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Posted by ミリタリーブログ at

2024年02月17日

中田商店製 複製 日本海軍 スモールセコンド(スモセコ)腕時計 二重ケース仕様

皆さんおはこんばんにちわアンチョビことチビです。

さてさて今回はまたまたまた腕時計関連の品になります(汗
飽きた方もいらっしゃるかもしれませんが・・・ご了承ください。

という事でいつも通り画像をば。


こちらは中田商店製 複製 日本海軍 スモールセコンド(スモセコ)腕時計 二重ケース仕様になります。

久しぶりの中田商店の製品の紹介です。

本品は最近再販された品になります。勿論現代クォーツ仕様です。
確か・・・昔は文字盤☆仕様の陸軍型とともに販売されていたと記憶しています。
ただ再販された腕時計のベルトパリス環式ではありませんが・・・

しかしそれでも貴重な複製品には変わりありません。
私は本来、海軍モノは集めていませんがマイブームが腕時計でしたのでこの機会に購入する事にしました。


まずは腕時計本体の画像。

風防(レンズ)が赤っぽく見えますがこれは保護用フィルム剥がしていないからです。
本来は透明です。

文字盤は私の大好きな赤字24時表記仕様になっております。
海軍を示す錨マークがありますが陸軍の☆マークの物と同じく官給品ではありません

本品は精工舎(セイコー)の物を再現しているようでサイズから9型になるのでしょうか。
とてもよく再現されていると思います。

ブルーのも形状と色合いともに粋ですね・・・!



 
別角度からの画像。

風防(レンズ)が赤っぽく見えますがこれは保護用フィルム剥がしていないからです。
本来は透明です

文字盤の1~12時表記の所を見ると夜光塗料と思しきが存在します。
シンプルなようでよく作りこまれていますね。


側面の画像。

風防(レンズ)が赤っぽく見えますがこれは保護用フィルム剥がしていないからです。
本来は透明です


本品は二重ケース仕様なので腕時計厚みがあります

リューズ(竜頭)もそれに合わせて長く大きな物となっています。


腕時計裏側の画像。

裏蓋にも海軍の錨マーク打刻されております。
材質を示すステンレススチールと番号が刻印されてます。


続いては二重ケースから取り外してみた状態の画像になります。

本品はクォーツ製ですが実物のように見えてしまいます。
複製品二重ケース仕様なのは本当に素晴らしいですね。
これだけでも感動です・・・。


 

内側ケース本体の画像。

クォーツでも本体はとてもコンパクトに収まっております。


外側ケースの画像。

こちらも中々の出来です・・・1


このようにちゃんと内側ケース収納出来る作りになっています。

リューズも出るようが設けられています。



このように外側ケースの蓋本体収めます

ただ蓋を閉めるのがかなり硬く難渋しました。
何かコツがあるのでしょうか・・・?



ちなみに手持ちの実物腕時計収納出来るか試してみましたが・・・
私の所有する実物は入りませんでした。やはり微妙に大きさが異なるのでしょうか。
色々使えたらさらに最高なのですが・・・





最後に腕時計用ベルトの画像になります。

本来、ベルト装着された状態なのですが・・・
作りがチープなので外す事にしました(汗



ベルトのラグ側には錨マークのピンが打たれています。

飾りとしてはアリだと思います。個人的には必要かどうか微妙でつが・・・
海軍物が好きな方には嬉しい仕様ではないでしょうか。


あえてベルトは替えてみるのも良いかもしれません。

せっかくなのでパリス環式ベルトに装着してみましょう。
画像はSさま製複製パリス環式ベルトになります。
中々の見栄えです・・・! 

ベルトを色々替えて気分転換、個性を出してみるのも楽しみですね。

ただベルトによっては腕時計のバネ棒外す必要があるでしょう。

さて以上で中田商店製 複製 日本海軍 スモールセコンド(スモセコ)腕時計 二重ケース仕様の紹介になります。

ではでは~

ノシ
  

Posted by アンチョビことチビ at 20:14Comments(1)・日本軍 複製レプリカ 装備

2024年02月10日

戦前~戦後 精工舎(セイコー)製 手巻き式腕時計 ネーション(NATION)型 スモールセコンド(スモセコ)仕様

皆さんおはこんばんにちは!
さてさて今回も軍物かどうか微妙ですが腕時計関連を紹介したいと思います。

まずはいつも通り画像をば。


こちらは戦前~戦後 精工舎(セイコー)製 手巻き式腕時計 ネーション(NATION)型 スモールセコンド(スモセコ)仕様になります。
題名が大分長くなってまつね・・・

以前に精工舎モリス型腕時計を紹介させて頂きましたが
今回紹介する時計はモリス型同様に戦前国産腕時計を代表するモデルのようですね。

前にも記載させて頂きましたが当方、腕時計に関する知識は疎く
誤記などあるかと思います。
お気付きになられましたらご指摘頂ければ幸いで御座います。


まずは1つ目をご紹介。

こちらはベルトも付属しOH済みの稼働品です。
また二重ケース仕様状態は中々良い品です。


 

腕時計本体前後画像。

こちらは9型になり7石仕様になります。
入手出来て良かったと感じる逸品です。


文字盤魅力的です。

私の大好きな24時表記になっております。
既にお気付きかと思いますがSEIKO表記ではなくNATIONとなっております。

有名な話ですがこれはペットネームと呼ばれる別名称で
本品はムーブメント(機械)はモリス型とは違えどちゃんと精工舎(セイコー)の製品なのです。


風防も欠品しておりません。

防塵二重ケース仕様ならではの外観です。


裏蓋部の画像。

裏蓋にはDUST PROOF刻印があり二重ケース用の物であるのが分かります。


ケースから腕時計外した状態の画像。


外側ケースの画像。


こちらは内側ケースに納めれた腕時計本体の画像。

本品では風防は本体に単純に上から被せるだけの仕様となっています。
ですがちゃんと内側のケースとしての役割を果たしています。


文字盤や針へのアクセスが簡単に出来ます。
二重ケース仕様の腕時計は今も人気ですね・・・!
皆さんが惹かれるのも納得です。


ムーブメントの画像。

やはりモリス型とは異なる作りとなっております。

精工舎製を示すSEIKOSHASKSといった刻印がありません。
ですが「ADJUSTED」という刻印があるのが分かります。

同じネーション(NATION)型でもモデルによって刻印が異なるのだろうと思います。




さてお次は別のNATIONを紹介したいと思います。
状態が良いのは最初の物だけであとはジャンク品に近い物になります(汗

こちらも9型仕様かと思います。バネ棒後付けです。
ケースメッキが剥がれてか大分痛んでます。にはもあります。


モリス型にもサイズ、文字盤や針などの仕様にたくさん種類がありますが
ネーション型にもたくさんの仕様があるようですね。

最初に紹介した物とは文字盤や針など差異が見られます。



外した状態の画像。

裏側にもがあり褒められた状態ではないですね・・・

ムーブメントの画像。

こちらには刻印の類がありません。




最後に紹介する品になります。

ケースメッキ剥がれ風防割れなどありやはり状態はよくありません
バネ棒後付けです。この腕時計は完全に不動品のジャンク品です(汗

こちらのネーション8型のようですね。
やはり先に紹介した物とは文字盤も針異なります


ケースと蓋外した状態の画像。

本品は簡単に取り外す事が出来ます。


ムーブメントの画像。

こちらにも刻印の類はありません
作りは殆ど2つ目に紹介した物と同じです。

画像は解像度が低く見難いのですが・・・ネジがいくつか欠品しており
部品調達が必要です・・・


NATION型の完全な稼働品は実質1つだけなので
将来的に稼働品をもう1つ増やそう部品取り用ジャンク品をもう1つ調達してみました。

ですが・・・修理するにも自分にはまず無理ですので専門店に預ける必要があります。
予算的にそこまで回せるかといえば厳しいのが現状です(泣
暫くは保管したままになるでしょう・・・


モリス型と並べてみた画像。

具体的にムーブメントどう構造が異なるのか私にはまだ分かりません・・・
ですがいずれもセイコーの戦前腕時計を代表するモデルなのは間違いありません。



さて以上で戦前~戦後 精工舎(セイコー)製 手巻き式腕時計 ネーションNATION)型 スモールセコンド(スモセコ)仕様の紹介になります。

今年に入って腕時計を収集し始めましたがどういうモデルが人気で高価になりがちなのかようやく分かってきました。
いくつか失敗などもしてしまいましたが・・・ようやく目標に到達しそうです。
なのでまだ暫く腕時計に関連した記事が続くとお考え下さい。

さて今回は以上になります。

ではでは~

ノシ
  

Posted by アンチョビことチビ at 18:08Comments(0)・日本軍 実物 装備

2024年02月03日

海外製 複製 日本陸軍 九六式?防寒帽③ 綿製

皆さんおはこんばんにちは!
さてさて今回は久しぶりに日本軍モノ海外製複製品を紹介したいと思います。

という事で早速画像をば。


こちらは海外製 複製 日本陸軍 九六式?防寒帽③ 綿製になります。

寒い季節になると防寒装備が欲しくなってしまいますよね。
昨年12月に入って寒さが体に堪えてきましたので久しぶり海外製日本軍防寒帽を購入してみました。

と云いましても私は複製防寒帽はいくつか所有しております。
ですが五式冬軍衣袴や四五式外套に色合いが合い純粋にサバゲ用気兼ねなく汚せて使い潰せる物
残念ながら手元にありませんでした。(他の海外製は既に処分しております)
そこで某サイトで比較的安価であったのでポチってみました。



防寒帽前後全体画像。

安物買いの銭失いという言葉があるように・・・購入して少々後悔してしまいました。
というのも実は表生地綿製なのです。ウール製ではありません
商品説明文にそんな事書いてたっけ・・・(汗

まぁ買っちゃった物は仕方ありません・・・何とか活用しませう。
ちなみに綿製なので生地が薄く軽量なのでシワが出来易いようです。


帽章部の画像。

この海外製で帽章五角形の物になっております。
安物戦闘帽(略帽)共通帽章かもしれません。




防寒帽側面の画像。

フェイクファーのようですが個人的には色合いは好みですね。
この海外製唯一の褒めれる点かもしれません。


ちなみに耳当て部には貫通した穴存在しません
うーん・・・コストの関係かそこまでは再現出来ないのでしょう。


の画像。

金属製4つ穴式の物ではありません


広げた状態の側面の画像。

耳当て用左右2つしか存在しません。
かなり物足りない印象がありますね。


防寒帽後部の画像。

防寒帽全体の形状は一応日本軍の物に近いように見えますね。
防寒帽はどれも似た構造といえばそれまでですが・・・


頂点部の画像。

頂点部の突起は再現されておりません。


防寒帽裏面の画像。

顎紐の類も存在しません


当然、裏地検定印存在しません

総じてチープ・・・といった印象です。


この防寒帽、現状では使うのは難しい(そもそも生地がね)ので
少しだけ弄ってみました。

まず最初に5角形の帽章外しも全て外します
生地を脱色させる為に漂白剤や熱湯に付けて洗います。
さらにあえて生地を摩耗させ汚したりします。

乾燥後、帽章は実物のような円形の物に換えてみました。




続いてを追加します。

耳当て用だけでなく鼻覆い用を含めてをいくつか追加します。


さらに顎紐追加します。

これで・・・少しはマシになった・・・かもしれません。
ですがまだまだ改善点も多いので困ったものです。


さてさてとりあえず以上で海外製 複製 日本陸軍 九六式?防寒帽③ 綿製の紹介になります。

正直に云いますといくら手を加えても生地がそもそも異なるので意味ないですね(笑
生地を汚したり摩耗させても所詮誤魔化しでしかありません。

ですがサバゲ用・・・というかサバゲでの防寒用が目的なので
褒められた出来ではないですがこれで良しとしましょう!(無理やり)
そもそもこれに時間を使うのが勿体ない

ご覧になられている方で防寒帽として及第点と思われましたら改造ベースに如何でしょうか?
海外製複製品は他にも存在しますのでそちらを購入された方が良いと思いますが・・・・

さてさて今回は以上になります。

ではでは~

ノシ
  

Posted by アンチョビことチビ at 15:26Comments(0)・日本軍 複製レプリカ 装備

2024年01月27日

戦前~戦後 精工舎(セイコー)製 手巻き式腕時計 モリス型 スモールセコンド(スモセコ)仕様①

皆さん新年あけましておめでとうございます。(遅っ)

本年も変わらずどうか宜しくお願い致します。

2024年最初のブログ更新になります。もう1月も末になってしまいました。
元旦早々、酷い災害が発生したりと暗い話題が多い1月になってしまいましたね・・・

さてさて落ち込んでもしゃーないのではいつも通り画像をば。


こちらは戦前~戦後 精工舎(セイコー)製 手巻き式腕時計 モリス型 スモールセコンド(スモセコ)仕様になります。

1月に入ってからのマイブーム腕時計でして。。。
というのも過去の私のブログを見て頂きましたらお分かりになるように
腕時計に関しましては所有している本体複製品、現代品を代用している記事にしか紹介していなかったと思います。

複製品メインとはいえ私も日本軍装備を収集し始めて10年以上経ちましたので
流石に当時物の腕時計を何本かは持ってなくては・・・感じ、入手に踏み切った次第であります。

ちなみに私は手巻き式時計どころか腕時計そのものへの知識は無きに等しいとお考え下さい(汗
ですので間違った知識による記載がありましたらご指摘して頂けましたら幸いです・・・


さてそれではまず1つ目の腕時計をご紹介。

こちらは精工舎(セイコー)製モリス9型の腕時計になります。稼働品です。
正確の製造年は不明ですが恐らく戦前に製造された物と推測します。

この腕時計は何気に初購入の当時物の精工舎腕時計です。

戦前から存在する腕時計メーカーは他にもシチズンなどがありますが
私は複製品
のモデルになっている精工舎の物を主に収集していきたいと思っております。

様々な種類の精工舎の腕時計懐中時計が使用されたようですね。
また多くはスモールセコンド(スモセコ)という文字盤6時方向秒針独立して存在する仕様のようです。
(例外もあるようですが・・・)



モリス9型の腕時計本体の前後画像。

この個体を購入した理由ですが・・・文字盤に小さく赤字で24時間表記されているからです。
当然スモセコ仕様です。

ちなみに9型とは表記ですがムーブメントの大きさで分類してこの番号になっているようですね。
これよりも小さい8型、逆に大きい10型という感じらしいです、

所有している複製品も同じように文字盤24時間表記でしたのでそれに似た仕様にしてみました。
ちなみに日本陸軍においては将校を含め下士官兵が使用した腕時計官給品ではなく自費購入した物が殆どのようです。
ですので日本陸軍制式の支給品!という物は存在しないようですね。航空時計などは知りませんが・・・如何せん専門外なので。

逆に考えると当時民生品の腕時計日本軍装備として使えるという事ですね。


裏蓋外した状態の画像。

少々コツは入りますが特に難しくなく外せます。



ムーブメントの画像。

上部SEIKOSHA刻印がありますね。
恐らく7石仕様なのでしょうか・・・?

本品はモリス型とのことですが。。。これはスイスモリス社の構造を模倣したからそういう名称になっているのですね・・・
あの精工舎がまさかコピーしていたとは・・・少々驚きです。
当時の精工の腕時計はまだ黎明期。。。というより発展途上の段階だったのでしょうかね。

ちなみに画像の内部ですが・・・ネジ一本欠品しているようです(泣
一応稼働品ではありますが・・・初購入で勉強する事になりました・・・



 

こちらは付属していた腕時計ベルトの画像。

こちらも同じ精工舎の物との事です。
腕時計本体が簡単に取り外しの出来パリス環式のベルトです。

黒色塗装革製です。革生地には大きな痛みはありません。



一部尾錠(バックル)金具は錆が進行しており爪は外れ易くなっています。
しかし形は凝った作りになっており好印象ですね。




さて続いてもモリス9型になります。

ですが最初の品とは異なる仕様なのがお分かりになると思います。
ちなみにベルトは以前にブログで紹介したパリス環式の位磁石付きのベルトを装着しております。



腕時計本体の画像。

こちらのモリスは残念ながら不動品のようで要修理が必要な品です。
ですが嬉しい事にこちらは2重ケース仕様になっております。

文字盤は前の個体と同様に24時間表記になっており
外観のみの状態ととしてはこちらの方が良い印象ですね。

ちなみに文字盤のメーカー表記SEIKOではなくSPECIAL SEIKOとなっております。
私には通常とどう違うのかが分かりません(汗 ムーブメントの石数や規格が何かしら異なるのでしょうか?
 

2重ケース仕様ですので外側のケースを外しても時計本体はもう1つのケース(内側)に入っている状態です。
これは防塵の観点からもかなり期待出来そうですね。
ただ当時の腕時計はこれぐらいの対策を施しても不十分だったという話もあるそうです。
以前当ブログで紹介しました防塵ケース(紅軍ケース)なんかも気休めでしかなかったとか・・・?

ちなみにですが・・・画像の2重ケースですが外側の方は風防(レンズ)欠品しております(泣
ああああ・・・最初のモリスといい説明文に記載して欲しかったです・・・トホホ


 
腕時計本体の画像。

2重ケース仕様なので本体ベルトループなどラグは存在しません
リューズ(龍頭)だけが出ている状態です。
まるで懐中時計のようで新鮮ですね。


内部の画像。

ムーブメントの画像。

上部SEIKOSHA、そして歯車にも刻印があります。
こちらも7石仕様なのでしょうか・・・?



2重ケースの取り外しは特に難しい事はありません
再度納める場合はリューズ位置さえ気を付ければ良いだけかと。


さてさて最後にご紹介するのはこちらです。
こちらは少し大型のような気もしますのでモリス10型になるのでしょうか?

この腕時計は弱弱しくではありが一応稼働します。(とはいえ要OHかと)

ベルトはパリス環式ではない革製の物になっています。
これは当時物ではない可能性が高いかもしれません。




こちらの文字盤シンプルな仕様です。
ケース通常の物です。


取り外した状態の画像。


ムーブメントの画像。

上部SEIKOSHA刻印があります。こちらも7石仕様かと。

本品もモリス型だと思うのですが最初の2つとはネジ位置微妙に違うようですね。
10型にも新10型など戦後?に生産された品などもあるようで
この腕時計の製造時期がどれに該当するのかは私には分かりません。



さて簡単ではありますが以上で戦前~戦後 精工舎(セイコー)製 手巻き式腕時計 モリス型 スモールセコンド(スモセコ)仕様①の紹介になります。

とりあえず今回は手持ちのモリス型の一部を紹介してみました。

日本軍装備の一環として当時の民生品腕時計を入手してみたのですが
当時、多種多様な時計が将兵に使用されましたのでこの型の腕時計だけが正解!という事は無いです。
そうなるとどれを買えば良いのか悩むかもしれませんが精工舎モリス型を選択するのは如何でしょうか?悪くないと思います、

さて今回は以上になります。

ではでは~

ノシ


  

Posted by アンチョビことチビ at 15:30Comments(0)・日本軍 実物 装備

2023年12月31日

実物 日本陸軍 三十二年式軍刀 甲型②

さてさて大晦日になっちゃいましたが記事を更新したいと思います。

過去に紹介した物とかぶってしまいますが・・・とりあえず画像をば。



こちらは実物 日本陸軍 三十二年式軍刀 甲型になります。

実物三十二年式軍刀10年以上前に当ブログにて一度紹介させて頂きましたが
処分してしまい手元に無い状態でした・・・
ですが以前の物よりも状態がまだマシ甲型が入手できましたので
完全分解出来る状態にし全体を研磨する事にしました。

ちなみに過去に紹介しました実物三十二年式軍刀の記事が以下になります。
https://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e372253.html (実物 日本陸軍 三十二年式軍刀 甲型①)



ちなみに画像の状態はまだ研磨作業の途中の状態です。最後の仕上げ研磨はしていません。
元々は錆が酷い状態でしたのでそれと比べると良い感じになったと思います。

しかし・・・やはり錆の腐食酷い箇所が所々見られ朽ち込みを完全除去するのは無理でした。





軍刀の背金部の画像。こちらも研磨途中の状態です。

前述した通りこの三十二年式軍刀完全分解出来る状態にしております。
その過程でネジ蟹目ナット損傷してしまいましたが。。。
内部の状態を把握出来、清掃&防錆処理を行えるは大きな利点だと思います。
実物完全分解出来るのは恐らく少ないのではないでしょうか。。。?


 

背金部上下からの画像。

この背金部鋳物製です。

画像は研磨している状態なので朽ち込みが無いように見えますが
木製の柄と接する部分は湿気が溜まるせいか腐食が見られます。


背金後部からの画像。

後部にある大きな穴刀身の茎に存在するネジ固定するための蟹目ナットを装着する為のものです。



こちらは木製柄部になります。

使用と経年の為に少々黒っぽくなっております。
ですが現状で大きな破損はないと思います。




柄部上下からの画像。

柄部には背金部同様に滑り止め溝(チェッカリング)が存在します。

この背金、柄部のチェッカリング三十二年式軍刀の魅力の1つですね。



後部の画像。

当然ながらを通す為の空間(穴)が存在します。





駐爪部の画像。

官給軍刀らしくシンプルかつ堅牢駐爪となっております。


私の軍刀の駐爪には画像のような6つモミツケ(凹み)が存在します。

これは製造元の識別か互換性の識別なのでしょうか・・・?



こちらは刀身部の画像になります。

刀身はやはり切断されております。


 刀身根元には製造番号の刻印が存在します。


茎部には駐爪と同じに6つモミツケが存在します。




三十二年式軍刀後部にはネジが存在します。

目釘ネジだけでなくこのネジ背金固定を確実にする事が出来ます。
シンプルながら優れた作りですね。



続いては護拳(ガード)部の画像になります。こちらもまだ研磨途上の状態です。

甲型なので護拳小型のものになっております。
残念ながら・・・傷、打痕だけでなく若干の歪みがあります。



刀身だけでなく駐爪、縁金具を装着する為のが存在します。


護拳上部の画像。


護拳部刻印の画像。

東京砲兵工廠マーク漢字二文字刻印が見えますね。
漢字二文字は検査員の意味でしょうか・・・?



本品は甲型ではありますが指貫存在しません

あくまで推測ですがこの軍刀昭和期になって指貫を除去し黒染めされていた個体かもしれませんね。


護拳の刀緒通し穴茎ネジ通し穴部の画像。

刀緒を通す為の穴綺麗な小判型に作られており対して茎ネジを通す穴が少々粗雑な四角の穴になっております。
しかしこの四角穴背金部に隠れます。




こちらは縁金具の画像になります。

この縁金具小さいながら極めて重要な部品です。

背金&柄護拳間に装着される金具になり
2つの突起護拳に存在する小さな2つ穴に装着する為のものです。



 こちらは革製切羽の画像です。

黒色になっており裏表決められているようですね。


こちらは目釘ネジ蟹目ナットの画像になります。

このネジ取り外すのかなり手間取り特に蟹目ナット損傷激しく
もう一度軍刀へ取り付けし直しのは推奨出来ないぐらいのダメージです(泣

やはり軍刀という兵器という事もあり元々ネジの締め具合強固
しかも蟹目ナットの穴小さく浅いので手を加えず取り外すのは不可能では・・・?というレベルでした。
この辺は個体差・・・というか三十年式銃剣柄ネジ同様に当たり外れがあるのでしょうか。


続いて背金後部に取り付けて締める茎ネジ用の蟹目ナットの画像になります。

こちらも取り外すのにかなり苦労しました。
色々工具を試して緩める努力をしてみたのですが・・・
蟹目の穴浅くどんどん穴が広がっていきナットを傷つける結果となってしまいました。
ただこちらの蟹目ナットは何とかまだ使えそうです。

画像の蟹目ナットは試験的に製作してもらった物なのですが
茎ネジのピッチが微妙に現代品と規格が合わないようで使えそうにありません(汗

実物三十二年式軍刀はこの2つ蟹目ナット取り外すのが最大の課題だと思います。
蟹目傷めず外すのはほぼ不可能ではないでしょうか。

とりあえず代用品になるナットを探してみたいと思います。


 

さてさてお次は鞘部の画像になります。こちらもまだ研磨最中の状態です。

この軍刀は元々黒染仕様だったと推測するのですが
に関しては何故か既に荒く研磨された痕があり白磨きのような色合いでした。
もしかしたら前の所有者が手を加えたのかもしれません。


口金止め用ネジ部の画像。

口金のネジ部九五式軍刀のようにシンプルにマイナスネジ露出している仕様になっております。
ネジ口金に覆われた仕様の物は初期型になるのでしょうか。。。?
製造時期によって変わってくるのでしょうかね。


佩鐶部の画像。

実用出来る状態ですね。



石突部の画像。

石突の刻印刀身の刻印同様の番号になっております。


 

こちらはから口金取り外した状態の画像。

蟹目ナットとは異なりネジは既に緩い状態だったので何度か分解されたと思います。


口金上部には画像のような切込みがありました。

これは単なる割れ(クラック)なのでしょうか・・・?
三十二年式軍刀の鞘には薄い木製入子鞘が納められているのでその為の物なら良いのですが・・・
単なる破損による割れならへこみますね・・・(苦笑



口金の駐爪受け部の画像。

ちゃんと真鍮?二重構造のようですね。
軍刀の駐爪を収める動作に全く問題ありません。


 

口金外した状態




内部にある木製入子鞘外した状態の画像。

ちなみに左右はちゃんと決まっているようですね。

状態は・・・あまり良い方とは云えないかもしれません。
ただ取り外し出来るだけ幾分マシかと思います。


口金用ネジのある方向の入子鞘の画像。

何度も出し入れして上手い事位置決め出来てなかったせいか割れてしまっています。


入子鞘奥部(先端部)の画像。

正体不明の粘着質の物が固着しています。
これは何でしょう・・・?


入子鞘はとても薄く出来ております。

良い状態では無いにしても何とか現存しているのは助かりますね。



こちらはある程度研磨を終えた状態の画像。

あまり変わっていないように見えますね・・・w
まぁ解像度も低い画像なので仕方ありません。





ある程度研磨が終えた状態の柄部の画像。

目釘ネジ取り付けると外せなくなる可能性があるので保管の際は外す事にしております。

蟹目ナットの替えを用意するなどまだまだ課題は残っていますが
とりあえず三十二年式軍刀は形になりました。

新たに錆が発生しないように油紙に包んで除湿剤や乾燥材を入れて保管したいと思います。
この軍刀、今度こそ大事していきたいですね・・・・!

さて以上で実物 日本陸軍 三十二年式軍刀 甲型②の紹介になります。

本日は大晦日・・・・!何とか記事を更新出来ました(笑
いや~今年になってブログ更新何とか出来ましたが、盆休みと年末の休みぐらいしか投稿出来てないですねw
もう仕事が楽になればもうちょい投稿出来るんですが・・・こればっかりはどーしよーもありません。

さてという事で・・・
皆さん良いお年を・・・!

  

Posted by アンチョビことチビ at 17:21Comments(0)・日本軍 実物 装備

2023年12月30日

PKミリタリア製 複製 日本軍 折り畳み式小刀(ナイフ)

どーも皆さんお久しぶりです。アンチョビことチビです。
いや~仕事が忙しく長い連休でないとブログ更新できなくなりました(汗

まぁそれは置いといて早速画像をば。


こちらはPKミリタリア製 複製 日本軍 折り畳み式小刀(ナイフ)になります。

本品は数年前PKミリタリアさまにて数量限定?で販売された商品です。
木製末期型も合わせて販売されていたと記憶しているのですが
私は金属製のこちらを購入させて頂きました。

ちなみに過去に紹介した実物折り畳み式小刀の記事は以下になります。
https://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e400070.html (実物 日本軍 折り畳み式小刀)

実物小刀は状態が良い物が少なく年々貴重になりつつありますので複製品の登場は大いに歓迎される事でしょう!



小刀刃を折り畳んだ状態の画像。

折り畳んだ状態はとてもコンパクトになり物入(ポケット)や雑嚢に収納するアイテムに最適です。

ちなみには私が後付けした物です。

金属製塗装国防色となっております。造形も申し分ありません。


展開させた状態の画像。





ズームさせた状態の画像。

指掛け溝もちゃんと再現されております。
また刃の側面Rの刻印があります。


柄部の画像。

当然、刃を収めれる作りになっております。



こちらは缶切り部の画像。

実物通り缶切り展開させる事が出来ます。
また実物では破損の多い缶切り留めの金具再現されております。



さて以上でPKミリタリア製 複製 日本軍 折り畳み式小刀(ナイフ)の紹介になります。

数か月の復帰記事でしたのでかなり駆け足感がありますが・・・
品は数少ない貴重な複製品なのは間違いありません

実は・・・あともう1個余分に購入しようかと検討していたのですが
悩んでいる間に完売になってしまいました(汗

複製品ですので気兼ねなく使用できます。重宝する事、間違いないでしょう。
缶切りも実際に使える・・・と思うのですがもしかしたら焼きが入っていない可能性がありますので
焼きの有無を確認してから使用する必要があると思います。

さて今回は以上になります。

ではでは~

ノシ




  

Posted by アンチョビことチビ at 21:25Comments(0)・日本軍 複製レプリカ 装備

2023年08月14日

実物 日本軍 九六式軽機関銃用照準眼鏡嚢 革製

皆さんおはこんばんちわ

さてさて今回は久しぶりの実物品をご紹介したいと思います。

という事で早速画像をば。




こちらは実物 日本軍 九六式軽機関銃用照準眼鏡嚢 革製になります。

実物ですが・・・今回はご紹介するのはあくまで照準眼鏡嚢(ケース)のみです。
照準眼鏡本体は過去に紹介した九六式用の物です。

ちなみに以下が以前紹介しました実物照準眼鏡の記事になります。
https://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e992220.html (日本軍 実物 日本タイプライター製 九六式軽機関銃用照準眼鏡)


さて何故今更、九六式軽機関銃用照準眼鏡嚢を入手、紹介するのかというと
以前に入手&紹介した照準眼鏡の眼鏡嚢(ケース)九六式軽機用の物か疑わしく感じたからです。


調べてみますと眼鏡嚢革製と出てきたのです。

ともあれこれは初期のみで九九式軽機関銃が採用されてから
九六式、九九式ともに帆布製の物に統一された可能性もあります。

九六式革製九九式帆布製眼鏡嚢とは一概に云えないと思います。
いずれにしまして九六式軽機関銃が制式化された当初眼鏡嚢革製で間違いないと推測します。

革製眼鏡嚢は中々出回らず目にする機会が少ないです。それだけ貴重な品ではないしょうか。

 

眼鏡嚢両側面からの画像。

この眼鏡嚢はほぼ全て革製です。

最後に帆布製の物と比較してみますが・・・
帆布製と比べるととても小さく感じます。



眼鏡嚢上下から見た画像。

眼鏡嚢ならではの作りが見られるのが分かるでしょうか?


底面には4つが設けられています。

実物眼鏡嚢をお持ちの方はご存じと思いますが
これは眼鏡嚢内に存在する内装固定させる為のなのです。

(具体的にいいますと眼鏡本体収納&固定させる為と手入れ用刷毛収納させる為の内装です)

画像を見て分かるように本品内装固定用は存在するのですが
肝心の内装(手入れ用刷毛など)は取り外されております。

戦後になって別の使用目的の為に邪魔だったので外したのでしょう。とても残念です。





ですが眼鏡嚢縫い糸の解れは殆ど見られず革生地の損傷見られません

ふんだんに革生地が使用されています。






眼鏡嚢開閉用尾錠部の画像。

尾錠部日本軍装具多く見られる金具ですね。
帯革1つのみの仕様です。


 

側面負い革部の画像。

負い革左右両方ともに本体縫い付けられています。

帆布製の物より作りはかなり簡素な印象ですね。


開けた状態の画像。

捺印が存在し、一部判読出来る程、残っております。


を開くと本体は横から見るとL字型の形状をしております。
材質は違えど帆布製も同様でしたね。


内部の画像。

内装の類は一切残っておりません


こちらは眼鏡嚢後部の画像、

帆布製とは違い、ベルトループ狭い目になっています。
ですが本体と蓋繋ぎベルトループ(遊革)兼ねている作り同じです。


後部蓋、本体ともに生地の繋ぎ目存在します。

繋ぎ目にある上下2か所はこれも内装固定用です。
こちらは帆布製とは異なりますね。




お次は負い革部の画像になります。

この革製眼鏡嚢負い革帆布製と比べるととても幅の狭いですね。

将校用のブローニングM1910拳銃嚢中型図嚢用に似た負革のようです。

尾錠部には2つ遊革が存在します。



負革の長さ調整用穴の画像。

は全部で11個になります。



さて今度は照準眼鏡眼鏡嚢収納してみたいと思います。

実物九六式軽機関銃用照準眼鏡本体です。

眼鏡嚢内装取り外されていますので収納出来て当たり前なのですが・・・





はい!難なく収納出来ました
ただ・・内装無いので内部固定、緩衝させる事が出来ません

ああ・・・内装があればなぁ・・・無いのがとても悔しいです。




さて最後に帆布製の物と並べてみたいと思います。

が以前紹介した帆布製眼鏡嚢
が今回ご紹介する革製眼鏡嚢になります。


両側面から見た画像。

が以前紹介した帆布製眼鏡嚢
が今回ご紹介する革製眼鏡嚢です。

大きさだけでなく各所に差異が見られますね。




上下から見た画像。

が以前紹介した帆布製眼鏡嚢
が今回ご紹介する革製眼鏡嚢です。

帆布製補強が施されております。
また帆布製内装が残っていますので4つ穴固定用のネジ打たれているのが分かりますね。



開いた画像。

が以前紹介した帆布製眼鏡嚢
が今回ご紹介する革製眼鏡嚢です。

尾錠部差異は見られません帆布製はその材質と製法の為か
内部背面繋ぎ目見られません


本体側の画像。

が以前紹介した帆布製眼鏡嚢
が今回ご紹介する革製眼鏡嚢


後部の画像。

が以前紹介した帆布製眼鏡嚢
が今回ご紹介する革製眼鏡嚢

ベルトループを兼ねる蓋と本体を繋ぐ差異が見られます。


こちらは側面にある本体負い革接合部の画像になります。

が以前紹介した帆布製眼鏡嚢
が今回ご紹介する革製眼鏡嚢になります。

帆布製では負い革本体接縫い付けるのではなくD環通されております。
また負い革の材質も大きく異なり革製負い革革製ですが帆布製では布製になっております。



負い革材質も異なりますので長さ調節用金具異なります

が以前紹介した帆布製眼鏡嚢
が今回ご紹介する革製眼鏡嚢になります。

また前述したように材質だけでなく負い革も異なります。


さて以上で実物 日本軍 九六式軽機関銃用照準眼鏡嚢 革製の紹介になります。

九六/九九式軽機用装具はここまで揃える事が出来ました。
照準眼鏡嚢以外は全て複製品ですが・・・ちなみに属品嚢、工具嚢の中身はありません(笑

今回ご紹介した革製眼鏡嚢ですが・・・実際に携行するのなら断然帆布製を選びますね。
負い革は本体に完全に縫い付けられており幅も狭いのですぐに摩耗して駄目になってしまいそうです。
帆布製布製なので湿気にも強く本体少々大きく感じますがその分、堅牢な印象です。

ですが・・・眼鏡嚢を製作するのなら革製が作り易いでしょう
複製照準眼鏡も存在するので・・・どなたかこの革製眼鏡嚢を製作して下さる方いらっしゃらないでしょうか・・・?
流石に実物を使うのは気が引けますので・・・


さてさて今回は以上になります。

ではでは~

ノシ




  

Posted by アンチョビことチビ at 17:39Comments(0)・日本軍 実物 装備

2023年08月12日

海外製 贋作 日本陸軍 九五式軍刀③ 中期型 塗装&刀身組み込み済み

皆さんおはこんばんちは。盆休みを如何お過ごしですか?

さてさて今回も軍刀物をご紹介したいと思います。
という事でいつも通り画像をば。




こちらは海外製 贋作 日本陸軍 九五式軍刀中期型になります。

前回に続いて贋作九五式軍刀物になります。

贋作九五式は所謂、初期型の他に中期型も欲しいなぁ・・・と思い
さらに一振り入手し色々弄ってもらう事しました。

BUTしかし


この個体酷いのなんの・・・



中期型に仕立て上げるつもりで入手してみました作業が思いの他、難航してしました・・・(は全て他人に丸投げですが)
ちなみに今回は刀身組み込みは前回とは別の方にお頼みしています。
塗装、各部調整は前回と同じく知人にして貰いました。

さて前置きは此処までにして加工前贋作九五式を紹介したい思います。


こちらがベースとなった贋作九五式軍刀

噂では向こうでお土産レベルで販売されてるとか??
某オクでも頻繁に見掛ける品ですね。

一見するとそこそこの出来に見えますが・・・そんなことはありません





こちらは柄と刀身部の画像。

見た目は九五式軍刀です。はい。
一体成型柄と駐爪から九五式と分かりますね。

しかしよ~く見ると要な部品の多くが欠品しております。
皆さんはお分かりになるでしょうか?


まず柄の猿手、猿手管欠品しております。

猿手に関してはぶっちゃけ真鍮棒などで製作するのは容易です。
しかし猿手管実物似た金具を探すのは難易度がかなり高いのです。

複製品、贋作では猿手管目釘としての役割は持たせなくても良いのですが
ネジ式取り外し可能、尚且つ中央猿手を通す穴があり丸みのある金具ともなると・・・
自作するか市販品の金具をベースに加工するしかありません。

この猿手管を用意する段階で妥協が発生してしまうのです。


目貫部の画像。

目貫部はまぁ悪くありません。

しかし・・・目釘ネジは何故かプラスネジになっております(汗


さらに目釘ネジ反対側はただのナット固定されています・・・(汗

さらにさらに駐爪板バネ式ではなくゴムで弾力を持たせています(笑
此処まで来ると面白いですね・・・w


ちなみに縁部には刻印の類全くありません

 

側面から見た画像。

目釘ネジナットで固定していますので当然、画像のようにナット突き出た形になります。
余計な仕事を増やしてくれますね・・・これは・・・



まだ続きます。
この贋作には柄側、刀身側ともに切羽存在しません。無いのです

初期~中期型では刀身側の切羽駐爪が通る穴ある仕様の切羽なので
九五式軍刀専用の切羽なのです。

まぁ市販品をベースに穴あけなどして加工してやればよいのですが・・・
さらに手間が掛かる事になります。

あっ・・・あとハバキもありません。


ちなみに贋作は贋作でも猿手、猿手管、目釘ネジ、切羽がちゃんと揃っている物もありますので
ご自分で刀身組み込みや塗装をする場合は一式揃っている物を手に入れましょう・・・!



一部界隈で有名な刀身の刻印の画像。


は?天●??

昭和十七年って何やねん・・・

これが一部界隈で有名な天●刀という奴ですね・・・
日本人相手というより軍刀に疎い外国人に売るつもりでこんなのを刻印にしたのでしょう。
いずれにしても馬鹿馬鹿しいにも程がありますね。




さてお次はの画像になります。

柄や刀身あんな出来なのですから・・・悪い意味で期待できそうです。




はかなり緑の強い色合いです。再塗装して貰うから別にいいけど・・・

実物には側面のいずれかにと口金止めネジが存在しますがこの贋作では省かれています



佩鐶の位置は少し後方気味

佩鐶
は圧入?されているだけなのでプラハンなどで叩けば移動させることが出来ます。





先端石突部の画像。

石突は脅威の溶接不良・・・簡単に外れてしまいそうな石突です。
適当さが滲み出ております・・・


収納させてみた状態の画像。

画像では分かり難いですが・・・駐爪はうまい事収納されておりません
しっかり固定されておらず抜けてしまいます

錆も見られ・・・調整必須です・・・


さてという事で刀身組み込みと塗装、調整をして貰う事に・・・!

今回は刀身組み込み別の方実物九五式軍刀模造刀身を組み込んで下さった方)に
お願いし。刀身組み込み終了後に知人に預けて塗装と各部調整をお願いしました。

画像は佩鐶の位置を調整中の物です。



こちらは塗装中の画像。

この贋作は色々試してみる(冒険)事にしました。


さて・・・紆余曲折あって・・・ようやく・・・・





完成!!

今回は中期型製作を目指しましたので錆だらけだった黒鉄鍔を入手し組み込んで貰っています。



 

柄部の画像。

今回は色々冒険しようと思い色合いも変えてもらいました。



 

現存する実物では塗装が剥げてしまった物が多いですが柄巻部朱or赤色分も強いと感じましたので
納入時はこんなのでは。。。?と想像し今回は赤みを強調する配色にして頂きました。

目釘ネジマイナス仕様に変更しております。


 

猿手管部の画像。

今回最も残念な箇所・・・妥協を余儀なくされた箇所になります。

猿手管になりそうな金具が中々無く、その過程で柄にある穴広げ過ぎてしまい
画像のような真鍮金具代用しております。

せめて大きな面取り(ザグリ?)が無ければ見た目ももう少しマシになるのですが・・・仕方ありません。


ですが猿手も製作して頂き隠れますのでさほど目立たないかもしれません。



円形黒鍔部の画像。

画像では分かり難いですが切羽も勿論、追加しております。



柄部両側面からの画像。

黒鍔薄く大きいので九五式ながら雰囲気が初期型とはかなり異なりますね。

を変えるだけ大分違います。


縁部には刻印無いことを利用して中期型に見られる刻印無い鉄製のような仕上げにしています。

ただ・・この贋作の縁鉄製ではないで黒染しても色がすぐ剥げてしまうのが悩みどころです。




駐爪は問題なく収納出来ます。

この辺の調整は大分苦労されたそうです・・・

ただ駐爪の板バネ急造なので現状で納得いく出来ではないので
将来的には改善して頂こうかと考えています。




刀身側の画像。

刀身側切羽駐爪が通る貫通穴のある仕様を再現しています。

鉄鍔&鉄縁仕様中期型では見られない仕様かもしれませんがせっかく作ってもらいましたので・・・(笑

ちなみに画像では分からないとは思いますが刀身収納の関係で切羽二枚重ねにしています。
反りの強い模造刀身を仕込んでいますので切羽などで調整しないと駐爪掛かりません

またハバキ実物とは異なる物も付けています。これも刀身の関係ですね・・・



から抜いた状態九五式軍刀の画像。




今回仕込んで頂いた刀身は居合刀用はな普及型模造刀身になります。

前述したように反りが強く実物とはかなり異なる刀身です。



は無く、廉価な模造刀身特有刃紋もあるので再現度という点ではポイントは低いです。

しかしその分、気兼ねなく使い潰せ、鞘への出し入れも惜しむ必要はありません
とは云うものの構えた時のバランスなども良いとはいえませんし
将来的には反りのあまり無い居合用刀身に換装しようかと考えております。




お次は鞘部の画像。

こちらも再塗装をお願いしました。

ですが・・・先日紹介した贋作軍刀の鞘に比べると少し緑の強い色合いになっています(汗
再度、塗装をお願いしようか検討しています。


再塗装だけでなく口金止めネジも新たに追加してもらいました。
口金溶接されているようであくまでダミーですが・・・しかしちゃんとネジ穴設けて貰っています。

また佩鐶リング作り直して頂いております。

塗装筆塗りなので刷毛痕が酷いですね・・・・





溶接不良だった石突部の画像。

この部分も補修して頂いております。




さて最後に先日紹介したもう1つの贋作と並べてみたいと思います。

が以前紹介した贋作九五式軍刀初期型居合刀身仕様
が今回ご紹介する贋作九五式軍刀中期型普及型模造刀身仕様)になります。

改めて並べて手にもってみたのですが・・・
鞘の長さどころか柄の大きさもまるで違う・・・?

一方が傾いていて角度が異なるのでそう見えるだけ・・・・?


 
柄部のズーム画像。

が以前紹介した贋作九五式軍刀初期型居合刀身仕様
が今回ご紹介する贋作九五式軍刀中期型普及型模造刀身仕様)になります。

やっぱり明らかに柄の太さ違いますね・・・

鞘の太さ柄の太さを比較すると分かり易いかもしれません。

全長に関しては両者の位置が微妙に違うので誤差があるとは思うのですが
やはりの今回紹介する贋作の方は明らかに細く出来ております。
握りしめるとその違いを実感出来ます。

フライングする事になりますが(まだ紹介してない)…所有する物九五式の柄とも比べると
この贋作の柄の小ささ際立ちますうーん・・・細い。。。

う~ん・・・こればっかりはどうしょうもないなぁ・・・・



先端の画像。

が以前紹介した贋作九五式軍刀初期型居合刀身仕様
が今回ご紹介する贋作九五式軍刀中期型普及型模造刀身仕様)になります。

石突の形状にも差異が見られます。

しかし・・・今回紹介する贋作・・・大分短いですね・・・・



さて以上で海外製 贋作 日本陸軍 九五式軍刀③ 中期型  塗装&刀身組み込み済みの紹介になります。

この贋作は手を加えるのにそれなりの予算が掛かったのですが・・・
思いの他、柄が細かったのには少々ショックです(泣
ですが・・・元々出来が悪い品だったので予想出来た事だったのかもしれません。
過度に期待してはダメですね・・・

最後にもしこのタイプの贋作九五式軍刀手を加える場合の注意点をまとめてみました。

●猿手&猿手管の欠品。
●目釘ネジがプラスネジ&ナット止め。
●切羽の欠品。
●駐爪用板バネの欠品。
●ハバキの欠品。
●鞘に口金止めネジ無し。
●鞘の石突の溶接不良。


まだ他にも問題点はあると思います。
最後の方で書いた柄の細さなどetc・・・

もし贋作九五式軍刀刀身を仕込んだり塗装したりし
手を加える事をお考えなら今回ご紹介した贋作は絶対に止めた方がよいでしょう
部品の揃っている贋作かPKミリタリアさま複製品を購入された方が良いです。
PKミリタリアさま製は刀身もよく出来ており
刀身や口金製造番号の打印まで再現されております

**補足**
PKミリタリアさま製ベースは海外製ですので
ロットによって出来に差異(ばらつき)があります


旋盤、ボール盤など作機械をお持ちで加工技術を習得されている方なら大丈夫かと思いますが・・・
どなたか猿手管作れる方・・・いらっしゃいませんかね・・・・

さて今回は以上になります。

ではでは~

ノシ

  

Posted by アンチョビことチビ at 18:21Comments(0)・日本軍 複製レプリカ 装備

2023年08月11日

海外製 贋作 日本陸軍 九五式軍刀② 塗装&刀身組み込み済み

皆さんおはこんばんちわ。ご無沙汰しております。
更新滞ってしまい申し訳御座いません。
残業続きで仕事が忙しいので中々投稿する時間がありませんでした。

さてさて今回はTwitterでも少し紹介しましたし品をご紹介したいと思います。
といいましても過去に一度?投稿した品でもあります。

という事で早速画像をば。




こちらは海外製 贋作 日本陸軍 九五式軍刀になります。

実は軍刀物は処分してしまっていたのですが・・・やっぱり欲しくなってしまい
何振か入手する事にしました。

私は官給軍刀たる九五式軍刀が大好きなのでまずこれを入手し直す事にしました。
運よく以前に所有していた贋作九五式近い物が手に入り知人に刀身組み込みと塗装をお願いしてみました。

ちなみに過去に紹介した贋作九五式軍刀関連記事は以下になります。
https://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e517923.html (海外製 贋作 日本陸軍 九五式軍刀①)
https://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e534670.html (贋作九五式軍刀の塗装)


 

こちらが塗装と刀身組み込み完了した状態の軍刀

すいません・・・元の状態(未塗装)の画像は撮ってませんでした・・・
ですが軍刀の状態はほぼ2014年に入手した贋作同じでした。
違いといえば・・鞘の口金部の刻印無かったぐらいでしょうか・・・?




という事で塗装済み軍刀の柄の画像になります。

ちなみに今回塗装と刀身組み込み2014年に塗装してくれた方と同一人物です。
ですのでこの軍刀に関しては柄糸部の塗装以前の物に近い色合いでお願いしました。



一見すると良し悪しが分からないと思いますが・・・(所詮贋作ですし)
柄の塗装に関しては以前より向上しております。

柄の目貫部塗装も中々良い感じです。



この贋作にはちゃんと猿手猿手管付属しています。

手を加える場合、この有無が極めて重要です。
と云いますのも特に猿手管に関しては似た形状の金具無く代用品を見つけるのに苦労するからです。
無ければ・・・自作するぐらいしか無いのではないでしょうか・・・?それぐらいの難易度です。

ちなみに画像の猿手管の片側マイナス溝を作ってもらっております。
また柄上部桜の型?は塗装するとその被膜で殆ど埋もれてしまっております。




目貫部の画像。

目釘ネジ酷い代物だと適当なプラスネジが付けられていたりしますが
本品はちゃんとした真鍮製マイナスネジです。いやはや安心です。



駐爪部の画像。

駐爪部の板バネ換装しております。
軽いながらしっかりと固定されます。


縁部の画像。

縁部には刻印が打たれております。
上下逆さまな気もしますが・・・この個体ではこれが正しい向きのようです。

造兵廠印に検査印再現されており何も無いよりかは大分マシだと思います。


柄全体両側面からの画像。

柄の厚さ極端に薄すぎる事はなくこちらもまだマシな個体かと思います。



こちらは刀身を抜いた状態の画像。





刀身部の画像。

今回は居合刀用刀身仕込んで頂きました。
元は切断された刀身でした。




この刀身のチョイス難しくショップで新品の物を頼めば良いのですが
刀身の身幅、反りと樋の有無など・・・予算との兼ね合いもあり適当な物を探すのに苦労されたそうです(汗

ですが安価で最適な物が見つかり早速仕込んで頂く事になりました。
ただ残念ながら刃紋存在します。
しかしペーパー掛けすれば比較的簡単に消せれるそうです





この贋作にはちゃんと柄側、刀身側切羽が存在します。

刀身側の駐爪貫通するが存在する切羽入手が中々難しいので最初から付いているのはありがたいですね。

 


刀身根元部の画像。

刀身のは残念ながら根元まで続いています
はばき最初から付いていた物を流用しております。(この調整も大分難渋されたそうです・・・)

実物は製造番号上側に打印されるのですが本品は残念ながらそこまで再現出来ませんでした。
やはり妥協せざるを得ない部分もありますね。



続いて鞘部の画像。

こちらも再塗装をお願いしています。




塗装の色合いは緑色が強くなくカーキの強い国防色の配色です。
ただ塗料の関係で筆塗りとなっており刷毛痕が結構目立ちます・・・

佩鐶の位置十分許容範囲内。酷いのだと遥か後方にあったりしますからね・・・



このにはちゃんと口金止めネジも存在します。

画像では分からないですが鞘内部には木材?も収納されているようです。



さて以上で海外製 贋作 日本陸軍 九五式軍刀② 塗装&刀身組み込み済みの紹介になります。

贋作軍刀遊び用で本格的に使い潰そうかと思います。
今回ご紹介した贋作95式としては当たり個体でしたね。
実物通り・・・とまではいかないまでも猿手、猿手管、目釘ネジ、切羽、はばきがちゃんと揃っていました
また柄の太さ、鞘の佩鐶の位置許容範囲内でした。

これが揃っている贋作は・・・偽物とはいえ結構需要があるでしょう。

さて・・・実は贋作九五式軍刀はもう一振り用意しているのですが・・・こちらは中々問題が多い品になりました(汗
いずれ時間があれば紹介したいと思います。

今回は以上です。ではでは~
ノシ
  

Posted by アンチョビことチビ at 15:34Comments(0)・日本軍 複製レプリカ 装備

2023年06月10日

個人さま製作 複製 日本軍 九九式軽機関銃用 覆い(カバー) 合皮版

皆さんおはこんばんちわ
さてさて今回も日本軍物をご紹介したいと思います。
今回も軽機関連の品になりますが・・・いつも通り画像をば。



こちらは個人さま製作 複製 日本軍 九九式軽機関銃用 覆い(カバー) 合皮版になります。

本品数年前に購入した物ですが非常に珍しい複製品です。
九九式軽機関銃用と記載しておりますがトイガン九六式軽機関銃収納可能です

個人さまが製作された品ですがこの方は九七式狙撃銃用の照準眼鏡嚢なども製作販売されたりと
希少な日本軍装備品を取り扱っておられる事で有名です・・・!

本品実物に製作されております。
この個人さま製作軽機関銃用覆い本革版、合皮版2種類があり
私が所有するのは残念ながら廉価仕様合皮版になります・・・何故合皮が使用されているのかについては後程詳細を。


軽機覆いの生地ズーム画像。

まずは肝となる生地ですが帆布生地になります。

厚さと色合いともとても良く日本軍装具類には最適な生地です。
軽機覆いではこの生地最も目に付きますで極めて重要な部分だと思います。




96式/99式軽機関銃用覆いの画像。

それでは覆いを見ていきたいと思います。

この覆い軽機関銃全体完全に覆う訳ではありません
それでも大部分保護しますのでとてもサイズがあり大きいですね。

軽機覆い内部の画像。

サイズが大きい・・・前述した合皮版である理由が此処にあるかと思います。

機覆い内部には当て革として革生地広い範囲に縫い付けられており
製作する当たって大型本革生地必要になります。

ですので本品では内装当て革合皮生地にする事でコスト抑えられております

ちなみに合皮生地が使用されているのは内部だけですので覆い表側には存在しません
製作者さまの配慮が窺えますね・・・!



覆い先端部内部の画像。

先端部の内部当て革として合皮生地が縫い付けられております。

銃口部や照星(フロントサイト)保護する為に補強されているのが分かります。


覆い先端部の画像。

先端部は画像のように円形革生地が縫い付けられており筒状になっております。
こちらは当然、本革生地です。



覆い先端から筒状になっておりカシメ金具を境に帆布生地分かれるようになっております。



側面にある手負い革止め用穴部の画像。

この部分は軽機関銃に存在する前部手負い革止め(スリングベイル)通し
負い革(スリング)装着する為に用いるです。


その手負い革止め用裏側の画像。

手負い革止め用裏側当て革でしっかり補強されています。


こちらは提把(キャリングハンドル)通し穴部の画像。

軽機関銃に存在する提把(キャリングハンドル)露出させる為のになります。

穴の周囲本革でしっかりと補強されています。

軽機関銃覆いで包んだ状態でも提把(キャリングハンドル)使用するのが分かりますね。


そしてこちらは提把(キャリングハンドル)通し穴部裏側の画像。

この裏側にも当て革が存在します。

ただ本品合皮版ですのでこの当て革の一部は合皮になっています。



軽機用覆いに存在する尾錠(バックル)部の画像。

この覆い軽機関銃本体固定するのに2つ帯革(ベルト)尾錠(バックル)で行います。


 

軽機用覆いに存在する帯革部の画像。

帯革には複数の穴があり長さを調節する事が出来ます。

勿論この帯革本革です。

 
さてそれでは軽機関銃覆い収納したいと思います。

手順はあくまで自分なりに考えた物なので正規の方法ではありませんのでご理解を。


ちなみに収納するのは以前ご紹介した電動ガンになります。以下がその紹介記事になります。
https://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e1120736.html (FCW/ゴールデンイーグル製 電動ガン 日本軍 九六式軽機関銃)


まずは覆い先端軽機関銃前部を収納します。


覆いを引っ張りつつ提把(キャリングハンドル)通し穴提把(キャリングハンドル露出させます。


 

軽機関銃後部尾筒底覆い被さるようにします。

覆い尾筒底が被さる部分の後方本革生地が縫い付けられていますので手間は掛かりません。


 



次に前後2か所にある帯革&尾錠部締めていきます。


 

最後に側面手負い革止め用穴部のから軽機関銃手負い革止め金具(スリングベイル)を出して
負い革装着すれば完成です。

難しい事はなく簡単です・・・!



軽機用覆い装着した状態の画像。

こちらは覆い前部になります。

ちゃんとすっぽり銃身や二脚入っております



こちらは提把(キャリングハンドル)の画像。

負い革提把もありますのでこの部分の覆いの帯革しっかり目に締めた方がいいのかもしれませんね。

    

こちらは覆い後部帯革部の画像になります。

この部分の帯革軽機の用心鉄被さるようですね。


 

覆い後部の画像。

ご覧になって分かるように覆い銃床(ストック)銃把(グリップ)保護しておりません露出しております。

ですが銃身機関部ちゃんと覆われていますので十分役割を果たす事でしょう。


さて最後に本品九九式軽機関銃用と紹介させて頂きましたが・・・それでは九六式軽機関銃用とは違うのか?
と思い探してみましたが・・・


九六式軽機関銃の取扱書に載せられているのはこのような形でした。

帯革&尾錠による固定ではなく紐式?なのでしょうか。

ちなみに九九式軽機関銃用この複製品同様の仕様のようですね。

しかしトイガンとはいえ今回ご紹介する複製覆い九六式軽機関銃収納可能でしたので
もしかしたら実物でも両用されたかもしれません。また単に時期による差異前期型後期型に区分されているだけかもしれませんね。

いずれにしても・・・実物はまず入手はかなり難しいでしょう(汗


さて以上で個人さま製作 複製 日本軍 九九式軽機関銃用 覆い(カバー) 合皮版の紹介になります。

最後になりますが貴重な複製品製作販売して下さった個人さま心より感謝申し上げます
今度は・・・ぜひ本革版が欲しいですね・・・!

さて今回は以上になります。

ではでは~

ノシ





  

Posted by アンチョビことチビ at 15:36Comments(2)・日本軍 複製レプリカ 装備