2016年03月27日
鉄道模型 昭和天皇御在位五十年記念 お召列車D51
皆さんおはこんばんちわ!
もう年度末となり皆さんお忙しい時期ではないでしょうか?
私も相変わらず忙しい毎日です・・・
さて今回は日本軍装備とは離れた物をご紹介したいと思います。
ミリタリー関連装備ではありませんのでカテゴリーは雑談などに分類されます。
という事で早速画像をば。
こちらは鉄道模型 昭和天皇御在位五十年記念 お召列車D51 になります。
この鉄道模型は本来は私の物では御座いませんでした。
というのも元は亡くなった祖父の物だったのです。
今年に入り置く場所に困り処分するのも惜しいという事で私が貰い受ける事になりました。
祖父が健在な時も亡くなったからもずっと実家の座敷に飾られていた品で
その品が私の手元にあるというのは・・・何だか嬉しくもあり寂しくもありますね。
全体の画像。
恐らく欠品はないと思われます。
ただ専用クリアケースは破損しており機関車本体を含め
長年放置されていた為か埃が凄いです(汗
プレート部の画像。
奉祝 天皇陛下御在位五十年記念 お召列車 D51 とあります。
この鉄道模型がいつ頃販売されたのかは存じませんが
昭和天皇が御即位されてから五十年となる節目を記念して製作された物ですので
1976年頃の物でしょうか。
私は勿論生まれておりませんが御即位五十年を迎えられ当時祝賀一色だった事でしょう。
祖父もそう思いこの品を購入されたのだと思います。
ここで話は脱線致しますが祖父は戦前戦後とは国鉄に勤めており
戦後駅長(兵庫の小さな駅ではありますが)を務めていたそうで御座います。
1960年代に天皇陛下のお召し列車が祖父の勤めていた駅を通過される事になると
それはもう名誉に思いもし何か失礼があってはならないと今まで以上に細心の注意を払ったそうで御座います。
(ちなみにその時のお召し列車はこの列車ではないと思います。)
戦中は従軍し御国の為働き戦後も陛下の御為に努めが出来た事になりますね。。。
お召し列車が駅を通過する様子を見て祖父はどのような思いが去来したのでしょうか。
軍衣袴の姿の祖父だけでなく国鉄職員の制服の姿の祖父も私が大好きです・・・!
上から見た全体画像。
機関車本体と炭水車も付属しております。
こちらは機関車の前に置く日章旗の画像。
旗はどうやらテープ止めのようで経年劣化のせいで剥がれております(汗
ここは作り直したい所ですね・・・!
さてそれでは機関車本体を見て行きたいと思います。
お召し列車の機関車はD51(デコイチ)型のようですね。
金属製でかなり重量があると思います。
私は鉄道に詳しくはないのですがデコイチは日本を代表する機関車で
鉄道ファン以外の方でもその名前は聞いた事があると思います。
スケール比はどれくらいなのでしょうか?45分の1ぐらいでしょうか・・・?
上から見た画像。
本当に埃だらけです・・・(汗
エアーで埃を払おうと思いましたが全く取れず
拭いて取ろうにも小さい突起の部品が多いので中々・・・
側面の画像。
古く金属製もあって粗雑な出来かと思いきや
目を凝らして見ると細かく作り込まれているのが分かります。
また色も部品ごとに塗装も異なり精巧に出来ているのが分かります。
重量感が感じれますね・・・!
運転室付近の画像。
D511161という番号があります。
運転室の後部からの画像。
D51左側面の前部にあるマークの画像。
これはお召し列車特有のマークなのでしょうか?
年代や機種によって異なるのかもしれません。
機関車正面の画像。
菊の御紋が大きく昂然とあります・・・!
やはり美しいですね・・・!
こちらは裏側の画像。
車輪はちゃんと動き連結棒も連動して動くようですね。
車輪部の画像。
とても複雑です。しかしそれを見事再現されております。
機関車ならではの魅力ですね・・・!
こちらは炭水車の画像。
前部と後部の画像。
一部ネジに錆がありますが・・・こちらも機関車本体同様に
精巧に出来てると思います。
石炭も1つ1つ置いてるのではないかと思う程よく出来ています。
炭水車を裏返すと1~2個石炭が落ちてしまいました(汗
う~ん作り込んでますね・・!
車輪部の画像。
レールと台座の画像。
レールは取り外し可能です。
機関車と炭水車の車輪をちゃんとレールに載せれば前後に列車を動かす事が出来るようです。
台座のフェルト?は経年の為、エアーを少し拭き付けただけで剥がれてしまいました(汗
なので汚れを落とすのに苦慮しております。
専用のクリアケースの画像。
クリアケースは上にも蓋をする形の物があるのですが・・・破損しております(汗
ですがそのおかげで機関車本体に破損などは一切無いようです!
さて以上で簡単ではありますが鉄道模型 昭和天皇御在位五十年記念 お召列車D51 の紹介になります。
祖父が亡くなってからも残されたこの鉄道模型。
この品を購入したのは深い思いがあったからなのでしょう。
この鉄道模型はさほどの価値が無いかも知れませんが
私にとっては戦後の祖父を知れる大切な品で御座います。
私が年を取って死んでしまってもこの模型は残っていて欲しいと思います。
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
はじめまして!急行のろま15号さま!
ブログご覧下さるだけでなく書き込みまで頂きまして恐縮で御座います。
何と!?京都鉄道博物館に実物大のマークのある車両が展示されているのですね!
再現とは云えそれは興味深いです・・・!是非、直に拝見したいものです!
昭和天皇が御在位五十年を迎えられた76年には既にD51だけでなく
蒸気機関車自体がなくなっているのですね・・・初めて知りました。
この模型は過去に牽引機として使用された物の復刻という考えた方は良いですね。
急行のろま15号さまの御言葉・・・亡き祖父にとって何よりの励ましになると思います。
国鉄はストなど社会に迷惑を掛けた一面もありましたが
戦後の日本を支えたきた歴史もあります。
貴重な御知識だけでなく祖父に対して激励の御言葉まで頂き本当に有難う御座います!
この品は処分する事など無くずっとこれからも残していきたいと思います。
祖父の思いも籠っております。かならず大切にしていきます・・・!
偶然この記事を見つけた鉄道オタク兼にわか軍事オタクです。
まず、D51の除煙板についているマーク(左側ついている鳥のような奴です)は、鳳凰を描いたマークと思われます。写真を見るに、右側にもついていたのではないでしょうか?詳しくは京都鉄道博物館にいるC58-1蒸気機関車に実物がついています。(正確には再現のようです。C58-1にはお召列車牽引機の経験は無いようです。)
次に運行された年です。実は、旧国鉄、つまりは日本国有鉄道は全国で”無煙化”つまりは蒸気機関車の廃止を行っていたのが1960年代から1970年代にかけてです。1975年に国鉄線から蒸気機関車は消えた、となっています。(ここにもいろいろお話はありますが、余計なので省きます)
つまり、1976年には蒸気機関車は国鉄の線路の上にはいなくなっているはずです。よってこのD51-1161が牽引機というわけでは無いような気がします。
そして、物好きがいる、というのが鉄道オタクの世界であります。D51-1161を調べてみると、1967年8月31日に廃車になっているようです。ネット検索かけただけですので自慢できる知識ではありませんが・・・
御父祖様の形見品、非常に貴重な物と思います。国鉄はなにかと悪く言われることも多いですが、国鉄職員一人一人の努力があって、毎日列車が運行され、戦後復興期、高度経済成長期、バブル期と時代を駆け抜け、今の日本ができました。御祖父様が頑張ってきた証拠でもあります。どうか、大切にしてください。
初投稿な上に長文、大変失礼いたしました。
こんばんわ!参謀本部さん!
お久し振りで御座います。
成程・・・御料車という呼称なのですね!
初めて知りました・・・!
戦前は宮内省が管轄し近衛師団が警備と護衛を行っていたのですか!
想像するだけでも素敵ですね・・・!今では想像もつかない程遠大な
運行だったのだと思います。
この度も貴重な情報を教えて下さり本当に有難う御座います!
何と!?この模型8万円で販売されていた事もあるのですね!?意外であります!
私も調べてみたのですが某ネットオクでは1万円以下で終了されていたりして何だか悲しい気持ちになりました(汗
ですが高価であれ安価であれ私には世代を超えて飾られてきた品で
祖父の経歴も窺い知れる品でもありますのでお金には替える事の出来ない
価値があると私は感じています。
参謀本部さんの御言葉通り、埃を落とし綺麗にして今まで以上に
大切にしていきたいと思います・・・!
三八式と九九式のモデルガンを1万円でですか!?驚きです・・・
その収集家の方は参謀本部さんと懇意の仲だったからその価格で
取引出来たのではないでしょうか・・・?(汗
羨ましい限りで御座います。しかしそれは参謀本部さんの人徳故
その価格で取引が出来たのだと思います。
のっけから言い訳しますが、当方では複製装備品やガン類のカテゴリ-に
投稿は難しいので今回の様なミリタリ-の主流から脇に外れた(ゴメン)
に投稿させて頂きます。
ほう~~!
「鉄道模型 昭和天皇御在位五十年記念 お召列車D51」ですか???
当方は鉄道マニアでは有りませんが、マニア筋では中々「貴重品」らしいですよ!
何でも、模型の緻密と戦前日本を代表する「D51」蒸気機関車で「お召列車」の
「合わせ技」が高評価のポイントになっている見たいですよ
詳しいマニアさんの話では「お召列車」の呼び名では無く「御料車」が正式な呼び名だそうです
御料車の運行は平成の御世では少ないですが(一説には陛下が御料車を
運行すると国民に迷惑を掛ける事で減少された)戦前では官民を上げて大変な事だった様ですね
聞く所に寄れば戦前では「御料車」の管轄は「宮内省」で「鉄道省」は御料車の運行管理だけだった様です
そして列車の運転は近衛師団下の鉄道第一・第二連隊の将兵が受け持った様です
勿論、「車長」は鉄道連隊長・警備、護衛は近衛師団将兵一個中隊でした
いつもの様に話が「脱線」しましたが、今回の模型はアンチョビさん思って居るよりは価値が有ると思った方が良いですね
参考までに全国に展開している「某鉄道物販売店:本店・札幌市」でアンチョビさんの模型より程度が悪い(欠品が多い)ので
8万円で売られていた事が有りましたよ
まぁ、御父祖様の形見品ですから、埃を落として大事にされた方が良いと思います(余計なお世話ですが・・・)
ついでにもう一つ!
先日、当方の知人で長年、旧軍装備・被服収集家から年の関係で手放す
との事で当方では余り欲しくは無かったのですが「三八式」「九九式短」のモデルガン2丁を1万円で交わさせました(汗)
正直に云って「邪魔」です・・・(因みに当方では無稼働銃が有りますので)
今回も長々とカキコして申し訳御座いません!