2017年03月11日
国内業者さま製 複製 日本軍 兵下士官用 銃剣属品帯革
もうあっという間に3月。。。! いやはや早いものですね。
いつの間にか暖かくなったりと始終寒さで凍えてたのがウソのようです。
皆さんおはこんばんちは!水呑み百姓です。
さてさて今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います。
まずはいつも通り画像から。
こちらは国内業者さま製 複製 日本軍 兵下士官用 銃剣属品帯革になります。
紹介する品は兵下士官用の帯革(ベルト)なのですが・・・・本来の名称は
帯革と剣差は兵器たる銃剣の付属品でもある『銃剣属品帯革』となります。
さてこの銃剣帯革はかなり久し振りの紹介になります。
国内業者さまは帯革だけでなく略刀帯、刀緒と良質な革製品を取り扱われている事で有名ですね。
『馬具職人さま』といえば皆さん御存知かと思います。
複製銃剣属品帯革は過去何度か当ブログで紹介させて頂きましたが
どうやら野外メインで使用し続けてきた複製品がそろそろ限界そうなので
これを機会に新たに国内業者さまの品を購入してみました・・・!
ちなみに当ブログでは複製准士官用略刀帯で紹介させて頂きましたね。
下記が該当の記事になります。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e258995.html
国内業者(馬具職人)さま製銃剣帯革の画像。
帯革はいくつかの業者さまの物を所有しているのですが
長過ぎたので無理やり切断したり適正位置に合わせる為に穴を新たに設けたりと
変に手を加えてしまった物がいくつあります。
この国内業者さまの帯革は自分の適性サイズに合わせて製作して下さいます。
これは本当に有難い事です。ウエストは人それぞれ異なりますので
ピッタリの物は中々御座いません。
国内業者(馬具職人)さまでは使用しているベルト(帯革)のバックル金具の先端から
ベルト穴4番目の中央の穴までの数値を基に製作して下さいます。
納期は1~2週間掛かってしまいますが・・・自分にウエストの合った良質な帯革を入手する事が出来ます。
国内業者さま製帯革生地のズーム画像。
やはり帯革で重要なのは革生地です。
この国内業者さまは数多くの革製品を手掛けておられますので
生地には定評のある業者さまです。
生地は本多脂牛革が使用されております。
色合いは天然色で染色は施されておりません。
まさに支給時の新品同様ですね。
天然色は好き嫌いが分かれますが
使い込みオイルを塗付する事で色合いが変化していきますので
手入れさせる楽しみが味わえます・・・!
帯革の断面部の画像。
革生地は良質なだけでなく厚さも十分です。
厚さは大体5mmぐらいでしょうか。
複製品としては厚めですね・・・!頼りになりそうです!
こちらは帯革の幅の画像になります。
帯革の幅は約4.5cmぐらいでしょうか。
幅は広過ぎず狭過ぎず丁度良いかもしれませんね。
こちらはバックル(尾錠)を締めた状態の画像になります。
バックルの調整はし易くスムーズに長さ調整出来ます。
バックル(尾錠)部の画像。
帯革は革生地だけでなくこのバックルも極めて重要な部分です。
バックルは真鍮製で厚くそして綺麗な外観をしております。
バックルの爪部のズーム画像。
バックルの角度、爪の形状も目を見張るものがあります。
この角度と形状のおかげで長さ調節を容易なものにしています。
帯革の縫製部のズーム画像。
完全な手縫いで仕上がっております。
糸の解れや不自然な間隔は御座いません・・・!
帯革の裏側にある捺印の画像。
この国内業者さまの帯革には検印の捺印が再現されております。
上から天 昭 革 京と捺印されているのが分かります。
複製品では捺印が再現されているの物は珍しく限られております。
国内業者さまの品はその中でも検印は大きくはっきり施されているのが特徴です。
とても好印象が持てますね・・・!
バックルを締めた状態を裏側からみた画像。
こちらは帯革の遊革(ループ)の画像。
勿論国内業者さま製でも遊革は再現されております。
遊革も丁寧に手縫いされており厚手の生地が使用されております。
遊革(ループ)側面の画像。
生地が厚いので分かり難いですが接合部は漉き加工が施されております。
こちらはサイズ調整用穴部の画像。
バックル爪の入る調整用穴は合計7つ御座います。
勿論穴の間隔は一定に出来ております。
穴は楕円に近い形状をしております。
大き目に出来ていますのでバックル爪は簡単に挿せます。
帯革の先端部の画像。
軍衣に装着してみた画像。
う~ん・・・やっぱり実際に着装して装備しないと駄目ですね。
良い品だけにこのままにしておくのは勿体ないような気がします。
試しに弾薬盒を装着してみた画像。
国内業者さまの帯革は生地が厚いのも魅力ですが
そうなると弾薬盒が装着出来るかが心配です。
しかし御安心下さい。手持ちの海外製前盒と中田製後盒のいずれも通す事が出来ました!
革製品は厚ければ厚いで問題が出てきてしまう事もあるので
別のメーカー製との組み合わせに悩まれる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ちなみに昨年11月の京都のサバゲでは海外製帯革に別の海外製三十年式弾薬盒の
組み合わせで参加したのですが軍衣袴を来て水筒雑嚢を肩から提げ
いざ帯革に弾薬盒を!という段階になって弾薬盒の遊革(ループ)に帯革が
中々通らず四苦八苦したのを覚えています。
ですので相性や事前の手入れも大切ですね。
こちらは海外製日の丸環との組み合わせの画像。
手持ちの海外製の複製日の丸環は現段階では通す事が出来ませんでした(汗
まぁここの海外製は同社の帯革でも通す事が出来ず調整が必要だったのですが。
日の丸環の個体差もあるかもしれませんね。
生地が厚いのは厚いで困る事も多いですね・・・改めて実感しました。
しかし国内業者さまの帯革は高品質ですので気長に調整していきたいと思います。
革製品ですので使って手入れしていくうちに柔らかくそして細くなっていくと思います。
さて最後に手持ちの複製銃剣帯革と並べてみたいと思います。
上が今回ご紹介する国内業者さま製複製銃剣帯革。
その下がでくの房さま製複製銃剣帯革です。
下から2番目が海外製複製銃剣帯革。
そして一番下が中田商店製複製銃剣帯革になります。
海外製、中田製は古い品でロット差、個体差があるという事を御理解下さい。
こちらはバックル金具部の画像。
上が今回ご紹介する国内業者さま製複製銃剣帯革。
その下がでくの房さま製複製銃剣帯革です。
下から2番目が海外製複製銃剣帯革。
そして一番下が中田商店製複製銃剣帯革になります。
いずれも微妙に金具の大きさ、形状が異なっております。
爪の先端の形状もそれぞれ違います。
こちらは帯革の幅が広い順に並べた画像になります。
最も幅広は一番上の海外製複製銃剣帯革です。
2番目に幅広なのはその下のでくの房さま製複製銃剣帯革になります。
次が今回ご紹介する国内業者さま製複製銃剣帯革で
一番下が中田商店製複製銃剣帯革になります。
幅広も一長一短ありますが・・・このような結果となりました。
続いては生地の厚さの比較になります。
上が今回ご紹介する国内業者さま製複製銃剣帯革。
その下が海外製複製銃剣帯革。
下から2番目がでくの房さま製複製銃剣帯革です。
そして一番下が中田商店製複製銃剣帯革になります。
バックル周辺の側面からの画像。
一番下が今回ご紹介する国内業者さま製複製銃剣帯革。
その上がでくの房さま製複製銃剣帯革です。
上から2番目が海外製複製銃剣帯革。
そして一番上が中田商店製複製銃剣帯革になります。
帯革の折り返しされた後面は漉き加工が施されておりますが
その薄さに差異が見られますね。
帯革の遊革(ループ)の画像。
上が今回ご紹介する国内業者さま製複製銃剣帯革。
その下がでくの房さま製複製銃剣帯革です。
下から2番目が海外製複製銃剣帯革。
そして一番下が中田商店製複製銃剣帯革になります。
こちらにも作りに差異が見られますね。
さて以上で国内業者さま製 複製 日本軍 兵下士官用 銃剣属品帯革の紹介になります。
この国内業者さま製の帯革は中々良い品ですね・・・!
何より自分のサイズに合わせてオーダー出来るのは本当に嬉しいです。
私はいくつか帯革は購入して来ましたが長過ぎて帯革が余り過ぎて切断せざるを得なかったり
自分で穴を新たに設けたりと色々駄目にしてきた経緯があるので有難い限りです。
国内業者さまの帯革は複製品としては少々御値段が高く感じますが
それだけ良い品で理由があるという事です。
国内業者さまは他にも刀緒や略刀帯も製作販売されております。
いずれはそちらも購入しブログで紹介出来たらと思います・・・・!
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
いつの間にか暖かくなったりと始終寒さで凍えてたのがウソのようです。
皆さんおはこんばんちは!水呑み百姓です。
さてさて今回も日本軍複製品をご紹介したいと思います。
まずはいつも通り画像から。
こちらは国内業者さま製 複製 日本軍 兵下士官用 銃剣属品帯革になります。
紹介する品は兵下士官用の帯革(ベルト)なのですが・・・・本来の名称は
帯革と剣差は兵器たる銃剣の付属品でもある『銃剣属品帯革』となります。
さてこの銃剣帯革はかなり久し振りの紹介になります。
国内業者さまは帯革だけでなく略刀帯、刀緒と良質な革製品を取り扱われている事で有名ですね。
『馬具職人さま』といえば皆さん御存知かと思います。
複製銃剣属品帯革は過去何度か当ブログで紹介させて頂きましたが
どうやら野外メインで使用し続けてきた複製品がそろそろ限界そうなので
これを機会に新たに国内業者さまの品を購入してみました・・・!
ちなみに当ブログでは複製准士官用略刀帯で紹介させて頂きましたね。
下記が該当の記事になります。
http://nihonmasamasa.militaryblog.jp/e258995.html
国内業者(馬具職人)さま製銃剣帯革の画像。
帯革はいくつかの業者さまの物を所有しているのですが
長過ぎたので無理やり切断したり適正位置に合わせる為に穴を新たに設けたりと
変に手を加えてしまった物がいくつあります。
この国内業者さまの帯革は自分の適性サイズに合わせて製作して下さいます。
これは本当に有難い事です。ウエストは人それぞれ異なりますので
ピッタリの物は中々御座いません。
国内業者(馬具職人)さまでは使用しているベルト(帯革)のバックル金具の先端から
ベルト穴4番目の中央の穴までの数値を基に製作して下さいます。
納期は1~2週間掛かってしまいますが・・・自分にウエストの合った良質な帯革を入手する事が出来ます。
国内業者さま製帯革生地のズーム画像。
やはり帯革で重要なのは革生地です。
この国内業者さまは数多くの革製品を手掛けておられますので
生地には定評のある業者さまです。
生地は本多脂牛革が使用されております。
色合いは天然色で染色は施されておりません。
まさに支給時の新品同様ですね。
天然色は好き嫌いが分かれますが
使い込みオイルを塗付する事で色合いが変化していきますので
手入れさせる楽しみが味わえます・・・!
帯革の断面部の画像。
革生地は良質なだけでなく厚さも十分です。
厚さは大体5mmぐらいでしょうか。
複製品としては厚めですね・・・!頼りになりそうです!
こちらは帯革の幅の画像になります。
帯革の幅は約4.5cmぐらいでしょうか。
幅は広過ぎず狭過ぎず丁度良いかもしれませんね。
こちらはバックル(尾錠)を締めた状態の画像になります。
バックルの調整はし易くスムーズに長さ調整出来ます。
バックル(尾錠)部の画像。
帯革は革生地だけでなくこのバックルも極めて重要な部分です。
バックルは真鍮製で厚くそして綺麗な外観をしております。
バックルの爪部のズーム画像。
バックルの角度、爪の形状も目を見張るものがあります。
この角度と形状のおかげで長さ調節を容易なものにしています。
帯革の縫製部のズーム画像。
完全な手縫いで仕上がっております。
糸の解れや不自然な間隔は御座いません・・・!
帯革の裏側にある捺印の画像。
この国内業者さまの帯革には検印の捺印が再現されております。
上から天 昭 革 京と捺印されているのが分かります。
複製品では捺印が再現されているの物は珍しく限られております。
国内業者さまの品はその中でも検印は大きくはっきり施されているのが特徴です。
とても好印象が持てますね・・・!
バックルを締めた状態を裏側からみた画像。
こちらは帯革の遊革(ループ)の画像。
勿論国内業者さま製でも遊革は再現されております。
遊革も丁寧に手縫いされており厚手の生地が使用されております。
遊革(ループ)側面の画像。
生地が厚いので分かり難いですが接合部は漉き加工が施されております。
こちらはサイズ調整用穴部の画像。
バックル爪の入る調整用穴は合計7つ御座います。
勿論穴の間隔は一定に出来ております。
穴は楕円に近い形状をしております。
大き目に出来ていますのでバックル爪は簡単に挿せます。
帯革の先端部の画像。
軍衣に装着してみた画像。
う~ん・・・やっぱり実際に着装して装備しないと駄目ですね。
良い品だけにこのままにしておくのは勿体ないような気がします。
試しに弾薬盒を装着してみた画像。
国内業者さまの帯革は生地が厚いのも魅力ですが
そうなると弾薬盒が装着出来るかが心配です。
しかし御安心下さい。手持ちの海外製前盒と中田製後盒のいずれも通す事が出来ました!
革製品は厚ければ厚いで問題が出てきてしまう事もあるので
別のメーカー製との組み合わせに悩まれる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ちなみに昨年11月の京都のサバゲでは海外製帯革に別の海外製三十年式弾薬盒の
組み合わせで参加したのですが軍衣袴を来て水筒雑嚢を肩から提げ
いざ帯革に弾薬盒を!という段階になって弾薬盒の遊革(ループ)に帯革が
中々通らず四苦八苦したのを覚えています。
ですので相性や事前の手入れも大切ですね。
こちらは海外製日の丸環との組み合わせの画像。
手持ちの海外製の複製日の丸環は現段階では通す事が出来ませんでした(汗
まぁここの海外製は同社の帯革でも通す事が出来ず調整が必要だったのですが。
日の丸環の個体差もあるかもしれませんね。
生地が厚いのは厚いで困る事も多いですね・・・改めて実感しました。
しかし国内業者さまの帯革は高品質ですので気長に調整していきたいと思います。
革製品ですので使って手入れしていくうちに柔らかくそして細くなっていくと思います。
さて最後に手持ちの複製銃剣帯革と並べてみたいと思います。
上が今回ご紹介する国内業者さま製複製銃剣帯革。
その下がでくの房さま製複製銃剣帯革です。
下から2番目が海外製複製銃剣帯革。
そして一番下が中田商店製複製銃剣帯革になります。
海外製、中田製は古い品でロット差、個体差があるという事を御理解下さい。
こちらはバックル金具部の画像。
上が今回ご紹介する国内業者さま製複製銃剣帯革。
その下がでくの房さま製複製銃剣帯革です。
下から2番目が海外製複製銃剣帯革。
そして一番下が中田商店製複製銃剣帯革になります。
いずれも微妙に金具の大きさ、形状が異なっております。
爪の先端の形状もそれぞれ違います。
こちらは帯革の幅が広い順に並べた画像になります。
最も幅広は一番上の海外製複製銃剣帯革です。
2番目に幅広なのはその下のでくの房さま製複製銃剣帯革になります。
次が今回ご紹介する国内業者さま製複製銃剣帯革で
一番下が中田商店製複製銃剣帯革になります。
幅広も一長一短ありますが・・・このような結果となりました。
続いては生地の厚さの比較になります。
上が今回ご紹介する国内業者さま製複製銃剣帯革。
その下が海外製複製銃剣帯革。
下から2番目がでくの房さま製複製銃剣帯革です。
そして一番下が中田商店製複製銃剣帯革になります。
バックル周辺の側面からの画像。
一番下が今回ご紹介する国内業者さま製複製銃剣帯革。
その上がでくの房さま製複製銃剣帯革です。
上から2番目が海外製複製銃剣帯革。
そして一番上が中田商店製複製銃剣帯革になります。
帯革の折り返しされた後面は漉き加工が施されておりますが
その薄さに差異が見られますね。
帯革の遊革(ループ)の画像。
上が今回ご紹介する国内業者さま製複製銃剣帯革。
その下がでくの房さま製複製銃剣帯革です。
下から2番目が海外製複製銃剣帯革。
そして一番下が中田商店製複製銃剣帯革になります。
こちらにも作りに差異が見られますね。
さて以上で国内業者さま製 複製 日本軍 兵下士官用 銃剣属品帯革の紹介になります。
この国内業者さま製の帯革は中々良い品ですね・・・!
何より自分のサイズに合わせてオーダー出来るのは本当に嬉しいです。
私はいくつか帯革は購入して来ましたが長過ぎて帯革が余り過ぎて切断せざるを得なかったり
自分で穴を新たに設けたりと色々駄目にしてきた経緯があるので有難い限りです。
国内業者さまの帯革は複製品としては少々御値段が高く感じますが
それだけ良い品で理由があるという事です。
国内業者さまは他にも刀緒や略刀帯も製作販売されております。
いずれはそちらも購入しブログで紹介出来たらと思います・・・・!
さて今回は以上になります。
ではでは~
ノシ
Posted by アンチョビことチビ at 18:58│Comments(2)
│・日本軍 複製レプリカ 装備
この記事へのコメント
>>野獣先輩さん
オッスオッス!田所さん!
いえいえ!こんな私の記事が少しでも
参考になれたら嬉しいです・・・!
海外製もいくつか販売されてますが
侮れない出来の物も多いので良い物を選んで下さい・・!
オッスオッス!田所さん!
いえいえ!こんな私の記事が少しでも
参考になれたら嬉しいです・・・!
海外製もいくつか販売されてますが
侮れない出来の物も多いので良い物を選んで下さい・・!
Posted by アンチョビことチビ at 2017年04月05日 21:23
自分も銃剣帯革が限界を迎えてきたので、
買い換えようとしていた所だったので
参考になりました。ありがとナス!
買い換えようとしていた所だったので
参考になりました。ありがとナス!
Posted by 野獣先輩 at 2017年04月04日 20:20
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