2019年08月24日
海外製 複製 日本軍 三十年式弾薬盒(前盒)③
皆さんおはこんばんちは。水呑み百姓です。
さてさて今回も日本軍複製品の紹介になるのですが
以前紹介した品と重複するような品になります。
まずはいつも通り画像をば。
こちらは海外製 複製 日本軍 三十年式弾薬盒(前盒)③ になります。
当ブログで海外製の複製三十年式弾薬盒は過去に2度紹介させて頂きました。
今回ご紹介するのは海外製複製弾薬盒①と同じショップで購入した物なのです。
紹介記事は以下になります。
既にご存知だと思いますがこのショップは日本軍装備を多く取り扱っており
豊富なラインナップで有名な海外ショップです。
昨年からブログを一時更新中断していたのですが、
その期間中にこの海外製の弾薬盒が仕様変更されたと聞き
昨年から何個も買い直しをしておりました。
どうやらこの複製前盒は少なくとも3種類に分けられるようで揃ったので紹介したいと思います。
まずはこちら。昨年末頃に購入した物です。
この仕様の弾薬盒が最も欲しった仕様で私個人は「当たり」と思っております。
同じショップの一応同じ製品なので紛らわしいのでタイプCと仮称させて頂きます。
タイプC弾薬盒の前後画像。
購入後、保革油だけでなく色々塗ったので色合いが変わっております。
実物には及びませんが外観はより近くなっていると思います。
大きく変わったのはやはり蓋でしょう。
蓋が本体に対して若干小さくなり蓋前面が直線に近い形になっています。
さらに本体と蓋を繋ぐ縫製の革生地の縦幅が短くなりなっています。
蓋の隆起(もっこり)がより強調されています。
この2点の改良で本体側が広くなりバランスが良くなりました。
タイプC弾薬盒の上下からの画像。
側面からの画像。
側面部にも変化が見られます。
留め金具(ギボシ)の画像。
この留め金具(ギボシ)の位置が変化しております。
旧型(タイプA)では上側だったのですがこのタイプCでは中央に近い位置にあります。
これも嬉しい改良ですね。見た目で違いが分かります。
タイプC内部の画像。
内部は・・・とくに変化なしのようです。
さて続いてはタイプA弾薬盒になります。
私が8年前に購入した初めての海外製弾薬盒がこの仕様です。
ですので昔からある仕様という事でタイプAとさせて頂きます。
最初に紹介したタイプCと比べると旧作にあたると思うのですが・・・
最近購入し手元に届いた仕様がこのタイプAなのです。
ショップ側の在庫などの関係と思うのですが・・・どの仕様が来るのかは運のようですね(汗
ですが私が中田商店製以外で初めて購入した弾薬盒ですので思い入れがあります。
蓋と本体を繋ぐ革生地には4列の糸目(縫い目)があり最初は驚かれたのを覚えています。
外見でもはっきりと確認出来る部分なので再現されているのは嬉しいですね。
留め金具(ギボシ)の画像。
タイプAでは留め金具(ギボシ)は上側に付いております。
タイプA上部の画像。
タイプA内部の画像。
さてさて続いてはタイプB弾薬盒の紹介になります。
一見するとタイプCの仕様に見えますが・・若干異なっています。
ちなみにこのタイプBの購入は今回で2回目になります。
蓋と本体を繋ぐ革の大きさはタイプCと変わらないようなのですが
蓋の前面は直線ではなく曲がり気味です。
また位置もタイプCと比べると下側で本体前面はあまり広くありません。
さらに本体の横幅はタイプAやタイプCに比べると少し小さく出来ているようですね。
タイプB弾薬盒の後面の画像。
蓋の後部はカーブが不足気味で本体の大きさに対してアンバランスで
隙間が出来やすく少々残念な作りになっています。
留め金具(ギボシ)の画像。
留め金具(ギボシ)の位置はタイプC同様に中央近くにあります。
タイプB弾薬盒上面の画像。
タイプB内部の画像。
こちらも変わってないようですね。
最後にこの3タイプを見比べみたいと思います。
パッと見では見分け付かないかもしれませんが・・・
奥がタイプC、
真ん中がタイプA(古い仕様)
そして手前がタイプBになります。
蓋の端の形状に差異があるのが分かると思います。
真正面からの画像。
上がタイプC、
真ん中がタイプA(古い仕様)、
そして下がタイプBになります。
正面下部からの見た画像。
上がタイプC、
真ん中がタイプA(古い仕様)、
そして下がタイプBになります。
本体の広さが違うのが分かります。
側面からの画像。
左がタイプC、
真ん中がタイプA(古い仕様)、
そして右がタイプBになります。
タイプBとタイプCは金具(ギボシ)の位置は中央付近に変更されています。
上部の画像。
上がタイプC、
真ん中がタイプA(古い仕様)、
そして下がタイプBになります。
蓋留め革の幅に違いがありますね。
蓋留め革の画像。
上がタイプC、
真ん中がタイプA(古い仕様)、
そして下がタイプBになります。
蓋留め金具(ギボシ)の位置が異なる為、古いタイプAは蓋留め革は短くなっております。
タイプBとタイプCは大体同じ長さのようですね。
さて以上で海外製 複製 日本軍 三十年式弾薬盒(前盒)③になります。
分かりやすいようタイプA、B、Cと区別させて頂きましたが
同じショップの同じ製品の弾薬盒です。さらに細かい変更はあるかもしれません。
この3種の中では私はタイプCが最も高得点だと思います。
ギボシ金具の位置、本体と蓋のバランス。実物とまではいかないまでも
より近い形になったと思います。
ただ残念なのは海外製の革製品という事もあり
前盒2つでもそれぞれ革質が微妙に違ったりします。
またいくら理想形に近く物でも失敗した縫い穴が存在したりと個体によっては仕上がりの悪い物もあります。
この弾薬盒、昨年からいくつか購入しているのですが・・・
タイプC仕様の弾薬盒が欲しくてもA、B、Cのどれが送られてくるのかは分かりません。運です。
昨年から4回注文して欲しいタイプCは来たのは1度だけで
タイプBが2度、タイプAが1度という結果でした。
タイプBが2度、タイプAが1度という結果でした。
この3つの仕様、どういう経緯で変更されたかは未知数ですが
タイプC仕様の弾薬盒もう1つ入手したいですね・・・!完全にこの仕様に切り替わって欲しいです。
ちなみにタイプC以外は近々処分予定です。
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
Posted by アンチョビことチビ at 00:00│Comments(4)
│・日本軍 複製レプリカ 装備
この記事へのコメント
>>とある自衛業の軍装マニアさん
四五式外套ですが止水工房という海外の方が製作してるみたいですよ。
四五式外套ですが止水工房という海外の方が製作してるみたいですよ。
Posted by アンチョビことチビ at 2019年08月28日 21:47
この調子で四五式外套とか下士官兵用軍帽とかやってほしいですねぇ
明治19年式も出してくれたら最高や
明治19年式も出してくれたら最高や
Posted by とある自衛業の軍装マニア at 2019年08月26日 18:08
>>とある自衛業の軍装マニアさん
こんばんは!とある自衛業の軍装マニアさん!
ご無沙汰しております!
エスグラさんの下士兵用四五式の発売は驚きましたね。生地の色合いも良さげですね。
私はエスグラさんの製品はあまり買えていないのですが
四五式だけでなく九八式の夏衣、銃剣も気になります。
何気にラインナップが充実してきてますね・・・!
こんばんは!とある自衛業の軍装マニアさん!
ご無沙汰しております!
エスグラさんの下士兵用四五式の発売は驚きましたね。生地の色合いも良さげですね。
私はエスグラさんの製品はあまり買えていないのですが
四五式だけでなく九八式の夏衣、銃剣も気になります。
何気にラインナップが充実してきてますね・・・!
Posted by アンチョビことチビ at 2019年08月26日 18:03
更新お疲れ様です。
そういえばエスグラさんが最近改四五式出しましたね。
写真をみる限りは以前に購入した海外製の昭五式より良さそうな感じがして実物見たくてしょうがない気持ちにさいなまれますねぇ。
そういえばエスグラさんが最近改四五式出しましたね。
写真をみる限りは以前に購入した海外製の昭五式より良さそうな感じがして実物見たくてしょうがない気持ちにさいなまれますねぇ。
Posted by とある自衛業の軍装マニア at 2019年08月26日 13:24
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