2015年08月29日
外園組さま製 複製 日本陸軍 飯行李用網
皆さんおはこんばんちわ!
もう8月も終わりに近づいてきましたね。
あっ・・・やっと夏が終わったんやなぁと思う前に
ブログを更新したいと思います。(意味不明)
という事で早速画像をば。
こちらは外園組さま製 複製 日本陸軍 飯行李用網になります。
外園組さまは携帯天幕や各種腕章、突撃一番などを製作販売されておられ
このブログでも過去何度も紹介させて頂きました!
今回は久し振りの外園組さまのご紹介となりますね・・・!
外園組さまの製品は実物、複製品ともに入手し難い物、再現されていない物が多く、
とても嬉しくも有難い製品ばかりです!
一見してただの網なのですが
これは飯行李と呼ばれる編み上げられた弁当箱を収納する為の物です。
また飯行李だけでなく飯盒を中に入れている例も見受けられます。
明治時代からある装具品との事ですので
支那事変期(日中戦争)は勿論の事、太平洋戦争開戦時でも多く見られます。
材質は麻紐製で染色が施されております。
網目はこのように等間隔に作られており
広げて伸ばすと意外と大きなサイズに展開する事が出来ます。
網目は1つ1つ丹念に作られております。
この飯行李用網には上下に収納物を入れる為の「口」があり
簡単に口を広げて締める事が出来ます。
単純ながら面白い特徴ですね・・・!
という事で早速、飯行李用網の中に何か入れてみましょう!
飯行李は無かったので代わりに飯盒を入れます。
網を広げて飯盒を中に入れ、下側の口を締めます。
(正規の手順は存じませんのであしからず・・・)
続いて上の口を締めます。
こんな感じでしょうか・・・?
ちなみに飯盒の取っ手は網の外側にするのか中側でも良いのか
分かりませんね・・・(汗 疑問です。。。
携帯天幕に縛着してみた画像。
(すいません画像では天幕を背負い袋状にしてるつもりなのですがかなり適当です)
上でも記載しましたが飯盒の取っ手は出すのか出さないのか気になりますね。
ちなみに天幕を背負い袋代わりにする場合、
飯盒を紐で固定する例の方が圧倒的に多いですね。
実際の使用&装着例の画像。
画像はいずれも支那事変期の物です。
上の画像では水嚢なども縛着していて少々ゴチャゴチャしてる感がありますが
飯行李を2つ収納しているのが分かりますね。
こちらは太平洋戦争開戦時の画像。
飯行李用網が長らく使われていたのを頷けますね。
よく写真を凝らしてみると兵士たちの背中や手元にあると思います。
さて以上で外園組さま製 複製 日本陸軍 飯行李用網 の紹介になります。
天幕や背負い袋に縛り付けるアイテムとして最適ですね・・・!
これも今まで無い珍しい装具です。
しかも長い期間使われ続けていますので
様々な時代の軍装にはもってこいです・・・!
飯盒もいいけど・・・飯行李欲しくなっちゃうなぁ(笑
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ