2011年02月11日
日本軍 八九式擲弾入れ(擲弾嚢)&八九式擲弾筒入れ 中田製
さてさて今回は以前紹介した八九式重擲弾筒を装備するのに必要不可欠?な装備をご紹介致します。
擲弾筒の記事にも記載しました通り、操作するのは擲弾筒班の役目です。
擲弾筒という特殊な兵器を操作する彼らは一般の小銃手と比べて装具が異なるのは当然です。
擲弾筒を使うのでしたら以下の装備は必要かと思います。
まずは・・・・
八九式擲弾入れ(擲弾嚢)です。こちらは中田製のレプリカです。
早い話がグレネードポーチみたいなものですね。
日本軍は弾薬盒といい銃剣差しといい革製の物が多いですが(後に南方向けにゴム引製の物が作られますが)
この擲弾入れはキャンバス生地で作られています。
ベルトループは革製ですが重量軽減&分散のためにサスペンダーが付属致します。
日本軍装備にしては珍しいですね。勿論サイズ調整可能です。
ちなみに片側のポーチで擲弾を4発収納しますので、左右両方合わせて相当の重量になったことでしょう。
また画像を見て分かるようにポーチは左用、右用と決まっています。
擲弾入れの蓋を開いた状態です。
ドットボタン式なのが分かると思います。
蓋の位置は2段階に調整出来ます。
ベルトに装着した状態です。
さすが片側に4発も収納するだけあって、かなりデカイです。
後ろの状態です。
ここで疑問というか・・・分からないことが・・・
それは後ろのサスペンダーの位置です。
後ろのサスペンダーを写している擲弾筒手の画像は殆ど見掛けません・・・
またゲームやイベントなどで着用されている日本軍装備諸先輩の画像などを探しても、
擲弾筒装備の後ろを写した画像は全くありません・・・・
うむむむむ・・・
可能性としてあるのは一つ上の画像のように背の後ろでサスペンダーをクロスさせる方法。
そして上の画像のようにクロスさせずに後方サスペンダーの位置を密着させる方法。
この2つかと思います。
ちなみに私は最初の背中でクロスさせる方法にしました。
さてお次は・・・
擲弾入れよりは重要度が低いかと思いますが、擲弾筒手としてこちらも必要な装備かと・・・
それは
八九式重擲弾筒入れです。こちらも中田製のレプリカになります。
日本軍は擲弾筒を携行する際は素のまま(擲弾筒を剥き出しのまま)していたわけではないんですね。
まぁ榴弾とか使用する貴重な砲みたいなもんなので当然と言えば当然かもw
それに何より兵士の負担にならないよう、出来るだけ嵩張らばないようにすることも大切ですよね。
そんな訳で??詳細をご紹介します。
この擲弾筒入れは、擲弾筒を袋に入れてから袋の上から上下を革ベルトを締めることで固定します。
またこの擲弾筒入れは背負えるようになっています。
背負った際、肩にもっとも負荷の掛かるスリングの個所は革製になっています。
また丁度真ん中ら辺には革製のループがあります。
兵用ベルトを通すには小さすぎますし、位置もおかしいので
恐らく背嚢に装着する際に背嚢に固定するための紐を通すためのものではないでしょうか・・・?
もしかしたら他の使用方法があるのかもしれませんねw
しかし他にどんな方法があるのだろう・・・・?
さてさてこちらも分からない部分の多い個所です。
こちらは背負うためのスリングの下方に付いているバンド?です。
バンドの先端は明らかにベルトなどに引っ掛けるための金具が付いています。
このバンドも勿論サイズ調節が可能です。
こちらの部分についても実際の着用している写真はほぼ皆無なので
どこに何をしたら良いか悩んでいましたが・・・・
ネットで日本軍装備をされている諸先輩様の画像を奇跡的に発見し!!
なんとなくではありますが、見よう見真似で分かるようになりましたw
擲弾筒入れのスリングに付いている謎バンドは擲弾入れのサスペンダーに引っ掛けるようですね。
それでは今回紹介したこの2つの装備を実際に着用した画像をw
着こなしはかな~り適当ですがこんな感じになりましたw
この画像では兵用ベルトに擲弾入れと擲弾筒入れしか装備していませんが、
実際は銃剣と雑嚢、水筒などを装備します。
そうなるとかなりの重量になるでしょう。さらには場合によっては防毒面、背嚢なども加わりますので
それはもう恐ろしく重くなるでしょうw
以上で八九式擲弾入れと八九式擲弾筒入れの紹介を終わるのですが、
最後にさらに分からないことが・・・・
ゲームやイベントなどで擲弾筒手の装備をされている画像を拝見しているのですが、
拳銃をよく携行するのを見掛けるのですが実際はどうだったのでしょうか・・・・?
軽機班が拳銃を携行しているのは知っているのですが、実際の戦時中の擲弾筒手の写真を調べてみると
擲弾筒手で拳銃を携行している兵士の写真は見掛けることがありませんでした・・・(私のリサーチ不足のせいかのかもw)
またケースによっては小銃を携行している写真もあるのですが、
擲弾筒手の護身火器に関してはまばらというか詳しい規定が無かったのでしょうか・・・・?
装填をする要員は小銃で武装しているという事を聞いたような気がするのですが・・・
まぁ3人で1つの擲弾筒を運用して、この数個の班を分隊長が統率するので
分隊の下士官なら拳銃を携行してもおかしくないですが。
しかしサバゲでは擲弾筒だけじゃきついですからね!!w
本当に護身用という意味で拳銃がピッタリなのかもしれませんねw
以上になります!w
でわでわ~w
Posted by アンチョビことチビ at 20:52│Comments(3)
│・日本軍 複製レプリカ 装備
この記事へのコメント
>>まつりさん
いやはや全くその通りであります!w
実質旧軍装備は国内では中田の独壇場に近いので
本当に困ります・・・
私達の魂の叫びを聞いてほしいです!!w
>>やまさん
どうなんでしょうかね・・・?
この装備に関しては謎です・・・w
日本軍ならキチンとしてそうなんですが・・
まだまだ私の精進が足りないようですw
いやはや全くその通りであります!w
実質旧軍装備は国内では中田の独壇場に近いので
本当に困ります・・・
私達の魂の叫びを聞いてほしいです!!w
>>やまさん
どうなんでしょうかね・・・?
この装備に関しては謎です・・・w
日本軍ならキチンとしてそうなんですが・・
まだまだ私の精進が足りないようですw
Posted by アンチョビことチビ at 2011年02月11日 22:44
あくまで歩兵の支援兵器って位置付けだったワケですから、機関銃手・砲兵みたいに明確な使用者の装備規定は存在しなかったんでしょうね。
Posted by やまさん at 2011年02月11日 22:10
もうどちらも売ってないんですよね...
中田さんも安定供給して下されば嬉しいのですがねf^^;
中田さんも安定供給して下されば嬉しいのですがねf^^;
Posted by まつり at 2011年02月11日 21:59
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