2016年05月08日
戦前 実物 日本軍 腕時計用ベルト 方位磁石付き
皆さんおはこんばんちわ!
いやぁ~ゴールデンウィークはあっという間に過ぎてしまいましたね・・・
という事で今回は久し振りに実物装備品を紹介したいと思います。
いつも通り画像から。
こちらは戦前 実物 日本軍 腕時計用ベルト 方位磁石付きになります。
腕時計関連の物は複製を含めて過去何度か紹介させて頂きましたが
以前よりコンパス(方位磁石)付きの物が欲しく思い最近になり購入する事が出来ました。
こちらは時計本体を取り付けるバンド部の画像。
状態ですが・・・結構痛みがあります。
何度かオイルを塗付しておりますが裂けなどがあります。
ですが腕時計の脱着は出来そうですね。
その裏側の画像。
裏側には東京皮革腕時計バンド工業(互業?)組合のラベルが貼られています。
不鮮明な部分も多く何と書かれているのでしょうか。
バンドの長さ調整用穴の画像。
穴は合計5つあります。
バックル金具の画像。
形状も歪んでいたりと少々チープ感がありますが実用に問題はないようです。
縫製も興味深いですね。
ちなみにこのバックル部用の革生地は方位磁石装着用のバンドの端末も固定しています。
こちらは腕時計本体固定用バンドのバックル金具の画像。
独特の形状のバックル金具をしています。
方位磁石取り付き部の画像。
方位磁石(コンパス)のバンドへの固定はバックルでなく割りピンで行われております。
このピンは他に星型の形状の物も使用されているようですね。
ピンを外したバンドの画像。
この腕時計用バンドは1枚生地ではなく2枚の革生地を繋ぎ合わせて製作されております。
手元に届いて気付きました・・・
ちゃんと斜めにしてカットして繋ぎ合わせる漉き加工が行われています。
こちらは方位磁石を外したバンド部の画像。
方位磁石(コンパス)用のバンドは固定を割りピンで行います。
バンドの幅にも違いがありますが他は時計本体用と何ら変わりません。
続いては方位磁石本体の画像。
文字盤は黒色(目盛などは白)仕様となっております。
北南西東といった方角が漢字で書かれております。
針の先端に色が付いているのが磁針のようですね。
汚れはあるものの破損はなくまだ使えそうですね。
方位磁石のベルトープといったガワはアルミ製のようでこちらも簡素な作りです。
それでは続いては腕時計本体を装着してみたいと思います。
まずは以前御紹介した防塵ケースを付けれるか試してみたいと思います。
バンドの幅が防塵ケースのループと合いません。
う~ん・・・残念!
お次は複製中田商店製腕時計本体になります。
こちらは問題なく装着出来ました。
試しに腕へ装着してみました。
私の場合、方位磁石はこの位置になります。
う~ん・・・正直に申しますと何かに擦れたりぶつけたりして
方位磁石を壊しそうで怖い感じがしますね・・・(汗
位置をもう少し変えれば良いのかもしれません。
最後に手持ちの腕時計用バンドと並べてみた画像になります。
上が今回ご紹介する方位磁石付き腕時計用ベルト。
真ん中は複製中田商店製腕時計に付いていたベルト。
下が戦前の腕時計用バンド。
方位磁石用のベルトが付いていますので大分大型になっているイメージですね。
上が今回ご紹介する方位磁石付き腕時計用ベルト。
真ん中は複製中田商店製腕時計に付いていたベルト。
下が戦前の腕時計用バンド。
さて以上で戦前 実物 日本軍 腕時計用ベルト 方位磁石付きの紹介になります。
念願の方位磁石付きのベルトを入手出来ました・・・!
ですがベルトは実用には向かない状態でしたので
実用可能な方位磁石が装着出来るベルトを再度探したいと思います。
複製品であれば助かるのですが・・・難しいでしょうね・・・(汗
ともあれこの一式は大切に保管したいと思います。
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ