。
ちなみに他の箇所の断面はこのようになっております。
続いては拳銃嚢の後面の画像。
後面のループはしっかりそして大型で拳銃帯革を問題無く通す事が出来ます。
勿論、斜革(負革)を装着する為の金具が備え付けられています。
金具はこちらも黒色塗装が施されております。
蓋と拳銃嚢本体との継ぎ目にあたる生地は革生地となっております。
続いては拳銃嚢本体の内部の画像。
何と拳銃嚢内部にある銃身と予備弾倉を固定(抑える)仕切りは革生地では御座いません。
緩衝材(クッション材)のようですね・・・実物は・・・どうなんでしょうね。大いに気になります。
また内部が特別そうという訳ではありませんが縫製もちょっと丁寧とは云い難いかもしれません。
拳銃嚢本体の上部端にも革生地が使用されております。
続いては斜革の画像。
長さは私の体格には問題ないですね。
上が斜革の表面。下が裏面になります。
画像の通り裏面は生地の端を処理した痕があります。
斜革のバックル部の画像。
この金具も黒色塗装されております。
バックルの角度の関係かバックルの爪が立ちやすい傾向があります。
(まぁこの辺は個体差かもしれません)
この拳銃嚢の斜革ではループ(遊革)は1つの仕様となっております。
斜革や拳銃嚢同様にラバーライズ製です。
斜革は複製品にも多い片側をピン金具で固定する仕様です。
あえて帆布製の両端金具仕様の負革に変更してみたりしても面白そうですね!
固定用のピン金具の画像。
こちらも黒色塗装が施されております。
革製の複製品に多い金具では表面が丸まっており裏面が円柱形なのですが
こちらでは裏表ともほぼ同じ形状です。ですが微妙に厚さが異なり区別付ける事が出来ます。
やはりこのピン金具の脱着は難しいですね(私はそもそも他の複製品でも苦手w)
慣れるまで苦労するかもしれませんね。
さてそれでは早速南部十四年式を収納してみたいと思います。
用いたのマルシン製ガスBLKの南部十四年式拳銃です。
やはり最初は結構押し込まないといけないようですね。
蓋を閉じて・・・収納完了!
無事収納完了です・・・!
ですが南部十四年式を複製拳銃嚢(ホルスター)に収納されている皆さんは既にお分かりかと思いますが
革製にしろこのラバライズ製にしろ銃を収納すると馴染むまでフロントサイトやアウター(銃身)が擦れます。
ですのでフロントサイト上部が擦り減ったりアウターの塗装が剥がれたりするのは仕方が無い事です。
画像の南部はもう3~4年使い続けていますが擦れてやはり傷なり塗装剥げが若干見られます。
拳銃嚢にも痕や傷が付く事になるのですが・・・これはやもえない事です。
銃や拳銃嚢に傷が付くのが嫌な人は留意して下さい。(この趣味の方で気になさる方はいないかもしれませんがw)
最後に革製の拳銃嚢と並べてみた画像。
左は常にゲームで使用している品で海外製です。
真ん中も海外製ですがこちらは未使用の予備です。
右が今回ご紹介するエスグラ製の拳銃嚢です。
蓋の留め具や金具の仕様などは異なりますが基本的にはあまり変わりません。
続いて斜革の画像。
斜革の幅はエスグラさんのラバライズ製の少しだけ広いですね。
まぁ殆ど変わらない幅の広さ打と思います。
斜革のループ(遊革)の画像。
上の海外製の革製ではループは2つ。
下の今回ご紹介するエスグラ製ではループは1つとなっています。
バックル金具の画像。
上は海外製の革製です。
下の今回ご紹介するエスグラ製です。
並べてみた画像。
最後にピン金具の画像。
さて以上でエス&グラフ製 日本軍 複製 ゴム引き圧搾布製(ラバーライズ製) 南部十四年式拳銃用拳銃嚢(ホルスター)
の紹介になります。
今回、はじめてゴム引き圧搾布製(ラバーライズ製)の複製品を購入しましたが・・・
これを製品化されたのは凄いと思います。類を見なかっただけに・・・衝撃的です!
ですが・・・複製品ですので完璧とは行きません。
この複製品にもやはり残念な箇所がいくつか御座います。
使用されている縫い糸は妙に光沢のある化学繊維のようでちょっと違和感を感じてしまいます。
またこの製品の製造は恐らく海外だと思うのです縫製もあまり丁寧とは云い難い箇所が御座います。
また一部革生地の裁断が粗雑だったりするのも残念ですね。。。
ですが・・・改善されていけば素晴らしい物になると思います!
数少ない貴重なゴム引き圧搾布製(ラバーライズ製)だけに是非活用されていって欲しいですね・・・!
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ