2019年08月11日
タナカ製 ガスガン 九九式短小銃
皆さんおはこんばんちは。やっと盆休みで一息ついた水呑み百姓です。
今回も日本軍に関連したトイガンをご紹介したいと思います。
まずはいつも通り画像をば。
こちらはタナカ(TANAKA)製ガスガン 九九式短小銃になります。
トイガンはずっと三八式をメインで集めてきたのですが
九九式の方は数年前に処分してしまいずっと手元に無い状態でしたので
九九式短小銃のガスガンを購入してみました。(大分前の話ですが)
ちなみに過去に紹介した九九式のトイガンの記事は以下になります。
https://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e338739.html (KTW製エアガン 九九式狙撃銃)
まずは説明書の画像。
ご存知の通り三八式と九九式共用の説明書です。
説明書は操作方法、パーツリストが載っています。
お馴染みの内容です。
それでは銃本体を見ていきたいと思います。九九式全体を上下から見た画像になります。
九九式を手に取るのは本当に久し振りです。
レシーバー両側面からの画像。
三八式に見慣れているせいかスリムに見えますね。
また所々三八式には見られなかった作りも御座います。
後方からの画像。
安全子(セーフティノブ)の画像。
安全子は三八式の後期型のように凹みのある物になっております。
この辺はさすがタナカさん。しっかり再現されています。
遊底止め部の画像になります。
タナカのガスガンではこの遊底止め部は機能し
実銃のように遊底(ボルト)を脱着させることが可能です。
これも1つの醍醐味ですね。
三八式の物とは微妙の形状が異なるようですね。
遊底(ボルト)を引いた状態の全体画像。
ガスライフルなのでボルト操作が軽く射撃するのはちょっとの後退で済みます。
この利点は大きいですね。空撃ちしていても楽しいです。
レシーバー側面の刻印の画像。
〇のナにH1901と小倉工廠のマークが打たれています。
さらにその前方の刻印の画像。
日本遊戯銃協同組合を示すASGKとタナカ製の刻印が打たれています。
余計な刻印でリアルではない!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
BB弾が発射可能な遊戯銃ですのでちゃんと検査&認可された証明が必要ですのでこれは仕方がありません。
レシーバーの刻印上面からの画像。
菊の御紋、瓦斯抜き穴、九九式の文字が打たれています。
瓦斯抜き穴ですがこちらも三八式とは異なり1つとなっております。
当然ながらこの違いも再現されております。
こちらは照尺(サイト)部の画像。
ピープ(穴型)の照門になっております。
照尺は最大で1.5kmまでの目盛です。
照尺を立てた状態の画像。
展開時の照門も穴型です。
九九式短小銃の特徴である対空照尺(高射表尺)も備わっています。
しっかり目盛りも打たれております。
実銃では後に省略される機能ですがトイガンでこの機能を楽しめるのは有難いですね。
ですが・・・単脚や対空表尺を省略した九九式もトイガン化されないものでしょうか。需要なさそうですね・・・
こちらは下部の用心鉄部と弾倉板部の画像になります。
用心鉄(トリガーガード)は銃把後方まで延びております。
これは上下2分割式の銃床が7.7mm弾の反動で歪んだりズレたりする事を防止する役割なのでしょう。
この部分も三八式とは異なりますね。
用心鉄にある弾倉床板止(プレートキャッチャー)部の画像。
三八式では弾倉床は板止めは押す方式でしたが九九式では引く方式に変更されております。
タナカのガスガンではこの弾倉板がガスタンク内臓の脱着型弾倉(マガジン)になっております。
弾倉(マガジン)を外した状態の画像。
同社のガスライフルをお持ちの方はご存知だと思いますが
マガジンの脱着はボルトハンドル(槓桿)を少し引かないと行えません。
装弾数は同社三八式と変わらず10発です。
サバゲで使うには心もとないですがガスガンですのでボルト操作は少なくて済み速射可能です。
(とは云ってセミオート射撃並みには程遠いですが・・・)
弾倉(マガジン)の前にあるHOP調整ダイヤルの画像。
こちらは同社の三八式と変化ありませんね。
レシーバー部の銃床の画像。
レシーバー部の銃床は右側面には水抜き穴が存在します。
また銃床を貫通する形で反動受けも設けられています。
続いては握り溝部付近の画像になります。
タナカ製は実銃と比べると銃床は太く出来ているそうですが
それでも同社三八式と比べると格段に握り易くなっております。
それでも同社三八式と比べると格段に握り易くなっております。
下帯(リアバンド)部の画像。
下帯は単脚(モノポッド)を装備するので九七式狙撃銃と同じネジで確実に固定する方式になっています。
ですがスリングベイルは側面に設けられております。
木被(被筒)部の画像。
銃身保護の為、三八式&四四式騎銃のように銃身が露出しないように木被で被われています。
実銃では末期型で省略されるので有名ですね。
続いては単脚(モノポッド)部の画像になります。
単脚(モノポッド)は下帯下部に固定されており画像のように展開します。
勿論取り外す事も可能です。
単脚(モノポッド)全体の画像。
単脚(モノポッド)先端付近の画像。
単脚は上帯(フロントバンドに近くまで来る長さになっています。
幅は同じ長さではなく先端近くで若干広くなっています。
単脚展開させた状態の画像。
九九式と云えば・・・単脚!と思う方も多いのではないでしょうか。
ちなみに私はサバゲなどで使う場合、真っ先に外すと思います(汗
上帯(フロントバンド部の画像。
上帯は三八式騎銃用の物に似ておりますがこちらは2本のスクリューで確実に固定する方法になっております。
着剣しての射撃の安定性や強度を考慮しての設計でしょうか?
フロントサイト(照星)部の画像。
照星はガードのある仕様です。
銃口の画像。
さく杖(クリーニングロッド)の画像。
かなり短いと思われるかもしれませんが実銃でも画像のように短い仕様の物もあったそうです。
しかしこの長さでは叉銃でしか使えないように思います。
続いては銃床の画像になります。
床尾は上下違う木材を合わせた分割式です。
後部スリングベイルの画像。
前部同様に銃床でも側面にスリングベイルが存在します。
こちらは銃床の床尾板部の画像。
床尾板は俗に云うカップタイプで床尾を大きく覆っています。
三八式の後期型にも見られる特徴です。
ちなみに同社の三八式では薄い床尾板となっております。
さてさてせっかくなので防塵覆い(ダストカバー)を装着してみましょう。
防塵覆い(ダストカバー)を取り付けた九九式の画像。
防塵覆いナシも格好良いですがやっぱり防塵覆いある方が断然格好良いですね。
ボルト操作は防塵覆い無い方がスムーズですが防塵覆いとレシーバーの溝を
マメに手入れしてやれば問題ないと思います。
さてそれでは最後に手持ちの同じタナカ製三八式歩兵銃と比べてみたいと思います。
まず全長の違いが一目で分かりますね。
床尾も異なっております。
九九式は短くになり構え易くなっております。
これだけ長さに差異があります。
取り回しが大分よくなっております。
前述しているように用心鉄の形状も異なっております。当然互換性はありません。
こちらはボルトの画像。
上がタナカ製ガスガンの九九式短小銃の物。
下が同じタナカ製ガスガンで三八式歩兵銃の物です。
ボルトに関しては殆ど同じように見えます。互換性あるのでしょうか?
三八式のボルトは九九式本体に装着可能でした。空撃ちもできました。
こちらは安全子の画像。
左がタナカ製ガスガンの九九式短小銃の物。
右が同じタナカ製ガスガンで三八式歩兵銃の物です。
細かい寸法は測ってませんので分かりませんが
安全子表側の加工が違うだけで他は同じにように見えます。(確証はありません)
加工せず流用出来るのなら三八式歩兵銃の後期型が再現出来そうですね。
続いてはマガジンの画像。
上がタナカ製ガスガンの九九式短小銃の物。
下が同じタナカ製ガスガンで三八式歩兵銃の物です。
こちらも一見同じように見えますが・・・
マガジンの後部の作りが微妙に違うようですね。
左がタナカ製ガスガンの九九式短小銃の物。
右が同じタナカ製ガスガンで三八式歩兵銃の物です。
さて以上で簡単ではありますがタナカ製 ガスガン 九九式短小銃になります。
ガスガンの九九式を購入しましたが・・・やはりモデルガンも欲しくなってしまいますね。
しかしこれ以上小銃増やしても置くスペースが無いので・・・もう日本軍物の小銃は増えないかもしれません。
ですがタナカさんは今年にはいって三八式&四四式がver.2という
ガスの気化効率を高めて弾道を安定させた新仕様が発売されましたね・・・!
これが気になっております。どれほど良くなっているのか大いに興味がありますね。
いずれ九九式短小銃もver.2仕様で発売されると思います。
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
Posted by アンチョビことチビ at 18:54│Comments(1)
│トイガン
この記事へのコメント
アンチョビ様おはようございます(^▽^)
九九式短小銃良いですね~♪
CoDWAWみたいに、九九式に後期型の銃剣を差してしてみたいですw
そして九九式のver.2仕様もまもなく発売されますね!
最近九九式の購入を考えていて、ノーマルかver.2のどちらを買おうか悩んでます(^-^;w
九九式短小銃良いですね~♪
CoDWAWみたいに、九九式に後期型の銃剣を差してしてみたいですw
そして九九式のver.2仕様もまもなく発売されますね!
最近九九式の購入を考えていて、ノーマルかver.2のどちらを買おうか悩んでます(^-^;w
Posted by 孤高の戦士あーみー at 2019年10月05日 08:00
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