2015年03月18日
でくの房さま製 複製 日本軍 防塵眼鏡嚢
さてさて今回も日本軍装備をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのはこちら・・・!
こちらは でくの房さま製 複製 日本軍 防塵眼鏡嚢 になります。
弾薬盒、小銃用負革の製作販売で有名な業者さまのでくの房さまの製品になります・・・!
革製の小物ながらこちらも良く出来た品で御座います・・・!
ちなみに実物防塵眼鏡嚢の記事は以下になります。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e439020.html (実物 日本陸軍 布製 防塵眼鏡)
防塵眼鏡嚢の全体画像。
このように防塵眼鏡を収納するため半円状に近い形状をしています。
全体的にそつのない作りでやはりさすがでくの房さま製といった感じです・・・!
防塵眼鏡嚢の上下からと両側面からの画像。
形状はシンプルですが実物と見間違うぐらい再現できると思います。
革生地のズーム画像。
ただ・・・実物の防塵眼鏡嚢では豚革製が多いそうなのですが
この複製品では牛革製となっております。
ですが革生地はでくの房さまの品だけあって良質な物です。
蓋を開いた状態の画像。
防塵眼鏡嚢内部の画像。
内部も勿論綺麗な半円状をしております。
接着剤がはみ出すといった事は皆無で内部も縫製が丁寧なのが見て取れます。
側面の革生地にはこのようにでくの房さま製を示すマークが打たれています。
こちらは蓋留め革を通すループの画像。
ループは蓋留め革を通すのに丁度良い位置にあり
端のギリギリにステッチがあります。勿論ステッチは革生地からズレる事はなく
丁寧に縫い付けされているのが分かりますね。
こちらは蓋留め革の画像。
この防塵眼鏡嚢の蓋は金具(突起)に固定するのではなく
シンプルにループに蓋留め革を通すだけで御座います。
蓋留め革は滴状のような形状をしており見事に再現されております。
この形状でないと蓋留め革を固定する事は出来ないのです。
ループへ通す為に蓋留め革の先端は細い必要があるのですが
またループへ抜けにくくなる幅の太さも必要なのです。
でくの房さまの防塵眼鏡嚢はループへ通す事も容易ながら
抜け難いという実物ならではの特徴も確かに網羅しており実用に全く問題御座いません!
防塵眼鏡嚢の裏面の画像。
帯革(ベルト)へ通す為のループが縫い付けられています。
勿論縫製はしっかりしており堅牢です。
この防塵眼鏡嚢は小型ながらしっかり収納出来、異物が侵入し難い構造です。
また嚢には金具が一切使われておりません。
中々特徴のある仕様ですね!
ちなみにこの複製防塵眼鏡嚢は兵用帯革(ベルト)に装着する事が可能です。
(兵用帯革は中田商店製を用いています。本来なら同じくでくの房さま製が良かったのですが・・・)
ここで以前にご紹介した中国軍の代用防塵眼鏡を収納してみたいのですが。。。
残念ながら中国軍の物はレンズの形状が長く出来ていますので収納する事が出来ません。
ですが実物防塵眼鏡自体はさほど高い物では無いので入手は容易かと思います。
さて以上で でくの房さま製 複製 日本軍 防塵眼鏡嚢 の紹介になります。
実物の防塵眼鏡嚢は比較的安価で入手可能で
この複製品はあまり需要がないかもしれません・・・(汗
ですがこの複製品はとても珍しく実物を使用するのを躊躇われる方、複製品が好きな方にはオススメです!
実物は状態がマチマチですが本品は新品で安心して使用出来ます。
最後になりますが・・・わざわざ製作して下さいましたでくの房さまに感謝申し上げます!
本当に有難う御座いました・・・!
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ