2017年05月05日
海外製 複製 日本陸軍 昭和十三年制定 兵下士官用 冬襦袢
皆さんおはこんばんちは!GWを満喫されているでしょうか?
せっかくの長い休みですが・・・私は特に予定がないままで終わりそうです(泣
さてさて今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います。
まずはいつも通り画像をば。
こちらは海外製 複製 日本陸軍 昭和十三年制定 兵下士官用 冬襦袢になります。
もう5月に入り次第に暑くなり季節外れな記事になってしまいますが・・・
今回ご紹介する品は陸軍装備をされる方々には歓迎される品かと思います。
何と官給冬襦袢の複製品が海外より販売される事になりました・・・!
このショップの品は過去何度も紹介しておりますがまさか冬襦袢とは・・・。
何方が企画製作依頼されたのか存じませんが・・・この新製品には驚きました。
本当に予想外です。
冬襦袢も色んな型がありますが今回製品化されたのは一般的?な昭和十三年制になります。
冬襦袢の複製品は中田商店さんぐらいしか製品化されておらず
やはり現在では絶版となっており入手が難しいのが現状です。
しかしそこにこの海外製の出現。
恐らく私の知る限りでは入手可能な唯一の複製冬襦袢ではないでしょうか?
まずは冬襦袢の生地の表面ズーム画像。
製品化されたのは染色されていない仕様です。
私的にはこれが嬉しいですね。
何故なら旧型への改造にも使えそうだからです。
ただこの海外製の生地に云える事なのですが
生地は少々柔らかめです。
こちらは冬襦袢の生地の裏面のズーム画像。
生地の裏面はしっかり起毛しております。
冬襦袢の特徴であるネル仕様を再現しております。
今までは夏襦袢で代用したり下にヒートテックを着ていた方もいらっしゃるかと思います。
この冬襦袢でそうした状況を改善出来ると思います。(肝心の防寒性は試しておりませんが)
こちらは襦袢の襟部の画像。
襟は短い立襟式です。
サイズ表記のタグが見えてますね。
ちなみにこの冬襦袢はSサイズからあり豊富なサイズを取り扱っております。
こちらは冬襦袢上面の背部の画像。
襦袢に見られる縫製など特徴が再現されております。
正面の肩部の画像。
釦のズーム画像。
画像はブレてしまい不鮮明ですが・・・
4つ穴式の白色に近い釦が使用されております。
少し透明さがあるような気もしますね。
襟部には残念ながらチャコペンの痕が見られました。
横から見ないと分からない箇所ではありますが・・・
ペン色のせいもあり少々目立ちそうですね。
洗って取れれば良いのですが。。。まぁこれも個体差かもしれません。
続いては胸部の画像になります。
胸ポケット(物入れ)は左右2箇所に存在します。
貼り付け型でポケットの蓋は斜め向いた長方形の形状をしております。
胸ポケットの片側のズーム画像。
襦袢正面下部の画像。
釦とボタンホールの設けらた部分は補強されており二枚生地になっております。
そしてその補強生地の下部は三角形の形状をしております。
この生地は外観を左右しますので重要な箇所でもありますが・・・
この海外製でも再現されております。
こちらは冬襦袢の最下部の画像。
独特の丸みのある丈部を再現しております。
側面にある繋ぎ目部の画像。
海外製と侮っておりましたが・・・
襦袢両側面の下部にある生地の繋ぎ目の切り込みも再現されております。
続いては袖部の画像。
袖口は釦1つで留める作りです。
袖口周りは簡素な作りですね。
しかし・・・ここで少々違和感が・・・。詳細は後ほど。
こちらは襦袢を裏返しにし内装を表面にした状態の画像。
胸ポケットの蓋部の両端は裏側から補強されており当て布が存在します。
この再現には驚きました。てっきり省略されていると思っておりましたが
良い意味で裏切られましたね・・・!
さて続いては既存の複製品と見比べてみたいと思います。
左は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
そして右が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
襦袢生地の表面と裏面の画像。
左は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
右が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
襦袢の裏側は両者とも勿論ネル仕様です。
中田製の生地は硬質、対して海外製は柔らかく、
織目と起毛の細かさも微妙の異なります。
襟部の前後面からの画像。
上は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
下が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
両者サイズは異なりますが立襟式で構造は変わりません。
胸部ポケット(物入れ)の画像。
右は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
左が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
両者ともポケットは貼り付け型で蓋は斜め向きの長方形の形状をしております。
しかしポケットのサイズ、蓋の端の形状に微妙な差異があります。
釦のズーム画像。
上は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
下が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
微妙に不鮮明ですが・・・釦にも差異が見られます。
同じ4つ穴式ではありますが大きさは異なっており海外製が若干大き目です。
釦とボタンホールのある生地部の画像。
右は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
左が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
正面の釦とボタンホールのある生地の作りはあまり変わりませんが
釦とボタンホールの位置自体に差異が見られます。
こちらは襦袢下部の画像。
上は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
下が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
丸みのある丈のつくりは両者共通ですが中田製には中田マークと検印があります。
海外製には残念ながら検印の類はありません。
襦袢両端にある生地の繋ぎ目の画像。
左は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
右が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
端の繋ぎ目にある切り込みも両者再現されております。
続いては袖部の画像。
上は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
下が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
袖口部の画像。
上は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
下が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
実は袖口部に違いが御座います。
ボタンホールのある端の形状に差異が御座います。
また画像では分かり難いのですが縫製も異なっております。
上の画像では分かり難いので茶褐色の冬襦袢も並べてみました。
袖口の作りは海外製は簡素になっているのが分かります。
しかし海外製が再現出来ている箇所も御座います。
画像は内装(裏面)の胸ポケットの蓋の補強(当て布)です。
赤丸が海外製で蓋の端に当たる部分に当て布がありますが
青丸の中田製には存在しません。
さて以上で海外製 複製 日本陸軍 昭和十三年制定 兵下士官用 冬襦袢の紹介になります。
冬襦袢がまさか海外製で販売される事になるとは・・・本当に驚きです。
防暑襦袢や夏襦袢とは異なり冬軍衣袴の下に着込みますので冬襦袢が露わにする事は少なく
需要があまり無いように思えますが・・・むしろ逆なのかもしれません。
この海外製冬襦袢ですがやはり作りが惜しい箇所も御座います。
検印有無や袖口の作りなどなのですが・・・これは手を加えてやればどうにかなるかも?しれません。
また旧型冬襦袢への改造ベースにも良いかもしれません。
いずれにしましても現在入手可能でしかもサイズが豊富な冬襦袢の複製品です。
魅力のあるアイテムかと思います。
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
せっかくの長い休みですが・・・私は特に予定がないままで終わりそうです(泣
さてさて今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います。
まずはいつも通り画像をば。
こちらは海外製 複製 日本陸軍 昭和十三年制定 兵下士官用 冬襦袢になります。
もう5月に入り次第に暑くなり季節外れな記事になってしまいますが・・・
今回ご紹介する品は陸軍装備をされる方々には歓迎される品かと思います。
何と官給冬襦袢の複製品が海外より販売される事になりました・・・!
このショップの品は過去何度も紹介しておりますがまさか冬襦袢とは・・・。
何方が企画製作依頼されたのか存じませんが・・・この新製品には驚きました。
本当に予想外です。
冬襦袢も色んな型がありますが今回製品化されたのは一般的?な昭和十三年制になります。
冬襦袢の複製品は中田商店さんぐらいしか製品化されておらず
やはり現在では絶版となっており入手が難しいのが現状です。
しかしそこにこの海外製の出現。
恐らく私の知る限りでは入手可能な唯一の複製冬襦袢ではないでしょうか?
まずは冬襦袢の生地の表面ズーム画像。
製品化されたのは染色されていない仕様です。
私的にはこれが嬉しいですね。
何故なら旧型への改造にも使えそうだからです。
ただこの海外製の生地に云える事なのですが
生地は少々柔らかめです。
こちらは冬襦袢の生地の裏面のズーム画像。
生地の裏面はしっかり起毛しております。
冬襦袢の特徴であるネル仕様を再現しております。
今までは夏襦袢で代用したり下にヒートテックを着ていた方もいらっしゃるかと思います。
この冬襦袢でそうした状況を改善出来ると思います。(肝心の防寒性は試しておりませんが)
こちらは襦袢の襟部の画像。
襟は短い立襟式です。
サイズ表記のタグが見えてますね。
ちなみにこの冬襦袢はSサイズからあり豊富なサイズを取り扱っております。
こちらは冬襦袢上面の背部の画像。
襦袢に見られる縫製など特徴が再現されております。
正面の肩部の画像。
釦のズーム画像。
画像はブレてしまい不鮮明ですが・・・
4つ穴式の白色に近い釦が使用されております。
少し透明さがあるような気もしますね。
襟部には残念ながらチャコペンの痕が見られました。
横から見ないと分からない箇所ではありますが・・・
ペン色のせいもあり少々目立ちそうですね。
洗って取れれば良いのですが。。。まぁこれも個体差かもしれません。
続いては胸部の画像になります。
胸ポケット(物入れ)は左右2箇所に存在します。
貼り付け型でポケットの蓋は斜め向いた長方形の形状をしております。
胸ポケットの片側のズーム画像。
襦袢正面下部の画像。
釦とボタンホールの設けらた部分は補強されており二枚生地になっております。
そしてその補強生地の下部は三角形の形状をしております。
この生地は外観を左右しますので重要な箇所でもありますが・・・
この海外製でも再現されております。
こちらは冬襦袢の最下部の画像。
独特の丸みのある丈部を再現しております。
側面にある繋ぎ目部の画像。
海外製と侮っておりましたが・・・
襦袢両側面の下部にある生地の繋ぎ目の切り込みも再現されております。
続いては袖部の画像。
袖口は釦1つで留める作りです。
袖口周りは簡素な作りですね。
しかし・・・ここで少々違和感が・・・。詳細は後ほど。
こちらは襦袢を裏返しにし内装を表面にした状態の画像。
胸ポケットの蓋部の両端は裏側から補強されており当て布が存在します。
この再現には驚きました。てっきり省略されていると思っておりましたが
良い意味で裏切られましたね・・・!
さて続いては既存の複製品と見比べてみたいと思います。
左は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
そして右が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
襦袢生地の表面と裏面の画像。
左は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
右が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
襦袢の裏側は両者とも勿論ネル仕様です。
中田製の生地は硬質、対して海外製は柔らかく、
織目と起毛の細かさも微妙の異なります。
襟部の前後面からの画像。
上は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
下が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
両者サイズは異なりますが立襟式で構造は変わりません。
胸部ポケット(物入れ)の画像。
右は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
左が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
両者ともポケットは貼り付け型で蓋は斜め向きの長方形の形状をしております。
しかしポケットのサイズ、蓋の端の形状に微妙な差異があります。
釦のズーム画像。
上は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
下が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
微妙に不鮮明ですが・・・釦にも差異が見られます。
同じ4つ穴式ではありますが大きさは異なっており海外製が若干大き目です。
釦とボタンホールのある生地部の画像。
右は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
左が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
正面の釦とボタンホールのある生地の作りはあまり変わりませんが
釦とボタンホールの位置自体に差異が見られます。
こちらは襦袢下部の画像。
上は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
下が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
丸みのある丈のつくりは両者共通ですが中田製には中田マークと検印があります。
海外製には残念ながら検印の類はありません。
襦袢両端にある生地の繋ぎ目の画像。
左は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
右が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
端の繋ぎ目にある切り込みも両者再現されております。
続いては袖部の画像。
上は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
下が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
袖口部の画像。
上は以前紹介した中田商店製の複製冬襦袢。
下が今回紹介する海外製の複製冬襦袢になります。
実は袖口部に違いが御座います。
ボタンホールのある端の形状に差異が御座います。
また画像では分かり難いのですが縫製も異なっております。
上の画像では分かり難いので茶褐色の冬襦袢も並べてみました。
袖口の作りは海外製は簡素になっているのが分かります。
しかし海外製が再現出来ている箇所も御座います。
画像は内装(裏面)の胸ポケットの蓋の補強(当て布)です。
赤丸が海外製で蓋の端に当たる部分に当て布がありますが
青丸の中田製には存在しません。
さて以上で海外製 複製 日本陸軍 昭和十三年制定 兵下士官用 冬襦袢の紹介になります。
冬襦袢がまさか海外製で販売される事になるとは・・・本当に驚きです。
防暑襦袢や夏襦袢とは異なり冬軍衣袴の下に着込みますので冬襦袢が露わにする事は少なく
需要があまり無いように思えますが・・・むしろ逆なのかもしれません。
この海外製冬襦袢ですがやはり作りが惜しい箇所も御座います。
検印有無や袖口の作りなどなのですが・・・これは手を加えてやればどうにかなるかも?しれません。
また旧型冬襦袢への改造ベースにも良いかもしれません。
いずれにしましても現在入手可能でしかもサイズが豊富な冬襦袢の複製品です。
魅力のあるアイテムかと思います。
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
Posted by アンチョビことチビ at 11:16│Comments(0)
│・日本軍 複製レプリカ 装備
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